野鳥の鳴き声CDで勉強中

春になって、庭で一番高いモミの木の梢あたりで、目で確認できないほど小さな鳥が、身体の大きさに比べて驚くほどの声量で、それはそれは楽しそうによく歌っています。 あの子の名前はなんていうのかな、どんな姿なんだろう…と知りたくなって、ついに買ったのがコレ。

3.28野鳥の声CD

ずいぶん前から欲しかったんです、こういうのが。 野鳥の会がだしているCD「声でわかる山野の鳥」。 最初に簡単な解説があって、あとは男性の声で名前を言っては、その後に野鳥の声。 いろんな種類の鳥の声が延々と続くだけ。 小鳥のさえずりBGMとはまったく違うコンセプトです。

実際には、聞き流しているだけではなかなか覚えられません(汗)。 初めは眠る前に流していましたが、一生懸命聞き分けようとしてしまうようで寝つきが悪くなってしまうので、日中にたまに聞く程度。 名前を覚えたからといって、別に何がどうなるものでもないけれど、なんとなくちょっとだけ小鳥と親密になれそうな気がするんです。 一緒に本も買ってさえずりを聞きながら姿を眺めると、見た目と鳴き声にギャップを感じる鳥も結構います。

ドイツやオーストリアに住んでいた頃、どこにでもいたアムゼル=クロウタドリが懐かしいなあ。 あんなに心の赴くままにその時その時で好き勝手に歌う鳥を他に知りません。 真っ黒で、目の周りだけ小さく黄色くて、とても愛嬌のある鳥。 また会いたいなあ、アムゼル。

3.28ローダンセマム

花壇に植えた「ローダンセマム ムーンアイズ」(忘れないためにメモメモ!)が明るい陽ざしを浴びて、発光しているみたい。 マーガレットに似ているけど、すくっと伸びた姿が違いますね。 一年草と思って買って、調べてみたら多年草らしい。 うれしい誤算。 花持ちがよくて、今のところ元気いっぱいに咲いています。 蒸し蒸しむれむれの京都の夏をなんとか越してほしい。


バセドウの治療に気をとられて後回しにしていた歯医者さんへ、ようやく行ってきました。 差し歯が取れちゃったんですが、もう歯の根がダメみたい。 がっくり。 せっかくバセドウの通院がしばらくないのに、その間に花粉症で耳鼻科へ行ったり、歯医者さん通い…とほほ。 木曜日は3ヶ月ぶりに乳腺の主治医診察もあるし(本来は半年に1回なんだけど、バセドウがどうなったのか主治医として把握しておきたいとのことで)。 あちこち身体メンテナンスに手がかかるお年頃なんですねえ、あーあ。

■いつも拍手をありがとうございます。 古い記事にも拍手をありがとう♪ 皆さまもたまには身体のチェックとメンテしてくださいね(お医者さんに行くのは本当に嫌で面倒だけど)。 

野草図鑑あれこれ

今日はうちにある野草図鑑について。 野草図鑑を買いたいと思っている人の参考になれば、ということで独断と偏見に満ちた感想を簡単に書いてみます。 先日も書きましたが、それぞれに一長一短があります。 「これさえあれば完璧!」という図鑑はないと感じています。 もし、「これは完璧」という野草図鑑があったら、ぜひ教えてください。

●「野に咲く花」 山と渓谷社

野に咲く花 (山渓ハンディ図鑑)野に咲く花 (山渓ハンディ図鑑)
(1989/08/01)
平野 隆久、菱山 忠三郎 他

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掲載されている植物の数が圧倒的に多くて、写真がきれい。 似ている植物との見分け方、渡来の歴史や名前の由来などにも触れていて、小型ながら内容充実。 ただし、初心者向けではありません。 植物の知識がない人が、目の前の知らない花の名前を調べるには不向き。 最初から1ページ1ページ写真をみて探していくしかありません。

●「日本の野草・雑草」 成美堂出版

日本の野草・雑草―低山や野原に咲く471種 (ポケット図鑑)日本の野草・雑草―低山や野原に咲く471種 (ポケット図鑑)
(2000/04)
日野 東、平野 隆久 他

