体調不良?

土曜日はパーティーへ行くというのに、明け方まで「ミリオンズ」を
読みふけって寝不足。 そのうえ、花粉症性ひきこもり生活から脱却した途端に
飲み会のお誘いが続々で、突然たくさんの人とお話しすることが連続して
疲れたのかな~。 昨日からまぶたが重苦しくて、じんま疹みたい。

中学生の時に、原因不明の奇病で1ヶ月入院したことがあるのですが、
劇症じんま疹みたいなものだったんで、旅行を2日後に控えて
この状態はちょっとコワイです……。 もともとは、じんま疹なんて
全然できない体質なのに、ものすごく疲れると(特に精神的に)
成人する頃まではときどき、顔がちょこっと腫れたりしました。
大人になってから、こんなになったことあんまりないんだけど。

いきなり社会復帰、の刺激が強すぎた? 弱いなぁ。
今回の旅は、予想以上に弱ってきている両親の分まで、準備段階から
あれこれ段取りを考えたりして疲れたのかも。 楽しみな旅なのにぃ~。
今日は神経ゆるめる薬を母からもらって早寝します。

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クチナシの蕾。 もうすぐ開花しそうだけど、旅に出ている間に
咲いちゃったら残念だな。
Category: 日々の記録

ひさしぶりにクロスステッチ新作

ひさしぶりに新作アップ。 鳥モチーフ好き病にでもなったのか、
気がつくと近頃、鳥ばっかりです。
ネットで他の方の作品を見るようになってから、ずっと憧れていた図案。
ネットショップ Baby Cinnamon で購入しました。 指定通りの布と糸を使用。
布は思ったよりも暗い色だったのですが、モチーフを全部刺すと
少し明るい感じになりました。 段染め糸も初めて使いました。
優しいグラデーションで、かわいい仕上がりに満足。

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The Drawn Thread "For the birds"

小さなモチーフばかりなので、アッという間に完成。 あ、今気づいた……
チャーム2個付けるのを忘れてました(汗) 何に加工しようかな。
何かに仕立てられたら、チャーム付き画像をアップしますね。
いつになるか分からないけど(笑)


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"Le Point Compte Pour Bebe No15"より

こちらも刺したのに、そのまま放置すること1ヶ月以上。 苦手なミシンで
巾着に仕立てました。 ゼー…ゼー…これだけのことで息も絶え絶え。
後ろにイニシャルでも入れればよかったのに、工夫も何もナシ。
麻布館のリネン(206)を使うために刺しました。 光沢があってキレイだけど、
ちょっと真っ白すぎるかなぁ、などと考えていると使い道がなくて。
糸はあいかわらず適当です(笑)
このほかにも、同じシリーズでいろんなポーズをしている男の子が
いっぱい載っていて、刺したくてウズウズ。 でもワタシには、かわいすぎ?

食事計画をたてる 旅の準備【台所編】

一家で旅となると、買ってある食料を胃袋に片づけて、生ゴミを残さないように
献立を考えなくてはいけません。 で、こんなふうにしてみました。

28日(土) 小アジの南蛮漬け・ちりめんじゃこ入り大根おろし・おぼろ豆腐
29日(日) ジャガイモのグラタン・ブロッコリーのサラダ
30日(月) 鮎の塩焼き・もずく・ナスの煮物・大根の味噌汁・きんぴらごぼう
31日(火) 鶏肉カレー・トマトとピーマン&キャベツのサラダ
1日 (水) スパゲティ・人参サラダ

ゴミの収集日が火曜なので、月曜の夜にカレーを作って生ゴミを出すことに。
出発前日は、冷凍してある作り置きのトマトソースにナスを足して
スパゲティにすれば、手間がかからずゴミもほとんど出ません。
買い置きのどっさりあるジャガイモと玉ネギを消費するために、
ジャガイモのグラタンとカレーを。 連日こってり料理は胃袋に重すぎるので
途中で鮎の塩焼き。 もずくが冷蔵庫にあるし、一日は和食でないとね。
食材を無駄なく使うために献立をたてるのも、やってみると結構おもしろい。

土曜日の夜は、仕事仲間の友だちのパーティーにひさしぶりに参加。
出かける前に、母の恩師の訃報が入り、母は慌ただしくお通夜へ。
ご飯は食べないつもりだったけど、小アジの南蛮漬けと大根おろしを
急きょ作って出かけました。 南蛮漬けの「南蛮」て、ポルトガルのこと?
もしかして旅先でも、こんな料理が出てくるのかしら?

パーティーで景品をいただきました。

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主催者の女性は、仕事から夜遅く帰ってひとりで、この子のミョーな
脱力系の鼻歌を聞いて安らいでいるのだとか(笑)
女性が男性と肩を並べて仕事をするって、ほんとうにたいへんなんですよね。

帰り道、夜更けの小道で舞妓ちゃんとすれ違いました。
店の勝手口でメールをしていた板さんに「こんばんは」と、ひとこと。
抑揚のある優しい舞妓言葉は、同性なのに「かわいい~♪」とうっとり。
それを聞いただけでトクした気分でした。
Category: 日々の記録

手紙を書いて気分スッキリ

お世話になった人や、手紙をもらった友だちに手紙を書かないまま
うかうかと日を過ごしてしまいました。 いまさら……と思う気持ちが
ペンを持つ手をさらに鈍らせ、さらに書きにくい状況に自分を追いやる
という負のスパイラル。 春先は激しい花粉症と、母がインフルエンザで
倒れたことのダブルパンチを受け、精神的に弱って愚痴ばかり書きそうで
(実際に書いたけど、読み直して出すのがイヤになって破ってしまった)
気になって気になって仕方ないのに放置。 ポルトガルに行くのだから
旅先から葉書を出してもいいかも、いや、お土産を買ってきてそれと一緒に
手紙を送ってもいいかも、と心の中で悪魔がささやく。

でも、やらなくてはいけないことを放り出して、それを気にしている毎日に
我ながらウンザリ。 なんだか夏休みに宿題を気にしながら、ついつい
遊んでしまう小学生時代と何ら変わってない。 これでいいのか、ワタシ!
仕事なら、どんなに面倒でも期日までにちゃんとできるのに
友だち甲斐のない自分が情けないです。 昔は、ものすごく筆まめだったのに。
そして今日、ついに気合いを入れて2通書いて、郵便局で投函。
その足で2週間ぶりにジムへ行って、心身ともにスッキリ!

残るのは、あと1通。 新しい一歩を踏み出した知人に、熱いエールを
送りたかったのに、自分のパワー不足で明るい手紙が書けなかったんです。
でも、今は少し気分も上向きだから書けそう。 明日、午前中に書いてしまおう。

手紙って不思議。 パソコンで書くよりもずっと肉声に近い感覚。
とりつくろっても、その時の気分が字にも文面にもハッキリ出ます。
だからこそ、もっと昔みたいにいっぱいいっぱい手紙を書いて、
「vogelの手紙が大好き」と友だちに喜んでもらいたい。
そのためにも、しっかり生きてないとね。

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外国の切手が最近注目されていますね。 新しいシートは雑貨屋さんで
買いました。チェコのかな。 ほかの切手はスウェーデンからのお便りに
貼ってありました。 あんまりキレイなので、はがしてずっと持っています。
手紙をくれたあの人、今はどうしているのやら。
Category: 日々の記録

身軽な旅に憧れつつ 旅じたく

ポルトガル旅行まで、あと1週間。 ようやくトランクを引っぱり出して
今日は荷造りをしました。 海外にでかけるたびに、毎回何をもっていくか
決めかねて出発前日まで出したり入れたりを繰り返すのが恒例になってます。
自律神経が失調気味なのか、体温調節がうまくできず、冷たい風に当たると
たちまち喉が痛くなって熱が出るという困った体質。 服で温度調節をしなくては
いけないので「もし暑かったら」とか「肌寒い日は重ね着できるように」などと
考えると、いつのまにか大荷物に。 そのわり活躍するのは決まった一組くらい。
荷物が多い割に、旅先では着た切り雀状態……とほほ。
身軽な旅にものすご~く憧れますが、今の体質では一生無理だわ(笑)

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靴はこの3足にしました。 ツアー旅行でなければ、海外旅行のために
絶対に選ばない靴ばかり。 いつの旅スタイルなら革製スニーカーにミュール。
今回もスリッポンとミュールだけのつもりだったのに、ネットの天気予報では
ポルトガルは今の当地とほぼ同じ気温。 朝夕は意外に肌寒いそう。
ストッキングをはくとミュールでは歩きにくそうで、急きょパンプスを1足追加。
なにせ晩ご飯は「ジーンズ・ジャンパー・スニーカーはご遠慮ください」
らしいので。 ほッんと、もう窮屈! 

