いってきます

あと4時間後には家を出発する予定ですが、お風呂を流したり洗濯したり、最後までバタバタ。 昼間は選挙とお盆の前倒しでお墓参りに行って、夕方には、就職活動で留守番することになった姪とじっくり1時間ほど電話。 「ちょっとはお父さんに優しくしてあげて」とお願いしました。 「女手ひとつで育てた」というと世間的にはとても評価されるけれど、「男手ひとつ」って誰も言わない。でも、片親のたいへんさは同じなのにね…と言ったら、「そうだね」と意外に素直な返事が返ってきました。 わかってるんだろうのに、顔を合わせるとケンカばっかりの父娘。 むずかしいですねえ。 留守中、なにごともありませんように。

Tさん、piaaさん、そしてリアルお知り合いの皆さま、お見送りありがとうございます。

お盆には旅のご報告ができるかな。 今回は年寄りペースでのんびり町を歩いてきます。
Category: 日々の記録

ため息

サッカーのアジア杯3位決定戦、負けましたねえ。 韓国がレッドカードで1人退場になったときに「また、このままダラダラしてPK戦になるんだろうな。それで負ける気がする」と予想したとおりになりました。 こんな予想、当たっても全然うれしくありませんが。 戦術とかセンタリングの精度とか、そういうことよりも、まず勝つことへの執念が希薄すぎるんじゃないかなあ。 それとも日本人は反射神経がものすごく鈍い民族なんでしょうか。 ゴール前で無理矢理な体勢でもいいからシュートを蹴りこむ、というシーンがほとんどありませんでした。 韓国の監督やコーチまで退場処分になったりして、なんか時間ばかりくった変な試合でした。 高原もシュンスケもなんだかなあ…ため息。

7.28鬼灯

葉っぱの下に隠れるように鬼灯(ホオズキ)がなっていました。 若い緑が夏の陽に透けて、とってもきれいです(若干、泥が付いていますが)。

ずっと前から「7月末から半月間出かけます」と仕事発注者に連絡しておいたのに、毎度恒例の放置プレイで木曜日の夜に「いま、出していただいた仕事を見ているのですが、ここのところを少し変更してもいいですか?」という問い合わせが。 あの~3週間も放置していたのですか。 こういう場合を想定して出発日を2日ほど前倒しして連絡しておいたから、慌てて(前倒しで言っておいた)出発日の1日と1晩前に電話してきたんですね。 それで「タイトルも出発までに考えてメールくださいね」って軽~く言ってくれましたね。 いくら忙しいからって、原稿用紙400枚を読み通すわけでもあるまいし、たかだか1500字さえも読む時間がなかったのか!?とあきれ果てて、もうぜんぜん腹も立ちませんでしたよ、ハイ。 25日ネタ仕込みの翌日仕上げ仕事もなんとか片付いて、今日やっと旅支度がだいたいできました。 悩むほどたくさん服を持っていないので簡単でした。 それより、父親の服装、母親の服装について付きっきりでアドバイスする方がたいへん。 スーツケースもワタシが1番大きいのを持って、両親の荷物を少し入れることに。 いまやワタシが家族で一番の力持ち。
Category: 日々の記録

心臓に悪そうな予感

もうすぐサッカーのアジア杯準決勝…ドキドキ。 オシム監督じゃないけど、今度も心臓に悪い試合になりそうな気がします。 この間のサウジアラビア対ウズベキスタンをみたのですが、ウズベキスタンの方が終始攻めていたにもかかわらず、シュートがゴールポストに当たって出たり、ゴール前のこぼれ球を蹴りこめなかったり。 その間に、たいしてうまくないサウジアラビアにカウンター攻撃を食らったりして。 ウズベキスタンが決定力不足の日本にダブって見えました。 はあ~心配だ。 仕事どころじゃないワ。

心臓に悪いといえば、今朝は兄から電話があって、姪が昨夜ひったくりにあって、鍵や携帯電話・クレジットカードなどが入ったバッグを盗られたとのこと。 姪1人で留守番するっていうのに…鍵は替えたらしいけど、やっぱり心配! なんか、またイヤな夢をみそう…。 せめてオシム・ジャパンにすっきり気持ちよく勝ってもらって、このドヨドヨ気分を払拭したいッ。 兄は姪のキャンセル料としてヨーロッパ往復分をどぶに捨てたことになったそうだし、なんかいろいろケチが付いてイヤだなあ。

