旅の本いろいろ

ここのところ、仕事の資料として、手元にある旅に関する本をいろいろ読み直していました。 以下は個人的な備忘録として。

■沢木耕太郎「天涯/第一/鳥は舞い光は流れ」
(写真を撮り忘れ。後日アップします)
この本、高かったんですよお。 でも、発売当時は沢木耕太郎がお気に入りだったのでがんばって買いました。 で、この本を手にして沢木さんにお別れの気分になってしまったんだっけ。 ひさびさにページをめくってみました。 う~む、やっぱり素人写真を(たとえ著者本人が本の中でそう認めているとしても)いっぱい載せすぎでしょ。 写真がヘタって意味じゃないです。 プロのカメラマンでももっともっとヘタクソな人が世の中にはいっぱいいますから、それよりは数段マシ。 写真としていいものもあります。 でも、こんなにたくさん載せるほどのことはないと思います。 せめて5分の1くらいの量にしておけばよかったのに…という気がしてなりません。 同じアングルで同じ被写体を、被写体深度を変えて撮ってる写真を並べるとか、意味不明です。 沢木耕太郎は文筆家なんだから文章で勝負して欲しかった…手を抜いているのか?なんて、初めて読んだときは思ったんだっけ。 本人の文章だけでなく、さまざまな引用文を交えて「旅について」を沢木節で語っていて、結構いいな、と思う文章もありました。 全体にかなりメランコリックなトーンが強いですけど。 ただ、それが器用にまとまりすぎていて、広告のコピーみたい。 口当たりがいい分、どこか薄っぺらい感じがします。 そんなところが今も昔も不満。


■沢木耕太郎「象が空を」
4.27象が空を

上の本がいま読んでも「なんだかなあ」だったもので、以前好きだった全エッセイ集を読み直してみました(主に「書く」の章を)。 この人は、若いときの文章の方が「本気さ」「書くことの切実さ」が伝わってくる気がします。 うまい文章がいい文章とはかぎらないもんだなあ…と改めて認識しました。


■辻邦生「美しい夏の行方 イタリア、シチリアの旅」
4.27美しい夏の行方

辻邦生は大好きな作家だったのに、これも買っても読み通せなかった1冊。 あとがきに著者が書いているように、いつものような文学や文化的背景をからめず、ストレートに旅の気分を詳細に書いている。 そこがどうもピンと来なかった原因かもしれません。 イタリアが大好きで、何をみても手放しで大絶賛。 それなのに、なんで愛読者のワタシがついていけなかったのか? 編集部ですべて手配済み、お膳立ての整った旅なので意外性がなくて退屈なんですね、たぶん。 旅ってほんとうは予定がキチッとしすぎてない方が楽しいのでは。


■村上春樹「使いみちのない風景」
4.27使い道のない風景

ワタシが苦手なムラカミさんです。 10年近くワタシが放置した本。 チラッと中を見て、ワタシは読む気をなくし…なぜワタシがこの本を買ったのか、いまとなってはワタシにもわからない。 謎だ。 今回、旅の本を幅広く読もうということで、ワタシが読めなかったものも必死で読んでみた。 ワタシにとっては、そういう本の一冊。
……と、ここまで書いて疲れました。 著者のまねをして「ワタシ」(ムラカミさんはもちろん「僕」なわけですが)を不自然なほどいれてみました。 「僕が」「僕は」「僕の」「僕にとって」…1ページに8行しかないのに、8回「僕」がでてくることもあったりして「僕はもういいよ」とムラカミさんのファンじゃないワタシは心底ウンザリ。 内容はどうでもいいような意味のない風景が自分の中に蓄積されて、ふっとフラッシュバックすることがある、というようなことについて書かれているだけ。 そんなことは沢木耕太郎やスタイリストの岡尾美代子でも書いてるし、「特別な感覚」とはいえないと思います。 ファンじゃない人は読まなくていいです。 稲越功一というカメラマンの写真がふんだんに入っていて、それで救われてます。 特に好きな写真というわけではないけれど、さすがプロなので光のとらえ方や意識的なブレがいいです。


■岡尾美代子「Land Land Land 旅するA to Z」
4.27ランドランドランド

いきなり雑貨系に変化!(笑) この本はずっと以前に友だちが「こんな本あるよ」とみせてくれたんだけど、そのときは写真が全部ポラロイドのボヤ~ッとしたものばかりなので興味をひかれず。 中身は読んでいませんでした。 たまたま図書館にあったので、ついでに借りて今度はちゃんと読みました。 この著者は雑誌「オリーブ」で活躍した人気雑貨スタイリストなんですね。 旅についての断片を「A to Z」でまとめた本です。 じっくりみると、ページネーションやレイアウトデザインがなかなかいいセンス(さすがスタイリスト)。 文章も気楽にスラスラ書いてあるだけといったさり気なさなんだけど、雑貨の本によくある「ド素人文章」とは違う感性とセンスが感じられました。 最後についているスコットランド旅日記の中で「インド夜想曲」を読んで夢中になる…とあって、やっぱりねと思いました。 おぬし、なかなかやるな。 しかし、寒々しいところで読むのに適しているかどうかは、はなはだ疑問な選択だけどね。 ところで最近、この方が撮っているようなボヤ~ッとした写真が大流行ですねえ。 ちょっとした気分を写しこむのはわかるけど、こればっかりっていうのはどうでしょう? それもフィルムが焼けて変色していたりして。 ワタシは好きじゃないなあ。


