ビーズニッティングに夢中!

底冷えの毎日で家に引きこもっている間、仕事もなくて手持ち無沙汰で何気なくやってみたビーズニッティング。 やり始める前は面倒くさそうと二の足を踏んでいたのに、すっかりはまってしまいました。 

2.23ビーズニッティング

ビーズニッティングでリストウォーマーを黙々と編んで、あっというまに3つめ(実は3つめもほとんど編めています)。 最初に編んだスモーキーグリーンにシルバーのビーズのリストウォーマー(左)を母の誕生日プレゼントにしました。 初めて編んだのであちこち不細工なんですが、色と柄は母にぴったり。 寒がりなので暖かくなるようにと本より長めにしたのですが、できてみたら短い方が収まりがよさそう(汗)。 もう一度編み直したい…。

編むほどにもっとやりたくなってくる、この感じ、ひさびさです。 クロスステッチが好きな人がはまりそうと書いている人がいましたが、なるほど納得。 毛糸とビーズの色の組み合わせで全然雰囲気が変わるので、次々にやってみたくなるんですね。 毛糸玉1個(約40g)でできるから、母が長年かけてためこんだ膨大な毛糸の在庫をほんの少しずつでも切り崩せるのも嬉しいし、リストウォーマーは小さいから達成感がすぐに味わえるのもいい。 唯一の欠点は棒針が細くて(1号針)、折らないように気を使っていると変なところに力が入って腕の筋を痛めそうなこと。

参考にしているのはこの本。 ビーズの通し方や必要なビーズの数など、一読しただけではちょっとわかりにくいんだけど、本をすみずみまで(奥付まで)よーく読むとわかります。 手芸に全然興味がない人が編集したんじゃないかと思うほど不親切だけど、買って満足。





2.23母の誕生日に

母の誕生日にプレゼントした小さな花束。 近所のお花屋さんで買ったから、単純な色のバラしかなくて少し残念だったけど、咲いてきたらかわくなってきました。 店員さんのおすすめが好みと全然違って、結局、花材をすべて自分で選んだら「お子さんのお誕生日ですか?」ときかれてしまった。 卒寿のお誕生日祝いなんだけど(笑)。


2.23文旦の皮でジャム作り

あとは文旦の皮でジャムを煮たり、本当に久しぶりに丸善に行って書棚の前を長時間ウロウロしたり。 本もネットで買うことが多くなったけど、本屋さんで本を選ぶのってやっぱりなんだかとっても楽しい。


■京子さん、いつも拍手コメントをありがとうございます。 京都市内でも北の方は、特に冬は曇天が多いんですよ。 そういえば、日本海側育ちの叔母が東京の冬はカラッと快晴で嬉しいと以前言っていました。 晴天の日が多いのは本当に羨ましいです。 どこかで梅を眺められましたか? 私ももう一度、梅の花を眺めに行きたいと思っています。

■たくさんの拍手をありがとうございます。

梅を眺めに植物園へ

今年の冬はしんしんと底冷えして、いまにも雪やみぞれが降ってきそうな曇天続き。 木曜日はものすごくひさしぶりに快晴という天気予報だったので、ひさびさに植物園へ行くことに。

今冬はかなり寒いと思うのに、不思議なことにお隣の梅はもう満開なので、ひょっとしたら植物園も見頃かもと期待していったのですが、まだまだこれからというところ。 早咲きの河津桜もまだ蕾が固くて、1輪も咲いてませんでした。 それでも、晴天をバックにちらほら咲いた梅を眺めているだけで大満足でした。 愛らしい梅のお花見をネットでおすそ分け。

2.17植物園の紅梅

北門近くの梅林はまだほとんど咲いていませんでした。 白梅と紅梅が1本ずつ、ようやく開花したところ。 この紅梅は薄紅色といっても朱の混ざらない深い色合いが印象的。 ぱっちり全開にならず、お椀のようにまん丸く慎ましく咲く姿もかわいい。

池の近くの梅林は白梅が1本だけ満開間近。

2.17白梅満開近し

まだ枝の先に蕾がある、これくらいの時が一番きれい。 いたんだ花がなくて、輝くほどの純白がすがすがしい。

2.17植物園の白梅

梅の花を心からかわいいと感じるようになったのは、つい最近のこと。 たぶん、抗がん剤治療が終わってから。 以前は「春といえば桜」という頭でした。 今は、春を待ち遠しく思っている頃に、ほかの花より一足早く春の兆しを伝えてくれる梅の花の愛らしさがしみじみ胸にしみます。