ま、そんなことはどうでもいいんですけど、結局もう少し暖かそうな服を
持っていくことにしました。 一家3人で、結構大きなスーツケース2個は
平均的なんでしょうか? ウチにあるのを使うから、多少大きすぎて
仕方ないんですが。 う~ん、理想の「身軽な旅」スタイルからどんどん
離れていってます。

参考までに。ミュールなんてまったく興味なかったのですが、海外旅行では
夏場に意外に使えるアイテムだと、昨年のスイス旅行で気づきました。
スリッパ代わりにホテルの部屋ではいて、そのままホテルの食堂で夕食もOK。
日中ずっとトレッキングシューズをはいていた足には、開放感があって
すごく気持ちよかったです。

母は荷造りだけで疲れてしまって「ツアーだから、慣れないおしゃれを
しなくちゃいけなくてイヤになってきた」とぼやいていました。
わが家はハイキング旅が専門だったから、旅先でおしゃれ着が
必要な旅なんてしたことなかったもんねぇ。
いつもは結構おしゃれなくせに、母は旅先ではスポーティ一点張り。
ツアーのお上品なみなさんについていけるか、心配になってきました……。
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ひさしぶりに五月晴れ

今日はほんとうに気持ちよく晴れました。 天気予報があたらず、
毎日雲の多いお天気だったから、ひさびさの五月晴れに気分ものびのび。

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山椒の若い葉が透けて、とってもきれい。 山椒の実を収穫しました。
すがすがしいピリッとした香りが手にもついて、いい気持ち。
山椒の木が隣りに生えてる椿の上に覆いかぶさっていたので、一昨年に
思い切って切りつめたせいか、昨年も今年も収穫量は少なめです。

収穫量と反比例して、最近「山椒の実が欲しい」という方が増えて、
足りないな。 「京都といえば山椒ちりめん」と、いつから言い出したのか
不思議です。 東京の出版社があおっているとしか思えないのだけれど。
東京の方に「どこの山椒ちりめんが一番おいしいですか?」と尋ねられて
「うちの無農薬天然育成の山椒で作った自家製が一番です」と答えて
相手をしらけさせちゃったことがあります(笑)
山椒ちりめんが流行りだしたからでしょうか、京都人まで山椒の実を
急にほしがるようになった気がします。 ま、いいけどね。
この実は母がちりめんじゃこと炊き合わせます。

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庭の緑陰では柿がひっそり花を咲かせています。
ぜんぜん目立たない花だから、じっくり眺めたことがありませんでした。
デジカメを持ってから、身近なものに目を向けるようになって
庭の花を記録するという楽しみがひとつ増えました。

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中学以来の友だちがブログで庭の写真を見て一言。
「まるでものすごい豪邸のお嬢様か、山の中の人みたい(笑)」
おほほ……残念ながらごく普通の家です。 ただ野趣あふれてるだけ(笑)
木がやたらに生えているから、大文字山からもわが家が確認できるほど。
といっても、ただ単に近いから見えるんですけど。

昨日は、その友だちのおうちでたっぷりおしゃべり、
今日は、気持ちも晴れやかになるほどの快晴。 気分いいです!
(でもクシャミ連発…今は何の花粉が飛んでるの?もう勘弁してください)

読書はちびちび読んでた森鴎外「渋江抽斎」を放り出して、
つい「ミリオンズ」を読み始めてしまいました。 もう渋江さんには
戻れない予感。
Category: 日々の記録

本の帯は大事 「西の魔女が死んだ」「オールド・エース」

本屋さんの店頭にあふれている膨大な本の中から、自分の感覚にぴったり合う本に
巡りあうのはとてもむずかしい。 みんなは何を目安に本を選ぶんでしょう?
ワタシの場合は、新聞や雑誌の書評、または自分と好みが似ていそうな
ホームページを参考にしていますが、本屋さんで実際に本を手にとって
帯のキャッチコピーや著者の簡単な紹介、装丁の感じなどで、
まったく未知の作家と出会うのも宝探し的な楽しみがあって好きです。

梨木香歩はずっと気になっていた作家で、文庫本になっていたので買いました。
帯の「読者アンケート第1位」も購入動機のひとつだったかも。

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結論。 かなり涙もろいワタシですが、最後まで泣けませんでした。
ものすご~くつまらないというほどではありませんが、先が読めてしまって。
ストーリーがあまりにも予定調和的に思えました。 主人公の女の子が
お祖母さんと暮らすことで生活のリズムをつかむ過程は、それなりに美しいけれど、
どこか「ハイジ」を連想させます。 ハーブなどを使うヨーロッパ風の雰囲気が
気に入れば、感情移入できるのかもしれません。
それならヨーロッパの小説を読みますけど、ワタシなら。
でもまぁ、本を買わせるという帯の目的は達成されたわけです(笑)

これに対して気に入っていた作家なのに、帯のキャッチフレーズがヘンテコで
なかなか買わなかったのがアニー・プルーの「オールド・エース」。

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「現代アメリカの根深い矛盾と危機の縮図」なんて、ワタシはぜ~んぜん
興味ありません! アニー・プルーって、そんなことを書く作家だったっけ?
結局、いつも参考にしているホームページで好感を持った旨を読んで購入。
読んでみたら、この小説の本質はアメリカの矛盾や危機とは違う次元にあると
感じました。 誰がこんなキャッチフレーズを書いたの??
そういう問題が背景になってはいても、舞台となっているアメリカ中西部の
大平原の美しさと、頑固に伝統にこだわる住民の窮屈だけど豊かな生活、
そしてそうした環境の中で、貧しく悲惨な生い立ちながら気のいい
主人公の青年が少しずつ生きる楽しさを学んでいく過程が大事なのに。
とにかく、帯としては珍しいほど大失敗。

2段組で400ページあって、物語はゆっくりゆっくりと進むので
万人向きではありませんが、長編が好きなワタシは大満足。
物語の世界にどっぷり心地よくひたれました。

生きるのに不器用で、ちょっと太っていて決してカッコよくない主人公が
ささやかで温かな自分の居場所をみつける話しを書くアニー・プルー。
小さな市井の人を見守る視線の温かさと繊細さは、50代になってから
作家になったという経歴のためでしょうか。

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デビュー作の「シッピング・ニュース」も、地味で長い長いお話しでしたが
ワタシは胸の奥に灯がともったように感じました。
どんなにカッコ悪くても、もがきながらでも、自分らしいやり方で
生きていくことは素敵なことだな、と。 アニー・プルーはこの小説で
ピュリッツァー賞と全米図書賞を受賞しています。
しみじみとした長い物語が好きな人に、アニー・プルーはおすすめです。

本の帯ってほんとうに大切ですよね。 最近ではセカチューが柴咲コウの
一言を帯にして大ブレイクしたんですから。 でも、まわりの誰に訊いても
「あの本はヒドイ」という感想なんですよね。 柴咲コウはほんとうに
泣けたのでしょうか? それにしても羨ましいな~、著者にはあの一作で
納税額だけで何億円にもなるくらい印税がっぽりなんですもの。
NHK衛星の「週刊ブックレビュー」でアノ著者が「私は快楽のための読書は
したことがありません。本は何かを知るために読むもの」といっているのを
聞いて唖然茫然。 そんな人が書いた本があそこまで売れる日本ってどうなの?

