FEC4回目の副作用

もうすっかり終わった感がある抗がん剤レポートなんですが、一応、FEC4回目の副作用を簡単にまとめておきます。

昨日で点滴最終回から丸4週間経ちました。 FECは1回点滴して、その後の3週間を休薬期間として1クールと数えます。 ということは、3週間までは白血球などが不安定な骨髄抑制が起こっている可能性があると理解しています。 FEC3回目と4回目の間は祝日が入ったため4週間あいていたのですが、なんとなく味覚障害ぽかったり、意外に体調が戻らずダルダル。 採決の結果も、1週余分にあったのに血液のバランスが悪かった。

それに比べると4回目は半端じゃない吐き気に苦しんだ割には、7日目にケロッと復活して、体調は日を追うごとにモリモリ復活。 丸4週間が経過した今、ほとんど抗がん剤の副作用は残っていません!

現在FECを受けている方、大丈夫ですよ。 終わってしまえば、なんてことありません。 個人差はあるかもしれませんが、きっと元気になれます。 あと少し、がんばって!


【FEC4回目の副作用】

■吐き気・胃の不快感
投与中にすでに激しい吐き気に襲われ(たぶん予測性の吐き気)、5日間は水分摂取もむずかしいほど。 口内炎予防のため、気持ち悪いのに必死で歯磨きやうがいをしていて、ちょこっとリバースしたのが2回(食べてないから、ほとんど出るものなかった)。 7日目に胃の不快感が一気に軽減して、普通食に戻った。

■下痢・便秘
3日・4日目に下痢。 その後は便秘気味になったので、3日間マグミットを朝晩に飲んで調整(私の場合は、マグミットを朝昼晩と1日に3錠飲むと効き過ぎるようだったので、朝晩のみ服用)。 早めにマグミットを服用したため、前回ほどひどい便秘にはならずにすんだ。 

■口内炎・発疹・唇の荒れ・爪障害・味覚障害
歯磨きとゴボゴボうがいをまめにしていたためか、口内炎なし。 発疹・味覚障害もなし。 6日目から数日間、唇の荒れがあったものの、それほどひどくならず。 荒れていたときは朝晩にアズノール軟膏を塗って対処。 手の親指の爪は黒い部分がさらに拡大して、半分以上が黒々している。 ごく弱い痛みがあった間は絶対に爪で蓋などを開けたりしないように注意した。

■発熱
最初の1週間に37℃の微熱が3回でただけ。

■静脈炎
静脈炎はスゴイことになっている。  主治医に「これほどひどい静脈炎は、患者さんをたくさんみてますけど、私も数年ぶりです」と感心(?)されるほど。 腕の内側も外側も血管ボロボロで、器用な主治医も点滴針を刺す場所がなくて苦戦。 いまは血管がかさぶた色に透けてみえていて、触ると素人でも血管が硬くなっているのがハッキリわかる。 手を伸ばしたりすると、血管だけ伸縮性ががないような感じで、ビーンと突っ張って鈍い痛みがある。 主治医によると、血管が元に戻るまでには3年くらいかかるとか(涙)。

11.18ヒメツルソバ


副作用の強さは、1回目>4回目>3回目>2回目。 吐き気は4回目が一番強烈でしたが、回復は3回目よりも早かったです。 

FEC点滴中は毎回薬剤師さんが30分近く面談してくれて、薬の服用法や食事について指導してくれました。 4回目のとき、食事内容をいろいろ聞いていた薬剤師さんから「食べられないときは無理して食べない方がいいかもしれませんよ」とアドバイスされました。 あまりの飢餓感と危機感で、3回目の点滴後は食欲がないのに無理にそうめんやうどんを食べていたのですが、4回目は開き直ってあまり食べないことに。 薬剤師さん曰く「梨は水分がたっぷりあって、糖もあるからすごくいいですよ」。

【気分が悪いときに食べられたもの】
点滴投与日の夜/絶食
2日目/ 梨半分×2回とハーゲンダッツのアイスクリーム半分
3日目/ 梨半分×2回、カップ入りヨーグルト半分、ゼリー1個
4日目/ 薄いトースト半分、うどん半人前、梨半分、ゼリー1個
5日目/ 薄いトースト1枚、うどん1人前、梨半分
6日目/ リンゴ1個、豆腐おじや(1人前を2回に分けて)、クッキー
7日目/ 薄いトースト+カッテージチーズ、しらす丼、クッキー、紅茶、鶏肉のポトフ