2.17薄紅色の梅

梅のほのかな香りがお伝えできないのがとっても残念です。 梅の花の香りって、洋花のように輪郭がくっきりしていなくて、その木のまわりの空気全体をふわっと包むような優しさ。 うっかりしていると気づかないくらいにほのか。 そういう楚々とした佇まいの花に強く心ひかれるようになったのは、歳をとったということかな(笑)。

本当にすっきり晴れわたって気持ちのいい日だったので、往復8kmくらい歩きました。 年末年始のメニエール病発症のため、家でずっと冬ごもり状態だったから、これほど思い切り光合成をしたのはひさしぶり。 ああ、私に欠けていたのはこういう時間だったのだなあ。 自然との一体感が私にとってはすごく大事なのだなあと改めて感じました。 メニエール病にならないためにも、もっと積極的に屋外にでて自然を愛でてリラックスしないとダメなのかも。

梅の花を眺めにどこかへ行きたいな。 御所、北野天満宮、城南宮…ほかにも隠れた名所があるかな。


■いつも応援の拍手をありがとうございます。 ぬけるような青空だとそれだけで元気がでますね。
Category: 日々の記録

術後、丸3年が経ちました

「○○記念日」と、いろんな日を覚えているのがとても苦手な、うっかりものの私でも忘れられません。 3年前の2月12日、左胸の全摘手術を受けました。 建国記念日の翌日の夕方に。

手術を受けた頃は、3年後の自分なんて想像もできなかった。 でも、乳がん発覚から3年以上が過ぎて、意外なほど(!)普通に元気に生きています、今の私。 わきからバッサリ30センチの傷があっても、左胸がなくても、案外普通。

バセドウ病やら骨粗しょう症やらメニエール病やらキツイ花粉症やら(結構たくさんあるなあ…)、細かい病気はいろいろ抱えているけれど、なんでも美味しく食べられて、行動の制限がないどころか以前と同じように普通に仕事も家事もできて、超高齢者の両親のお守りもできて、こまかーい手芸や手仕事も楽しめて、最近ではウォーキングに飽き足りず、ランでもしてみようか(さすがに無理と思うけど)、あるいは四国の歩き遍路の続きをしようかという野望さえ芽生えたりして。

2.13白梅3分咲き

30センチもの大きな傷があって、わきのリンパを3分の1切除していても、腕はほとんど左右の差がないほど自由に上がるし、傷の痛みは手術直後から驚くほどなかったし(主治医の腕がよかったのだと深く感謝)、抗がん剤でカチカチになった右腕の血管の違和感も今ではほとんど消えている。 とにかく、日々の生活に特に支障なく普通に過ごせています。 

この「普通」っていうのがとっても大事なんだということは、がんが発覚してから身にしみて知りました。 術後に抗がん剤治療をしていた頃は、それまで普通と思っていたことがことごとく何もできなくなって、それがとてもとても辛かったから「普通」でいられることに心から感謝。 いつまで生きられるかは誰にもわからないから、今このときを大事に、一日一日、陽ざしや風の匂い、空の高さ、身のまわりの一つ一つをしみじみ味わって生きていきたいと思っています。

抗がん剤治療中によくのぞいていたブログの方々が「全摘した胸に誇りを感じている」と書いておられるのをみて、胸を失って自分でも予想していなかったほど悲しくて悲しくて仕方なかった私は、とてもそんな達観した心境には一生なれないと思っていたけれど、今はなんとなくそういう気持ちもわかるようになってきました。 全摘の傷=いろんな辛いことに一人で耐えられた証のようにも思えるものなのですね。 再建は今のところ考えていません。 健康を守るために必要な手術ではないし、やっと手に入れた平穏な日常を、身体にメスを入れることで乱したくないから。