2日連続の同窓会

土曜日は大学の部活仲間と、日曜日は高校の同窓生有志で
青空の下でのんびり宴会……のはずが、曇天でときどき雨。 なのに
屋根があるとはいえ公園の一画で、いい歳したおじさん・おばさんが
昼間っから何が楽しいのかビール飲んでワーワー。

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大騒ぎしているそばで、雨に濡れて黄菖蒲(?)が咲いていました。
蒸し暑かった昨日から一転、今日は最高気温が20℃くらいで肌寒かった。
こんな日に外でビール飲んでるなんてアホです、みんな。
帰るときに雨に濡れてしまって、ちょっと風邪っぽい。
今夜は暖かいお風呂に入って、早く寝ようっと。

出身学校の卒業生全体を対象とする大同窓会の幹事学年にあたっているため、
その準備として高校の同窓生とは、この2年ほど随分よく会っています。
そのため、今日も「ひさしぶり~」というノリはなくて、ちょっと惰性みたい。

それに比べると、大学体育会サッカー部の同期と後輩数人に会った土曜日は
もう懐かしさいっぱい! みんなよく飲む人ばかりなので、つられて
ビールに焼酎・ウィスキーとワタシにしては珍しくグイグイ。
よく笑って、よく話して、よく飲んだ(笑)
楽しいお酒だと気分が悪くなることもないんですね。
「本当にぜんぜん変わらないね」と言ってもらって上機嫌(単純なヤツだ)。
一人ひとりと会うのではなくて、みんなでワイワイが楽しい。
次、こんな風に会えるのはいつだろう?
あ、ワタシの結婚式なら全員揃ってくれる約束なのよね(笑)
なんか全員に、ワタシの行く末を心配されていたような。
Category: 日々の記録

楽しいような、うっとうしいようなもの 同窓会

土曜日は大学時代の部活の仲間と、監督だった先生のお見舞い、
そして日曜日は中学の同窓生有志と青空の下で宴会。
思いがけず、連続して懐かしい顔にたくさん会う週末となります。
楽しいような、ちょっと面倒くさいような、微妙な気持ちです。

同窓会って行きますか?
ワタシはわりと行く方です。 幹事をしてくれてる人に悪いし、
たまには普段とは違った緊張感があるのもイイかと思って。
やっぱり同窓生の目って気になりますよね。
「あの人、ふけちゃったねぇ」とは思われたくないし(笑)

大学時代の部活は(社会人になってから知り合った人にいうと意外すぎて
信じてもらえませんが)なんと体育会サッカー部のマネージャー。
でも、当時のサッカーはとってもマイナーなスポーツだったんですよ。
マイナーなスポーツの、とってもマイナーなマネージャー。
存在感希薄でした、大学時代のワタシ(笑)
どうして、そんな一見ミーハーなことをやってしまったんだろ?
考えてみると、大学生になって周囲の女の子がみんな、お化粧して
かなり派手な服装をして、ブランドのバッグを持って、パーマあてて
そんなコトについていけなかったんだと思います。
大学生時代は男の子との方が友だちとして付き合いやすかった。
年中ジーンズばかりで、ずっとストレートのボブで、
化粧品なんてまったく持ってないワタシは男の子の中に混じってる方が
安らげたんですね、きっと。
マネージャーとして何かをした記憶はほとんどありません。
どちらかというと、一緒にいさせてもらっただけ。 大切な試合に負けて
男泣きしてる部員の輪の中に入れず、とても中途半端でした。

それだけ男ばかりに囲まれて、なぜ何もなかったのか?と、
よく不思議がられます。実は自分でも謎です(笑)
いえいえ、何もなかったからこそ、今でも笑ってあえるんですよ、ホホホ。

社会人になってから、大学時代の部活仲間と会ったのは数えるほど。
さて、ひさしぶりに会う懐かしい面々は現在のワタシをみて
なんと思うでしょう。 できれば、昔よりはキレイになったと思って欲しい
(ただの願望!)。 昔よりひどくなったと思われないように
せめて背筋だけは伸ばしていこう!
部員のみんな、素敵に年齢を重ねていて欲しいな。
(でも数年前に会ったとき、すでに立派なおじさんたちでした)
Category: 日々の記録

花糸の美しい色と手触り~EVA ROSENSTANDのクロスステッチ

タイトルに「ハンドメイド」とうたっているくせに、
最近ほとんどハンドメイドについて書いていません(汗)。
もうあと少しで完成の小品があるんですけど、夜で写真が撮れないので、
刺すだけ刺して放置しているクロスステッチの在庫を。

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EVA ROSENSTAND No.14-252

このブログの最初の記事が、EVAの同じシリーズの「春」でした。
鳥が好き&緑が最近のお気に入りの色、ということで
ほんとうはこの「夏」の図案に一目惚れしたのです。でも、どうせ買うなら
(何が「どうせ」なのかは自分でも不明)
同じシリーズの「春」も刺して、並べて飾ってもよさそう、などと
自分に言い訳して2つまとめて購入。 EVAのオリジナル花糸時代のものです。
(今のEVAは、花糸ではなくDMCの刺繍糸を使用しているそうです)
緑が好きなので、すぐにコチラを刺しました。

う~ん、ステキ!
花糸の感じも色も、刺繍布の手触りもとにかく気持ちいいんです。
もっと早くに出会いたかった! オリジナル花糸をセットしたキットが
もう手に入らないなんて残念だワ~。

このキットを刺していたときは、仕事のことでウツウツとしていましたが、
刺すことで心がとっても落ち着きました。 それまでは、ネットで
みなさんが刺しているPrairie Schoolerがあんまりステキだったので
マネして刺していました。 でも気分が落ち込んでいるときに
渋い色合いのステッチをするのはあんまりよくなかったんですね。
EVAを刺してみて、それが分かりました。

「ピンクの花なんて、実はあんまり趣味に合わないかも」と思っていたのに
実際に刺しているときはピンクの花を一輪ずつ咲かせていく「春」の方が
緑ばかりの「夏」より楽しかった。 

庭ではスズメやヒヨドリがにぎやか。 生い茂った葉陰で
この図案のように一生懸命子育てしてるみたい。
そっと、のぞいてみたいな。 でも実際に巣を見つけたら、
毎日毎日ジロジロ見過ぎて鳥にプレッシャー与えてしまうのよね(笑)

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ヒヨドリたちが大好きな山椒が実りました。
こんなに辛いのに、どうして平気なの?

