楽しい支援プロジェクト

イラストレーターのk.m.p.が被災地支援のために企画した「みんな+k.m.p.プロジェクト」に参加しました。 k.m.p.のふたりはイラストを描く労力と画材・送料を提供し、賛同した人が直筆イラストを買って、その売り上げ全部をk.m.p.が一括して寄付するというもの。 連休中に届いた包みを開くときは、プレゼントをもらったみたいでワクワク。

5.3みんなプロジェクト

う~ん、かわいい。 タイトルは「いくよ」。 やっぱり、この絵柄が今の私には一番ぴったり。 一歩ずつ、一歩ずつ、上がっていこう、私も。 額を買ってきて、机の前の壁、目をあげたら見えるところにかけよう。 どんな額が合うかな? (それにしても写真がダメだ…1年近くカメラにまったく触らなかったから、元に戻っちゃいました。 写真を撮る意欲がないので仕方ない…)

k.m.p.の直筆イラストとサイン入りの著書「ちいさなお片づけ。」に、ホームページ通販恒例のおまけも。 直筆イラストはいっぱいある絵柄の中からひとつを厳選しました。 仕事がとても忙しそうなのに「じぶんたちでできることを」と楽しく募金できる方法を考えてくれたふたりの心意気に応えたくて、「あれもこれもほしい」と頭をもたげそうな欲をなだめすかして、描いてもらうのは一番欲しい1枚に。 自分ができる範囲でイラスト代+αの募金をしました。 k.m.p.のおふたり、ありがとう。 これからも応援してます!

k.m.p.の、ちいさなお片づけ。k.m.p.の、ちいさなお片づけ。
(2010/04/07)
k.m.p.

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ずっと欲しいと思いつつ買いそびれていた「ちいさなお片づけ。」もサイン入りで買えてよかったです。 パラパラと気が向いたときに眺めて、肩がこらずに楽しめる内容です。 「ちょこっとこのあたりを片づけてみようか」という気持ちになるし、k.m.p.のおふたりの生活がうかがえて勝手に親近感をもったりして。 「料理が好きな人(それもフレンチとかそういう手がこんだものじゃないおかず系)」が好きなもので。

直筆イラスト販売による募金は近いうちに第二弾があるようです。 興味がある方はk.m.p.のホームページをのぞいてみてくださいね。

■みなさん、拍手をありがとうございます。
Category: k.m.p.

笑いたかったのに 「k.m.p.のぐるぐるノート」

k.m.p.の本は読んでいると思わずププッと吹きだしてしまうこともたびたびで、いつも楽しい気分にしてくれるところが好きです。 それで、書店でみつけて新刊「k.m.p.のぐるぐるノート」を迷わず買ったのですが…

9.27ぐるぐるノート

紙質や色にもこだわった表紙は、やさしい雰囲気でしょ。 でもね、なんだかワタシは楽しめなかった。 笑いたかったんですよ、この本を眺めて。 小ネタで笑って憩いたかったんですよ。 なのに、なぜ? 「ぐるぐるしてる、オンナたち」と同じような違和感がありました。

あの本でも触れていたカレとの事実婚のことも少し出てきて、まったく同じネタを使うのかとややげんなり。 彼女たちにとっては切実な問題なのでしょうが、読者にとっては同じことを繰り返し他の本でも読まされるのはちょっと…。 あるいは、編集者や出版社の対応が悪くて腹立たしいことは、身をもって知っているからよーくわかるんです。 新古書販売業のために印税が減ってしまうことは作家としては死活問題なのも、自分たちと似たようなジャンルでつまらない本が氾濫していることに対する苛立ちも理解できます。 それでも、そういうことはホームページやブログで書くなら気にならないけど、本に書いてあるとなぜだか嫌な感じに見えてしまう…不思議ですけど。 ブログやネットは「話し言葉」的、本は「書き言葉」的だからかな。 話しているときは共感できても、活字になると共感できないこともあるんです、たぶん。

彼女たちの本を買うワタシは「楽しい気分」が味わいたいんです。 だから、もっと楽しいことを詰めこんだ本を作って欲しい。 「素朴な疑問」系のひねりよりも、素直に笑える明るい話を書いて欲しいなあ。 ある意味、夢を売るのが商売なんだから…と、k.m.p.が好きだからこそ苦言を呈したくなる本でした。 ずっと持っていたい本ではなかったから売っちゃうかも。 そしたら、彼女たちに恨まれるんだろうな。 彼女たちの論理だと「あー、つまんなかった」とゴミ箱に捨てちゃう方がいいんだろうか…と、意地悪なことを言ってみたくなるところが、この本にはあるんだよなあ。 残念!