2.13コブシの蕾

もしも、これから手術を受ける方や手術直後にこれを読んでいる方がいたら、大丈夫ですよと声を大にして言いたいです。 大きな傷は考えただけで怖いけれど、現代の医学はとても進んでいて思っているほど痛くありません(執刀医が下手でなければ)。 私は病院の指導でリハビリを手術翌日からさせられました。 そのおかげで、わきのリンパを切除しても腕は自由に上がります。 辛い時は泣いてもいい。 でも、いつかまた普通に笑える日が戻ってくるから、それを信じて目の前の辛い治療を一つ一つ乗り越えていってください。 何もできないけれど、ここから応援しています。


連日、大雪警報などがでているわりに、このあたりはすごい底冷えはしても(最高気温が4℃とか5℃とか)たいして雪は降りませんでした。 写真はもう1週間も前に撮った白梅とこぶしのつぼみ。 こんなに寒いのに、今年は梅の花がずいぶん早く咲き揃ってきました。 お隣の梅の木はもう3分咲きくらい。 でも、コブシはまだまだ。 コブシの真っ白な花が咲くのが待ち遠しいです。

■たくさんの拍手をありがとうございます!

■京子さん、いつも優しいコメントをありがとうございます。 京子さんのコメントを読んで、叔父が亡くなってからいろいろあって弱っていた心の奥底がじんわり温かくなりました。 毎日をきちんと生きていること、本当に大事なことですよね。

やっとひと息

ようやく身のまわりが少し落ち着きました。 身内のもろもろと仕事と体調不良(メニエール病)が全部まとまって身に降りかかり、心身ともにギリギリな感じでしたが、なんとか無事に乗り越えられました。

叔父が入院してからベッドに横たわったままで熱心に描いていた野の花のスケッチを作品集として1冊のフォトブックにまとめる作業を終えて、本当にひさしぶりにひと息つけています。 作品集にまとめたいと叔父に生前から頼まれていたので、大切な約束を果たせてホッとしました。 ついこの間まで叔父が描いていた絵や文章に触れるのはとても悲しくて、目の前に迫った死を感じながらどんな思いでこれを描いていたのだろうと想像するだけで胸が痛かったけれど、自宅のプリンターでひたすらスキャンし続け、簡単なレイアウトなどの作業をすることが、叔父を見送るために私にとっては必要なことだったと感じています。

2.6白の山茶花

メニエール病はものすごく苦くて、かつものすごく甘い激マズのシロップ薬を1週間服用したら、聴力回復+耳の詰まった感じも消失。 ステロイドより効いた感じ。 どんなにまずかろうとも、効き目があるのだからありがたいです。 ちょうど1週間服用したところで叔父の葬儀や仕事が重なって、耳鼻科に行けたのは1週間後。 本当は1ヶ月近く激マズの薬を飲み続けなくてはいけないそうなのですが、症状がなくなったので「まあいいでしょう」とのこと。 耳鼻科の先生には「また耳が変だと感じたら、軽いうちにすぐにいらっしゃい」と釘を刺されました。 薬剤師さんには「とにかくしっかり休養することが何よりの予防」と。 わかってるんだけど、それがむずかしいのよね…。

仕事については当面の不安がなくなって、やれやれ。 昨年末に、いま関わっている仕事が今年いっぱいで打ち切り(私にとって2本柱だった他の発注者の仕事はすでに昨年途中でいきなり打ち切り)と通告されて、目の前真っ暗になっていたのですが、新たに継続的な仕事のオファーがあって、ああ、捨てる神あれば拾う神ありって本当なんだなあと、心底ありがたくて涙がでそうでした。


それ以外の身辺雑記は

2.2吉田神社の青鬼 2.2吉田神社大元宮
2.3福豆 2.3鰯の頭も信心から

今年も母に付き添って吉田神社の節分祭へ。 89歳の誕生日目前で、足元がずいぶんあやしくなってきた母も、神様に挨拶することを励みにがんばって歩きました。

2.6福ハ内 2.6柚子の生チョコチーズケーキ

節分のおやつは鶴屋吉信の「福ハ内」。 形が愛らしくて上品で美味♪ 最近よく似た和菓子をよくみかけるようになったけど、これは鶴屋吉信のが昔から作っているだけあって美味しい。 母ががんばって歩いたご褒美はセカンドハウスの柚子のケーキ。 柚子の味わいがたっぷりで食べ応えも驚くほどあって満足、満腹。

