友だちの活躍続々

先日、かつての仕事仲間がうれしいビッグニュースでびっくり仰天させてくれましたが、その同じプロダクションで知り合った他の仕事仲間は昨秋の著書に続いて新刊を出しました。 昨日、近所の本屋さんで平積みされているのを発見! 買ってきました。

5.1新刊

きもの好きでなくても、あれこれ欲しくなるような京都のかわいい和小物を紹介した第1弾に続いて、今回は一生ものとして日常的に愛用したい逸品をセレクトしてありました。 装丁も写真もさらに美しくなり、難産だったという文章はこれまでと比べるとひと皮(どころか数皮くらい)むけた感じ。 とても洗練された本になっています。 ただ単に本としてきれいなだけでなく、作り手の職人さんの技を紹介し、さらにお手入れの仕方や使い方の提案もあって、眺めるとあれこれ欲しくなります。 いま一番気になるのは打ち出しのアルミ鍋。 いいなあ、欲しいなあ。 金欠なのに困るなあ、この本。 京都で物欲にはまりたい方(笑)、必読の一冊です! 興味のある方はコチラコチラ

5.1クレマチス

かつての仕事仲間がそれぞれがんばってるのをみると、ボーッと毎日をやり過ごしている自分が恥ずかしくなります。 焦らず、でもちょっと本気にならないとダメですね。 それにしても、たまたま出入りすることになったプロダクションだったんだけど、ホントに濃い独特の世界でした。 仕事は地獄のように厳しくて辛かった。 けど、いま思うとかけがえのない人間関係を得られて、あそこへ行って本当によかったと思えます。 Fさん、これからもじゃんじゃん活躍して、もっともっとワタシを焦らせてくださいね(笑)。 出版おめでとう。

ひさしぶりに着物雑誌

外仕事の後(今回は締切が驚くほどゆるゆるで気分もゆるゆる)、ひさしぶりに街中の大きな本屋さんに立ち寄って、フェルトのハウツー本から海外の手芸雑誌、文庫や新書までじっくり眺め回してきました。 買ったのは着物雑誌の「別冊七緒」1冊だけ。 お金よりも収納を考えて、昔ほど気楽に本が買えなくなってきたのが悲しい。

11.26別冊七緒

てほどき七緒 5万円で着物入門」。 ひさしぶりの着物系です。 安く気楽に着物を楽しもうというところにひかれて。 5万円でひと揃えするには実際にはリサイクル着物しかなさそうですが、母親の着物を古びさせないコーディネイトのために小物だけ新調するとか、気楽なウールや木綿の着物を作るとか、半幅帯やバッグを手作りして楽しむ…なんていう内容で眺めているだけで楽しいです。 さらに、なんとなくモヤモヤと疑問があった草履についての記事もあって、なるほどなるほど。 前から気になっていた木綿の着物、やっぱり欲しいなあ。 木綿の着物=ジーンズ感覚なんだそうですが、ジーンズが第2の皮膚と化しているワタシにとっては、ひょっとして一番よく着る機会がある着物になるかもしれないな。 欲しいなあ…と妄想をふくらませて眺めるだけで楽しめる雑誌って、すごくひさしぶり。 1400円もするけど買ってよかった。

11.26柿の実

今日から植木屋さんが来て、すでに柿の木も石榴の木もバッサリ。 今年はたわわに柿の実がなったのに小鳥が来ないなあと思っていたら、今朝は植木屋さんに向かってヒヨドリがキーキー大騒ぎ。 上の方の実は少し残しておいてと頼んでおいたから、心配しなくてもいいよ。

■いろんな記事にブログ拍手をありがとうございます。 近ごろサボり気味ですが、これからもたまにのぞいてやってください。

着心地のよさを追究 「大久保信子さんの着付けのヒミツ」

着付けをかなり忘れてしまったため、近頃参考にしているのが「手ほどき七緒/大久保信子さんの着付けのヒミツ」です。

5.16着付け本

「着付け教室に行かなくてもこの一冊で着られます!」が本当かどうかは、すでに一度習ったことがあるワタシにはわかりませんが、着付け方についてとても参考になる本だと思います。 着方は一応わかっているけど、もう少し工夫して楽に着たいという人におすすめです。