もしかしたら胃腸の粘膜が抗がん剤でやられて食欲がないときに、無理に食べるとかえって胃腸に負担がかかるのかも。 今回はあまり食べなかったことで、回復が早かったのかなと勝手に思っています。 でも、これはあくまでも素人考え。 自分の体調と相談しながら、最適の落としどころ(?)を探してくださいね。


Category: 抗がん剤FEC

身体は食べるものでできている

FEC第4クール(抗がん剤最終回)の14日目。 食欲があって快便、ほとんど普通の日常に戻っています。 これで髪の毛さえあれば、即「普通の人」になれるのになあ。 すでにFEC4回目の投与前から産毛のような発毛が始まり、尼さん状態から煩悩の世界へ戻りつつあります(笑)。 毛深い体質の方が発毛力があるのかも。 生まれて初めて毛深い体質をありがたく感じています。


土曜・日曜はお天気が悪くて、家にこもって編み物キットの在庫消化していました。

11.2ブランケットキット

ようやく全部編めました。 半年前に半分編んでいて、その時より最近編んだのは編み方が少しきつかったみたい。 少し大小があるけれど、気にしない気にしない(笑)。 さて、これを全部はぎ合わせてブランケットにするか、クッションにするか。 バッグに仕立てることもできるかな…と、あれこれ妄想した末に、結局このまま放置してしまいそう(いつものパターン)。 近日中にちゃんと形にしなくては。


家事はぼつぼつやっています。 掃除は手抜き、料理はのんびり楽しみながら作っています。 栄養やバランスを考えつつ、たんぱく質は鶏肉・豚肉・牛肉・卵・魚となるべく偏らずにいろいろ食べて、できる範囲で温野菜たっぷりに。 でも、あまり神経質になりすぎない程度に。

今日の晩ご飯は、タラと白菜の豆乳グラタンと、ジャガイモ・キャベツ・タマネギ・ブロッコリーの食べるスープ。

11.2タラ・白菜のグラタン

昨日は冷蔵庫に長期滞在していた水菜とトマトを使い切るためのパスタ。

11.2蟹のスパゲッティ

蟹と水菜・フレッシュトマトのスパゲッティ、ラタトゥユ、ブロッコリーのサラダ。

父が夕食不要の日は、母のリクエストで鶏胸肉と白菜の雑炊。 あとはレンコンのオリーブオイル焼き、カブの葉とツナの炒め煮、ジャガイモと大葉のサラダ。

11.2鶏胸肉と白菜の雑炊

買い物に行けた日は魚料理。

11.2サワラの付け焼き

サワラの付け焼き大葉添え、焼きナス、カブの葉とお揚げの炒め煮、サツマイモの味噌汁、枝豆。 ちょっと塩分過多でした。

副作用がひどくて骨皮状態になった私に栄養をつけさせようと、母が三嶋亭の牛肉(切り落としだけど)を買ってきてくれた日は

11.2牛肉と舞茸のバルサミコ炒め

舞茸と牛肉のバルサミコ炒め柚子胡椒風味、カボチャのスープ、カブの葉の炒めもの、カブのサラダ。

復活2日目は

11.2ジャガイモのグラタン

ジャガイモとひき肉のグラタンと、前日のポトフの残り。

絶食ヨレヨレから抜けだして、1週間ぶりにまともなものが食べられるようになった日は、鶏胸肉と根野菜のあっさりしたポトフ。 復活3日目は簡単にできる豚肉と水菜・豆腐のお鍋にしました。

ね、復活した途端、すごく普通食でしょ。 自分でも不思議なんですが。 吐き気で食事が喉を通らなかった数日間は、ちょうど断食道場に行ったみたいなものかも?