■柳沢小実「スカンジナビア・ノスタルジア」
4.27スカンジナビア

えっと、この著者はエッセイストで、自称「乙女系」だそうです。 でも、近ごろ流行の乙女系ってなんなのだ? ミニマルなデザインの装丁や紙の質感などがよくて、「今の気分」を勉強しよう(?)と2年前くらいに買ったまま読み通せずに放置(あれ、ワタシってば放置してばっかりじゃないの?)。 この方、日大芸術学部の写真学科を出てられるので、雑貨の写真はそれなりにキレイです。 でも、ほとんどが買ってきたものを家で並べて撮っているようで「旅」の空気感がありません。 写真より文章が多いです(エッセイストと名乗るからには当然か?)が、その文章がどうも…「ですます調」で書かれているからよけいに鼻につくのかしら。 別に表現が稚拙なわけではないけれど、なんというのか「私の価値観だとこうよ」みたいなのを高らかに宣言されているのですが、それがちっとも独特じゃない。 オリジナリティがない。 買ってきたものや行った場所も北欧というだけで、まったく新鮮みがない。 こういう本ってどうなのかしら?


■伊勢華子「ひとつのせかいちず」
4.27ひとつのせかいちず

世界中を旅して、画用紙と24色の色ペンで子どもたちに思うままの世界地図を書いてもらった、その絵とエピソードが国ごとに載せられています。 子どもとのふれあいのエピソードひとつひとつに胸がキュンとさせられました。 言葉にセンスがあると思います。 この著者はアイドルの歌の作詞も手がけているとか。 やっぱりね。 でも、言葉が薄っぺらくないんですよ。 きっとこの人はほんとうに子どもが好きなんですね。 実際には、現地の言葉に堪能じゃないはずだから、これほどのコミュニケーションがどうとれたのか…なんて意地悪なことも考えましたが。 この本は絶版らしく買えなかったので図書館で借りました。 もう1冊の著書「たからものって何ですか?」は入手できそうなので、買おうか検討中。 余談ですが、これを読んだら現在形だけで文章が書きたくなりました。 


■「ゴーゴーフィンランド」
(これも写真を撮り忘れ)
フィンランドのお店紹介がほとんど。 とってもすてきなお店が載っているわけでもないけれど、上の「スカンジナビア・ノスタルジア」に欠けていた現地での空気感が詰まっていて、眺めているとなんとなく旅の気分が味わえます。 それ以上のものは特にありません。


■三枝克之「旅のカケラ パリ*コラージュ」
(これも写真撮ってない!)
この本もなぜ買ったのか謎。 映画「アメリ」をみた後で、帯にアメリの写真が載っていたからか? またまた素人写真ドッサリですが、ご本人もたいした写真ではない自覚があるためか、小さな写真をギッシリ詰めこんでいます。 とにかくギューギュー。 この混沌としたような書面から、大都会パリの猥雑な雰囲気が伝わるのかも。 とにかくパリが大好きで、何度も行っているリピーター向けの本ですね。 何度も行ってるんだからフランス語もちょっとくらいわかったら、もっと楽しいなと思っている人なら楽しめそうです。 それ以外のワタシのような人が手にしても仕方のない本でした。


と、あれこれ読んでみたのですが、なかなか「これはスゴイ!」という本に出会えませんでした。 なんとなく本棚をみていたら、ずっと前に買った詩集が目について読んでみたら、この方がずっと何か今のワタシの心に訴えかけるものがありました。

■岸田衿子「いそがなくてもいいんだよ」
4.27詩集

なんだか相田みつおみたいなタイトルですが、詩は全然そういう感じではありません。 もっとファンタジックで、でも詩としてはとても平易な言葉で表現されています。 この本は装丁もすてきなんですよ。 ところどころに野の花や実の美しい挿画があって、それが自然を感じさせる詩とよく合っています。 木とか鳥とか風とか星とか自然が好きなので。 ひさびさに読んでみてよかった。 心に響く表現ってつくづくむずかしい…(ため息)。

そして最後に、自分が10年足らず前に書いた文章を改めて読んでみました。 すごく仕事が楽しくて、憧れていた媒体での初仕事だったからものすごく気合いを入れて書いたんだっけなあ。 いまよりずっといい文章書いてたのね、昔のワタシは。 その直後に義姉が亡くなり、大混乱の日々の中で、なんだか大切なものをどこかに置き忘れてしまった感じ。 初心はどこへ行った?

