富士山

連日の盆地特有の蒸し暑さにげんなりして、新鮮な空気を求めて富士山西麓へ行ってきました(でも、期待したほど涼しくはなかった…)。

7.10富士山

梅雨まっ盛りの期間だったから、もしかしたら一度も富士山が眺められないかもしれないと一応覚悟していきました。 が、宿に着いたら、目の前に富士山! 宿の部屋から富士山を真正面に眺められて感激。

7.10逆さ富士

雲がかかって突然まったくみえなくなったり、急に姿を現したり。 富士山がチラッとでもみえそうだと気もそぞろで、落ち着きなく湖畔の散歩道を右往左往する母&私。 父は富士山をみても、そこまでコーフンしないようで部屋でゴロゴロ。 晩ご飯を食べていたら、窓の外にいきなり赤く染まった富士山出現! 大急ぎでご飯を終えて、湖畔の展望デッキへ。 人工的な音がいっさいしない、静かな静かな夕暮れの逆さ富士を堪能しました。

7.10富士山2

丸一日は完全に雨でしたが、それはそれで心穏やかに(?)一日中部屋でゴロゴロ、たまに温泉。 いままでの疲れが噴きだしてきたのか、自分でもあきれるくらい寝ました。 雨降りでない日は、富士山がどこにあるのかもわからない曇り空…などと気をゆるめていると、ふと振り返ったらしっかりみえてたりして。 それにしても、雲でかき消えては現れる富士山に、「え、そんなに高いところが頂上なの?」と何度みても驚いてしまいました。 感覚的にもっと下の方で山頂を探してしまうんですよ。 独立峰だから高く感じるのか、それだけ近くから仰ぎ見ているということなのか。

泊まったのはここ。 晴れていれば、目の前に富士山がドーンとみえて(人工物はほとんどなにもみえません)、自然に囲まれた最高のロケーション。 温泉もあるしお手頃だし、人気が高くてなかなか予約ができませんでした。 ホテルのような贅沢感はないけど、清潔で気持ちのいい宿。 食事はバイキングですが、地元産の食材をいろいろ盛りこんでいて、宿泊費を考えればおいしくて満足しました。


7.10白糸の滝

なんの期待もせずに立ち寄った白糸の滝。 すんごい気持ちいいところでした! 水が霧状になって谷全体を包み、マイナスイオンを実感しました。 体の中がキレイになった感じ。 あとで知ったのですが、この滝の上には渓流がないんですって。 幅200mにわたって地下水が流れでているのだそうです。 それでよけいに清涼感があるのかな。 もう一度行きたいなあ。 団体さんが来ると雰囲気が一変しますが、人が少ないときは最高♪ おすすめです。
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信州の旅 2010冬(1)

アップするのをサボっていましたが(写真を撮りすぎて)、2月半ばに行ったのはこんなところでした。

3.7電波塔

宇宙的な風景。

3.7電波塔2

まるで宇宙船の発射基地みたい。

無粋な電波塔も氷点下で凍てついていると絵になります。

3.7王ヶ頭ホテル前

日中も氷点下。 キーンと痛いほど冷えた清澄な空気。

3.7窓からの景色

宿の部屋の窓の外にはアルプスの風景が広がります(晴れていれば、ね)。 実は到着した日は、窓の外はただただ真っ白。 目をつぶっているのと変わりませんでしたよ(笑)。

どんなところに泊まっていたかというと

3.7雪上車

信州・美ヶ原のてっぺんにぽつんとある一軒宿。 背後には電波塔がニョキニョキ。 上の写真は、冬季限定の宿泊客への無料サービス=雪上車体験でのひとこま。

3.7雪上車2

真っ白の世界でオレンジ色のボディがおもちゃっぽくてかわいい。 南極の昭和基地で使われていたものと同型の古いタイプの雪上車だそうです。 暖房なし、乗り心地スゴイよ(オフロード感満喫!)。