年寄りと暮らせば

ワタシの子供時代には「テレビばかり見ている」とか
「テレビをつけっぱなしにして電気の無駄だ!」と激しく怒っていた父が
いまではすっかりテレビっ子に。 聞いてなくても大音量でつけっぱなし。
両親の耳が急速に悪くなって、テレビはワタシの耳が遠くなりそうなほど
大音量にしてても聞き取れないらしい。
そんな状態なので最近では、大音量のテレビの前で怒鳴り声で話さなければ
ならず、近所の人に「嫁に行けずにイライラして老人虐待している鬼娘」と
思われているのではないか、毎日心穏やかではありません。

どのくらい聞こえないかというと、母の場合は……テレビを見ていて
「あの人のおばあさん、【カスピ海】で亡くなったんですって!?」と仰天。
画面を見ると、純朴そうな沖縄装束の青年が映っています。
え?カスピ海?? 確か、いま「【102歳】で亡くなったおばあさん」と
聞こえたんですけど。 そう指摘したら、なんか残念そうでした。
そうね、なんでおばあさんがカスピ海で亡くなったのか?という疑問を
考える楽しみを奪ってしまった。ゴメン。

また、ある時はテレビを見ていた母がビックリして
「へぇ~、あの人たちがなんでまた【自転車競技】なんてするの!」と
指さす先に、中国とアメリカの高官の顔写真が。
いま、北朝鮮の核問題について【事前協議】をすると言ってたような。

父には超怒鳴り声で「おやすみ!」と3回ぐらい叫ばないと、
「え~? 今なにか言った?」と寝室から戻ってきてしまいます。 ふ~っ。

毎日、こんな感じ。
もっと優しく話したいけど、すべてがトンチンカンで悲しくなります。

それでも、白内障の手術後にまた視力が落ちてきて、簡単な再治療で
視力が復活した母は、病院の待合室でワタシが貸した佐野洋子のエッセイ
「がんばりません」を読んで、ひさしぶりに読書が楽しかったと満足そう。
目だけでもマシになって、老化に歯止めがかかるといいんだけど。

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庭ではナツハゼが満開。 小さくて地味な花だけど、葉の緑色が爽やか。
鳥に食べられないうちに、そろそろ山椒の実を収穫しなくては。
Category: 日々の記録

多感な子供時代にタイムスリップ 「アンジェラの灰」「少年時代」そして「エイジ」

日頃あまり考えたことがなかったのですが、子供を主人公にした小説や映画が
好きみたいです(いい歳をして)。 でも先日書いたように長嶋有の芥川受賞作
「猛スピードで母は」は、子供の視点で書かれていても違和感がありました。
一人で子育てをしている母親のカッコよさを、子供の立場から描く方が
サラリとしていい、というような手段として”子供の視点”を使ったような感じで。

「アンジェラの灰」も、そういう類の本かと思って読まず嫌いしてました。
読んでみて、さっさと手にとれば良かったと後悔しました。
新天地アメリカでも貧窮して、再びアイルランドへ戻った移民一家の
極貧生活は想像を絶するほど。 著者フランク・マコートの自伝だそうで
純真なフランキー少年の目を通して、悲惨なほどに貧しい生活や
楽しかったり辛かったりする学校生活が生き生きと語られます。
子供なので分からないはずのところ、ぼやかしながらも大人が回顧して
書いている不自然な箇所がないわけではありません。
それを「嘘くさい」と感じるかどうかは、人によって違うでしょう。
そういう嘘くささが多少あっても、ワタシは心を揺すぶられました。

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酒浸りの父親と、生活苦に為すすべもなく泣いてばかりいる母親。
どうしようもない親なのに、子供たちはお父さんもお母さんも大好き。
胸が痛くなるほど過酷な生活にもかかわらず、弟か妹を連れてくる天使と
話したくて階段でじっと待っているフランキーがいじらしい。
下巻の最後で号泣してしまいました。
すべてを失っても、誰も奪えないのが頭の中身と、その人がそれまでに
積み重ねてきた経験だ、というのがワタシの信条なのですが、
それに驚くほどピッタリの結末でした。
教育の大切さを深く考えさせられる話しなので、教育に携わる方にも
読んで欲しいな。


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もっと鮮明に、子供時代のドキドキワクワク感を追体験したいなら
ロバート・R・マキャモンの「少年時代」を。
アメリカ南部の小さな町を舞台に、12歳の少年の日常が
陰惨な殺人事件をからめて描かれています。 殺人事件の謎が、
魔法を身近かに感じられた子供時代の描写にサスペンスを加味して、
無理なく物語世界へ入り込めました。 こちらはドップリ子供の視線なので
ついていけないと感じる人もいるかも。
読後感の深みでは「アンジェラの灰」、読んでいるときの楽しさでは
「少年時代」でしょうか。


もう少し年上の微妙なお年頃の、今どきの中学生が何を考えているか
知りたいのなら重松清の「エイジ」がおすすめ。
活字離れ世代の中学・高校生の姪たち3人も珍しく一気に読んで
とても気に入ったとのこと。 友だちの中学生の息子さんにも
喜んでもらえた様子。
しっかりした取材の上で書いたのでしょう、とてもリアリティがありました。
同世代らしき犯人による連続通り魔事件に揺れる、平凡な中学生たちが
ひとりひとりていねいに描かれています。 決して大人の価値観を
押しつけることのないスタンスに好感を持ちました。
重松清の小説は何冊か読みましたが、「エイジ」がワタシにとってはベスト!
Category: 読書

その旅はホンモノ? 沢木耕太郎「深夜特急」「一号線を北上せよ」

旅の本といえば、やっぱり沢木耕太郎の「深夜特急」ですよね。

「深夜特急」を初めて読んだのは、もうずっと前のこと。
おもしろくて止まらなくなったのに、途中で虫垂炎になってしまい、
手術を受けた後、病室で看護士さんに隠れて続きをむさぼり読んだ記憶が。
ページを繰るのももどかしいほど、のめりこみました。
それまで小説しか読んだことがなかったワタシは「ノンフィクションも
意外におもしろいんだ」と深く心を動かされました。
その後、ノンフィクションをいくつか読んでみて、「深夜特急」が
純粋なノンフィクションとはいえないのだということを知りましたが。

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「深夜特急」は「私」という一人称を通して語られる旅の記録。
旅の途中で出会った風景も人も出来事も、「私」=沢木耕太郎のフィルターを
通して語られます。 ノンフィクションの特徴である客観性はまったく
ありません。 それがかえって生々しく、長い長い旅を続ける人の心のうちを
読者に伝えるのでしょう。 日本から逃げてきたのに日本が恋しくて
一人旅を選んだのに無性に人恋しくて、旅をしながら旅に飽きている。
自らを孤独へと追いやる心持ちが若々しく、20代だったワタシは
本を通して沢木耕太郎の旅を夢中で追体験していました。

読了後は、沢木耕太郎に一直線。店頭に並んでいる本は片っ端から読みました。

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沢木耕太郎に関してはスポーツものよりも、エッセイやコラムの方が好きです。
「チェーン・スモーキング」「彼らの流儀」「象が空を」は特にお気に入り。

しかし、恋愛と同じでどんなに好きでも、ずっと一緒だと飽きてきます。
沢木耕太郎との蜜月(?)にくさびを打ち込んだのは「檀」でした。
檀一雄の「火宅の人」そのものはおもしろかったのに、「檀」は
つまらなかった。 なぜ? 
沢木耕太郎はたぶん意識的に、それまでの「私」の視点を捨てて
檀一雄の奥さんの視点に寄り添ったのだと思います。 作家として
新しいスタイルを探したのでしょう。
でも、沢木耕太郎らしさがなくなってしまった感じ。

さりとて「天涯」を読んだときは「また旅かい!」と思う。
読者というのは勝手なものです。

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沢木耕太郎熱が冷めてずいぶん経ってから、ひさしぶりに買ったのが
「一号線を北上せよ」。 う~ん、やっぱり何か違う。
いい歳をしてまだそんなところにいるんですか?と言いたい。
年齢を重ねたなりに、旅も違ってくるのが普通でしょ。
でも、いまだに沢木耕太郎はユーラシア大陸のどこかの路上で
途方に暮れて立ち止まっている。
そんなに、いつまでも感傷的でいいの?
貧乏旅行をするしかなかった若い時代とは、立場が決定的に違うのに。
もう少し大人になろうよ……ため息。 それとも、ワタシが
身も心も「おばさん」になってしまっただけなのかなぁ。

本の整理では「檀」と「一号線を北上せよ」を手放します。

良縁祈願のお菓子にワクワク! ポルトガルの旅

ガイドブックやネット検索をしているうちに、だんだん旅の気分が
盛り上がってきました。 ツアーの団体行動が気になるものの、
ワタシが一番行きたいと思っていたモンサラスという小さな町は、
調べてみると公共交通機関がなくて、一人ではとても到達できそうもない。
今回のツアーで連れて行ってもらえるからラッキー。