■たくさんの拍手をありがとうございます!
Category: 抗がん剤FEC

お散歩日和

昨日・今日と2日続けて秋晴れの青い空。 気持ちいい! 体調がほぼ普通に戻って、ひさびさに買い物がてら近所を散歩してみました。 青空の下、暑くも寒くもなくて、どこまでも歩いて行けそう…な気分なんですが。 あまりにも足が弱っていてビックリ。 歩くのが好きな私が、たかだか3kmくらい歩いただけでスネの筋肉だるくなるなんて! しっかりたんぱく質+野菜の食事をとって、毎日少しずつでも歩かなくては。 ということで、2日続けて近所一周してきました。


10.29初嵐

わが家の「初嵐」は、木枯らし一号が吹く前からいっぱい咲いています。 名前の通り、木枯らしが吹き始める頃から開花する早咲きの純白の椿。 でも、どれもこれもほとんど全部メジロに突かれて花びらボロボロ。 あまり突かれていなさそうな花は上の方にちらほらある程度です。

10.29初嵐2

今日もメジロが群れでやってきて、椿のあたりでひとしきり賑やかでした。 花の蜜吸いたい放題で満腹になった後のおしゃべりだったのかな。 少しはきれいなのも残しておいてよね。


FEC4回目は3回目より副作用の吐き気がきつかった割に、3回目よりも早く抗がん剤の毒が身体から抜けた感じ。 あんなにしんどかったことが夢か幻のよう。 もう「次の点滴は…」と考えなくていいのが何よりうれしいです。 ホルモンの受容性があるタイプの乳がんだと、5年とか7年とかものすごく長期間にわたって薬を飲み続けなくてはいけないそうですが、トリプルネガティブで全摘した私の場合は術後抗がん剤が終わったら無治療です。 無治療というと「何も手立てがない」みたいにも思えますが(初めに「無治療」という言葉を聞いたときはそう思いました)、「再発予防のためにできることは全部した。もう不快な副作用をともなうようなことはしなくていい」ということ。 人事は尽くした。 あとは天命を待つのみ。 自分の免疫力を信じて、焦らず少しずつ元の生活に戻っていきたいと思っています。


■donauさん、いつも優しい言葉をありがとうございます。 ひとこと、ひとことが胸にしみました。

■Bさん、「全然変わってないのがよくわかった」と書いてくれてうれしかったよ。 ありがとう。 がんになってもならなくても、私は私。 良くも悪くも、そう簡単には変われません(笑)。

■たくさんの拍手をありがとうございます! 
Category: 抗がん剤FEC

通い慣れた道

ウィークリータキソール12回→FEC4回、全部当初の予定通りに終わりました。 強烈な抗がん剤FECに痛めつけられて骨髄抑制を起こしても、白血球数・赤血球数などはちゃんと3週間の休薬期間中に復活できる体質のようです。

FEC3回目当日の血液検査では白血球数が基準値の最低ギリギリ、4回目当日は白血球数が基準値よりほんの少しオーバーでも、好中球数が問題なしで予定通り点滴実施。 血液検査の結果をあとでじっくりみたら、4回目はリンパ球数が激減してたけど、主治医は別にスルーでした。

1回も延期にもならずに全部できたのは、逆説的なんだけれど、がん以外は身体がかなり健康(!?)というのか元気だったからなんだなとつくづく思います。 ある程度、体力やしっかりした腎臓・肝臓機能がないと、きつい抗がん剤治療には耐えられないものだと知りました。


治療終了後に何か検査があるのかなと思っていたのですが、3ヶ月後に術後1年ということで血液検査とCT検査をするだけだそうです。 いつも笑顔の主治医は「それまでしっかり療養してください」とのこと。 うんうん、あれもこれもいっぱい食べて元気&体重つけときますよ♪←食べる気満々(笑)



9.22鴨川

1ヶ月前はまだこんなに夏っぽい青空だった鴨川。 先週の点滴日はすっぽり雨に包まれて


10.27鴨川3

足元もしっとり。 「ああ、病院に行きたくない! 行きたくない! 点滴したくない!」という気持ちで、誰もいない雨の中、グズグズと雨粒を写してみたりしてました。 コゲラに会った木もこの日はひっそり。 何かおもしろいものはないかと、それでもキョロキョロしていると

10.27鴨川

寒々しい秋の川なんて写真にならないなあ…と思っていたら。 ん? 中洲に何かいる? 近眼でよく見えないからカメラで撮ってズームアップ。

10.27鴨川2

色の違う鳥が3羽。 白鷺と青鷺と…カラスにみえたけど、こうしてみると鵜かな? いっぱい場所あるのに…白鷺なんて羽根のお手入れしたりして、意外に仲良し??