そして昨日からやり始めたのは

2.6ビーズニッティング編み始め

ずっと前からやってみたくて本とビーズを買ってあったコレ。 うーん、1号の棒針って細い! 細くて折らないように気をつけていると肩が凝りそうになるけど、楽しい。 はまりそうです。


■たくさんの(たぶん)励ましの拍手をありがとうございました。 こんな風に家のことや仕事や趣味、それも読書も少しずつ、あれこれやれるくらい元気にしています。 そろそろブログも復活しますね。

Category: 日々の記録

いろいろありました

終末期の肺がんで入院していた叔父が底冷えの早暁、永眠しました。

その日は遠出の仕事の約束があって

1.25真冬の琵琶湖

鉛色の冬の琵琶湖を眺めながら北へ。 火の気のない中で長時間極寒に耐え(このときはちゃんと寒さに備えて厚着をしていたのでまだ耐えられました)、翌日はお通夜、翌々日はお葬式。 そして、お葬式の場で父が一時的に意識を失って救急車を呼ぶ騒ぎに…。 葬儀に母を残して、父に付き添って救急へ行き、休日で暖房のない寒い寒い廊下で薄い喪服の上にダウンコートだけはおって1時間半待たされたら、救急外来からケロッとして出てきた父よりも私の方が具合が悪くなりそうになって。

でも、仕事の締切は相変わらず厳しくて、2日間必死で脳みそを絞ってがんばりました。 仕事を納品して、たまっていた家事を片付けたら、じわじわ疲れがでてきてボーーッとしています。

1.26咲き初めの梅

今日、本当にひしぶりに青空が広がりました。 晴れ渡った空を見あげたら、お隣の梅が咲いているのに気づきました。

花が大好きだった叔父に梅や桜をみせてあげたかった。 おじ・おばの中で一番親しく行き来していた叔父が逝ってしまって寂しいです。 落ち着いてきたら、また更新しますね。 私は元気にしています。

Category: 日々の記録

切り絵強化月間

年末のメニエール病がどうもすっきり治っていないみたいで、いまひとつ元気がでません。 お正月明けても人混みの中にでかけるのがおっくうで初詣にもバーゲンにもいっさい行かず、さらに仕事がヒマヒマで、すっかり引きこもり生活。 でかけるのは近所での買い物かウォーキングくらい。

なんにもやる気がでないけれど、ただボーッとしているのも退屈だし…

1.13切り絵途中経過

というわけで、先日紹介した「切り絵作家gardenの素敵な切り絵図案集」で一番やりたかった図案に挑戦してみることに。 さて、何がでてくるでしょう?

こんなに細かい切り絵は絶対途中で失敗しちゃうだろうと、本を買って以来ずっと眺めているだけだったんだけど、やり始めたらすっかり夢中! 「そんな細かいことやっていたら肩凝るよ」と親があきれるほど、毎日2時間くらい集中して3日間コツコツ切り抜きました。

1.13切り絵完成

失敗せずに全部つながった状態で完成!! やればできるんだ、私でも。 感無量。 切れたからといって、どうという意味もないけれど、でもしばし達成感を満喫しました。 切っている間は他のことを何にも考えず頭が空っぽ、それがいいんですよね。

そして、ふと気づいたのですが、抗がん剤タキソールをしていた後もしばらく副作用で手がしびれていたことが嘘みたい! 抗がん剤投与が終わってから丸2年、指先までバッチリ繊細に動きます。 ああ、うれしい。

1.13窓に切り絵

この間ブログにアップした雪の結晶と星の切り絵は、さらに厚めの紙でたくさん作って窓に貼りました。 デコレーションというよりも、冬のこの時期に鳥が窓に激突するのを防止したくて。 野鳥の目に入ってくれますように。


これがベストセラー? 和田竜「村上海賊の娘」

本の感想をひさしぶりに書くのに、それも年頭に。 こんなに否定的なのもどうかとは思います。 でも、本屋さんで文庫本全4巻を定価で買って(2500円以上!)途中で放りだしたいのを我慢して、読み飛ばしもせずに最後まで読んだから言わせてください。 つまんないです!! 