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文庫型で携帯しても苦にならないサイズ。 花だけでなく葉や植物の全体像が把握できる写真がわかりやすく、かつとてもきれいです。 説明も詳細。 季節別になっているので、初心者が名前を調べるのに便利です。 身近な野草は結構カバーしていますが、掲載数は少なめ。

●「持ち歩き図鑑/身近な野草・雑草」 主婦の友社

身近な野草・雑草 (主婦の友ポケットBOOKS)身近な野草・雑草 (主婦の友ポケットBOOKS)
(2007/03/01)
菱山 忠三郎

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母が買ってきた図鑑。 上の成美堂出版の図鑑より、さらに縦長スリムで持ち歩き用サイズ。 値段も900円と手頃です。 季節ごとなので名前を調べやすい。 説明は本の小ささに比例して、ごく簡単。 名前以外のことが知りたい人には物足りないかも。

●「持ち歩き図鑑/きのこ・毒きのこ」 主婦の友社

きのこ・毒きのこ (主婦の友ポケットBOOKS)きのこ・毒きのこ (主婦の友ポケットBOOKS)
(2007/08/31)
横山 和正、須田 隆 他

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上と同じシリーズ。 見た目でおおよそ見当のつく4つのグループに分けて紹介。 同シリーズの野草図鑑よりも写真が鮮明でわかりやすい。 「ゲェ~ッ」とうめき声をあげたくなるような毒々しい姿のきのこもいっぱい。 気持ち悪がりながら、たまにしげしげ眺めたりして(笑)。 きのこの図鑑も1冊あると楽しいです。

●「持ち歩き 花屋さんの花図鑑」 主婦の友社

持ち歩き 花屋さんの花図鑑 (主婦の友ポケットBOOKS)持ち歩き 花屋さんの花図鑑 (主婦の友ポケットBOOKS)
(2006/02/01)
主婦の友社

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上の2冊と同シリーズ。 園芸種の植物についても、たまに名前を知りたくなるので、あると便利。 お花屋さんの店頭に並ぶ花の名前が言えると、ちょっとうれしい。 単なる自己満足だけど。

●「原色日本植物図鑑 草本編(上)(中)(下)」 保育社

原色日本植物図鑑〈草本篇 第1〉合弁花類 (1963年) (保育社の原色図鑑〈第15〉)原色日本植物図鑑〈草本篇 第1〉合弁花類 (1963年) (保育社の原色図鑑〈第15〉)
(1963)
北村 四郎、村田 源 他

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中学入学祝いに母方の祖父母からもらった図鑑。 植物が大大大好きだった祖母のセレクト。 本格的すぎて、当時は「豚に真珠」状態でした。 ページを繰ると、植物の絵(写真じゃないんですよ)も茶ばんだ紙もレトロで、いい味わいを醸しだしています。


6.14紫陽花


これだけ家に図鑑があっても、お目当ての植物の名前がわからなかったり、いつまでたっても名前が覚えられなかったりするんですけどね。 植物が大好きなのにどんどん植物の名前を忘れてしまう母のためにも、母が「あれ、ほれ…あのなんだっけ、あれが咲きそう」なんて言ってるときに「あ、アガパンサスの蕾がふくらんできたね」とサッと答えられるように、庭中の草木の名前を覚えるべく日々精進中。

あと、植物の名前を知りたい場合、画期的に便利なのがネット。 以下の2つのサイトは本当にすばらしいです。 一方的に常時お世話になっています。 無料で公開してくださっているサイト主さんにはただただ感謝。

おしゃべりな部屋(が正式名称?)
トップページから「植物園」へ。 花の色や季節、形状などの条件を入れて検索できます。 野草から園芸種、樹木の花まで幅広く網羅しているので、ふと目にした花の名前を知りたいときにとても便利。 名前がわかれば、手持ちの図鑑で詳細を調べることもできますし。

植物図鑑・撮れたてドットコム
写真家の方のホームページなので、写真を眺めているだけでもうっとり。 すてきなサイトです。 野草をさまざまな条件で検索できるのが便利。 花のクローズアップだけでなく、植物の葉や全体像もわかるので同定しやすいです。 ついこの間も、近所の道ばたから連れ帰った可憐な雑草が「マツバウンラン」と判明して、うれしかった。 いつか、この方のワークショップに行ってみたいと夢想中(2、3日家事をしなくていいなら、いますぐ行きたい)。