4.27ウツギ

ウツギの花もそろそろ終わり。 薄紅色の花が散って、この数日の庭は白い花が目立ちます。
Category: 読書 旅本

ブランドに興味がなくても楽しめる映画「プラダを着た悪魔」

今日は祇園会館のチケットをいただいたので、ご近所のRさんを誘って映画「プラダを着た悪魔」をみました。 全然ブランドものに興味がないんだけど、結構評判がよかったので、仕事で煮詰まった気分をちょっとかえたくて。 思った以上に楽しい映画でした。 いま仕事で頭打ち気分の若い女性なら素直に感情移入できるでしょうし、仕事をしたことのある人なら、いろんなシーンで「そうそう、こういうことってあるのよねえ」と共感できそう。 主人公(アン・ハサウェイ)が自分らしく生きる道をみつけたラストに爽快感があって、後味がいい映画ですよ。

仕事をする意味、仕事を通して自己実現しようとする際に立ちふさがるさまざまな困難(新人であるために仕事に対して未熟だとか、彼とのプライベートな時間が減って不仲になるとか)について、みた人にいろいろ考えさせる内容で、予想以上に真面目でした。 主人公はジャーナリスト志望で、当初は「ファッションなんて」とバカにしている田舎の秀才タイプ。 自分を認めてくれない上司(メリル・ストリープ)をみかえしたくて流行の服を身につけるようになって洗練されていく…ということで、主人公が垢抜けていく過程でとっかえひっかえでてくるブランドものの洋服やバッグを楽しむ人も多いみたい。 でも、ワタシは主人公の地味な服装をしているときの方がチャーミングに見えました。 ストーリーとしても本当はそういう線を狙っているのではないのかしら?? ちなみにワタシのふだんの服装は、主人公が着ていた「もっさり」タイプ(笑) 最後のシーンなんてワタシの普段着そのものだワ。 たとえていうなら、主人公が周囲から浮きまくりの服装でファッション雑誌編集部へ行く冒頭シーンは、ワタシが普段着で世界文○社へ仕事で行くみたいな感じ(行ったことないけど)。

メリル・ストリープの「悪魔のような上司」は意外にいじわるではありませんでした。 公私混同はしているけれど、感情的じゃないし、冷静で冷徹なだけでそんなに理不尽ではないと感じました。 もっともっと理不尽な人って世の中には、い~っぱいいる(笑) でも、若い世代がみると「ただのわがままおばさん」にみえるのかなあ。 どうなんでしょ?

ということで、かなり楽しかったです。 Tさん、チケットをありがとうございました!

4.21椿 4.21花梨

4.21勿忘草 4.21菫

庭の花は次々に咲いては散っていきます。 乙女椿も花梨も数日前に撮ったもの。 勿忘草(ワスレナグサ)はほんとうに小さいけれど可憐で、みつけるといつもみとれてしまいます。 シャガの葉陰では薄紫のスミレがひっそり咲いていました。
Category: 映画

刺繍バッグ

副題に「ハンドメイド」とつけているのに、最近は仕事のためにハンドメイドは封印したまま。 やり始めるとついつい熱中して仕事を放棄してしまいそうなので(小説を読むのも同じ結果になります)必死で我慢してます。 といいつつ、実は夜はあまりこんをつめて仕事をしないように、仕事で煮えた脳みそをクールダウンするために、ちょこちょこステッチをしているのですが。 2ヶ月くらいかけてチクチクしてきたものがそろそろ完成しそう。 刺繍したはいいけど、その後どうするのか…いつも悩むところです。 刺すこと自体が楽しいから、できあがってしまったらどうでもよくなって、刺しっぱなしで放置することが多いんだけど、それももったいないような。

4.23刺繍鞄

これは、かなり以前に(ブログを始める前)作ったもの。 このときは珍しく初めから明確に「鞄にしよう」と思っていたので、布に対する模様のバランスなどもうまくいった方です(←自己満足)。 オーストリアに住んでいた20数年前に買ったドイツ語のフレメの本に載っていて、ずっと刺してみたかった図案。 でも、フレメの花糸をもっていないから、本に掲載されていた薄ぼんやりとした写真の色をみながら適当にDMCの糸で刺してあります。 鳥をもう少し鮮やかな黄色で刺せばよかったなあ。 バッグとしてはいつもの通りミシンの縫い目がヘロヘロでへたくそな仕上がりなのですが、北欧風の木のモチーフが愛らしいし、持ち手の色や裏地のフォレストグリーンが刺繍の色とピッタリ合っていて、すごくお気に入り。 さんざん使ってちょっとヨレッとしてますが、近所のお散歩バッグとして活躍しています。

4.23ハナニラ 4.23エビネ

今日も自分の仕事をコツコツ。 でも、全然納得いかない。 で、仕事の片がつくまでと夕食の準備をグズグズひきのばしていたら、母親のご機嫌が悪くなって…家事は嫌いじゃないけど、こういうときはひとり暮らしがしたくなる。 ヒノキの花粉がようやく沈静化してきたから、そろそろ頭の中ももう少しクリアになるかな。 ゴールデンウィークは家にこもって仕事の予定。 仕事については、しつこさだけが取り柄かも。

読み散らかしています

仕事に集中したくて(そして仕事が進まないから)小説はしばらくお預けが続いていますが、仕事の資料として、このところあれこれ紀行文を読み散らかしています。 やわらかいイラスト系や雑貨本系・乙女系(?)から文学系や紀行文の王道まで、意識して幅広い本を手にしています。 紀行文って一見、とても手軽そうで実は読者を引きつけるのはなかなかにむずかしいものですね。 一歩間違うと自己陶酔みたいになってしまうみたい。 それぞれの本についての感想を備忘録的にワンコメントで書いておきたいと思ったのですが、本日は早めに寝ることにしたので、詳細は明日にでも。 