図書館で借りたのなら、ここまで否定的に思わなかったかもしれませんが、文庫本化されて2500円って、私にとってはずいぶんな値段。 本屋大賞はもう読まない方がいいかも。 しかも、吉川英治文学新人賞まで受賞したってどういうこと?(この賞は信じていたのに)

1.10村上海賊の娘

織田信長に攻められ、陸海からの兵糧を止められた大坂本願寺。 多数の信徒たちが立てこもる本願寺から支援の要請を受け、兵糧を運ぶ毛利家・村上海賊の連合軍を待ち受けるのは、信長方についた大坂泉州の海賊たち。 村上海賊の首領である能島村上家の姫・景(きょう)を主人公に、現在の大阪湾岸で両雄が激突した海戦=木津川合戦を描く歴史小説。 気性が荒く海賊働きが大好き、瓜実顔が美人だった時代には醜女(しこめ)で嫁のもらい手もないような景は、自ら無謀な戦いに身を投じていく。 景が血みどろの戦場で目にしたのは…。

村上水軍に興味があったので、文庫化を楽しみにしていました。 でも、この小説のどこがおもしろいんでしょう? なぜこんなにも売れたのか?? Amazonの感想をみると、好きか嫌いの真っ二つ。 私と似た読書傾向の人には向かないと思います。

いつもだらだら長文の感想を書く私がいうことではないかもしれませんが、「村上海賊の娘」は冗長すぎます。 おもしろく読めた人は斜め読みができる人、どうでもよさそうなところはサッと読み飛ばせる人なんだと思います。 著者は史料へのこだわりがよほどあるらしく、どうでもいい細かいところでもいちいち原文まで引用して本文中で解説していて、それがものすごく邪魔なんです。 特に冒頭の1巻はたくさんの人物の紹介と、当時の大阪湾岸の地形のくどくどしい解説(ブラタモリかッ!)ばかりで、話がほとんど進まずイライラ。 3巻からやっと少し話が動きだすという異様なスローテンポ。 ものすごくたくさんの史料を読みこんだとしても、それを感じさせずに、現代人が違和感なく読めるようにするのが小説家の仕事なのでは? 著者の経歴をみて、もともと脚本でデビューしたと知って納得。 調べたことをもっとバッサリ捨てるべき。

1.11テイカカズラ

主人公の景にもまったく魅力が感じられませんでした。 女ながら戦闘本能全開の直情型という設定が悪いとは思いませんが(「エイリアン2」のバスケスは結構好き)、読んでいると景は単なる世間知らずのおバカさんにしかみえません。 話をおもしろくするために無理やり女を主人公にしたという感じ。 第2巻の鉄砲衆・雑賀党を率いる鈴木孫市とか、敵方の眞鍋海賊を率いる眞鍋七五三兵衛の方がずっと生き生きしていて、主人公が登場しないシーンの方がおもしろいってどういうこと?(笑)

もう一つ、無駄に残酷な描写がイヤ。 モリで百姓数人を串刺しとか、首が飛ぶとか、手首を切り落とすとか、縦に真っ二つとか。 その合間に妙にコミカルな描写が混じって、生理的にダメでした。 海賊ってそれくらい残酷だったのかもしれないし、著者は血みどろの戦いの無意味さを描きたかったのだろうとは思うけれども、でもなんだかなあ。

唯一、後味が悪くないエンディングが救いでした。 でも、この最後のシーンってハリウッド映画によくあるよねえ。 一番嫌なヤツを殴り倒して、一人黙って去って行く…映画のように映像が目に浮かびました。 さすが脚本出身だ。

エンターテインメントに徹した小説は決して嫌いではないんですけどね。 例えば、歴史をベースにしたケン・フォレットの「大聖堂」はとてもおもしろかったです。 2500円あれば、もっと良質な読書ができたはずと思うと悔しい(笑)。 話題作だからやっぱり読んでおきたいという方には、図書館で借りることをおすすめします。

と、著者に長々と文句をいうような冗長な感想ですみません。 この小説を楽しく読める人もいるんでしょうけれど、私には合いませんでした。 村上水軍という素材は良かったのにな、残念。


写真の赤い実はテイカカズラ。 秋は葉っぱの陰で、きれいなまん丸だったのが、冬枯れの季節になって、あっという間に全部ヒヨドリのお腹に収まってしまいました。 リビングの真ん前にある実を、臆病なヒヨドリが決死の覚悟で(?)何度も飛んできてはついばんでいたから、よっぽど美味しいみたい。