体調はぼちぼち回復。 この1年間の精神的疲労がすべて噴出してきている感じ。 心身ともにかなり辛くて、法事直前の仕事は断ってしまいました。 姪1号がついに就職が決まったと電話があってホッとするやら、まったく気の合わない3人姉妹の今後を思うと暗澹とするやら。 読書はまったくできず、辛い展開が待っていそうな「越境」はしばらくお預けに。 ハ・ジンの小説なら読めるかなあ。

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雑草に関心のない人向き 吉本由美「みちくさの名前。雑草図鑑」

熱だして、でもぜんぜん眠れなくて、静かだと耳鳴りがひどくて苦痛だし、せめて本でも眺めて気を散らそうと吉田由美「みちくさの名前。雑草図鑑」の残りを夜通し読んでいました。 集中力がないから休み休み、うつらうつらしてはまた目がさめて、ぽつりぽつり読む感じで。

みちくさの名前。―雑草図鑑みちくさの名前。―雑草図鑑
(2011/04/14)
吉本 由美

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これは『ほぼ日刊イトイ新聞』サイトでの連載を単行本化したもの。 コンクリートの割れ目で咲いているような、道ばたでよく目にする雑草の名前がわかったら、ちょっとステキ。 そんなノリで書かれた本です。 臨場感のある文章はたぶんネットでみているといいのでしょうが、活字にするとなんとはなくまどろっこしい感じ。 とりあげている雑草は本当に基本的なものが多いので、いままで雑草なんかに見向きもしなかったような人向けかな? 糸井さんの「花の名前を知っているだけで好感度が上がる」という言葉は深く同意しますが、ちょっと雑草に興味がある初心者レベルの私でも知っているものがほとんどで、物足りなく感じる内容でした。 ひとつひとつの植物の後に書かれているエッセイも、別に心ひかれるほどでもなくて。

■気になったことを備忘録としてメモ。
チガヤおよびニナガが群生している風景、ハルノノゲシの花と秋の紅葉。 一度、自分の目でみてみたいな。

この本で一番不満なのは、写真がわかりにくいこと。 本文の紙質のせいもあるのでしょうが、かんじんの植物の細部がはっきりせず(表紙の方がずっとハッキリ見えてるなんて!)、これで副タイトルに「雑草図鑑」とするのはどうかと思います。 おしゃれな造本にこだわるあまり、一番大切なところが抜けてしまっている気がしました。 植物の写真自体も全体像がつかみにくい素人っぽいものばかりだし。 ま、おしゃれな本をパラパラめくって、興味を持てば自分で図鑑を買って調べましょうというスタンスなのかもしれません。 それにしては1700円は、懐が寂しい身にはちょっと高すぎ。

6.12ブローディア

本当に雑草のことを知りたい人は、ひきやすい小型の野草図鑑を本屋さんで手にとって探すことをおすすめします。 どれを買ったとしても、それ1冊では満足できず(自分が知りたいものがみつからなくて)、次から次へと植物本の沼にはまってしまうことになるのですけれど(笑) この2年ほどで小型の野草図鑑を数冊も買ってしまいましたが、あいかわらずわからないもの多数。 そして、調べてもすぐに名前を忘れてしまうもの多数。 初心者には、花の季節ごと、あるいは花の色ごとに分類してあるものが調べやすいと思います。

上の写真の花はブローディア(のようです)。 母が数年前に花壇に植えたまま忘れ去っていたのですが、今年ひさしぶりに花を咲かせました。 名前は忘れたというので、 園芸品種の図鑑のページをひたすら繰って探しました。 間違ってたら、誰か教えてください。


胃腸もゆっくり回復してきた模様。 明日は、ここ2ヶ月くらい迷いに迷っていた白髪染めをしてきます。 この半年でびっくりするほど白髪が増えてしまい、ついに染める決心をしました。 一度染めると止められなくなるし、体質的に皮膚が弱いから、染めることには抵抗があったんだけど、法事もあることだし。 髪の色が本当に真っ黒なのに、それが中途半端に白髪まじりの状態って、やっぱり小汚く見えるような気がして。 はぁ~、美容室へ行くのって、どうしていつもこんなに決心がいるんだろう?