7.25ネジバナ

これは母が道ばたからとってきたネジバナ。 雑草なんだけど、調べたら蘭の仲間なんですって。 クルクルと茎を巻くように小さな花が並ぶ姿が愛らしいです。 でも、我が家の庭とは相性が悪いのか、何度植えても根付きません。 ウチみたいなジャングルじゃなくて、芝生のような明るくて風通しのいい草地が好きみたいです。
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夏が来た

23日のお昼過ぎから急に青空が広がって、降り注ぐ日射しが夏の到来を告げました。 今年はウチの近辺はあまり激しい雨が降らないうえに、気温がいつもより低くて、京都にしては過ごしやすい日が多かったです。 それなのに、なんだかカラダがだるくてだるくて…週末は気分も体調も最悪でした。 珍しくまだ熱帯夜がなくて快眠できるはずが、最近やたらに怖い夢をみて。 ワタシはふだん、まったくといっていいほど夢をみないというか、夢が記憶に残ることがないのに。 やっぱり微妙なお年頃にさしかかっているのでしょうか(イヤだなあ)。 でも、雲ひとつない青空が広がったら、気分も上向きに。 やれやれです。

昨日はひさびさに街中の書店へ行ってきました。 気になる本をチェック。 「池澤夏樹の旅地図」は写真も装丁も美しくて迷いましたが、昔のように池澤夏樹ファンではなくなってしまったので買わず。 池澤夏樹「きみのためのバラ」は異国での一コマを切りとったような短編集らしくて、かなり欲しかった。 でも、荷物が重くなりすぎるので断念。 前から気になっている「テヘランでロリータを読む」「ヒストリー・オブ・ラブ」は店頭でみつからず。 「太陽の塔」も文庫本がなかった。 結局買ったのは「聖母の贈り物」、カフカ「変身」、「街場の中国論」、「フィガロ・ジャポン」のエーゲ海特集号。 すばらしくバラバラなラインナップ。 ワタシの読書に節操という文字はございません(笑)。

7.24でんでんむし

「近畿地方が梅雨明けしたらしい」と気象庁が発表した今朝、さわやかな風に揺れるアジサイの葉陰に、でんでんむしがしがみついていました。 厳しい暑さに負けるなよ。

来週月曜から両親&兄&姪とヨーロッパ旅行に出発します。 80歳の両親にとっては、これが最後のヨーロッパ旅行のチャンスかも、それに孫たちと一緒に家族旅行する最後の機会かも、ということで、ワタシは完全に旅行代理店&添乗員状態。 イタリアに留学している姪を訪ねて、その後みんなでドイツへ。 ちょこっとだけチェコに寄ります。 完全な個人旅行なので、姪1名が就職活動のため急遽行けなくなったキャンセルをするのもひと苦労。 たった1人で2週間も留守番する姪のことを思うと気が重くなってしまい、旅支度をまったくしていない。 なのに、明日は仕事のネタ仕込み。 速攻で終わらせないとヤバイなあ。 焦るなあ。 といいつつ、今日はジムへ行ってひと汗かいてきたりして。 いいのかな、こんなんで。
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だまされた! 歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」

読み応えのある「ロリータ」の後は、サラッと読めるものが欲しくなって、歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」を手にしました。 おもしろくてすぐに読めたのに、また感想をアップしないままに日が過ぎて…。

7.19葉桜の季節に

新刊本として本屋さんの店頭に並んでいたとき、タイトルと表紙の感じが気になって買おうかどうしようかずいぶん迷った本です。 ミステリだと知ってやめたのですが、文庫本になっていたので買っちゃいました。 本当にひさしぶりのミステリは、なかなか楽しめました。

私立探偵になりかけて挫折した過去を持つ主人公が、後輩に頼まれて悪徳商法の会社を調査しようとしている矢先、目の前で自殺しかけた女性を助けたことから物語が始まります。 現在の事件と、探偵見習い時代の事件が平行して語られていくなかで、最後には驚きの事実が…。

この本を読む場合は予備知識ゼロで読まないとおもしろくありません。 帯には「本格ミステリ」と銘打っていましたが、これをはたして本格派としていいのかどうかはやや疑問ですけれど、ワタシは最後までキレイにだまされました。 途中でときどき、なんとなく「あれ?」と思うこともあったものの、全体の謎はぜんぜん気がつきませんでした。 ミステリをいつも読んでいる人だと、途中でネタがわかってしまうのかもしれませんね。 読み終わってからみたアマゾンでは、ミステリ好きの人たちには評判があんまりよくないみたいです。 全編にわたってサスペンスもあるし、謎に対する明確な答えもあるので、最後まで読んで「なるほど」とワタシは納得できました。 気分転換やひまつぶしにちょうどいい本です。