みなさん、ご心配をおかけしました。 今日はグッと元気です!
Category: 抗がん剤FEC

FEC4回目 ラスト!

FEC4回目=抗がん剤治療の最終回…吐き気がきつかった(涙)。 最後にして最悪の気持ち悪さでした。

月曜日に点滴を受けている最中から突然強い吐き気に襲われ、点滴が終わっても1時間以上動けず化学療法室でのびてました。 昨日まで水もほとんど飲めず、食べられるのは1日に梨かリンゴ1個、4日目からはせいぜい1日にうどん1玉。 お腹ペコペコの飢餓状態なのに胃腸は何も受けつけず、あまりの気持ち悪さに身動きもできず。 いままで苦しいときも食べられたアイスクリームやヨーグルトさえも×。 ゼリーは人工的な香料が鼻について×。 番茶もイオン飲料も×。

ようやく昨日、豆腐のおじやが喉を通ってエネルギー補給ができたようです。 今朝は気持ち悪さがずいぶんやわらぎました。

10.26ススキ

今朝ひさしぶりに窓の外を見る余裕が。 ほおけたススキの穂が秋の朝の光でキラキラ光っていて、カメラをひっぱりだしてパチリ。 写真を撮りたいと思えるくらい回復したということですね。

10.26小菊

花壇から逃げだした小菊が、庭のあちこちで気ままに花を咲かせています。


去年のクリスマスイブの告知以来、治療に振り回された日々。 気がつけばすっかり秋が深まっていて、この1年ってなんだったんだろう…。 でも、終わった。 とにかく終わった。 感無量。 よくがんばったよ、私。 しばらく自分に大甘になろう。

Category: 抗がん剤FEC

FEC3回目の副作用

FEC3回目の副作用について、自分の備忘録&これからFECを受ける人の参考のために。

【FEC3回目の副作用】

■吐き気・胃の不快感
投与の日の夜と3日目に、強い吐き気。 水分摂取もむずかしいほど。 歯磨きで毎回吐きそうに。 4日目・5日目も弱く吐き気があったが、6日目に消失。 吐き気止め薬のイメンド2日分、カイトリル3日分服用(ノバミンは服用せず)。 ※FEC1回目~3回目まで実際に吐たことは一度もない。 
胃もたれは2日目~6日目まで非常に強くて、5日目はムカムカ感MAX。 8日目くらいで胃もたれの気持ち悪さはほぼ消えたものの、その後も現在まで胃の重い感じと腸があまり動いていない感じが弱く続いている。 

■下痢・便秘
今回はかなりひどい便秘。 3日目・4日目と便通がなかったので4日目にマグミットを1回1錠服用したら、翌日は腹痛で下痢。 6日目から5日間便秘で気持ち悪くなる。 4日目就寝前と5日目朝・晩にマグミットを1錠服用して、ようやくだす。 その後も軽い便秘がたびたび。 吐き気でほとんど食事がとれない最初の1週間以外は、結構食べているのに…食べたものはどこへいってしまうのか??(体重は減ったままほとんど増えない)

■口内炎
2回目同様、口内炎はできなかった。 5日目~10日目に歯磨きで歯ぐきから出血。

■発疹・唇の荒れ・爪障害
前回同様にアレルギー止めの薬アレロックを処方してもらったが、2日服用しただけ。 発疹はでなかった。 4日目から唇が荒れたので処方されたアズノールを朝・晩に塗って対処し、10日目くらいで荒れがおさまる。 唇の荒れ方も1回目ほどひどくなかった。
爪はタキソールで右手親指がバーコード状態になっていたが、FEC3回目の投与後、他の指も爪の付け根が黒くなってきた。 特に左手親指は付け根から黒い部分がどんどん広がり、いまは半分までが黒くなってしまった。 20日目くらいに左手親指の爪の付け根に弱い痛みもあり。 いまのところ抜けそうな気配はない。 爪の表面が非常に乾燥しているので、保護のため爪にやさしいアンダーコートを塗っている。

■発熱
38℃以上の発熱はなし。 2日目・3日目は終日37℃くらいの微熱。 その後も10日目くらいまで微熱がでたり下がったりが続いた。 白血球が減り気味なのか?