4.22エビネ蘭

日に日に緑が濃くなっていく庭で、ひっそりエビネ蘭が咲いていました。
Category: 日々の記録

いろいろ壊れる

このところ、いろんなものが次から次へと壊れて…なにかワタシ、悪いことしましたか?と自分に訊いてみたりする。 まず、目覚まし時計が耐震工事のフィニッシュに大工さんが踏みぬいた天井板に直撃されて昇天。 もうひとつあった目覚まし時計を使い始めたのに、またすぐに止まってしまった。 電池を替えても動かないので機械的に壊れたみたい。 で、仕事に長時間集中していて神経がピーンと張りつめすぎてきたからひさびさにBGMでも流そうと(ふだんの仕事のときは完全に無音状態)、ラジカセにCDをセットしたのに…つぶれてるっ! ラジオは大丈夫なんだけど、おしゃべりやボーカルが入った音楽は気が散りすぎるから不可。 うわぁ~ん、ショック。 そして、さらにビデオデッキ(そうなんですよ、ウチはまだビデオ!)までブチッという不気味な音を残して動かなくなりました。 あまりにも長いこと使わなかったから中に入っていたテープが劣化して切れたのかも…。 もうイヤだ。

今日はまた母に懇願されて、行きたくないのにデパートへ同行。 「仕事しろ」といいつつ、あれこれ邪魔する…母。 お返しの品を選んだり、母が買いたかったスーツを見立てたり。 で、せっかくだから目覚まし時計を買って帰ろうと思ったのに、近ごろのデパートってそういう実用品が全然ないんですねえ。 デパートの中をウロウロしてもなくて、向かいのイノブンへ行ったのに「5000円もして洒落ていない」時計しかない! あ~もうイヤ! 仕事は全然できず、目覚まし時計ひとつも買えず、ただ街中の人混みで疲れた1日でした。 いつまでたっても進展しない仕事に自分でイライラ。
 

4.19紫の花

日曜日のパーティーで偶然もらえたお花。 ほんとうはもっと深い色なんだけど…ワタシのデジカメは紫や赤が特に苦手みたい(撮ってる人間の腕もたいしたことないけど)。 この花のアレンジはもちろんプロの作品ではありません(お花屋さんのカノジョの名誉のため念押し) 適当にそのへんにあったお花をバサッと渡されたお花を母とワタシが適当にさしたものです。 でも、すごく雰囲気のあるお花です。 こんな色の花はなかなか目にしません。 いかにも洋風の花なのに、こっくりした色のためか、和室の障子とも意外にあっています。

4.19チューリップ1 4.19チューリップ2

こちらは濃い紫というかチョコレート色に近い黒っぽいチューリップ。 退廃的な色のように思えるのだけれど、さしてみると独特のニュアンスがあってキレイです。
Category: 日々の記録

パーティー疲れだけどシアワセ

昨日の出版パーティーは盛会で、会場は200人近い人でいっぱいでした。 不特定多数の人と話すのはとても苦手なのに、ハイアットのきらびやかな雰囲気にもなじめず。 知り合いがほとんどいない立食パーティーは身の置きどころがなくて手持ちぶさたでしたが、たまたまお話しした方と共通の知り合いがいることがわかって、いろいろお話しできてよかった。 それでも、やっぱり人疲れしてしまったらしく、今日は思考力が完全停止状態で、うだうだしている間に1日が終わってしまいました。 もともと激しい人見知りだったのが、仕事を通して未知の方といくらでもお話しできるようになったんだけど、おおぜいの人の中にいると「場の空気」に飲まれてヘドモド。 1対1でじっくり話すならOKなのに…まだまだ修業が足りないなあ。 

4.16花の本

お花の写真がいっぱい詰まっていて、お花が好きな人ならじっくり楽しめそう。 アレンジメントやブーケだけでなく、普通に買った花を花瓶に挿したシチュエーションの写真も載っていて、みていると日常にもっと花を飾りたくなります(実際には金欠なのでなかなか…)。 お花屋さんの本だけあって、お花の扱い方についての解説ページもついていて、ただの写真集より使えます。 とても雰囲気のある珍しい花材を揃えたお花屋さんで、京都ではとても人気があるんですよ。 紫やチョコレート色の甘すぎないお花を使ったアレンジメントは特に個性的でステキ。 表紙もやっぱり紫系ですね。 左上に写っているのは、パーティーのお客さん全員に配られたスミレのコサージュ。 やっぱり紫でした。
  
そして、思いがけず会場撤収に遭遇してどっさり会場のお花をいただいて帰りました。 とってもとってもうれしかった! で、今日は母がどっさりの紫系のお花を前に大喜び。 半日たっぷり、どう活けるかあれこれやって楽しんでいました。 写真を撮りたかったんだけど、天気が悪くて薄暗すぎて、黒っぽいお花のため撮影できず。 明日、撮れるかな。


そしてそして、夕方にはまたまた思いがけずものすごーく立派な(ワタシの人生で最大)朝堀りのタケノコを3本いただきました。 とても我が家では食べきれないので、お隣りに1本おすそ分け。 頂き物のタケノコは直径15cmくらいあるんですよ。 そして、全然アクがなくて甘かった! 仕事はまったくできなかったけど、今日は幸せな1日でした。