3.7霜華

窓についた「霜華」は、結晶が羽根みたい。 すごくキレイ。

宿泊したのはココ。 雪景色が好きな人、自然&山が好きな人なら、きっと満足しますよ(晴れていれば)。 雄大な風景はもちろん、スタッフの方々のマニュアル化されていない自然体のホスピタリティもすばらしくて、食事も2000mの山の上とは思えないほどとてもおいしくて、古い建物をキレイにメンテナンスされている本当に気持ちのいい山の宿でした。 ホントは誰にも教えたくない気分。 ああ、もう一度行きたいなあ。
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鹿児島の旅 番外編

霧島の宿の裏山を散策していて、へんなものを見つけました。 枯れ葉に埋まっていたので、一瞬、何かの標識かと思いました。

11.10ツチトリモチ

なんなのこれ~? ジーッと目を近づけて観察すると、毒々しく赤いだけでなく、表面がつぶつぶしていて気持ち悪い。 キノコかと思ったのですが、正体を知りたくて、翌日えびの高原のビジターセンターをのぞいてみました。 「ツチトリモチ」という名前が判明。 帰ってきてからネットで調べたら、キノコではなくて、なんだかとても変わった植物のようです。 生まれて初めてみました。


急に寒くなったためか、風邪っぽくて昨日・今日と家でデジカメ画像を整理したりして、おとなしくしていました。 明日は夕方にネタを仕込みに出かけて、翌朝一番が締切の仕事デイ。 先週ほどしんどい仕事ではないから、いいですけど。

■takakoさん
いつも拍手をありがとうございます。 お返事が遅くてごめんなさい。 九州が好きな人の気持ち、今回の旅でとてもよくわかりました。 料理も意外にも薄味で(勝手に濃い味だと思いこんでました)、野菜たっぷりで、これでお酒が飲める体質なら最高なのにと残念でした。
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鹿児島の旅(4) 大浪池+えびの高原ハイキング

霧島に泊まって、お天気がほどほどだったので、えびの高原周辺でハイキングを楽しみました。 1日目は大浪池へ。 えびの高原の少し鹿児島寄りのところにある火口湖です。 タクシーで登山口まで行って(丸尾温泉から片道3500円くらい)、整備された山道を登っていくと

11.6大浪池6

こんな風景に出会えます。 登りで40分くらいだそうですが、心筋梗塞を起こした81歳の父+一眼レフをもたせたら1時間でも同じところから動かない80歳のと母と一緒ですから、1時間30分以上、2時間近くかかった気がします。 火口の縁をぐるっと回れる道があるので、ぜひ一周したかったんですが、お天気が安定せず風がとても冷たかったのであきらめました。 高齢者と一緒だと無理は禁物。 周回する道を東回りに最高点へ向かって少しだけぶらぶら。 正面には韓国岳。 ああ、このままリュック背負って登りたい! でも実はこのルート、タクシーの運転手さんによるとすごくきついらしい。 素人は、えびの高原から登るのが一般的だそうです。

11.6大浪池7 11.6大浪池

大浪池は地元の人にとっては紅葉の名所として有名らしいです。 真っ青な池が赤や黄色の紅葉に囲まれて、それはそれはきれいだとか。 ワタシたちが行ったときは、ほんの少し色づき始めたところ。 コンパクトのデジカメでは風景の雄大さも、自然の色の美しさもうまく撮れなくて残念。 今頃は絶景だろうなあ。

11.6大浪池3 11.6大浪池4

道は整備されているのですが、石がデコボコして歩きにくいです。 最低限、スニーカーでないとダメそう。 運動不足らしき中年グループの中には登りできつそうな人もいましたが、ぼちぼち歩けば誰でも登れる程度。