■身体のだるさ
気持ち悪くて、だるくて6日間はほとんど横になったまま。 7日目からはだるいながらも1日中起きていられるようになり、日中に横になることはなし。

■静脈炎
3回目直後に、1回目に使った血管がさらに赤黒く浮きでてきた(2回目の投与の時にすでに赤くみえていた)。 血管が硬くなったのが、素人の私が触ってもわかるくらいに。 点滴を受けるときに肘を曲げているためなのか、肘の内側の血管が4本並んで黒く浮き上がり硬くなっている。 右手に重いものを持ったり、肘を無理に伸ばすような動きをすると少し痛い。 3回目に使った血管もうっすら赤くなってきた。 リンパ浮腫予防のため、術側の左手で重いものを持ってはいけないといわれているが、静脈炎を起こした右手も重いものを持ってはいけないとのこと。 買い物のときは、どちらの手で持てばいいのか…。

■脱毛
頭は全体にうっすら生えてきている。 眉毛はタキソール終了後に一気に生えてきたのがまた抜けて、うっすらと生えている状態。 毛根が青々しているためか(?)、毛がほとんどないのに眉の形はそれなりにあるという不思議な状態。 毛深い体質が幸いしているのかも。 まつげは眉毛と同時に生えてきて、いまのところ抜けないまま。 元のような長さはないが、密度濃くびっしり生えてきて、目元がハッキリしてきてかなりウレシイ。 スネと足の指にもちょこっと生えてきて、これはうれしくない←生えるところによってすごくうれしかったり、迷惑がったり、人間とは勝手なものだ。

■その他
3週目に弱く味覚障害=口の中全体がいつも油の膜で覆われているような、いつも苦いような感じ。 しかし、多少味覚が鈍いくらいで味はわかる。 4週経った現在は、ほとんど普通。



徐々に身体が抗がん剤に慣れて副作用が軽くなるのかな、という淡い期待を裏切って、2回目より副作用がきつかった(涙)。 といっても、のたうち回るほど(実際には気持ち悪すぎてピクッとも動けないほどだったけれど)辛かった1回目よりはマシでした。

副作用の強さは、1回目>3回目>2回目といった感じ。

ラストの4回目が、どうか2回目くらいの軽さでありますように!

【抗がん剤をしていない方へ】
抗がん剤をしたことがない人が読むと「抗がん剤って、やっぱり副作用がきつそう。 こんな辛いことは絶対やりたくない!」と思わせてしまうのではないかと、書いているうちに心配になってきました。 怖がらせるのは本意ではありません。
抗がん剤治療を受けるようになって、抗がん剤の副作用について書かれているブログをたくさん読んで「辛いのは自分だけじゃない。 みんな、しんどい治療に耐えて乗り越えているんだから、私もがんばろう」と、見ず知らずの方のたくさんの経験談にすごく励まされています。 だから、私の体験もいつか誰かの参考や励ましになれたらという思いで書いています。

これを読んでいる方で、もしも万が一自分の体調(乳がんに限らず)に不安を感じたら、ちゃんと診察と治療を受けて欲しいと願っています。 放置しても、けっして治りませんから。
治療についてはいろいろ思うところがあるので、また別に書きますね。


静脈炎って?爪障害ってどんなの?と知りたい方だけ続きをどうぞ(汚い腕や指の写真なので推奨しませんが)。
Category: 抗がん剤FEC

歩こう!

台風前に大慌てで、ひさしぶりにカートをひっぱって買い物に行ったら、あまりにも足が弱っていることに愕然とさせられました。 これではいかん!と、お天気がいい日は少しでもウォーキングをしよう(というか散歩…というか最低限1日1回家の外にでる)と決意。

今日は台風一過で気持ちのいいお天気。 決意が鈍らないうちに、化粧をしてヅラをつけて(以前にくらべて身支度にやたらに時間がかかって面倒くさい)帽子を目深にかぶってGO! 風があったので、ずっと帽子を押さえて歩くヘンな人になってました(笑)。 いやいや、意外に人は知らない人なんて見てない見てない。 気にしない気にしない!