9.28クラマゴケ

このシダがやたらに増殖してほかの植物を圧迫しそうだったため、思いきって草ひきしました。 ウデを伸ばして増えていく姿は、緑の手芸用テープみたいでなかなかかわいいんですけどね。 ネットで調べたら、クラマゴケという名前らしいです。 グリーンとしてブーケに使うこともあるとか。

■拍手をしてくださったみなさん、こぎん刺し&おしゃれへの共感、ありがとうございました。 いくつになっても、おしゃれ心は忘れずに持っていたいですね。
Category: k.m.p.

ディープな旅をたっぷりと k.m.p.「エジプトがすきだから。」

k.m.p.の本を何冊も持っているのに、デビュー作の「エジプトがすきだから。」を今頃になって読みました。  文庫本か単行本かで迷った末に、ウチの80を超えた両親もk.m.p.を気に入ってるようなので、文字が大きめの単行本に決定。 実際に手にとってみて、単行本にして良かったと思いました。 単行本でも十二分に密度が濃くて、文字もイラストも全ページにわたってギューギュー詰め。 文庫本だと文字やイラストが細かすぎて、すみずみまで堪能できないかも(若干ローガンの気配?)。 1冊丸ごと、おふたりの(k.m.p.は女性イラストレーター2人のユニット)サービス精神全開って感じです。

6.8エジプトがすきだから

旅の日程に沿って観光名所や食事どころを紹介する本ではまったくなくて、さまざまな切り口でコラム風に、エジプトを旅していて遭遇したあれこれが「生な言葉(と絵)」で書かれています。 直接的にエジプト旅行の参考にはなりそうもありません。 でも、エジプトの空気や市場の喧噪、エジプトに暮らす人たちの体温というか熱気(ときには旅人にとって非常にはた迷惑)はしっかり伝わってきます。 エジプトに行きたいと思っていない人でも、旅で彼女たちが感じたり困ったり怒ったりしたことは興味深く読めると思います。 とかなんとか、こむずかしいことはどうでもよくて、リアルな体験を非常に主観的に語っているようで、実は絶妙なバランス感覚で客観視してイラスト化しているので、あっちこっちでププッと笑わせてくれて楽しいです。

そうとう貧乏な旅なので、ある意味、壮絶な体験がいっぱい。 安宿のすごさったら…ハエにたかられて目覚める朝、みただけで祟られそうなトイレの数々、壁の模様かと思ったらギャーッ!…ワタシにはとても耐えられそうもありません。 それでも、オアシスへの旅や砂漠で寝た体験は心底うらやましい。 異様にベタベタくっついてくる男たちのうっとうしさも、「バクシーシ」と群がってくる子どもにキレた自分に傷ついたことも、嘘つきにイライラしたことも、そういう全部が旅というもの。 異なる価値観に生きる人たちと出会うことが旅なんだという感覚に共感するところ大でした。 それにしても、羊の脳みそのフライってどんな味なんだろう?? 彼女たちのエジプトでベストな食べものなんですよ! 空豆のコロッケはおいしそう。 どれも一度食べてみたいなあ。
 
6.8エジプトがすきだから2

こちらも10周年記念でサイン入り。 サインがひとつひとつ違うんですよ。 サインすることも楽しみにしてしまうあたり、さすがk.m.p.。


6.8緑のプチトマト

春に母と一緒に買ってきたプチトマトの小さな苗。 はじめはなかなか伸びないなあ…と心配していましたが、最近ずいぶん丈が伸び、小さな緑のトマトが実っています。 じょうずに育てている方は1本の苗で2人家族なら12月まで十分すぎるほど収穫できると聞いて、期待いっぱい(笑)。 実ってくると、鳥と取りあいになるんだろうなあ。
Category: k.m.p.