11.6大浪池5

お昼過ぎに宿に戻って、あとは温泉につかったり、宿の雑木林を散策したり。 宿での滞在も楽しめました。


翌日は、タクシーでえびの高原へ(片道3500~4000円くらい)。 土・日だったら本数が少なくてもバスがあるようですが、平日はタクシーしか公共の交通手段がありません。

11.6えびの高原 11.6えびの高原2

3つの池を巡る散策路が整備されています。 道はほんの一部を除いてほぼ平坦。 地元の人たちは、えびの高原は「散策」とか「歩く」で、大浪池は「ハイキング」とはっきり区別されていました。 ふつうは1時間30分ほどで1周できるそうですが、カメラを構えてシャッターチャンスをねらって粘る母が一緒ですから、もちろん倍以上かかりました。

11.6六観音御池

二湖展望台から眺めた六観音御池。 晴れてたら、もっときれいだったんだろうなあ。 えびの高原の池は周囲が針葉樹の方が多いようで、大浪池ほどの紅葉ではないのかな。 1周してビジターセンター横の道の駅でランチ+宮崎地ビールをクィッ(えびの高原は宮崎県なんですよ)。 そうそう、大浪池の周辺は食べるところも自動販売機もいっさい何もありません(あるのはトイレだけ)。 大浪池に行くときは飲み物や食べ物を事前に入手してから出かけましょう。 
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鹿児島の旅(3) 霧島の旅行人山荘

霧島では丸尾温泉の「旅行人山荘」に3泊しました。 えびの高原など周辺の散策も楽しめて、温泉がすごく充実していそうなので、宿に直接電話で予約。 ここはとってもよかった! 温泉のすばらしさ、桜島を正面に見渡せる眺望の良さ、自然に囲まれた広大な敷地をもつロケーション、それにサービスもメンテナンスも行き届いていて、ほんとうに気持ちいい時間が過ごせました。 両親も大満足。

11.6赤松の湯

この宿の貸し切り露天風呂「赤松の湯」。 この露天風呂はとても人気が高くて、事前に予約しておかないとなかなか入れないようです。 ワタシたちは朝一番の6時30分に予約。 雑木林の中にあって、開放感いっぱい。 さわやかで最高でした。 ここはポスターやCMのロケにもたびたび使われているとか。 ほかにも2つ貸し切り露天風呂があったので全部、朝一番に入浴しましたが、やっぱりここが一番よかったです。

11.6旅行人山荘5

敷地内には桜島を遠望する足湯も。 ここでいい気になって入りすぎたのが、どうも肌に刺激が強すぎたみたい…肌の弱い人はほどほどに。 でもねえ、こんなにきれいな風景を眺めながら入っていたら、時を忘れますよ。 日が暮れるまでずっと眺めていたくなります。  この宿は露天風呂ばかりがクローズアップされていますが、内湯の露天風呂もステキでした。 この足湯と同じ風景が眺められるんですよ。

11.6旅行人山荘6

宿の周囲はこんな雑木林がどこまでも続いています。 下草がほとんどなくて明るく繊細な木立は、関西ではなかなかお目にかかれません。 はぁ、深呼吸。 空気がものすごくいいです。

11.6旅行人山荘2 11.6旅行人山荘7

バックパッカー向け雑誌「旅行人」を出している方がオーナーだから「旅行人山荘」。 建物自体はそれなりに古そうなんですが、ほんとうに隅々までメンテナンスと清掃が行き届いていました。 こんなに清潔感のある宿はなかなかないくらい。 最高級の温泉宿なんて泊まらないから知りませんけど、仕事でちょっとのぞいただけの高級と呼ばれる温泉旅館でも、なんとはなしに薄汚れた感がしみついたところっていっぱいありましたから。 