10.7哲学の道

ものすごくひさしぶりの哲学の道。 いまは紅葉シーズンまでの端境期で、観光客は少なめで、のびのび歩けました。 

10.7小さい秋

小さい秋。 といっても紅葉まではまだまだです。


抗がん剤FECの第3クール16日目。 身体的不調はほとんどなし。 ただ、ごくごく弱く味覚障害っぽくて、前の2回のように「薬が抜けた!」というスッキリ感がないのが残念。 いつも口の中がなんとなく苦い。 醤油味やスポンジケーキ類・チョコレートなどがダメだったタキソールのようにひどくはないから苦にするほどでもないけど。 ほんとうの美味しさを味わえていないようで、食い意地がはっているものでなんだかとても悔しい毎日(笑)。


■たくさんの励ましの拍手をありがとうございます! いつも弱々しげなことを書き連ねている割に、実は結構元気にしています。 長期的にみれば、副作用は軽めだと思います。 ご安心を。



Category: 抗がん剤FEC

FEC2回目の副作用

明日は抗がん剤FECの3回目。 明日を含めて、あと2回で終わり。 先がみえないほど長く感じていた抗がん剤治療も、終わりが近づいてきました。

外来で点滴を受けた2回目は、入院した1回目より副作用が少し軽かったです。 1回目の強い吐き気は、やっぱり針刺しのストレスが原因だったのか。 あるいは身体が薬になれたのかな。 2回目は主治医が針刺ししてくれたので何ら問題なし。

【FEC2回目の副作用】

■吐き気・胃の不快感
ほぼ1回目と同じだけれど、1回目ほどひどくなかった。 吐き気止めカイトリルを追加で処方してもらって5日間服用。 さらに、吐き気で苦しいときにとノバミンを処方してもらったが、1回服用しただけ。 とはいえ、6日目まではまともな食事は摂取できず。 7日目から一気に通常食に戻れた。

■下痢・便秘
前回は下痢、今回は便秘。 4日目にマグミットを服用したら下痢に。

■口内炎
今回はできなかった。 点滴中は氷ではなく、ひたすら水分摂取←点滴中はまだ吐き気がないので、その間に水分をとっておこうという思惑で。 1リットル以上飲んだ。

■発疹・唇の荒れ
アレルギー止めの薬を処方してもらったので、発疹はでなかった。 2週目に唇の荒れがひどくなったが、処方してもらったアズノール軟膏のおかげで、前回のような苦痛はなかった。

■発熱
3日目~6日目、午後遅めに微熱。 37度くらいだったので解熱剤は使わず。

■身体のだるさ
6日目までは布団の上で行き倒れ状態。 眠れるわけではなく、ただひたすらダルダルで縦になっていられない感じ。 7日目から一気に普通の生活に復帰できた。

■脱毛
抜け止まったのか? 頭はうっすら産毛のような髪の毛が生えてきています。 眉毛とまつげは1週間ほどでみるみる生えてきて、元のすごく濃くて長いまつげとは比べものにならないけど、ちょっと薄めの人並みくらいまで復活。 でも、これってもう一度抜けるのか??(抜けないで!)

■その他
味覚障害はほとんどなし。 胃がムカムカしている間は臭いに過敏だった。 前回まで点滴で使っていた血管が静脈炎=血管が硬くなり、前腕の筋を伸ばすと少し痛い。 3週目に足首のむくみがほんの少し→足の下に座布団を入れて、足を高くして就寝。


9.21今年初の貴船菊

今年初めての貴船菊が開花しました。 今年はほんとうに秋の訪れが早いですねえ。 庭も少しずつ秋の花や実で賑やかになってきました。 ようやく蚊が減ってきたので、少しは庭にでられるかな。

急激に涼しくなって、毎朝着る服に悩みます。 抗がん剤治療中に風邪をひくとたいへんなので、こまめに服を着たり脱いだりして調整してます。 頭や首筋に髪がないと、こんなに寒く感じるのかとビックリするほどスースー。

さて、そろそろ明日に備えて寝ます。 あと2回…がんばれ、私!!
Category: 抗がん剤FEC

ピンクが気分 その2

ピンクでテンションアップ作戦続行中です。

9.20爪にやさしいネイル

ネイルはほとんどしたことがないのですが、10年以上ぶり?で塗ってみました。 色はラメの入ったベビーピンク。 

抗がん剤ウィークリータキソール12回で両手の親指に黒い縦筋が入って、爪の先がボロボロ。 FECでさらに黒さが増して、いまでは完全にバーコード状態。 足の爪も右足は全体的に黒ずみ、左足は親指の付け根が黒々して汚れているみたい(涙)。 爪をみるたびにテンションが下がるので、ついに抗がん剤治療中の人向けオンラインショップで爪にやさしいネイル&爪の保護用ベースコートと爪用オイルを取り寄せてみました。