帯の結び方はワタシが習ったのとかなり違っていて、この本の通りに結んだことはありませんが、紐の数を減らして着ても大丈夫なんだということをこの本のおかげで発見できました。 いつも肌襦袢や長襦袢の胸で結ぶ紐が肋骨にギリギリ食いこんで、それがとても痛くてイヤだったんです。 この本を見て、そんな紐はなくてもいいんだということに気づきました。 長襦袢も伊達締だけで衿あわせがしっかり固定できるんですよね。 その2本の紐と補正を省略したら、まあなんと楽だこと! 昨日も4時間の観劇の後でビール飲んだりしてもまったく平気でした。 気をつけるポイントや小技、半衿の縫いつけ方といった基本的で実践的な記事が多くて、きもの初心者のワタシは何度も眺めて「ほほ~」と納得することが多々あります。 現在のワタシの着方は、習った着方+この本の小技=完全な自己流。 着崩れせずに着心地がよければ、素人は別にそれでいいですよね。

下に敷いたのが、一昨日発掘した単衣のきもの。 濃い青紫に百合の花。 いまのワタシにはかわいすぎ!? でも、6月になったら一度着てみたいな。

着物の敷居をグッと下げる きくちいま「着物がくれる とびきりの毎日」

図書館で借りた「着物がくれる とびきりの毎日」は、ほぼ毎日きものを着て生活をしているイラストレーターによるイラストエッセイというか、もっともっと気楽にきものを着てみましょうというお誘いの本でした。 パラパラめくって眺めていたら、ますます木綿やウールのきものが欲しくなってきた(汗)。

3.5きもの毎日

イラストがかわいくて、実際に毎日きものを着て自分なりに工夫している著者ならではの視点が楽しい気分にさせてくれました。 どちらかといえば、まだきものを着たことがない人向け。 きものがなんとか着られるようになったワタシには、もう一歩踏みこんだ小技や、具体的なきものと帯の組み合わせの楽しみ方などが紹介されていたらなあ…という気がして、少し物足りなかったです。 「へぇ~」と妙に納得したのは、アンティーク着物の袖丈がバラバラなのに対応するには、長襦袢風の袖だけ作って着物の形に直接縫いつけ、下半身は裾よけだけを着用するという「なんちゃって長襦袢」。 これは実際に着て苦労したからこそ出た知恵ですね。

同じような着物イラストエッセイに平野恵理子の「きもの、着ようよ」がありますが、きくちいまさんの語り口の方がワタシの好みに合いました。 ほどほど年齢のいった平野さんがあまりにも軽い文章を書くことに違和感を持ったのですが、きくちさんはクセのない平明で素直な文章でわかりやすかったです。

3.5水仙

日本水仙より少しだけ、真ん中の黄色が浅いこの水仙はなんという名前なんだろう? 新春に咲いた日本水仙が終わったら、咲き出しました。 写真を撮っていたら、ふわっととてもいい香りに包まれて、それでも花粉症のクシャミが出なくてうれしかった(花粉症が悪化すると水仙や沈丁花の強い香りでもクシャミ連発になるので)。 ほんとにお医者さんの処方してくれる薬ってよく効きますねえ。

アンティークの魅力 fussa「きもの手帖」

先日ブログに書いた「昔きもののレッスン十二か月」と一緒に借りた本。 表紙にきものがあまり写っていませんが、おしゃれな感じが伝わってきます。 表紙を見比べた時点で、「昔きもののレッスン~」よりスッキリしているという第一印象そのままに、コーディネイトも見せ方もこちらの方があっさりしていて、おしゃれでした。

2.20きもの手帖

副題は「アンティーク着物を自分らしく着こなす」。 いまでは見かけないような大胆で伸びやかな色づかいや柄のきものと帯を、現代風の感覚でうまく合わせているなあ…と、ジーッと細部まで眺めて楽しみました。 が、紹介されているコーディネイトは20代向けかな?(汗) アンティーク着物といっても、「昔きもののレッスン~」とこの本ではずいぶん違う印象です。 個人的な好みはこちらの本でした。 もっともっと自由な発想で、きものと帯の組み合わせればいいのだと励まされた気持ち。

20代の頃にきものに目覚めていたら、もっとタンスの肥やしを活かせたのになあ。 この本を眺めつつ、つくづく残念に思いました。 いまのワタシが着たらヘンかな…と躊躇するものがいろいろあるんですよね。 「いいなあ」と思った羽織も、母に「え、それは私が子どもの時にお正月に着ていたものよ。 40代のあんたには、あかんやろ」と言われてガックリ。


ところで、Amazonマーケットプレイスに出した本は5冊売れました。 30冊くらい出品して1ヶ月あまりで5冊というのは、まあまあ売れている方かな。 気長に待っていれば、最安値でなくても結構売れるものなんですね。 発送までの作業も慣れてくれば、仕事が超多忙でなければ意外に苦にならないし、また6冊追加してみました。 図書館通い+マーケットプレイス出品で、なんとか本を減らそうという努力は微々たるものながら前進していると自己満足。 しかし、急にあれこれ図鑑類が欲しくなっていて、我慢できず、つい…。 本の整理って永遠の課題だワ。