4.16タケノコ

Category: 日々の記録

マダムの優雅な趣味にクラクラ

気持ちよく晴れたら、花粉症が悪化して頭が痛いくせにまた散歩に出たくなって、同じ区内で開かれているフラワーアレンジメント教室の発表会をのぞきにいってきました。 お寺でされるというので、どういう感じなのかなと興味があったのですが、いや~なんていうか…母とふたり言葉もなく、会場をそそくさと後にしました。 世の中にはお金とヒマがたっぷりある方が、ワタシが思っているよりずっとおおぜいいらっしゃるのですねえ。 お花の活け方も色合いも全体的な趣味も、別にアレなら習わなくてもいいのでは、なんて思ってしまいました。 自分で好きなお花を5000円分くらい買ってきてやれば、いいんじゃないの? その方がずっと安上がり…って、そんなことはあの「お教室」に通っている方はかんがえないんだろうなあ(笑) とにかくものすごくお金がかかっているだろうことはよーくわかりましたデス、貧乏人のワタシにも。 みにきている方々もみなさんブランドバックをお持ちで、小さなお嬢様には愛らしいワンピースを着せて、お花をみては「きゃ~すてきねえ」などと歓声をあげてられました。 ええ、社会見学的にはすごくおもしろかったですよ、ハイ。 あんな世界もあるんだな、と。 主宰の方は家庭○報でブレイクされたとか…へえ~×10。


4.12八重桜

帰り道、小学生の頃から眺めている八重桜に会いにいってきました。 自然がみせるグラデーションの美しさにうっとり。 くす玉みたいに丸く花をつけて、ほんとうにかわいい。

4.12乙女椿

我が家の庭は乙女椿がやっと咲きかけ。 でも、2輪しか蕾がないみたい。 ごてごてしたアレンジメントより、こういう花1輪だけを美しく活けられるようになりたい。


4.12カエデ新芽

お寺の境内でみかけた芽吹いたばかりのカエデの新芽。 羽を広げて飛びたつ鳥みたいにみえる。 生まれたばかりの姿が愛おしい。


明日は出版記念パーティー。 またまたお花でいっぱいの世界です。 取り巻きのマダムはすごそうだけど、ご本人はいたって地味な方。 どんな会場を作られているのか楽しみです。
Category: 日々の記録

花吹雪のお散歩

ウチの近所は桜が咲いてから花冷えの日が続いて、まだ満開のままです。 ヒノキ花粉がきつくて、すっかりひきこもり生活になっていましたが、今朝はアレルギーのお薬をもらうために耳鼻科へ。 住宅街をぬけていくと、風にひらひらと花びらが舞い落ち、花の下だけアスファルトが薄紅色に染まっていて、とてもきれい。 ゆるやかな春の風景にぼんやりみとれてしまいました。 あと何回満開の桜を眺められるのかなあ…そんなことを考えると、人生ってほんとうにあっという間ですねえ。 散り初めの桜は感傷的で少し物憂げで、でもたまにはそんな気分もいいものです。 満開のときのように人の心をかき乱すこともなくて、春の夕暮れと同じけだるいような時間が流れているようで、ワタシは好きです。 明日は雨が降るそうで、今年の桜はみおさめかも。 母を誘って高野川沿いを散歩してきました。

4.12高野川の桜

母は平安神宮の神苑へ行きたがったんだけど、ワタシは桜吹雪がみたくて高野川を選びました。 観光客がほとんどいなくて、みんな思い思いに桜吹雪の中でくつろいでいて、すごくゆったりした気持ちになれました。 年配のご夫妻が仲良く散歩されているのをみると、ちょっとうらやましかった…。 老後には桜を眺めて「きれいね」と言い合える茶飲み友だちくらいはほしいなあ。

4.12桜のトンネル

風が吹くと雪のように花びらが舞って、ほんとうにきれいでした。 満足。 たとえ明日、花粉症が悪化して頭が痛くて重くてドヨドヨでもいいや。

夕方はひさしぶりに美容院へ。 ちょっと待つ間、置いてあった伊勢華子「ひとつのせかいちず」(扶桑社)という本を手にとったら、とてもおもしろそうでもっと読んでいたかったのに、そういうときに限ってすぐに応対してもらえて…妙に残念。 世界のいろんな国の子どもに描かせた絵と子どものコメントが載っていて、それに著者のサラッとした短文が添えられているのですが、それがなんともよかったのです。 家に帰ってe-honで調べたら「ただいま注文できません」になっていた。 あ~すごく読みたい! 明日、もう一度美容院へ行って貸してもらおうかな、とかなり本気で思っています。 髪の毛はすっぱりショートになって、気分がスッキリしました。 母には「あら、さんまの元の奥さんみたい」といわれたけど、それはほめ言葉?
Category: 日々の記録

花いろいろ

結局、今年の春は桜が咲くのが予想よりも遅くて、花冷えが続いたために満開の桜が長持ちしています。 例年なら「桜が咲いたら利休梅や海棠」のはずが今年は何もかもが同時に咲きそろって、いつもはひっそりしている我が家の庭がとても彩り豊かです。

4.9海棠

海棠はいま花盛り。 下からのぞきこんで撮ったら、濃いピンクの花びらが陽に透けていつもとは違った風情にみえました。

4.9ツルムラサキ 4.9木蓮

4.9花筏 4.9スミレ

左上がツルムラサキ。 この花も普通はもう少し遅くに咲くはずだけれど。
右上は祖母の家から移した木蓮。 やっと咲きました。 花がこぶりなのは肥料不足?
左下はハナイカダ(花筏)の新芽。 芽吹いたときから葉っぱに花を乗せているんですね。
右下はスミレ(笑) いまは薄紫のスミレが庭のあちこちで咲いています。