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上が8年前の「FIGARO」の記事。 ガイドブックでは昭文社の「個人旅行」が
ポルトガルに関しては一番詳しいようです(これも随分前から持ってるんだワ)。

じっくり調べてみたら、アマランテという町を訪ねる日は
ちょうどお祭りの日らしい。 この日は、未婚女性が教会に安置されている
守護聖人さまの大切なところを触って(!)良縁祈願をするんですって。
ポルトガルで良縁祈願って、なんだかヘンテコで楽しみ~(笑)
さらにさらに、男性のシンボルをかたどったお菓子がこの時期だけ、
この町で買えるのだとか……どんなんやろ?
ポルトガルに通い続けている方も見たことがない、なんてホームページで
書いてらっしゃるくらい、稀少なお菓子!
お嫁に行ってない友だちのお土産はコレに決まりだワ。
お祭りで混み合って、この町だけ割愛されたらどうしよう。心配(笑)

というようなことを同行する母に話したら、顔をしかめていた。

ついでに食事のことを調べてみたところ、ポルトガル人て中国人並みに
食に対してどん欲なのかも、と思えてきました。
かたつむりとか(エスカルゴみたいに貝っぽくなくて、そのあたりを這ってる
普通のカタツムリ。たまに顔出したままの状態のも混ざってるらしい)
さらにグロテスクなのは真っ黒な亀の腕か何かをゆでたのとか。
ウサギや山羊、アヒルも普通に食べるみたい。
別に、そういう変わったモノが食べたいわけではないけれど。

というような食事の話しをしたら、またまた母が顔をしかめて
「絶対そんなもの食べないわよ」と一言。
ワタシだって、ゲテモノを食べる趣味はありません。 でもね、その土地の人が
食べているものを頭から否定するのは好きじゃありません。
鯨の内臓料理も、イワシを真夏に1週間仕込んだ「なれ鮨」も、
フレンチやイタリアンで鳩やウズラやウサギも食べましたよ。
えっと、それからドイツでブタの血のソーセージとか、
ブタか牛か不明の腎臓や膵臓の煮込みとか、あるいは
甲府では熊ほうとう、オーストリアでは野趣あふれすぎの鹿シチューとか
(最後の2つは今思い出してもゲ~ッ)。

子供の頃は極度の偏食でニンジンもピーマンも椎茸もアレもコレも
食わず嫌いしていたワタシを、スパルタ式でなんでも食べる子に育てたのに
いまでは母の方が食に関して、ずっと保守的。

とにかくポルトガル料理ってバラエティ豊からしいです。
鴨ご飯の天火焼き、イワシの炭火焼き、干しダラのコロッケ、
キャベツとジャガイモのスープ、魚介類のスープ、シーフード・リゾット、
エッグタルトなどなど。 いろいろ美味しそうで、楽しみ~。
偏食を矯正してくれた母に感謝です(笑)
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旅日記の夢 永沢まこと+杉浦さやか

旅日記はワタシの場合、文字ばっかり。 海外へ行くと
珍しいこと、驚いたこと、感動したこと、とにかくアレもコレも
書きたくなります。 その日の行動と何を見たか、何をどこで食べたかを
控えるだけでもたいへん。 感想をあれこれ書き込んでいると、
3日に1回くらいは旅日記を書くために”休みの日”がないと
追いつかない(笑) 詳しい旅日記を書く人って、どうやって
書く時間を捻出してるのか、とても不思議でした。
玉村豊男の東欧旅行記を読んだとき、「この日はメモ整理のため、
出かけないでカフェで日記の整理をした」というような記述があって
納得しました。 やっぱり、無理なんですよね。 安心しました(笑)

さて、いつかサラサラッとスケッチして、その横に文章を添える
といった旅日記を描いてみたい、と夢見ているワタシにとって
永沢まことと杉浦さやかの本は心地よく妄想をかきたててくれます。

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永沢まことの画風が特に好きなわけではないんですが、
この方の本を読むと「ワタシでも描けそう。ちょっとくらいゆがんでても
それが味なのよね~」と思えてくるから楽しい。

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カフェに座って休憩しながら、こんなスケッチが描けたらステキ。
遠近法とか消失点とか、むずかしい画法はいっさい気にせず、
思うままにサッと勢いよく描きましょう!というスタンスが
絵心のないワタシにはウレシイ。 描けないんですけどね、絶対こんな風には。

杉浦さやかも、絵はワタシの趣味とはちょっと違ってプリティー過ぎ。
でも、身近なモノに「ステキ!」を発見する視線がとっても楽しくて
何冊も続けて買いました。
一番のお気に入りは「ベトナムで見つけた!かわいい☆おいしい☆安い!」。
他人の旅日記をのぞくような構成が楽しくて、羨望が混じり合って
何度開いてもジーッと見入ってしまいます。
残念ながら、いま手元にないので写真はお土産の本です。

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Category: 読書

旅の記録

今年は念願だったポルトガルに行きます。
雑誌「FIGARO japon」の特集でみたポルトガルの田舎町。
「いつか行くぞ!」と決意してから何年たったのか?
大切に保管してきた「FIGARO」を見たら、8年前のものでした。
実現するまで、ずいぶん長くかかりました。

さて、旅に出るときは必ず持っていくノート。 今回はどんなノートにしようか
思案中です。 旅に出る楽しみのひとつが旅日記。 旅日記が書きたくて
旅に出るのでは……と、ほとんど本末転倒になりそうなくらい(笑)
たいてい途中で疲れ切って、最後の3日くらい空白になるんだけど。

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右の黒いのが最近はやりのモールスキン。丸善で2500円ほどでした。
その下が無印良品のとっても安いノート。使い勝手がよくて惜しげなく使える。
かなり気に入って、過去3回の旅はコレ。
でも、今回はワタシにしては短期だから、左の薄っぺらい普通のノート
(罫線ナシ)でいいかな。

本当はですね、ちょこちょこっとスケッチブックに絵と文を書き込む
というのが夢なんですが。

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ちゃんと道具は揃ってるのに、全部何年たっても新品同様。
ヴァン・ゴッホの水彩絵の具なんて「自分へのプレゼント」なんて
買うだけ買って、いまだに紙も外さないまま。 絵心がないくせに
憧れてるんです、のんびりスケッチしながら町歩きする旅に。


ずっと夢みてきた旅も目前に迫ってきました。 でも、なんだか
盛り上がりに欠ける。 実は両親も「行きたい」と言い出して
(ま、そこまではいいんだけど)、かなりトシなのでツアーに参加することに。
全部決められてる旅行ってツマンナイ……旅に出るという
あのワクワクドキドキした気分にならないんですよ、なんとなく。
漠然とポルトガルを一人旅する自分をイメージしていたし、理想と違う。

実は海外にツアーで行ったことがないんで、楽しいのか楽しくないのかも
よく知らないんですけど。 せめても、ということで、観光スポット満載ルートを
すべて無視したような、非常にマイナーな田舎町ばかり回るツアーにしました。
今まで格安航空券だけ買って、あとは自力でなんとかしていたから
海外旅行の、それなりにお安くないツアーに参加する方々が
どんななのか想像もつきません。 ジーンズばっかり、てわけには
いかなさそうです。 晩ご飯には一応ドレスコードがあるようで。
仕事で海外へ行ったときは、ある意味、豪華な手配旅行ではあっても
ほとんど拉致監禁状態(?)だから、観光地にいても「旅をしている」のとは
基本的にまったく違うし。
洋服は何を持っていったらいいのか、しばらく悩みそう。
恒例の旅ノートは準備するか、しないか。 慣れないツアーで
妙に何も決まらない。
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凍てついた極北から届く温かなメッセージ 星野道夫の世界