11.6旅行人山荘8 11.6旅行人山荘9

ロビーや図書室も古い感じなんですが、それをうまくいかしてます。 それぞれのテーブルに野の花を活けてあって、それも何気ないけれどセンスいい。 お部屋は和室が主体なんですが、少しだけプラスして和洋室にしました。 十分に広くて、3人の旅にちょうどいい構造。 両親はベッドで寝て、昼間はみんなで畳に座ってお茶を飲めるスペースがあって寛げました。 和洋室はベランダ付きで、桜島を朝な夕なに眺められるのも贅沢。 とはいっても、全室、桜島向きらしいですけどね。

11.6旅行人山荘3

貸し切り露天風呂への途中にある扉。 「鹿は入浴禁止」。 いいなあ。 こういう感覚、大好き。 ホントは貸し切り露天風呂につながってるから、関係ない人は入ってはいけないという意味だと思うんですが。 敷地内で何頭も鹿を見かけました。 木の皮を食べて枯らしてしまうから、実は害獣なんでしょうけれど、見かけるとやっぱりウレシイ。

11.6夕暮れの桜島

こんな風景を部屋からボーッと眺められるだけでも価値のある宿です(お天気が悪いとダメだけど)。 スタッフの自然なサービスも感じよかったし、宿泊費も手軽だし。 ただ「温泉宿といえば懐石料理風のご馳走食べて、仲居さんに至れり尽くせりで、かしづかれたい」って方にはおすすめしません。 料理はあの宿泊費からすれば、あれ以上は望む方が無理。 ワタシは温泉宿の冷めてしまって、見た目ばかりで美味しくない懐石料理風を食べるくらいなら、普通の料理でいい。 たった一夜にバカ高い値段を出して、たいして美味しくもないんだったら、祇園でほんまもんの懐石を奮発する方が気が利いてると思うんです。

年寄りでも子連れでも気軽に楽しめる、作り込みすぎていない雰囲気がワタシはとても気に入りました。 あ…JRの回し者の次は、旅行人山荘の回し者みたい?(笑)

【追記】
あちこちで、この宿のことを話したので、ひょっとしたら知り合いにブログを発見されたかも…という気がしてきました。 仕事関係者と家族には内緒で、ネット世界の片隅でひっそり本の感想や日常で思ったことをダラダラ書いています。 「これは○○ちゃんではないか?」と思ったそこのアナタ、「あの人、こんなの書いてるよぉ」なんて周囲に宣伝せず、なまあたたかく黙って見守ってやってください(笑)。
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鹿児島の旅(2) 指宿で砂むし温泉

川内で母のジジババ大会を2日間見学して、大会に参加された方と一緒に指宿に1泊しました。 (母の大会にまったく興味がない)父はここで合流。 ジジババ大会参加者+その応援に来た人を対象にしたサービスらしく、きれいな宿に格安で泊まれました。 ありがたいことです。 宿はバブル期に作られたようで、なんか無駄に大きいような気がしましたが。 ほかの方は翌朝早くに知覧へ向かわれたようですが、母が疲れているようなので我が家はパス。 知覧の古い町並みはどんなかなと気になったけれど、両親の世代にとっては知覧=特攻隊が飛び立った基地という印象が強いらしく、行きたくなかったようです。

朝はのんびり起きて宿でうだうだしてましたが、「せっかく指宿に来たのだから」とワタシは砂むし温泉の本場(?)、砂むし会館「砂楽」で砂に埋めてもらいました。

11.6砂むし

あはは…砂に生まれた姿は相当におまぬけっぽい。 タオルで頬っかむりさせられるし、後ろのおじさんは頭光ってるし。 母が写真を撮ろうとしたら、砂をかけてくれたおばさんがサッと傘を砂にさしてくれました。 でも、この場所は屋根があるから実用性は全くなし、指宿のイメージってことみたい。 蒸し熱さに弱いからサウナは耐えられないワタシ。 大丈夫かな…と心配しつつ体験してみましたが、思ったよりも熱くなくてジワーッとした暖かさで気持ちよかったです。 顔から汗がダラダラ~となるかと思ったんですが、そういう熱さじゃなかったです。 しめった砂の重さが予想以上に重く感じられて、それがかえって気持ちいい。 1000円の値打ちは十分ありました。