■いろいろな過去記事にも、たくさんの拍手をありがとうございます。

ひさびさに切り絵

お正月、本当に何もしていなかったんだっけ…と一生懸命考えたら、これをやっていたのでした。 前日にやっていたことさえすっぽり忘れている自分が不安だ。

1.5切り絵 1.5切り絵2

ものすごく、ひさしぶりに切り絵。 本当は編み物がしたかったんだけど材料が手元に揃っていなかったし、ミニチュア家具のキットに手をつけようかと思ったものの、材料を広げた状態で途中でご飯作る時間になって片付けるのは面倒だし。 手軽にできて中断してもかまわない手仕事をちょこっとだけやりたい気分だったので、切り絵をしてみました。 小さい画像だとアラが目立たなくていいな。

以前、一目惚れして買った「切り絵作家gardenの素敵な切り絵図案集」から。 左の画像の左2つ、雪の結晶と星の図案は「かわいい切り紙レッスン」掲載。

 


gardenさんのはあまりにも素敵すぎて、初心者は素敵に切れない細かい図案に挫折して、100円ショップで黒い紙を買ったのに放置。 鑑賞本と化していたのを思い出して、本棚から引っぱり出して。

あー、やっぱりうまく切れない! というか、何の修業もせずに突然やってみて、初心者がきれいに切れるはずがない。 何事も練習して手が慣れないと上手にはできません。 器用な人なら最初からうまく切れるのかもしれないけれど。 今回もあっちに手をつけてみたり、こっちの図案に浮気してみたり。 むずかしそうと思ったものが意外に簡単だったり、簡単そうと思った図案に苦戦したり。

切っている間は集中して無心になれるのがいい。 でも、素材の手触りとして、私は布とか糸とか羊毛が理屈抜きに好き。 無心になれる手仕事なら、毛糸をひたすら巻きつけるポンポン作りの方が紙を切るより私には合っているなあ。 でもでも、せっかく本を買ったから、gardenさんの本の表紙の切り絵をいつかやってみたい。 黒い紙、まだまだいっぱいあるし(汗)。


1.5シクラメン

母がお正月前に買ったシクラメンがびっしり花を咲かせて、冬枯れの季節を華やかにしてくれています。


■たくさんの拍手をありがとうございます。 過去記事もいっぱい読んでくださった方、ありがとう! 何かの参考になれば幸いです。 この数年、本当に辛いこといろいろあったけれど、そして今もあちこち細かい不調はあるけれど、私は元気にしていますよ。

食っちゃ寝の三が日

年末のヨレヨレを脱するべく、年明けはひたすら家でダラダラ。 元旦から3日間は連日思いっきり朝寝坊(こんな年明けでいいのだろうか?…汗)。 あとはおせち料理を重箱に詰めたり(これが案外手間がかかる)、お雑煮を作ったり、すぐに食べられるものを切って盛り付けたり。 年末におせち料理に時間を費やしたので、3日間は煮炊きは最小限しかしません。 サッカーの天皇杯決勝と箱根駅伝をのんびりテレビ観戦して、あとはテレビをみるでもなく、いったい何をしていたんだっけ?? ただただボケーッ(笑)。

自分の備忘録として、お正月に食べたものいろいろ。

1.1年越し蕎麦 1.1お屠蘇

年越し蕎麦は毎年、京都風のニシン蕎麦。 年末に親戚からもらった自家菜園の九条ネギどっさり入り。 近所のスーパーで買った奥出雲の生蕎麦が美味しかった。 晩ご飯を普通に食べた後、22時頃に2人前の蕎麦を3人で分けて食べたんだけど、90才近い両親も私と同じだけペロッと食べてる…これって、かなりすごいことなんじゃないのだろうか。

元旦はまず結び昆布と小梅入りの大福茶を飲んでからお屠蘇。 お屠蘇って毎年思うけど、とってもスパイシーでエスニックな香り。 意外にグリューワイン(ドイツでクリスマスシーズンに飲むスパイス入りホット赤ワイン)に風味が似ていると思うのは私だけ? 清酒じゃなくて、みりんで出した甘いのが好き。