今日は先日の荒書きを忘れて、真っ白の状態から再スタートしてみました。 自分の思うままに。 その方がやっぱりリアルでずっといいみたいな気がする。 「自己満足じゃないよね?」と100回くらい自分に問いつつ、パソコンの画面を凝視して数時間…ひねりだしたものを眺めてグッタリ。 超未熟児を必死で産んだパンダ母さんみたいな気持ち。
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国内の旅もまた愉し 杉浦さやか「週末ジャパンツアー」

昨日ブログに書いたk.m.p.とともに、新刊が出ると気になるイラストレーターが杉浦さやかです。 イラストとエッセイが融合したスタイルが楽しくて、どちらも好きです。 いずれも旅を素材にしている著書が多くて「旅にでたい!」と思わせられたり、旅の疑似体験ができるところが楽しい。 k.m.p.はちょっと毒舌というか、普通の人はなかなかいえない本音を包み隠さず、潔く吐露しているところがおもしろいのに対して、杉浦さやかはもう少し「いい子」系(?)。 あんまりイヤだったところには触れず、おっとりとした感じが魅力です。 とはいっても、著者の独自の視点や価値観がしっかりあるので、読者に媚びるような意味での「いい子」ではありません。

4.8Jツアー

最近、杉浦さやかは海外旅行の著書が多かったのですが、今回は身近な国内旅行がテーマ。 絵の雰囲気も以前のカワイイにやや寄りすぎより、少しオトナっぽくなったみたい。 表紙よりも中のイラストの方がサラッと書かれていて、色合いも淡くていい感じです。 イラストもコメントも情報も、とにかく全編を通してぎっしり。 しっかり楽しませてくれます。 パラパラと気軽に読めて、本気で読書はしたくない今のワタシにピッタリ。

まだ全部を読み通したわけではないけれど、杉浦さやかが好きな「こけし」を訪ねた旅の記事は特によくて、こけしにまったく興味がなかったワタシでも「おお、ステキ。ワタシも東北でこけしを探したい」と本気で思ってしまったほど。 やはり書き手がほんとうに好きなことは、読者にもしっかり伝わるものなんですねえ。 同じタッチのイラスト、同じような言葉なのに、その背後から著者の熱意がオーラとなって出てくるみたい。 そのためか、こけし探訪の旅のほかでも、おおぜいの友だちと一緒に行った「ハトヤで慰安旅行」や、友だちと2人旅の「神在月のご縁ツアー」、「よくばり夏休み」は読んでいるワタシにも旅の楽しさがストレートに伝わってきました。 それとは反対に、担当編集が一緒に旅した「蒸して蒸されて九州」はいまひとつ。 やっぱり「お仕事」モードなのが如実にでているのかしら?

それと「旅のスタイル」と題したコラムが興味深かった。 杉浦さやか本人と担当編集者の旅の姿を写真入りで紹介しているのですが、杉浦さやかには、大荷物を一生懸命自分でもって歩く旅をずっと続けて欲しいと思いました。 カノジョが担当編集みたいな「金満スタイル」になったら、だれもカノジョの著書を読まなくなるだろうな。 お金をかけるだけが楽しい旅ではない。 それをこれからも体現して欲しいです(k.m.p.も)。


4.8御所あられ

本日のお茶の時間は、御所之園茶舗の「御所あられ」。 先日の御所の出店で、桜が咲いている京都御苑みたいな美しい色合いにひかれて買ってました。 サクッとした口当たりとほんのりとした甘み、濃厚な抹茶の風味相まって上品なあられです。 とっても気に入りました。 御所之園茶舗なんて全然知りませんでしたが、今度はお店に買いにいってみたいです。

4.8山桜

我が家の山桜も満開になりました。 母が「選挙の投票がてら桜をみにいかない?」と言っていたのに、自分の仕事に集中していたので断ったら、すごくいじけてました。 80歳近くなったら、はたして来年も桜がみられるのか…そんなことを考えていたとしたら悪いことをしてしまったかなあ…と思うと後味が悪い。 でもね、仕事に集中しているときは少しくらい遠慮して欲しいのよ、家で仕事をしている身としては。 そういうところ、仕事をしていた父親は空気が読めるみたいだけど、母はなんの容赦もなくアレコレ話しかけてきてイライラ。 ときどきキィーッとなって、とても後悔します。

旅の小ネタが楽しい k.m.p.「旅のコーフン」

買ったらすぐに母にとられてしまったk.m.p.の「旅のコーフン」をやっと取り返して読みました。 中身は4コマ漫画が多いけれど、k.m.p.らしいサービス精神で、本のカバーや帯からページの端っこにいたるまで細かく描きこまれていて、じっくり楽しめました。 ツアーではなく自由に旅したことのある人なら、クスッと笑えたり「また旅にでたい!」と思う部分がいろいろありそう。