ところで、指宿の砂むしといえば海岸の波打ち際で埋められるものとばっかり思っていたんですが、ふだんはこの屋根付きのところが浴場で、波打ち際は干潮の時間だけだそうです。 どうしても波打ち際がいい!という人は事前に干潮時刻を調べてから行きましょう。

午後、泊まったホテルの前から鹿児島空港経由で霧島まで乗り換えなしのバス便「メモリーライン」を利用。 2400円かかったけど、乗り換えなしは荷物を持った年寄りにはやっぱり便利です。 平日だからか乗車する人が皆無で、この路線の存亡が気がかりですが。 バス会社のホームページにぜんぜん時刻表が載っていないから、この路線があることがまったくわからないんですよ。 バス会社、やる気なし?

それから、川内で泊まったビジネスホテルにも温泉があって、そこのお湯がものすごく気持ちよかったです。 なんかちょっとぬめりがあるというか、とろっと肌にまといつくような無色透明の温泉。 川内はふつうの家のお風呂にも温泉がひいてあるんですって。 うらやましい!
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鹿児島の旅(1) 鉄子の部屋

鹿児島への旅はあえて陸路にしました。 九州新幹線にも乗ってみたかったので。 鹿児島は「ものすごく遠いところ」というイメージがあったのですが、「のぞみ」「リレーつばめ」「つばめ」と乗り継いで、京都から5時間30分ほど。 意外に近かった。 飛行機だと早めに空港に着いていなくてはいけないし、京都市内から伊丹空港や関西空港へ行くだけで、かなり時間とお金がかかることを思えば、京都駅から新幹線に乗る方が楽かも。 JRで関西から九州へは往復割引がかなりあるので、京都・鹿児島往復で3万2000円(それぞれの列車の指定席付き)。 飛行機の事前予約の最安値+京都までの交通費と、ちょうど同じくらいかな。 飛行機よりも時間的に選択の幅も広いし、JR利用はなかなかいいですよ…とまるで、JRの回し者のようですね。

11.6リレーつばめ 11.6リレーつばめ扉

11.6つばめ2 11.6つばめ

上の黒っぽいボディーが「リレーつばめ」。 博多と九州新幹線駅・新八代を結ぶ特急です。 行きに乗った4号車はグリーン車かと思うほど、シートピッチがゆったりしていて豪華な座席でした(人がいっぱいで写すのは遠慮しました)。 帰りの6号車は普通な感じだったので、予約するなら4号車がおすすめ! 3~4人向けのコンパートメント風の座席も4号車にあって、グループならここも楽しそう。 新幹線「つばめ」は、豪華な雰囲気の「リレーつばめ」に比べると、車内はものすごくシンプルですっきり。 背面が白木の椅子がなかなかよかったですよ。 ほかに手洗い場の縄のれんとか、すだれ風なブラインドとか、いままでの無機質な新幹線とはひと味違ってました。 「リレーつばめ」と「つばめ」は車内もきれいで快適で、それぞれにもう少し乗っていたいくらい。

11.6つばめロゴ

鳥好きとしては、このロゴや「リレーつばめ」の金のツバメバッジがたまりませんでした。 我慢したけど。

11.6出水

切符は鹿児島中央駅までだったんですが、古い町並みが大好きなので、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている出水(いづみ)に寄り道。 新幹線の駅でレンタサイクルして、武家屋敷が並ぶ麓地区へ。 「篤姫」前半のロケもあったそうです。 低い石垣の上に生け垣が並ぶ町並みは「武家屋敷」といっても、ものものしくなくてきれい。 あっちの小路、こっちの小道と2時間くらいぶらぶら歩きました。 写真左端の竹添邸は無料で一般公開されているので、のぞいてみました。