夢へと背中を押してくれる 「k.m.p.のおせっかいなおこづかい帖」

本だらけの部屋を眺めて、なるべく本を買わないように我慢していたんですが、ついk.m.p.のホームページの通販をのぞいていて買ってしまいました。 いまさらながら感もありますが、k.m.p.デビュー作「エジプトがすきだから。」と、実用性のある「k.m.p.のおせっかいなおこづかい帖」、そしてオリジナルグッズのk.m.p.箋(レポート用紙)。

5.29おこづかい帖

実は「おせっかいなおこづかい帖」は2冊買って、姪たちにあげようかと考えていたんですが、k.m.p.のホームページ10周年記念で特別に書いてもらったサインがあんまりかわいくて、思わず自分のものにしてしまいました。 もう1冊は友だちにプレゼント。

5.29おこづかい帖3

1ページ目(右側)には「ほんとうに自分のために、お金をつかってますか~?」とひと言。 このおこづかい帖が楽しいのは、単にお金を節約する目的で書くのではなくて、1年後の自分がどうなっていたいかを宣言し(このおこづかい帖に書く)、それに向かって自分が前進できているか、自分の目標のために有効にお金が使えているかを考えようと語りかけてくれるから。

5.29おこづかい帖2

中身をチラッとご紹介。 ます、毎月「やるコト。やりたいコト。やんなきゃいけないコト。」リストを書き、何に使ったかを書くおこづかい帖ページがあります。 そこにも、ちょこちょことイラストが添えてあって、挫折しそうな気持ちを励ましてくれます。 毎月の終わりに「やったことランキング」「わたしのお金ランキング」、そしてやれなかったコトの欄もあって、1ヶ月の自分を振り返ることに。 特にお金ランキングには、「こーなる」ためにつかえたお金No.1、やめときゃよかったNo.1もあるんですよ。 途中には読み物のページもはさまっています。 1年後の夢に向かって、まだ1ヶ月目。 さて、最後まで続くかしら?

5.30キョウカノコ

体調もようやく元に戻りました。 昨日はまだあまり出歩きたくなくて、ひと仕事かたづけて庭仕事三昧。 蚊よけスプレーをして日焼け止めをたっぷり塗りこみ、長袖長ズボンにゴム手袋で完全防備。 これだけすれば藪の中に落ちている常緑樹の落ち葉を手でかき集めることもできるし、病気が出ていそうな葉っぱを剪定したりもできて、指先が真っ黒にならなくてグッド。 いつも手袋するのが面倒で素手で草ひきしてしまうんですが、いくら手を洗っても落ちないほど指先が真っ黒になるし、すごく手荒れしてしまう。 大人の女性なら、ちゃんといつも手袋ぐらいしろよ、ワタシ(反省)。 写真は京鹿子。 緑生い茂る中で光るような花の色も、葉っぱの明るい緑も形も大好き。

■連日、いろんな記事に拍手をありがとうございます! 
Category: k.m.p.

好きなことで稼ぐ 「k.m.p.の金もーけプロジェクト」

こんばんは。 ちょっと更新が止まっていましたが、ごく普通にパソコンに向かってひとりでコツコツ(お金になるアテがまったくない)仕事してます。 自由業なので、ゴールデンウィークだからといって遊びに行くことはありません。 そこいらじゅう混んでますからねえ、人混みが大嫌いなワタシは家でのんびりしている方が好きだし、仕事ばっかりでもかまわないんです。 不満というか…もう少し本を読む時間がとれれば最高なんですが、引き続き自主規制中。 たまには長編小説が読みたいけど。

そんなわけで相変わらずお気楽に楽しめる本しか手にしていません。 少し前に買った「k.m.p.の金もーけプロジェクト」を読み(あるいは眺め?)はじめたら止まらなくなって一気読み。 ものすごく細かく描きこまれたイラストと手書き文字ギッチギチで、パソコン疲れの目にはかなりきつかったけど、おもしろかったです。 なんだかんだと次々に本を買って、かなりk.m.p.にハマっているな。 中毒性があるというか、1冊読むとつい応援したくなってくるんですよ、この2人。 あまりにもイロイロ(金銭的にも、仕事の上でも)たいへんそうで。