生まれつき動物好きなワタシは、動物の愛らしい写真が目に入ると
無意識のうちに本を手にとってしまいます。
写真集「星野道夫の仕事」も、表紙のアザラシのかわいらしさに
惹かれてパラパラとページを繰ったら、もう手放すことができなくなって
レジに直行。 カメラマンの作品としての写真集を買ったのは
ほとんど初めてのことでした。

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星野道夫の写真は、ただ動物のかわいらしさだけを写し取ったものでは
ありませんでした。 アラスカの雄大な自然を心から愛し、
厳しい風雪に耐えて精一杯生きる動物に”同志”のような想いを
抱いていたことが、どの写真からも伝わってきます。
写真に添えられた言葉もとても温かく美しい。
エッセイを読みながら、深く静かに心にしみわたる言葉に
涙がこぼれてしまうことがあります。 あふれるほどのモノに取りまかれ、
物欲に振りまわされて大切なことを忘れている自分に気づかされたり。
もう星野道夫さんの新しい写真や言葉に出会えないのが
とても寂しいです。

海より山が好き、南国より北方が好き、という人におすすめです。

本屋さんで

岩合光昭の写真集「ちょっとネコぼけ」の表紙に
吸い寄せられちゃいました。
ネコの鼻チョウチン! か、かわいすぎる……
この方は犬より猫がお好きなようですね。写真にそれがはっきり出てます。
以前見た「日本の犬」、被写体の犬はかわいいのに写真が冷たいんです。
ポストカード的に上手くまとめてある、という感じで。
今回の猫の方がずっと愛情が伝わってきます。
一番かわいかったのは、表紙の猫。 このテの写真が並んでたら
つい買っちゃったかも。

e-honで取り寄せたロバート・ハリス「ポンペイの四日間」を
本屋さんで受け取りました。
amazon全盛だけど、e-honが気に入ってます。 近所の本屋さんで受け取りがてら、本屋さん内をブラブラするのも楽しいし、
少額の本1冊でも注文できて店頭精算で送料もかからないし。

いまは森鴎外「渋江抽斎」をぼちぼち読んでいるところ。
読みかけて挫折していた本です。 今月は在庫消費月間なので(笑)
次の「ポンペイの四日間」が早く読みたくてウズウズしてるんだけど。
Category: 読書

こんな歳で初めて……

まったく知らない美容院にふらりと入って、
「似合うように切ってください」とおまかせしました。
ドキドキ(笑)

兄の友だちが美容師さんになったため、ずーっとその方に切ってもらってました。
でも高校生の時から、ん十年も同じ人に頼んでいると
「気分を変えたいから、違う髪型にして」といっても
固定観念ができてしまっているのか、ちっとも変わらない。
肩の下まであった髪をバッサリ切ってショートにしたのが、
人生でたった一回の冒険でした。
ショートは意外に似合って気に入ったんですが、変化がつけにくい。
で、ずーっとずーっと同じ髪型。
流行を追わないワタシとはいえ、いくらなんでも飽きました。

友だちに別の美容院を紹介してもらったんですが、家から遠くて億劫。
そこで今日、ついに近所にできた新しい美容院に行ってきました!
花粉症で美容院にも行かなかったから、なんと4ヶ月ぶり。
サッパリして気分もスッキリ。 思うほど変わらなかったけど、
ちょっとだけでも変わってウレシイ。

こんな歳になって初めてのことってあまりないから
ほんのささいなことだけれど楽しかった(笑)
肩があまりにも凝っているからと、しっかり揉んでもらったから
今夜はとても眠い……それもいい感じ。
Category: 日々の記録

読後に残る余韻 「灰色の輝ける贈り物」と「雪沼とその周辺」

たしかNHKのBS「週間ブックレビュー」で取り上げられていて
すごく気になって読んだのが堀江敏幸の「雪沼とその周辺」。
芥川賞受賞作の「熊の敷石」が読みたいと思ったこともあったのに
実際には一度も堀江敏幸の小説を読んだことがありませんでした。
で、期待に胸をふくらませてたんですが、とても気に入るというほどでは
ありませんでした。

雪沼は群馬か山梨にありそうな山間の架空の土地を舞台にして
(のはずですが、ずいぶん前なので記憶違いがあったらゴメンナサイ)
平凡でささやかな人生の1シーンを切りとった短編集です。
もともとサラッとした短編よりも、ドッシリとした長編が好きな体質なので
この短編集は「大好き!」までいかなかったのかもしれません。

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今年のはじめ、いつものぞいている海外小説専門の某ホームページで
絶賛されていたアリステア・マクラウドの「灰色の輝ける贈り物」を
読みました。 舞台はカナダの東海岸に浮かぶケープ・ブレトン島。
荒波がうち寄せ、灰色の雲がたれこめる荒涼とした風景を背景にして
漁師や炭坑夫として働く、無名の人たちの人生が描かれた短編集です。
家族という名の重い”しがらみ”、決して言葉にはしない家族の温かみ、
肉体労働に耐えて家族を養い、厳しい環境で生活する人たちの自負、
世代間の葛藤など、普遍的でとても地味なテーマの短編ばかりです。

短編集は苦手なのかな、と思っていたのにコレは違いました。
「灰色の輝ける贈り物」は読んでいるときよりも、
読み終わってからの余韻がずっと心に残るのです。不思議なほどに。
深く心に刻まれたシーンが、ふと浮かぶことがたびたびあります。
推敲に推敲を重ねたと思われる文章は、あくまでも静かでひそやか。
それなのに、心の奥深くに訴えてくるものがあるのです。

「灰色の輝ける贈り物」を読んで、ひょっとしたら堀江敏幸は
こんな小説を書いてみたかったのかな、などと勝手に想像したりして。
どちらも、また時間をおいて読み直してみたい作品です。
「灰色の輝ける贈り物」の続編も読んでみたい。

ところで、新潮クレストブックスのシリーズは装丁が洒落ていますね。
フィッシャーマンズ・セーター風の編み物が作品に合っていてステキ。
こんな装丁だと、ますます本を手放せなくなりそう。

ついに雑誌まで

本の整理がちょっと落ち着いてきた(まだ完了してないけど…汗)
といい気になって、ついに雑誌の整理にまで手を出してしまった。

仕事の資料&記録用として雑誌がドッサリ、見ているだけでウンザリ。
年々たまっていくのを放置していたら、もう収納場所がなくて
床の上に堆積していくし、通販で買った本棚はすぐに雑誌の重みで
ゆがんできたし……恐ろしい。
まずは40冊くらい、必要な箇所だけ切りとって処分。
切りとった記事を保管するには、やっぱりクリアファイルがいいのかな。
10冊くらいはまとめ買いしないと、整理できそうもない。
ということで、部屋がますます散らかっていく予感。
典型的な整理下手です(笑)

梅の花が咲いたのは、ついこの間みたいな気がするのに
もう青い実が落ちてます。 美味しそうだけど、鳥も食べません。

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それしても毎日、肌寒いですね。 先週は半袖Tシャツでも暑かったのに。
北海道では雪だとか。 春が待ち遠しいでしょうのに、気の毒。
すがすがしい五月晴れの気分にしたくて背景を替えてみたけど、
どうでしょう? ちょっと読みにくいかな?
Category: 日々の記録

犬が好きだから 「グレイがまってるから」「犬はどこ?」

本の整理をしても、伊勢英子「グレイがまってるから」と林丈二「犬はどこ?」は
絶対に手放せません。
整理の手を止めて、ついペラペラと頁をめくってしまいます。
いつ見ても、なごむ。 苦手な整理中だと、なおなごむ~(笑)

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「グレイがまってるから」は文庫本にしては珍しく、文章の間に
かわいい絵がたっぷり。 シベリアンハスキー犬のグレイは
ちょっとおバカさんなんだけど、それがまたなんとも愛おしい。
犬の訓練士のエピソードは秀逸。筆者のグレイへの愛情が伝わってきます。
犬を飼ったことがある人だとおかしくて、ちょっと切なくなります。
犬が好きな人には自信を持っておすすめします。

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「犬はどこ?」は、表紙のゴマシオ犬をはじめショボイ犬が満載(笑)
最近、犬といったら血統書付きの見目麗しい犬ばかりだけど、
ワタシはだんぜん雑種犬派! 雑種の、この世に一匹しかいない
ユニークさがとても好きです。
そんなワタシの琴線にふれる犬がいっぱい出てきます。それも、
しょぼ~いマイホーム(もちろん犬の)や、なんでそんなところに?
というシチュエーションと一緒に撮影されているのがなんとも楽しい。
ワタシの趣味を熟知している友だちが、仕事絡みで入手した本を
くれたました。 Nさん、今も大切に持ってるよ。 ありがとう!