11.6出水2 11.6出水3

無料なのに、ボランティアの方が解説をしてくださいます。 自在鉤は150年前のものだとか。 お花もいっぱい植えられていました。 「篤姫」と「鶴瓶の家族に乾杯」で放送されて、今年は急におおぜいの人が出水を訪ねるようになったんですって。

11.6おれんじ鉄道

出水から宿泊地の川内(せんだい)までは新幹線で1駅なんですが、せっかくだから海岸線を走る肥薩おれんじ鉄道を利用。 本数が少ないので、観光案内所でレンタサイクルを借りたときに時刻表をもらっておいてよかった。 のんびりゴトゴト鈍行列車に揺られるのもいいもので、うとうと寝てました。 海に沈む夕日が眺められるはずの時刻だったのに、今にも雨が降り出しそうなお天気で残念。 昼間なら車窓は緑豊かな山間と海辺だったんでしょうが、日が暮れたら民家の明かりもないような闇の中でした。 上の写真の左、出水駅に何気なくおかれていたトピアリー(木を刈り込んで形にしたもの)。 鶴なんですよね。 出水って鶴の飛来地として有名ですからね。 駅員さんが作ったんだろうか。 ちょっとボサボサなところもご愛敬。

というわけで、鉄子の部屋はここまで。
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上高地の休日(3) 田代池

最終日の朝は雨。 それでも「大雨」という予報がはずれて、しょぼしょぼ
降る程度だったから、宿をチェックアウトした後、荷物を宿に預けて
宿近くの田代橋から田代池まで往復しました。 平坦な道を20分ほどなのですが
このルートは団体さんがいっぱいで渋滞気味。 あまりにも大勢が通るので
サッサと自分のペースで歩くことができませんでした。 団体さんは大正池から
河童橋へと歩くのが一般的なようです。

9.14梓川

田代池への途中で梓川に出られるところがありました。 前日から雨が降って
いたのに、それでも流れは信じられないほど澄み切って青いんですよ。
梓川は流れを保全するため、かなり護岸工事など手を加えているのですが、
このあたりは自然のままに流れていて、とてもきれいです。

9.14田代湿原

田代池だったはずが、最近では高層湿原化が進んで田代湿原になっています。
正面に穂高が見えるはずなんだけど…残念。 時間がなくて大正池までは
行けませんでした。 この後、憧れの上高地帝国ホテルをのぞきにいきました。
が、まだお腹があまり空いていないのとランチでもなかなかのお値段だったので
ティールームでケーキセットだけ(笑) それでも十分なお値段でしたけど。
いいお味だったから、ま、いっか(あとで、おにぎり食べて帳尻あわせ)。

9.14ヤナギラン 9.14クサボタン

9月初旬だと、もう花があまり見られないかとあきらめていたけど、結構
まだいろいろ咲いていて楽しめました。 宿で夜に上高地の自然を紹介する
スライドショーを見たら、また違った季節(ニリンソウが咲く春先や、
カラマツが紅葉する晩秋)に上高地へ行きたくなりました。 宿の思うツボだ。

9.13上高地の宿

泊まったのは上高地温泉ホテル。 写真で後ろにそびえているのは焼岳です。
宿の選択基準は温泉があること、お値段が手頃なこと(インターネット特別
プラン)。 施設は豪華ではありませんが、山を歩く人にとってはちょうど
いい感じです。 「夕食はフレンチ」なんていう宿だと、それなりの服も
持っていかなくてはいけなかったりして、なんだか窮屈で苦手。 温泉は
とってもいいお湯がふんだんに湧いていて、かけ流しでとてもきれいでした。
若いスタッフ中心のサービスは形式張らず親しみやすくて、いい雰囲気でした。
「おかえりなさい。今日はどこへ行ってこられたんですか?」と笑顔で気さくに
話しかけたり、お客さんとの距離感がほどよくて温かみが感じられました。
団体中心ではなく個人客を大切にしているところや、自然保護にも熱心な
様子が伝わってきて好感が持てました。 またシーズンオフの静かな時期に
泊まりたいなあ…と、夜行バスの値段を調べたりして。 山へ行きたい病が
また発症してしまったみたい…やばい。
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上高地の休日(2) 明神池