■いつもいろんな記事に拍手をありがとうございます。

かなりマニアック 牧野富太郎「植物一日一題」

ずいぶん前から眠りに落ちる寸前に、牧野富太郎「植物一日一題」をちびちび読んでいました。

9.21植物一日一題

端正な表紙の絵と著者にひかれて、文庫にもかかわらず1050円もするのに買いました(ちくま文庫って高い!もう少し安ければもっと気軽に買うのに)。 牧野さんの植物に関する随筆を期待していたんですが、随筆というよりは蘊蓄でした。 植物にも牧野博士にも興味あるけど(仕事にひっかけて高知の牧野博士の生家跡まで行ったことも)、細々とした蘊蓄にはあんまり興味がないので、正直、ちょっと退屈してしまいました。 この本に1050円を払うなら、牧野博士の植物図鑑にお金を使った方がよかったな。 表紙みたいな牧野博士による植物画が中にもカラーで載っていたらいいのに。 植物に関してマニアックな人なら満足できそうだけど、植物をめぐる情緒的な随筆を期待する人にはおすすめしません。

思いつくままに植物について書いているといっても、半分以上は植物名について=昔(江戸時代、あるいはもっと前の時代)の学者が中国の植物と混同して間違った命名をしてしまったとの指摘。 それゆえ、植物名を漢字ではなくカタカナで書くべきだと牧野さんはおっしゃるんですが、ワタシは漢字で書いた方が叙情的で好き。


9.21ヒガンバナ

今年はじめて、思いがけず庭に彼岸花が咲きました。 どうも母が知人からもらったヒオウギの土にくっついてきたらしい。 秋の陽ざしを浴びて深紅の花が輝いてみえました。 それにしても不思議な形の花ですね。

■Tさん、確かに「人のセックスを笑うな」というタイトルだと図書館で借りるのはちょっと躊躇しますね(笑)。 「ここに消えない会話がある」はサラサラッと読めて、予想外にあっさりしてました。 カクタさんは同時代人の作家としていま一番気になる人です。 「八日目の蝉」はおすすめですよ。

そこはかとなくオヤジな視点 稲垣栄洋「身近な雑草のゆかいな生き方」

植物観察に突然目覚めた超オクテなワタシ。 まだまだ植物の本ブームは続きます。 タイトルにひかれて図書館で借りた「身近な雑草のゆかいな生き方」。 う~む…ワタシの好みじゃなかったです。

3.8身近な雑草の生活

誰でもが知っている雑草について、ちょっとした知識を散りばめたエッセイ風の短文集です。 読んで「へぇ、なるほど」と思わせるのが狙いなんでしょうが、全体に漂うオヤジ臭さがどうも苦手。 これは個人的な感覚なので、まったく気にならない人も多いと思いますが。 読んでいても知識は頭を素通りし、記憶に残るのはどこか演歌風の文章のまとめ方ばかり。 ズラズラとうんちくを羅列したような話の運び方が平板で、植物学にたいした興味がないワタシは退屈になってしまいました。 どこか1点を強調した方がずっとおもしろくなっただろうと思われます。 ついこの間、植物図鑑について「主観的な視点がおもしろい」と書いたばかりですが、この本との差はなんなのでしょう??

わかりやすく美しい図鑑 「名前といわれ 野の草花図鑑」

ひとつどうしても知りたい草の名前があったのに、調べるほどに分からなくなって、あれこれ植物図鑑を手にとっているうちに、ふと気づけば植物調べの沼にはまっていました(笑)。 いままで写真を撮っても名前を覚えられないままにしてきた植物がいっぱい。 覚えられないのなら、せめて専用のノートを1冊作って、そこに名前を書いて写真を貼り付けておこうと決意しました。