1.1おせち

わが家のおせち料理。 黒豆、きんとん、お煮しめ、菊花はす、叩きごぼう、紅白なます、菜の花の辛子酢醤油和えは自家製。 あとは宇和島の紅白かまぼこ、二傳のだし巻きたまご、スモークサーモンの昆布巻き、田作りの代わりに小鮎の佃煮、いくらの醤油漬け、スモークサーモンは頂き物や買った物を適当に詰めました。

今年初めて料理の本の通りに、こんにゃくをサッと熱湯に通してから、から煎りという下準備をしたら、お煮しめのこんにゃくがかたくなりすぎず、すごく美味しくできました! おせち料理は昆布巻きなどが入るので(バセドウ病の治療中のため、大好きな昆布を自主規制中)、お煮しめは蒸し鶏を作った時にでたスープを昆布だし代わりに使用。 コクがあって美味しくできました(自己満足)。


1.1お雑煮 1.2晩ご飯
1.2お煮しめ 1.3すき焼き風

わが家は鰹出汁のおすましに牛肉と白ネギだけのお雑煮。 晩ご飯には蒸し鶏の酢醤油漬け、かぶら寿司(糀漬け)、千枚漬け、黒豆、頂き物の即席のおすまし。

お煮しめの器は矢島操さん作。 作品展でパッとみた瞬間に「お正月のお煮しめを盛りつけたい!」と一目惚れした土もの。 秋に買って、お正月まで使うのを待っていました。 きれいな器に盛るとご馳走っぽくみえるし、器が変わると気分も変わっていいです。

3日の晩ご飯は冷蔵庫の中にあった牛肉の切り落としと豆腐・菊菜・エノキ・下仁田風ネギですき焼き風の煮込みと、白菜とトマトにカボスを搾ったドレッシングのサラダ。 手抜きだけど美味でした。


1.1アイス+キャラメルジャム 1.3低糖質ロールケーキ

おやつにハーゲンダッツのバニラアイスに「パティスリー・エス」の濃厚だけど甘くないキャラメルジャムを添えて。 別の日は、年末に買っておいたパティシエ鎧塚さんの低糖質ロールケーキを食べて(抹茶クリームが濃厚でしっかり食べた気がします)、カロリーコントロールをしているかのような気分を味わったり。

あとは…2日に入院中の叔父の顔を見に行っただけ。 10月半ばに緊急入院して、10月末までもたないかもとお医者さんからいわれていたのに、叔父は入院当初よりもずっと元気になって多少は身体を起こすこともできるようになり、機嫌良く年を越しました。 77才の誕生日も迎えられる。 本当によかった。


1.1元旦の宵

元旦の夕暮れが穏やかできれいだったので、ベランダにでてパチリ。 まだ青みが残る時刻の、暮れなずむ空の透明感がすごく好き。 静かで平和で、しみじみありがたいです。


■たくさんの拍手をありがとうございます。 今年は病気ネタ以外の話を増やしたいと思っています。 よろしくお付き合いくださいね。

■京子さん、楽しみにしてくださっているとお聞きすると更新の励みになります。 いつも温かいメッセージをありがとうございます。 たいへんだった治療を経て、明るい気持ちでお正月を迎えられて本当によかったですね。 今年こそ、身近に楽しいことをいっぱい探して、毎日を笑顔で過ごしていけるようにしますね。 アドバイスをありがとうございます。

Category: 日々の記録

良い年になりますように

1.11酉年の年賀状


あけましておめでとうございます。

2017年、”7”がつくからいいことありそう。
なんの根拠もないけれど、でも信じたもの勝ち。
いいことを胸いっぱいイメージして生きていきたい。

明るい朝を呼びこむ雄鶏に願いをこめて
楽しいことがいっぱいありますように。
世界中が平和で穏やかな一年になりますように。


悲しくて苦しくて泣きたい夜も時にはあるけれど、
明るい朝の陽ざしを全身に浴びて
ジケジケ気分は天日干ししちゃいましょう。
明けない夜はありません。


もともと単純なので、新しい年が明ければ、気分一新。
今年は笑顔で好きなことだけ(!?)がんばります。


今年もマイペースの更新になりそうですが、どうぞよろしくお願いいたします。