夏きものルールがわかった 「昔きもののレッスン十二か月」

体調がスッキリしない日が続いて、すっかりきものから遠ざかってしまいましたが、明るい陽射しに春を感じると、きもの熱がまたむくむくと芽をだしてきました。 きものと帯の取り合わせって、洋服では考えられないくらい自由だから楽しいんだけれど、初心者には悩ましいところ。 柄×柄でも違和感がないし、洋服では変な反対色の組み合わせがきものならパンチが効いたコーディネイトになったり。 でも、なんでもいいってわけでもなくて(笑)。 我が家のタンスの肥やしはアンティーク並のものばかりなので、現代風なモノトーンとか同系色コーディネイトはまったく合いません。 なにか新しくてワクワクするようなきもの+帯+羽織のコーディネイトができないものかと考え中。 刺激をもらおうと、図書館できもの本をひさしぶりに2冊借りてきました。

2.17昔きものレッスン

Amazonでの評価がよかったので中を見たくなったのが「昔きもののレッスン十二か月」。 この表紙をみてもわかるとおり、いわゆる「アンティークきもの」のコーディネイトが12ヶ月のシーン別に、たっぷり載っていて見応えがあります。 ただ、アンティークのきものにアンティークの帯の取り合わせはごってり濃厚系で、どうもワタシの好みとは少し違いました。 個人的な好みに合えば、コーディネイト例だけでなく読み物ページ・着付けのページも充実しているから、とても楽しめる本だと思います。 以前にネットで初めて知った「引き抜き帯の一重太鼓と二重太鼓の結び方」も図解で紹介されています。

ワタシが一番参考になったのは単衣のときの半衿や帯合わせ。 真夏は絽のきものと絽の帯という組み合わせでわかりやすいのですが、単衣ってなんだかよくわからなくモヤモヤしていました。
以下は覚え書き。

【半衿】
6月    染めの単衣(縮緬)には、絽の半衿。 織りの単衣(紬・御召・木綿)には、麻楊柳の半衿。
9月下旬 しぼの小さい縮緬の半衿。
【帯】
6月上旬まで    塩瀬の帯+縮緬の帯揚+細い帯締(三部紐+帯留) *塩瀬の帯は袷から単衣までOK、染めでも織りでもOK。
6月中旬~6月末  絽や紗の夏帯+絽の帯揚+細い帯締(レース風)。
9月上旬から    絽や紗の夏帯(秋草などで初秋の風情を)+絽の帯揚+夏組の帯締。
9月下旬~9月末  塩瀬の帯+縮緬(しぼの小さい)の帯揚+袷用の帯締。
【羽織】
4月中旬~   単衣(綸子や縮緬)
5月~6月    紋紗縮緬や紗・紗袷の夏羽織 *紗袷=紗の生地を2枚重ねたもの
7月~8月    絽や紗の単衣
9月~10月   紋紗縮緬や羅風のざっくりした織物の羽織
11月~     袷の羽織

わかったからといって、タンスの肥やしと相談しつつのきものコーディネイトでは即実践とはいかないですけどね。 どの本にもたいてい「塩瀬の帯はもっていると便利」とあっても、そんな帯ないし。 というか、祖母は染めの帯はあんまり好きじゃなかったのか汚れて処分してしまったのか、ウチには織の帯しかありません。 それでも、基本を知っていることは大切だと思います。   

まじめな本だけど物足りない 平野恵理子「きもの、着ようよ!」

ずいぶん前に読んだ平野恵理子「きもの、着ようよ!」の感想をアップしないままでした。 かわいいイラストにひかれて、内容を吟味せずに文庫本にしては値段が高いのに、つい買ってしまたんですが…。

8.23きもの着ようよ

着物や帯の生地の種類や織り方・産地をはじめ、小物に至るまで、着物全般について詳細に書かれた、かなりまじめな本です。 分厚いですし、値段に見合うだけの内容はあると思いました。 ただ、初心者向きなのかな、着物をぼちぼち着るようになったワタシには物足りなかった。 もう少し「着こなし」の楽しみについて書かれているのか、と期待していたんですが、どちらかといえば「うんちく」に近いです。 かわいくてほのぼのしたイラストは好みなんだけど、きわめてまじめな内容のわりに文章の質がどうも…。 着物の敷居を低くしよう、という意図なのかもしれませんが、ですます調の中に突如「…なんだ。」とか「…なんだよね。」なんて混ざっている文章に違和感がありました。 内容がしっかりしている分、もったいない気がします。 とはいえ、本職はイラストレーターである著者が文章もうまかったら、ワタシの仕事がなくなってしまうわけで。 平野さん、そのままでいいです。