もともと人の名前を覚えるのが異常に苦手で、どこか頭の中に欠陥があるのではないかと自分で常々疑っていたくらいなんですから、植物の名前だって、お酒の名前だって、いろんなもののブランド名だって、自慢じゃないけどちっとも覚えられません。 少なくとも自分の家にある植物の名前くらいはすらすらと言えるようになりたいものです。 以前は、母が植物や鳥の名前をよく知っていて教えてくれたのですが、最近はどんどん忘れてしまうようで、ワタシが「それは胡蝶侘助でしょ」「あそこに芽を出したのはミヤマカタバミ」という具合に教えてあげなくてはいけなくなって。

3.8野の草花図鑑

植物図鑑を買おうと思ったのですが、あまりにもいろいろあって、どれが使い勝手がいいのか判断できません。 そこで、図書館で片っ端から目を通して借りてみました。 この「名前といわれ 野の草花図鑑」は花の写真を見て名前を調べ、ついでに命名の由来を知ることができて、かなり欲しくなりました。 写真が大きくて花だけでなく葉っぱなどもわかりやすいし(植物図鑑の写真ってどうして花ばっかりクローズアップしてあるんでしょう)、写真そのものとしても周囲の雰囲気も写しこんであって美しいのが魅力です。 子どもにも分かるようにルビが打ってあって、表現も平明で素人にわかりやすくて好感が持てます。 ただ1見開きに1つの植物なので、掲載されている種類が少なく、シリーズは全5冊。 全部そろえるとなると、お財布の中身ともスペースとも相談しなければならず、微妙なところです。 ほかの植物図鑑に比べると、ほんとうに写真がきれいなので、持っていたい気もします。

3.8トキワハゼ

これはトキワハゼというのかな?(ほかの雑草図鑑で調べました) よくみかける雑草ですが、写真に撮ってみたのは初めてです。 今日は気持ちよく晴れて、いい気分で庭に出たのですが、一気に花粉症が来ました。 クシャミ連発、目もクシャクシャ。 やっぱり「気にしない作戦」だけでは無理があるようですね。

ふと気づいたのですが、図鑑とカメラって同じことで悩みますね。 持って歩くにはコンパクトで軽量なのがいいんだけど、名前だけでなくもう少しいろいろ知りたくなると、コンパクトなのでは物足りなくなる…。 1冊にあれもこれもと期待するのが欲張りなんですよねえ。

主観的な視点が楽しい 前園泰徳「日本のいきもの図鑑」

図書館へ行ったついでに、植物図鑑の棚を眺めていてみつけた「日本のいきもの図鑑」。 郊外編と都会編の2冊があって、手にとってパラパラみてみると、これがすごく楽しい! 参考図書で持ち出し禁止だったので、その場で読みふけってしまいました。 郊外編と都会編の2冊に紹介されている植物や鳥・動物・昆虫は、わが家の庭でたくさんみることができるので身近に置いておきたくなりました。 買うかも。

2.23いきもの図鑑

タイトルに「図鑑」とあるのですが、普通の図鑑とは編集方針がまったく違っています。 とても主観的なんですよ。 でも、それがなぜだか楽しいんです。 こんな図鑑があってもいいんだと、常識を覆されてオドロキ。 この著者の本、もっと読んでみたい。 というか、また違った本を出して欲しいな。

身近に生息している植物や動物・昆虫・水生生物などを、写真と短い文でズラズラ並べているところは図鑑風なんですが、コメントがすごくユニーク。 たとえば野鳥が好んで実を食べている外来種の植物の項に、人間も鳥も外国産のものを好んで食べている日本って…というような(←記憶あやふや)意見が超短文に盛りこまれていたりするんですよ。 そっか、野鳥も外来種を喜んで食べてるんだなあ、と思ったこともなかった視点に出会ってニヤリ。 押しつけがましくなくて独特な観点で書かれていて、単なる知識の羅列じゃないから、次々に読ませてしまう不思議な魅力がある本です。 読んでいると「へぇ、そうなのか」と思うような小さな知識の断片がちりばめられていて、この本の写真で名前がわかったものについて、より深く知りたくなったら他の図鑑を当たるというのがいいみたい。 植物などの写真がきれいで、かつ花も葉っぱもしっかりわかるため、ほんとうに身近でよく見かけるものを調べるのに便利だと思います。