ワタシは最初に「2人で、おうちで、しごとです」を読んだのですが、2人が自分たちの今の状況を「昔の極貧を脱して中貧」と書いてられたのが気になって、イラストレーターになるまでを書いた本を探したわけです。 会社のデザイン室にいた2人が意気投合して、次のアテがまったくないのに会社を辞め、自分たちが好きなことをしてお金を稼ごうと試行錯誤した日々がこの本で書かれています。 いや~この2人の絆はスゴイですよ、半端じゃない。 付き合う男性は替えがいるけど、相棒には替えはいない…て、愛し合ってるわけじゃないのに(笑)この言葉、すごくないですか? 女同士で、2人きりで来る日も来る日も顔をつきあわせていたら、多少なりとももめる種が出てくるもんじゃないかしら。 ものすごい相手と出会っちゃったんですねえ。

さて、内容としてはかなり赤裸々に正直に詳細に、自分たちが好きなことで食べられるようになるまでが書かれています。 「好きなコトを仕事にしたい」と思っている人なら、これを読んだらその気になるかも。 あるいは壮絶な貧乏生活の様子を読んで、きっぱりあきらめるきっかけになるかもしれませんね。 たとえば、お金がないから小麦粉を水でといて焼いて、お醤油をかけて食べて空腹をしのぐとか、ホットケーキが食べたいけどホットケーキミックスを買ったら牛乳を買う余裕がなくて我慢するとか。 そしてついに「たまには贅沢しても」とものすごく思い切ってホットケーキを焼いて、涙して食べるとか。 美容院にはいっさい行かずお互いに髪の毛をカットするとか、気分転換は屋外でパンを半分ずつ分け合って食べるとか。 これくらいしても「好きなこと」に必死で取り組むのは、無謀だけれど、すごいパワーだと思います。 1コラムが終わるごとに付いている「数字ですよ」という部分もおもしろい! 細部まで、とにかくサービス精神たっぷりなのがk.m.p.流。

ワタシはすでに好きなことを仕事にしているので、その点では「励まされる」ようなことはなかったんですが、「フリーになってからのふしぎ。の巻」の部分は、「お~その通りその通り!」と共感してしまいました。 イラストレーターでもフリーだと同じような目に遭ってるんですねえ。 最後までギャラの金額をいわない、契約書なんてとんでもない、納期が発注者の都合でめちゃくちゃ過酷になる、フリーは土・日も仕事をして当然だ、「仕事をさせてやってる」という態度で応対する…ああ、すべてワタシの立場と同じ! 「そこがおかしい」とハッキリ書いてあるのを読んで「もっと言って!(ワタシの代わりに)もっと言って!」とお願いしたい気持ちになる(笑)

5.3白山吹

庭では白い山吹がポツポツ咲いています。 今日はお布団を干していたのに突然の雷雨。 お布団を出したり引っこめたり忙しい。 普通に会社の仕事をしている友だちがGWなら時間が空くというので、三条京阪の「カノビアーノ」でランチを食べたり、親戚が突然一家で遊びに来たり、相変わらず親に振りまわされたりで仕事は…。 それでも、ナマケモノかカタツムリの全速力くらいには着実に進んでますけどね。

Category: k.m.p.

旅の小ネタが楽しい k.m.p.「旅のコーフン」

買ったらすぐに母にとられてしまったk.m.p.の「旅のコーフン」をやっと取り返して読みました。 中身は4コマ漫画が多いけれど、k.m.p.らしいサービス精神で、本のカバーや帯からページの端っこにいたるまで細かく描きこまれていて、じっくり楽しめました。 ツアーではなく自由に旅したことのある人なら、クスッと笑えたり「また旅にでたい!」と思う部分がいろいろありそう。

4.7旅の興奮

この表紙をはじめてみたとき「あれ、汚れてる?」と思ったけど、実はよくよくみるとわざと鉛筆のスレを印刷してあるんですよね。 「旅のコツ」といってももちろんハウツー本ではなくて、彼女たちの旅のこだわりをあれこれ披露しています。 名所より歩きまわるのが好きだったり、荷物はどうするか悩んだり、一人は大荷物で一人は小さな荷物になったり、寝ている姿をお互いに観察したり…そうそう!と言いたくなることがいっぱい。 「旅の就寝」や「おみやげの反応」に笑い、砂漠に敷いた毛布に横になって夜空を眺めて寝る砂漠ツアーをいつか体験してみたいなあと思いました。