4.7旅の興奮

この表紙をはじめてみたとき「あれ、汚れてる?」と思ったけど、実はよくよくみるとわざと鉛筆のスレを印刷してあるんですよね。 「旅のコツ」といってももちろんハウツー本ではなくて、彼女たちの旅のこだわりをあれこれ披露しています。 名所より歩きまわるのが好きだったり、荷物はどうするか悩んだり、一人は大荷物で一人は小さな荷物になったり、寝ている姿をお互いに観察したり…そうそう!と言いたくなることがいっぱい。 「旅の就寝」や「おみやげの反応」に笑い、砂漠に敷いた毛布に横になって夜空を眺めて寝る砂漠ツアーをいつか体験してみたいなあと思いました。

4.7旅の興奮2

裏表紙もびっしり。 ロバの背中ってやっぱり乗り心地悪いのね。 ギリシアやトルコを旅すると「ロバに乗れ」と、よく客引きが寄ってくるんだけど。


4.7カイドウ

庭はピンクの花がいろいろ咲いています。 春先は黄色が多くて、春本番は桃色の花。 上の写真はカイドウ(海棠)。 八重桜に似た花ですが、下向きにプランと咲く姿で少し色が濃いめです。 

4.7花梨

海棠の隣りでは花梨の花がいまにもほころびそう。
先日「母はコゴメザクラと読んでいるけど?」と書いていたピンクの小さな花は「ニワウメ(庭梅)」かな??

今日はコツコツと自分の仕事の続き。 やる気があるところをみせておかないと、売り込み大作戦の相棒にそろそろ愛想をつかされそうなので、今までにできた荒書きを先日渡したのだけれど、「なんかかなり遠慮してますよね? もっと自分を出したら?」と鋭い指摘を受けてしまいました。 ハイハイ、その通りなのでございます。 最もどうしたらいいのか迷いに迷っているところで、それが決まらないからいつまで経っても全体を貫く芯がなくてフラフラしている気が、自分でもしている。 どうしようかと悩んでいても全然進まないので、データなど事実を積みあげる部分からやっているけど…また、悪い癖で多すぎ? 文字あふれるんじゃない? 「これって何ページ分くらいのつもり?」という突っこみも入れられてたよなあ。 はぁ~好きなようにやってたら収拾がつかないよなあ…でも、そんなこと気にしてるより進むしかないよね。 削るのはいくらでもできるんだから…というか、いつだって普通に半分くらい削ってるな、ワタシ。 とにかくコツコツやるしかないね(と、自分を励ます夜更けかな)。
Category: k.m.p.

ひさしぶりの御所

用事のついでに無料一般公開されている御所をひさしぶりにみてきました。 御苑を散歩がてら北西から南東へ通り抜けようと思っていたら、受け付き終了時間(3時)ぎりぎりで、まだ入れてくれたので。 それにしてもすごい人出で、砂ぼこりがすごくてマスクをしていても鼻がグズグズ。

4.5京都御所


これは紫宸殿。 ここの桜はちょうど満開でした。 ずーっと前に一般公開で御所をみたときも感じたことですが、実は御所は眺めて「すばらしい!」と感激するようなものではありません。 人波についてゾロゾロ歩いているため風情も全くなし。 お寺の方が建物も襖絵も派手で、みごたえがあるような気がする。 ただ日本建築にしては大きいなあ…と無粋なワタシはその程度の感想しか持てませんでした。 驚いたのは土産ものを売るテントが出ていたこと。 御所の中にまで! ミュージアムグッズを売るような感覚なのか? 京都の和菓子や小物のお店が出店しているようでした。

4.5御所の庭

一番心に残ったのは御池庭。 名刹の庭園でも、これほど美しい庭はあまりないかも。 こんなお庭をそぞろ歩いてみたいものです(実際はただ綱の手前から眺めるだけ)。

ひさぶりにジムで軽く運動をした後、銀閣寺の哲学の道経由で帰宅。

4.5哲学の道

銀閣寺が閉門する5時を過ぎると、急に人影がなくなります。 ひさしぶりにいいお天気で大文字山もきれいにみえていました。 それにしても「花冷え」の言葉どおり今日はものすごく寒くて、観光客のみなさんも完全に冬の服装でした。

4.5哲学の道2

哲学の道は一気に満開になりました。 寒いとしばらく散らないのでしょうが、明日は今日よりは暖かくなるとか…今週末いっぱいもつかな。

4.5哲学の道4
Category: 日々の記録

町家での~んびり

4月3日は仕事仲間のお母さまの七回忌でした。 「会いたいね」といいながら、仕事や雑事に追われてなかなか会えなかった方たちにひさしぶりに会えました。 法事というのは故人をしのぶという意味のほか、生きている人をつないでくれる行事でもあるのかもしれませんね。

その後、ひいおじいさんが建てられた町家を保存するために、典型的な職人の京町家に住み始めたFさんの家をみせてもらいにいって、あまりの居心地のよさにダラダラと居座ってしまいました。 夜遅くに家へ帰り着いて、よく考えてみたら6時間以上滞在していたような…なんだか竜宮城から帰ってきた浦島太郎のような気分でした。 あの町家の中だけ、時間の流れが湾曲していて、外の世界よりゆっくり時が経過しているように本気で思えるほど、ゆっくりさせていただきました。

ウチを建ててメンテナンスもしてくれている工務店の人が「家は住んでいる人を映します」と言ってられましたが、カノジョの町家はまさにその通り。 町家自体の立派さ、すばらしさはもちろんだけれど、住んでいる人の決してあくせくしないゆったりとした人柄があの独特のリラックス感を醸し出しているんだろうなあ。 町家保存はほんとうにたいへんだけれど、崇高な志と本人の住み心地と事業としての収益がうまくバランスがとれるといいな。 いろいろたいへんでしょうが、がんばってね!