2度塗りで黒い縦縞はうっすらみえるかどうかくらいに。 ラメのおかげでほとんど目立たなくなってウレシイ。 ただし、どうしても乾くまでじっと何もせずに待っていられない。 いつもネイルをきれいにしている人って、ネイルのためにすごい時間をかけているんだなあ。 そんなことをいまさらつくづく感じている、女子力が限りなくゼロに近い自分に苦笑してしまう。


9.10シュウカイドウ2



夏の暑さと蚊の脅威ですっかり放置されていた庭は、いまや雑草園。 すっかり放置していたのに、雑草に負けず秋海棠(シュウカイドウ)がいっぱい花を咲かせてくれました。 透明感のあるピンクの花びらと金平糖みたいなシベがかわいい。 うつむき加減の咲き方が楚々とした和の趣です。

昨日ひさびさに散歩したら、昨夜は本当にひさしぶりに深く眠れました。 これからもボチボチ無理をしない範囲で歩こう。


抗がん剤によるバーコード爪がどんなものかみたい方だけ、続きをどうぞ。
Category: 抗がん剤FEC

食べられたもの

FECで弱っている間に何を食べたのか、自分のための備忘録代わりに書いておきます。


食事がとれない1週間。 初めは水分さえ飲めなくて、脱水症になりそうな危機感がありました。 そのとき、本能的に「食べたい!」と思った唯一のものが梨でした。 前回のときのようにお盆の用意をしなくてよくて、腰痛も少し落ち着いてきている母にねだって近所のスーパーで買ってきてもらいました。

9.8梨

みずみずしい二十世紀梨(写真の梨は幸水。よくみると、ずいぶんいびつだな)を1個ペロリとたいらげたら、たっぷりの水分が身体のすみずみまで行き渡ったようで、気持ちまでホッとしました。 梨、最高!


今回もなんとか栄養を摂取しようと、豆乳そうめんを毎日1束分食べました。 最初の4日間、吐き気と胃のムカムカ感のため、まともな食べものは1日にこれだけ。 あとはバニラアイスクリームやヨーグルト、水ようかん、ブドウ、薄いトースト4分の1にカッテージチーズくらいで飢えをしのいで。

でも、ついに豆乳味にも生姜味にも、そうめんそのものにも飽きがきてしまいました。 5日目、お腹がペコペコなのに食べられない飢餓感の中で、頭に浮かんだのが塩パスタ。 何にもかかっていないオリーブオイルで和えただけのパスタ。 実は子どもの頃、こんなものが大好きでした。 貧乏性?(笑)

9.7塩スパゲティ

少しでも栄養になるようにパルメザンチーズ(不思議に吐き気は誘発されない)、思いつきで無塩のクルミをぱらり。 糖尿病を乗り越えた人から「無塩のナッツ類は身体にいい」といっていたのを思いだして。 この少量のクルミで飢餓感が少しやわらいだかも(気のせい?)。 あとは野菜ジュースが飲めたので一緒に。

1週間経つと、FECで破壊された消化器官粘膜(口から肛門まですべてやられるそうです)が再生されるらしく、突然胃腸も口の中もスッキリ。 いつもと同じように食事がとれるようになって、早速ポトフや、ナスとトマトのグラタン、ブリ鍋など食べたりしています。 抗がん剤治療中は味覚が麻痺して、カレーやソース味などの強い味つけのものが美味しく感じるという人が多いそうですが、私はどこまでも薄味で、素材そのものも味の方が食べやすかったです。


前回と大きく違ったのは、絶不調の1週間はほとんど料理をしなかったこと。 母になるべく簡単にできるメニューのアドバイスだけして、父と2人分の食事はつくってもらいました。 無理をしないことで、前回よりも少しは辛さがましだったと思います。 気持ち悪いのに無理をしてイライラするよりは、「これはやって欲しい」と人に頼ることって本当に大事なんですね。 私がイライラしないことで、今回は家族内での集団ヒステリー状態が回避できた気がします。 老体にむち打って1週間がんばってくれた母に感謝。

Category: 抗がん剤FEC