4.7旅の興奮2

裏表紙もびっしり。 ロバの背中ってやっぱり乗り心地悪いのね。 ギリシアやトルコを旅すると「ロバに乗れ」と、よく客引きが寄ってくるんだけど。


4.7カイドウ

庭はピンクの花がいろいろ咲いています。 春先は黄色が多くて、春本番は桃色の花。 上の写真はカイドウ(海棠)。 八重桜に似た花ですが、下向きにプランと咲く姿で少し色が濃いめです。 

4.7花梨

海棠の隣りでは花梨の花がいまにもほころびそう。
先日「母はコゴメザクラと読んでいるけど?」と書いていたピンクの小さな花は「ニワウメ(庭梅)」かな??

今日はコツコツと自分の仕事の続き。 やる気があるところをみせておかないと、売り込み大作戦の相棒にそろそろ愛想をつかされそうなので、今までにできた荒書きを先日渡したのだけれど、「なんかかなり遠慮してますよね? もっと自分を出したら?」と鋭い指摘を受けてしまいました。 ハイハイ、その通りなのでございます。 最もどうしたらいいのか迷いに迷っているところで、それが決まらないからいつまで経っても全体を貫く芯がなくてフラフラしている気が、自分でもしている。 どうしようかと悩んでいても全然進まないので、データなど事実を積みあげる部分からやっているけど…また、悪い癖で多すぎ? 文字あふれるんじゃない? 「これって何ページ分くらいのつもり?」という突っこみも入れられてたよなあ。 はぁ~好きなようにやってたら収拾がつかないよなあ…でも、そんなこと気にしてるより進むしかないよね。 削るのはいくらでもできるんだから…というか、いつだって普通に半分くらい削ってるな、ワタシ。 とにかくコツコツやるしかないね(と、自分を励ます夜更けかな)。
Category: k.m.p.

フェミニズム再考 k.m.p.「ぐるぐるしてる、オンナたち。」

年末、気楽に読める本を…と探していて本屋さんでみつけたk.m.p.の新刊。
2人で、おうちで、しごとです」のような楽しいイラスト満載エッセイを
期待していたら、全然違いました。

1.6ぐるぐる女

ものすごく真面目なフェミニズムの本でした。 イラストを多用して親しみ
やすいのだけれど、いつものニタッとするようなユーモアは少なくて、
ひとりの女性として直面する「仕事と結婚」「結婚の形態」「姓の選択」
「家事の分担」など、結婚にまつわる諸々の困難と素朴な疑問に真っ向から
取り組み、考えぬいた彼女たちなりの結論が書かれています。 「2人で、
おうちで、しごとです」で知った彼女たち2人の関係が驚くほど濃密で、
本の中でチラチラッと登場する「カレ」らしき男性たちと、どうやって
折り合いをつけているのだろうかと気になっていたのですが、それに対する
答えもあって、胸の中でモヤモヤしていた疑問が「なるほどね」と解消した
点が個人的によかったです。

最近、あまり耳にしなくなったフェミニズム。 声高に男性中心主義社会と
戦っていたおばさまたち(上野ちづことか)は近ごろはどんな主張をされて
いるのだろう? 特にフェミニズムに興味がなかったので近ごろの動向が
分かりません。 この本の中でk.m.p.の2人が書いているように、最近の
若い女の子は結構保守的な方向へ戻っている気もします。 昔ほど必死に
戦ったり主張したりしなくてもよくなったのかもしれませんね。 それなら
それでいいようにも思えます。 近ごろの若い男の子はホントに家事でも
嫌がらずにやる人が、ワタシの世代よりはずっと増えているとも感じますし。
でも、k.m.p.の2人の生き方はまだまだ世間的には認知されない少数派で
きっといろいろ周囲から言われてイヤな思いをしてるんだろうな。