昨日、ふと本屋さんでみつけたノンフィクション「そして殺人者は野に放たれる」。 ひさびさに強烈なインパクトのある本です。

8.24秋海棠

いつのまにか、おもとの鉢の中で大きくなった秋海棠(しゅうかいどう)が花を咲かせていました。 葉っぱの緑に薄紅の小さな花が映えて愛らしいです。 

北京オリンピックが終わりましたね。 夏の終わりのような涼しさとあいまって、ちょっとさびしい気持ち。 中国政府の運営に違和感を感じつつも、毎日アスリートの美しい姿をしっかり楽しみました。 でも、国威発揚の場とはいえ、あの閉会式はやりすぎ。 最後の人間の塔が、バベルの塔に見えたのはワタシだけ?

夏きものの基本が知りたい 「七緒」

本屋さんでついふらふらと「七緒」の最新号を買ってしまいました。

6.23七緒夏号

「大人ですもの。夏きもの」 ステキなキャッチコピーに、キャッチされちゃいました(単純)。 で、編集部の勝ち…中身を吟味せずに買ったもので、家でよく眺めてみたら、ワタシが求めていた内容と違いました。 「上等な浴衣をきもの風に着る」というのが今年の流行なんですね、たぶん。 ワタシなら、それだけの金額を出すなら普段着の木綿きものを買う方がずっといいと思うけどなあ。

袷の季節よりも夏は素材がいろいろあるため、何をどう組み合わせたらいいのか、下着はどうしたらいいのか、きもの初心者にはさっぱり分からないんです。 たとえば麻のきものの場合、長襦袢はどうすればいいのか(長襦袢の素材や肌襦袢との組み合わせ)、麻のきものに絽や単衣の帯を締めたらおかしいのかとか、絽のきものに単衣の帯は締めてもいいのかとか…もう頭の中は「?」でいっぱい! でも、そういう疑問に対する答えは、きっと以前にもう特集してしまったんでしょうね。 コーディネイト例に心ひかれるものもあまりなくて、あ~ん、ガッカリ。

もう、こうなったら自分で勝手にやるしかない!というわけで、先日発掘した紫陽花柄の絽の訪問着を着てみました。 とっても湿度が低くて涼しかったので、きものの着付け練習には最適でした。

6.23紫陽花きもの 6.23紫陽花きもの2

絽の帯を探しましたが合う色のものがなかったので、祖母が晩年に買った単衣の帯を締めてみました。 かなり地味な帯だけど、銀の細い筋を紫陽花に降りかかる雨に見立てて(こじつけ)。 いまの季節なら、絽のきもの+単衣の帯という組み合わせもありかな。 一般的には、6月下旬になれば単衣のきものに絽の帯なら普通にOKらしいんですけど。 着てみると、思っていたほど紫陽花びっしりでなくて、あっさりした感じに。 きものって、平面で見ているのと着てみたのとではずいぶん印象が違うものですね。 それにしても、訪問着なんて着ていくところがないよ~。

今日は長襦袢に衿芯を通すのを忘れ、伊達締めするのも忘れて(ボケボケ)、衿がまったく抜けてませんねえ。 ショートヘアできものを着る場合、あんまり衿を抜かない方が好きだけど、今日のは抜かなすぎ(反省)。 「伊右衛門」CMのりえちゃん的きもの姿への道は遠い…というか、しょせん無理。

気軽に着よう!というオーラ 大橋歩「きものでわくわく」

正直、現在の大橋歩のイラストにもライフスタイルにも雑誌「アルネ」にも、ワタシはあまり興味がありません。 苦手な要因のひとつは、話し言葉そのままを書いたような文章のクセがとても気になるから。 それなのに、図書館で「きものでわくわく」を結構じっくり眺めてしまいました。 

2.28きものわくわく

表紙はイラストですが、なかはすべて写真&文章です。 大橋歩の私物のきものを使って、たぶん大橋さんがふだん着ているコーディネイトをオールカラーで次から次へと、かなりたっぷりみせています。 どちらかといえば渋い系のコーディネイトが多いのですが、粋すぎてついていけないってこともなく(個人の趣味として粋なきものは苦手)、ファンじゃないワタシでも楽しめる内容でした。 意外なほど「気楽に現代生活の中できものを楽しもう」という明るいオーラいっぱいで、心地よかったです。 それと、草履やバッグ、ショールなどの小物まですべてのコーディネイト写真に添えられているのがポイント高し。 この方も「バッグはふだんの洋服と同じでOK」という価値観なのね…ふむふむ。 自分がそう思っているから、そういうコーディネイトをみられるのがウレシイんですね。 それと、若い女性があまり渋いきものを着るのはもったいない、若いうちしか着られないものを着て欲しい、という意見にも共感しました。