本の整理、その後。
前に書いたように捨てる本のリストを作ったら、
思いがけず引き取り手が多くみつかって、
3分の1くらいはもらってもらえることになりました。
あとから本棚の奥から引っぱり出した本が、まだあるんだけど……。
不思議に角田光代「対岸の彼女」は引き取り手ナシ。
残った本は新古書店に売ることにしよう。 みかん箱2つで2000円くらい?
安いんだろうなぁ。 でも、本を買うのはやめられない。

女の友情はムズカシイのか? 角田光代「対岸の彼女」

角田光代が最近人気らしい、と何気なく買った「みどりの月」。
すでに夫婦関係が壊れかけている若い二人が、放浪へと逃げ出す話しといい、
アジアを放浪しながら旅をしているカップルにつきまとう、
正体不明の日本人女性のうっとうしさといい、スッキリしない読後感でした。
ほとんど何も起こっていないのに、でも決してハッピーエンドではないのです。
魚の小骨が喉の奥に刺さっているような違和感が、ずっと後まで残ります。
直木賞受賞後のインタビューで角田光代が「初めてハッピーエンドを書いた」と
言っていたので、たぶんアノ感覚が角田光代らしさなのかも。

「みどりの月」がワタシにはピタッとこなかったので迷いましたが、
職業を持っている独身女性と専業主婦、立場の違う女性の間に友情が育つのか
を問う作品だということで読んでみた「対岸の彼女」。
高校時代と現在、二組の”女の友情”が交互に描かれています。

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高校時代の葵(主人公のひとり)とナナコの友情は、純粋で傷つきやすく
身に迫るものがありました。たぶん角田さんは人間関係に傷つきやすく、
繊細な人なんでしょうね。 こんな過酷な学校生活を送らなかったワタシでも、
胸に迫って涙ぐむ箇所がありました。

ただ読んだ感想は、というと、本の内容そのものよりも
ワタシが過去も現在もいかに人間関係に恵まれているのかを
初めて実感したことだけが心に強く残りました。
みんな、こんなにも友だち関係で神経をすり減らしているの?

自分では決して明るい学生時代ではなかった、明るく楽しそうな級友の輪から
少し離れたところにひとりでいた、そんな記憶があったけれど、
一生ゆるぎない友情で結ばれた友だちは複数います。
「対岸の彼女」の現在の主人公たちと同じくらい立場の違う友だちとも、
今でもなんら距離を感じません。 社会人になってからも、仕事を通して
大切な友だちをみつけました。
幼稚園時代はドブに突き落とされたり、仲間はずれにされたのに、
それ以降のワタシって恵まれてたんだー!
まわりの友だちにもっと感謝しなくては!!
ということで、ハッピーエンドでも、特に救われた感じがしませんでした。
話の本筋とまるで違うことばかり考えた一冊。

女の友情に迷っている人、女同士の人間関係に悩んでいる人にとっては、
もっと読み応えがあるのかもしれません。 悩んでいないワタシには、
悪くないけれど物足りなかった。
従妹の友だちによれば、角田光代なら「対岸の彼女」より
「庭の桜、隣の犬」がおすすめだとか。 
さらに角田光代を読もうか思案中です。

ちなみに、よい友だちを得るためのワタシ流のコツは、
逆説的だけれど、一人でいることを恐れないこと……かな。
高校時代の葵も最後に同じような心境になってましたね。
Category: 角田光代

母の日なのに/鬼娘日記

今日は母の日、でしたね(過去形)。

花粉症が続いたため、食品の買い出し以外まったく買い物に出ない生活で
母の日に向けて何かを用意することができませんでした。
昨年は、たしか大急ぎで携帯入れを作ったような…今年は手作りさえナシ。
ホントは新しいハンドミキサーを買って、ケーキを焼こうと
目論んでいたんだけど、どれがいいか決めかねているうちに時間切れ。
それならケーキを買って……と思ったけど、今日は体調不良で
家でジッとしていたかった。 やる気のない鬼娘で申し訳ない。
 
なぁ~んにもしないまま夕食タイムに突入。
せめても、と心をこめて今夜は丁寧に夕食を作りました。
といっても冷蔵庫にあるモノで作っただけ(汗)。
ナスとトマトのスパゲティ&人参サラダ&白ワイン。
ソースはちゃんと手間をかけ、時間をかけて煮込みました。
トマトソースにキルシュワッサーを思いつきで入れてみたら
なかなかなお味になったような(自画自賛)。
人参の千切りサラダは、いただきものの柑橘系コンポートを
自家製フレンチドレッシングに混ぜたら、とっても美味!
千切りもいつもよりずっと細く切ってみました(単なる自己満足)。

庭は新緑で覆いつくされ、緑陰が気持ちいい季節です。
夏になると茂った緑陰が、蚊の巣窟と化して庭で憩えなくなりますが。
マユミの花がひっそり咲いています。 赤い実はかわいいけど、
花はすごく小さくて地味。 今まで一度も花に気づきませんでした。

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Category: 日々の記録

整理は疲れる……

はぁ~っ……疲れた。
今日は納戸の整理整頓を手伝いました。
今まで決してモノを捨てなかった母が、開かずの引き出しを引っぱり出して
近頃、必死の思いで中身を選別。 結構いろいろ捨ててます。
年寄りなので「身辺整理?」と少しばかり心配になりますが、
でも、なんでもかんでも突っ込んでいるブラックホール状態の
納戸をそのままにして死なれても、残されたワタシが困るわけで。
「もっと捨てろ!」と横で叱咤激励する鬼娘デス。

今日は、母自身もすっかり忘れていた毛糸が出てくる出てくる。
衣裳用引き出し式ケース5つ分くらいは軽くある。 いや、それ以上だな、アレは。
かなり上等な外国製の毛糸玉が多くて、さすがに捨てるのはちょっと…
かといって、ワタシがこれから毎年セーターを3枚ずつ手編みしても
消化できるとも思えない量。 なかには、母の娘時代に編みかけたものまで。
どうするのよ、こんなもの! めまいがしそう。

母も、予想外の毛糸の貯蔵量にさすがにショックを受けたらしく、
整理を一旦切り上げた後、畳に倒れ込んで爆睡。
ふだんは昼寝なんてしない人なんですけど、よっぽど疲れたんでしょう。
納戸の整理が終わる前に死んでしまうのでは、と本気で心配になってきた。
といいつつ、モチロン整理整頓の続きをやらせようとしているワタシは
やっぱり鬼娘?