9.13穂高連山の朝

前日、ほんとうにひさしぶりのキツイ山登りをして、筋肉痛で歩けないのでは
と危惧していたのに、膝のあたりが多少痛いけれど意外に平気。 「曇りのち
雨」という天気予報だったのに、早朝の散歩では雲が流れてときどき穂高の
山稜が見えると、両親もまた歩く気になりました。 山を見るとじっとして
していられないのは、やっぱりこの親の影響なんでしょう(笑)

お天気が悪くなるのは確実なので、この日は平地を明神池まで行くことに。
標準コースタイムは、宿から河童橋まで30分、河童橋から梓川右岸ルートで
明神池まで70分。

9.13明神池へ 9.13明神池へ

道は樹間の平坦な道+木道で、前日のガラガラ道とは違ってスニーカーでも
大丈夫そうです。 ただし、雨が降ると木道などはスニーカーだと滑りやすい
かもしれません。 河童橋から明神池の途中には、上の写真のように水辺に
出られるところもあってきれいです。 しかし、明神池にたどり着かないうちに
突然本降りになってしまいました。 ワタシはゴアテックスのレインスーツを
着込み、父に傘を貸し、母はレインスーツ+傘で完全防備。 河童橋から
明神池までは雨宿りする場所がいっさいなかったので、雨具をもっていって
本当によかったです。

9.13明神池

湖面に霧が這って幻想的な明神池。 驚くほど透明な水は、泳いでいるイワナが
よく見えるほど。 無音の世界。

9.13明神池の鴨

雨は降ったりやんだり。 一之池、二之池までは行けたのですが、その奥は
石がゴロゴロして足元がとても不安定なうえに、雨で滑りやすくなっていたため
行きませんでした(橋が落ちていて三之池へは行けなくなっているそうです)。
明神池の入口(池を見るには入場料300円が必要)横の小屋でベンチに横に
なっていた女性は明神池の畔で滑って転んだとか。 打ち所が悪かったのか
非常に苦しそうでした。 ローカットのトレッキングシューズを履いていても
転んだようです。 これから行かれる方、雨のときは気をつけてくださいね。

帰りは明神橋を渡って梓川左岸コースを歩きました。 河童橋まで60分。
森の中を抜ける林道をただただ歩くだけで、景色はほとんど何も見えず、
単調で全然楽しくない。 林道歩きはもともと大嫌いなので、疲労感いっぱい。
両親は20年ほど前に、この林道を徳沢から横尾あたりまで往復したそうで
さらにゲンナリ。 雨宿りをかねて、河童橋近くの上高地ビジターセンターに
立ち寄ってみました。 咲いている花の名前や山の地形図などがわかって
興味深かったです。 あとは雨の中を、ゴアテックスの性能テストのように
歩くのみ。 宿に温泉があってよかったなあ。

この日はお天気が悪くて、あんまり写真が撮れませんでした。 お口直しに
かわいいお猿をどうぞ。

9.13上高地の猿

無防備な姿を見ていると、思わず手を伸ばして足の裏をコチョコチョしたく
なってしまった(我慢我慢)。 お猿さんにこの無邪気さをずっともっていて
欲しいから、みなさん、餌は絶対にやらないでくださいね。 お願いします。
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上高地の休日(1) 上高地から西穂山荘へ