ワタシ自身はもう結婚や出産について悩む年齢を通り越してしまったので、
身につまされることはなくて、「いいじゃないの、なんのかんの言ったり
戦ったりしても愛想を尽かさず、そばにいてくれる心優しいパートナーが
いるんだから。 うらやましいよ」という感想でした。
帯にも書いてあるとおり、30代の女性で結婚と仕事にはさまれて悩んでいる
人におすすめです。 まじめだけど、けっしてこむずかしい内容ではない
から気楽に手にとってみてください。 むしろ男性に読んで欲しいかも。

1.6千両

つくばい近くの千両。 いつのまにか、ずいぶん鳥に食べられてました。

1.6万両 1.6黄色千両

左は、我が家の庭のあちこちに勝手に生えてる万両。 鳥の糞に混じって
いたんでしょうね。 何十万両も実ってる庭…なかなか豪華(笑) 右も
勝手に生えた黄色の千両。 南天は全部鳥に食べられてしまったけど、
枝振りの悪い松を一枝切って千両と万両と合わせて、お正月の花は自家製
でばっちりでした。
Category: k.m.p.

マイペースな人生のカタチ k.m.p.「2人で、おうちで、しごとです」

もう何日も前から紹介するといっていた本です。 感想はとにかく楽しい!
何度もペラペラめくって読み直したくなる、クスッとするようなエピソードが
いっぱいありました。

4.21kmpの本

k.m.p.は「金、もーけ、プロジェクト」の略です。 女性イラストレーター
2人がユニットを組んで、旅などについてイラスト・エッセイ(?←ワタシの
勝手な命名。そんなジャンルあるのか?)の本をもう何冊も出しています。
ずっと、2人がどういう風に仕事を分けて担当しているのか疑問だったんです。
文字やイラストは、いくら見ても「ココで人が変わったな」という境界線が
みつからないし、「ひょっとして1人がイラストで、1人が文章?」と思っても
2人ともイラストレーターと書いてあるし…どうやってるの?? この本を
読んで、ようやく納得できました。

そんな個人的な興味とは別に、この本は「家で仕事をするという生き方の
一つのスタイル」をきちっと伝えていて、SOHOの生活がピンとこない人でも
「へぇ、こんな生活なんだ」と納得できるのではないかと思います。 ワタシと
とても似た感覚の人がいるのだな、と実は安心したりもしました。 また
増殖し続ける資料や紙類の整理法は、同じ悩みを抱えているので参考に
なりました。 服装があまりにもひどくて宅配便を受け取るのに躊躇する、
家事も仕事もきっちり分けずに両方を楽しみながらする…など「うんうん!」
と強くうなずきながら読みました。 ワタシの日常生活が想像できない
リアルお知り合いの方は、是非ご一読ください(笑)

家で仕事をすることのいろいろが楽しく紹介されているだけでなく、この本が
とても魅力的なのは、2人の驚くべき関係! こんなにも気が合う…というか、
ウマが合う…というか、ずっと一緒にいてもけっして目障りにならない関係って
ほとんど奇跡的な出会いなのでは? 仲がいいなどというレベルを超越して
ほんとうに相棒がいないと仕事にならない存在なんですよ、お互いが。
それほど合う人に巡り会えて幸せだな~と、つくづく感心しました。
2人の関係が読者に温かく伝わってくるこの本は、お手軽なハウツー本とは
まったく別物です。

風邪で寝込んでいる母にすすめたら、ふだんは「漫画は苦手」というのに、
一気に読み終えて「おもしろかったわ~」と喜んでました。 ワタシの仕事の
仕方と似通ったことをしている人が他にもいる、という点でも安心したみたい。
ワタシも仕事の内容を変えて、そろそろ前へ進まないとね。
目指せ、k.m.p.の「中貧」レベル!!(「中貧」=「極貧」からランクアップ)

ただし、「夕日を見ても美しいとは思わない」「好きなことを我慢しても
たっぷりお金を稼ぎたい」「家事や雑務はお手伝いさんにやらせればいい」
と考えているヒトには、この本はけっしておすすめいたしません。

4.23チューリップ

今日も天気予報は「晴れ」だったのに、さえないお天気のまま。 青空が
見たいな。 少し明るくなって、チューリップが少し開く程度でした。
Theme: 読書メモ | Genre: 本・雑誌
Category: k.m.p.