きものを自分らしく着るためには、結局、たくさんのきもの姿やコーディネイトを眺めて、自分はどんな柄や色が好きで、自分には何が似合うのかあれこれ考えてみるしかないみたい。 そういう意味で、この本を手にとってみてよかったと思いました。 この方のコーディネイトをマネしたいとは思わないけど(ワタシには似合わなさそうだから)。 そういえば「週に1回はきものを着る」と決意していたのに、気がつけば10日以上着てないわ(汗)。 そろそろ春っぽいきものがいいのかな…そんなの、ないんだけど。

3.2桃の花

母が「すっごく安かった」と喜んで買ってきた桃の花。 お雛さまの横に活けておいたら元気に咲きました。 もう春ですねえ。 でも、京都は春めいた日射しとは裏腹に、まだまだ寒いです。

コーディネイトのお勉強 笹島寿美「きもの・帯くみあわせ事典」

また図書館で借りた本です。 きものブログをさまよっているときにおもしろそうだと思って、笹島寿美「きもの・帯くみあわせ事典」を予約。 この本は実物が棚になったら、その場で眺める程度で、借りなかったなあ。

2.20くみあわせ事典

著者が実際に着ているきものや帯を中心に、帯揚と帯締までコーディネイトした例を1ページに1カットずつ、表紙のような状態で撮影した写真がズラズラ載っています。 結婚式とか同窓会とか観劇やパーティーなど、さまざまなシチュエーションを想定して紹介。 著者のセンスが好きな方なら、いろいろ参考になると思います…が、正直、この本もやっぱりあんまりピンとこなかったです。 この方は帯揚と帯締をきものと同系色にしたりするのがお好みのようですが、ワタシはもう少し「効かせ色」のように使う方が好きかも(いまだに自信なし)。 それでも、いろんなコーディネイトを眺めて、自分なりに「この例はステキ」「この例はココがあんまりだな」と考えるのは、自分なりにどういう風にきものを着たいのかを探るのには役に立ちますね←何が似合うのか、まだ把握しきれてない初心者なので。

新装版のようですが、もともとはかなり以前に出版された本だから、なんとなく古びた感じは否めません。 「きものは流行がない」とはいいますけど、でもあるんですよね、実は。

さて、新しいきものや帯なんて買えないワタシは、また「保留缶」をガサゴソ。 発掘したもので自主練です。 コーディネイトは必然的に古びてます。

2.20塩沢紬

向かって左の半衿はどこにお隠れになっているのでしょう(汗)。

きものや帯って「格」がどうのこうの…ややこしんですよね。 母もよく横から難癖つけます。 「紬のきものには、その帯は立派すぎる」とかなんとか。 色合わせや柄合わせも考えなきゃいけないし、それなら「この赤い紬のきものに何を巻けばいいの?」と訊くと、返事なし。 しつこく訊くと「それなら新しい帯を買えば?」と反撃されて。 結局、母もよくわかってないらしい、ということに気づきました。 おばあちゃんがいればなあ…。 仕方ないから、自分で全部考えることにしました。 この帯、赤い牡丹がどーんとついてて、あんまり気に入りませんが、色合いは合いそうだし、気軽な帯っぽいから紬にも合いそう。 母も気に入らなかった帯だそうです(笑)。 帯揚の飛び絞り(これも母のおさがりで実はボロボロ…)が邪魔でした。 白っぽい無地にすればよかったと、ひとりで反省会。 この名古屋帯は巻きつける方向が京都巻きでよかったと思ったけど、やっぱり短い。 手先が「美しい着付け」のお手本のようには出ません=ウェストが50cmくらいの人なら出るかも。 どう考えても昔は、帯の巻き方がぜんぜん違ったんですよね。
 
このきものなら普段着として、そこらへんを歩いても違和感なし、なんだそうです。 でも、紬より「柔らかもん(柔らかいもの=染めのきもの)」の方が着心地も雰囲気も好きだなあ、ということを何度かきものを着てみて認識しました。 このきものは特に好きではないんだけれど、祖父の出身地ゆかりの塩沢紬で、たぶん遠い親戚からもらったものなので大切に着たいです。 もっといっぱい着たら、カラダになじむのかもしれませんね(母はほとんど着ていなかったみたい)。