上高地に着いた翌朝は快晴でした。 朝食前、朝日が昇ってくるのを眺めて
梓川に沿って散歩。 6時に起きたのでは遅かった…5時に起きて夜明け前の
すがすがしい風景をもっとゆっくり楽しみたかったな。 お天気があまりにも
いいので、上高地の中を歩くだけではもったいない。 宿の人に相談して
宿のすぐ近くに登山口がある西穂岳ルートをたどって西穂山荘まで歩き、
新穂高ロープウェイを使って岐阜県側へ下山、バスを平湯で乗り継いで
上高地へ帰る計画を立てました。 早めに山荘に着けたら、自分だけ独標
まで足をのばそう、などと考えていたけれど…。 予想を裏切る、かなり
ハードなコースでした。

9.12西穂山荘へ

このコースはずっと樹林帯の中なので、西穂山荘に着くまでほとんど眺望は
ありません。 その反面、この日は晴れていて紫外線がきつそうでしたが、
帽子をかぶる必要がない木陰の道。 ひんやりした風がときどき吹いて
気持ちよかったです。 ジグザグの道が木立の中にひたすら続いています。
登るほどにだんだん坂が急になっていく…

9.12西穂山荘へ2

足もとがたいへんな状態がずっと山荘近くまで延々続きます。 写真で見ると
あまり急に見えませんが、母はずっと手で木につかまっては一歩よじ登る
といった感じ。 写真の木の根だらけの後はガラ場で、女性だと足を上げるのも
ひと苦労なほどの段差の連続です。 父は「下りの方が楽だから」と当初は
逆のルートで、この道を上高地へ下りたがったのですが、この道を下ったら
年寄りは怪我をする確率がグンと高くなると思われます。 足をぐねるか、
あるいは膝をいためるか。 年寄りどころか、ワタシもこういう下りが大の苦手。
登りにして本当によかったと思いました。 でも、たいていの人はやはり
このコースを下るみたい。 たまにすれ違う人たちみんなに「え~、この道
登ってきたんですか」と驚かれました。

9.12西穂の花1 9.12西穂の花2

9.12西穂の花3 9.12西穂の花4

途中、こういうかわいい花が咲いていなかったら、登る気力がかなり減退
したかもしれません。 父がちょうど中間あたりで「もう一歩も歩けない」
などと信じられない弱気発言をして、内心、冷や汗がたらり。 登り始める
前は「しんどくなったら、一人で宿へ帰る」といっていた父ですが、さすがに
この道を一人で下るのは不安だったらしい。 ひたすらなだめすかして、
父のペースで一歩登って止まり、また一歩…なんとか上へと向かいました。
中間地点まではコースタイム+30分くらいだったのに、ものすごくペース
ダウンして結局、山のガイドブックに書いてあるコースタイム3時間のところを
小休止・大休止も含めて計5時間かかりました。 天気予報では「一日晴れ、
午後遅くにところにより雨」といっていたのに、登り始めて1時間ほどで
どんどん曇ってしまい、西穂山荘に着いたときは、いまにも雨が降り出しそう。

9.12西穂の花5 9.12西穂の花6

9.12西穂の花7 9.12西穂の花8

西穂山荘の少し手前に、舟窪という開けた斜面があって、そこは一面に
花が咲いていました。 がんばって登ったのに、西穂山荘は完全に霧の中。
舟窪に咲く花の光景が見られなかったら、疲労が倍になっていたかも。
山荘から新穂高ロープウェイまでも1時間かかるというので、ゆっくりできず
おぜんざいで温まったら、すぐに出発。 下る一方かと思ったら、結構
登りもあって、あなどれません。 小休止なしで歩いて1時間15分で山頂駅に
到達。 新穂高ロープウェイはミルクの中に浸かっているように、ただただ
霧の中、視界すべてが真っ白。

宿に帰ってから調べたら、なんと上高地と西穂山荘の標高差は885メートルも
ありました。 びっくり! 78歳&79歳の両親がよく登れたものだ(それも
夏は体調不良で大騒ぎになった母なのに)。 ねんざもせず風邪もひかず、
無事に帰り着けて本当によかった。
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