整理に疲れて庭掃除を少し。 竹箒で落ち葉を掃き集めると不思議に
心が落ち着きます。 いまはまだ常緑樹の落ち葉が続いている。
松葉の落ち葉は他の木の枝に引っかかって、手で取りのぞくしかなく面倒。
今年はテッセン(あるいはクレマチス?)が咲きました。

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Category: 日々の記録

いつ完成することやら

クロスステッチの刺しかけがたっぷり。
これは図案が気に入って、どうしても刺したくなって。
使えるものを作る、が目標だから(ミシンが下手なくせに)
予定ではジム用のバッグになるはず。
かわいい図柄がもっといろいろあるものの、ワタシにはかわいすぎて
持てなくなりそうなので、これだけで我慢。

夏らしくていいな、と思ったものの、はたして夏までに完成できるのか
かなり不安です。

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読んでから映画が正解 「コールドマウンテン」

先に原作を読んでいると楽しめない映画もありますが、
「コールドマウンテン」は原作を読んで、ぜひ映画を観たいと思いました。
ストーリーを追うというほど起伏のある物語ではないので、
この順番で正解でした。

物語はごく単純で、アメリカの南北戦争を背景に描かれる悲恋。
お互いに意識しながらも、気持ちを告白することもなく分かれた男女が
相手への淡い想いだけを支えにして、戦争下の過酷な状況を
それぞれに克服していく過程が、美しい自然描写とともに
丹念に書かれています。
軍隊から脱走して、ひたすら歩いて女のいる故郷を目指す男。
教養はあるけれど、ひとりで生活を切り開いていく力のない女。
二人は生き抜いて、もう一度会えるのか?

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映画化されるなら、脱走兵として人目を避け、逃げまどいながら故郷へ向けて
歩き続ける男のロードムービー風になるのかと予想しましたが、
実際には男のすさまじい経験はサラッとしか描かれていません。
このあたりが描き足りないので、男がどうして故郷の女の面影に
そこまですがるのか、その必死さが映画を観ただけでは伝わりません。
それぞれのエピソードが羅列されるだけで深みがない。
小説では、もっと切迫感があるんですが。 それによって戦争の悲惨さ、
無意味さが際だつのに。
映画ではニコール・キッドマンのシーンを削れなかったんでしょうね(笑)

映画としてはいろいろ難点がありますが、戦争に対する描き方など、
まじめな映画です。 恋愛ものとして期待すると、主人公の男女が
ほとんどバラバラのまま話しが進むので、盛り上がりに欠けるかも。
映画の冒頭、戦争のシーンはかなり残酷。 残虐なシーンが苦手な方は
最初ショックを受けますが、あとはそれほどでもないので我慢してくださいね。

ワタシはジュード・ロウの美しさにクラクラしちゃいました(笑)
それまで、ぜんぜんファンじゃなかったんですけど。
哀愁と憂い、かげりがあって良かったです。 あ……前半は
ちょっと設定が実年齢より若すぎてバカみたいにみえますけど。
クライマックスの雪のシーン、自然もロウさま(?)も
静かでとても美しくて、一緒にみにいった友人と二人でウットリ。
あそこだけ、もう一度みたい。 ビデオ借りようかな。

ひさしぶりにジム

昨日は汗ばむほど暑かったのに、今日は一転して最高気温が20℃を下回り、
肌寒いほど。 風雨が激しい中、2週間ぶりにジムへ行ってきました。
運動嫌いなのに、ジムに通ってから長年ひどかった肩こりが楽になったし、
腰痛も解消されたし、すっかりトリコ。
いまでも、しばらくジムで体操をしないと、肩がパンパン凝るんだけど、
吐きそう…てことはなくなりました。
今日も肩がほぐれて気持ちいい~! 今夜はよく眠れそう。

それにしても、ダイエットしていないのに近頃理由なく体重が減って
ちょっと気持ち悪い。 体脂肪率も急に下がったし。 気になるなぁ。

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この花、正式名称はなんていうんだろう?
「チロリアン・ランプ」とも呼ぶらしいけど。この赤いのはもしかしたら
ガクなのかしら。しばらくすると下から黄色い花弁が出て、長いシベが
ぶら下がります。 いまの姿の方が愛らしいな。
Category: 日々の記録

平等院の藤

花粉症がおさまって、ひさしぶりに出かける気になり、
お墓参りをかねて、宇治の平等院の藤をみにいきました。

天ヶ瀬ダムへの路線バスが廃止になったばかりか、
ダムのところにあった地ビール工房も閉鎖になって
お墓参りのあとの楽しみが半減(笑) 残念。
川沿いに遊歩道が整備されて、家族連れが新緑の中、のんびり散歩をする姿が
多く見られました。 歩いてみたかったのですが、宇治橋からダムまでは3.3km。
母が一緒だったから、タクシーを利用しました。

帰りは、平等院で藤をみることに。

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でも、一歩遅かった……。
たぶん、今年は5月1日くらいが見頃だったようです。
平等院の藤は「砂ずりの藤」と呼ばれて、地面に届くほど
房が長く垂れるはずなんだけど、最近は木の力が弱っていて
昔のようにキレイではなくなったのだそうです。
今日は29℃もあって、ツツジもグンニャリ。
さらに本尊の解体修理で阿弥陀堂も閉まってるし、残念のオンパレード。
GWのわりには境内がすいていて、鳳翔館でじっくり飛天群像を
眺められたので、まぁ、それなりに満足はしました。

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それにしても、最近どんどん気温が高くなってますね。
真夏並みの日射しに、ひさしぶりに出かけたからかクラクラしました。
でも、外は気持ちいい~っ! やっぱりヒキコモリは精神衛生的に悪いです。
Category: 日々の記録

ホリエモンに読んで欲しい 「友がみな我よりえらく見える日は」

4月初旬に放送されたNHKの視聴者参加討論番組「格差社会」をみていて、
上原隆の「友がみな我よりえらく見える日は」を思い出しました。

その頃買収問題の渦中にいた、ホリエモンことライブドアの堀江社長や
人材派遣会社の女性経営者の方が、現代社会からこぼれ落ちてしまった人に
対して「努力が足りない。自分は人の何倍何倍も努力をした」と発言。
確かに努力が足りない人もいるけれど、本人にはどうしようもない場合も
あるのに……と気になりました。

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この本は、誰からも注目されることのない社会の端っこで生きている
人たちのインタビュー集です。
ホームレスの密着取材などは「そこまで、よくできたな」と
筆者の真摯な取材姿勢に感心しました。
でも、この本が忘れられない一冊になったのは内容が優れていることよりも、
女性ネガ編集者の話しにショックを受けたから。

手に職をつけよう、と映画のフィルムを1コマ単位で
監督の指示どおりに切って編集する”ネガ編集者”になった女性。
女性の自立が声高に叫ばれる前の世代でありながら、
しっかり職人技を身につけた。 ところが、熟年と呼ばれる歳になって
一気に押し寄せたデジタル化の波。そして、彼女は……。
この1編を読んで、ホラーよりもずっとずっと怖かったです。
明日はわが身でないと、誰が言えるんだろう?
まじめにささやかに生きていこうとした彼女を、
時代の先が読めなかったからと非難できる人なんているだろうか?

NHKの番組では、社会が変わっていく段階で、しわ寄せを受けた
さまざまな職業の人が出ていました。
いくつかの事例をみて、堀江社長の口振りは「過渡期だから仕方ない」と
いったものでした。
20年後にはIT産業が新しい波にのみこまれているかもしれないのに。
いま「自分は勝ち組だ」と思っている人にこそ、一度読んで欲しい。
ほんの少しでも、仕方なくこぼれ落ちていく人がいることに
目を向ける心の余裕をもって欲しい、と思いました。

この本自体は、帯のように「静かに力が湧いてくる」かどうかは疑問。
人によっては、いっそう落ち込むかもしれません。
筆者はボブ・グリーンを目指しているそうですが、あと一歩
読者をホッとさせる温かみが少しだけ足りないのかも。
ボブ・グリーンは何かのスキャンダルで辞職してしまったけれど、
すばらしいコラムニストです。
新作が読めなくなって残念なのワタシだけなんだろうか?