4.4町家ごはん

なんとFさんのお兄さまの手料理の晩ご飯までいただいてしまいました。 すばらし~い!! おいしい!!! こんなマメなお兄さまと一緒に暮らしているFさんがホントにうらやましいッ。 今年に入ってから、晩ご飯を作らなかったのは3日くらい。 毎日ご飯を作っているワタシにとっては感涙もの。 ごちそうさまでした。

4.4コゴメザクラ

昨日・今日と冬のような寒さでした。 それでも京都の桜はどこもいっせいに満開になったとか。 グズグズしてると散っちゃうのかなあ。 我が家の庭はコゴメザクラ(母曰く)が咲いています。 ほんとうの名前は違うみたいだけど。 小さなピンクの花が愛おしい。
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哲学の道は5分咲き

今日はヒノキ花粉も黄砂もひどくて喉がざらざら。 郵便局へ行く用事があって、ついでに哲学の道をのぞいてきました。 哲学の道は3分咲きの木もあれば、満開が近い木もあって、全体の印象は5分くらい。

4.2哲学の道

大文字山が黄砂でかすんでよく見えません。 でも、観光客はいっぱい。 青空だと桜がもっとピンクっぽく見えてキレイなのに、今日はいまひとつ色が映えません。

4.2桜 4.2ミツマタ

こうやってみると満開に見えるんだけど。 ミツマタもまん丸の花を咲かせていました。

大至急の仕事は昨夜でカタをつけたのに、用事やお遣い、庭掃除であっという間に夕方になってしまい、自分の仕事はあんまり進まず。
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ふらふらしてる40代に共感 山田詠美「無銭優雅」

山田詠美の最新刊「無銭優雅」を買いました。 山田詠美は特に好きな作家ではありません。 ずっと昔に「蝶々の纏足」「色彩の息子」を読んだだけ。 そのときの感想はキライではないけれど好きでもないという程度。 その後、続けて本を買おうとは思いませんでした。 ところが、新聞の書評を読んでいた母が「この主人公、あんたに似ているみたい。 読んでみたい」とリクエスト。 確かに、主人公の立場はワタシに近いようです。 だいたい「無銭」で「優雅」だなんて、ワタシみたい(笑)←ウソ! ただ、お金も地位もないけど、あまり気にしていないのは本当です。 それと、ブログを読んでいる友人・知人はみんな「vogelちゃんのブログだけみてると、どんな優雅な人やろ…て思えてくるわ」と異口同音。 その後で必ず「でもねえ…ホントはねえ…ぐふふ」という笑いがつくんですけど。

4.1無銭優雅

主人公の女性・慈雨は父親にお金を出してもらった花屋さんを友人と共同経営しています。 お金はほとんど儲かりませんが、親と同居しているので食べるのには困りません。 ただ、家の中での立場は弱い。 お兄さんたちには「いい歳をして、ふらふらしてる」などと言われるし、親には「早く嫁に行け」と40を過ぎてるのに言われています。 いやね、この設定だけで「ワタシのこと?」という感じ。 でも、小説自体は延々と主人公が恋する男への想いを独白するスタイルで、べったべたの恋愛小説風。 塾の講師で、主人公と同じように「しっかりしたオトナ」と世間から認定されていなさそうな男性がどんなにステキな恋人かという言葉が小説の大半を埋め尽くしていて、正直、読んでいる最中はちょっとうんざりしました。 「恋のない人生はありえない」と思っている人は、こういう本を読むと楽しいのかしら? というか、この主人公たちより若い世代がおもしろく読む本なのか?? いい歳してても、中身は意外に若いのね、とか思うのか??? だんだん読むのがイヤになってきたところで(全体の3分の2くらい読んだところ)やっぱり甘いだけの恋愛小説じゃないんだと納得しました。 独白風の文体も生理的に違和感があるし、もともと恋愛体質じゃないワタシはどうしても詠美ワールドにはついていけません。 歳をとった親への気持ちには思いっきり感情移入しましたが。 けっして悪い小説じゃありません。 ただワタシには合わなかったというだけのこと。 人はみんな生きて、いつかは死んでいくもの…そういう諦観を作者は書きたかったのかな、と思いました。 親にはあんまりすすめられない内容だけど、どうしようかしら。
 
 
4.1雪柳

昨日も今日も雷が鳴って突然激しい雨が降ったり止んだり。 一日中、薄暗いお天気で肌寒かったです。 やっと我が家の雪柳が咲きました。 鴨川沿いなんてもうずいぶん前から雪柳が満開だったのに。 あそこの雪柳は驚くほど茂って、白い花のかたまりは遠くからみると、なんだかSF映画にでてくる未知の生物みたい。 繁り過ぎもあんまりよくないですね。

4.1キノコ

湿度たっぷりだからか、気持ち悪~いキノコが庭の真ん中にニョキニョキ出てきました。 うっ、ジッと見ると鳥肌!