ただ、タイトルから受けるような抒情的な雰囲気はほとんどなかったのがちょっと不満。 読後に余韻がもう少しあってもいいのにな。 それと、冒頭の描写は露骨な表現が苦手なので「え、こんな調子がずっと続くの?」と腰が引けそうになりましたが、あとは普通だったのでホッとしました。 タイトル勝ちっていうところでしょうか。

7.19馬酔木の新芽

植木屋さんの剪定後、雨が降って芽吹いた馬酔木。 赤い新芽が花みたいできれいです。

Donauさん、拍手と初めてのコメントをありがとうございました。 猫の受難の話、楽しんでいただけましたか。 おバカですよねえ。 いまだにあの密やかな「ニャッニャッ」を思い出しては、ひとりでニヤニヤしています(不気味?)。 また、遊びに来てくださいね!

イタチと大工さんと猫と

中越大地震の被災地に雨が降って、さらに被害を拡大しそうだとか。 家が壊れた上に追い打ちをかけるように雨だなんて…。 蒸し暑い季節に大きな体育館で雑魚寝が続くと心身ともに疲れ果ててしまいそうで、高齢者の方がとくに心配です。 被災された方々が少しでも快適に過ごせますように、そして一日も早く復旧されますように。 それにしても原子力発電所は大丈夫なんでしょうか。 チェルノブイリほどじゃないにしろ、事実を隠す方へ向かっているように思えるのですが。 震度6強で「想定外の揺れ」って、どんな耐震構造なんだ!


例年なら蒸し風呂のような暑さに見舞われる京都なのですが、今年は今のところ(京都にしては)涼しいです。 湿度も温度も例年より低くて熱帯夜にならないのが、暑さに弱いワタシにはうれしい限り。 しかし、台風が去ったら、庭はしっかり蚊の巣窟と化して、ちょっと花やキノコを探しに出た3分ほどで10数ヶ所刺されて、かゆくて気が変になりそうなほどです。 蚊と戦いながら、リュウノヒゲのつぼみをパチリ。 後ろの葉っぱの位置が邪魔だなあ、と思いつつも、それ以上蚊に刺されるのがイヤで撮り直さずに終了。 かゆっ!
 
7.18リュウノヒゲ

昨夕、そんなわが家の庭に、耐震工事をしてくれた大工さんが立ち寄って「イタチ退治のために」と罠を仕掛けていきました。 「駆除しなくていいです、共存してるから」て言ったんですけどね、大工さんは聞く耳持たず。 とても温厚な人なのに、イタチのことになると突如意地になっちゃう(それで前回はワタシの部屋の天井を踏み抜いてしまった)のはなんでなのかなあと思っていたら、大工さんが飼っていたペットの伝書鳩、1羽残らずイタチに襲われたんですって。 それでイタチが憎らしくて仕方ないみたい。 イタチは野生生物なので殺してはいけないから捕獲するだけと、鶏肉をぶら下げたカゴをワタシたちの反対を無視して設置した大工さん。 満足げだったのですが、そのときから予感がありました…ウチの庭をウロウロしている別の動物が引っかかるんじゃないかなあって。

夜になって、ごく小さな「ニャッ、ニャッ」という鳴き声が聞こえてきました。 ちょうど猫の鼻歌みたいで、御機嫌な雰囲気。 だんだんカゴの置いてある場所に近づいてきたのか、また「ニャッニャッ」と御機嫌な猫の鼻歌が。 しばらく障子越しに様子をうかがっていましたが、別にギャーッという悲鳴も上がらなかったので、鶏肉の臭いだけかいで帰ったのかと思っていました。 ところが、今朝になったらかごの中には猫! 罠にかかって閉じこめられたのに、ぜんぜん騒がなかったらしい。 朝一番にのぞいた母と目があっても、怖がる様子もなくのんびりしていたとか。 さすがに父が罠をこじ開けたときは「シャーッ」と威嚇したそうですが(寝ていたので伝聞)、小走りで逃げはしたけれど憔悴した感じではなかったと父。

昨夜、たぶん罠にかかった猫を通りすがりに眺めて、イタチは「アブナイ、アブナイ」と思ったはず(かなり用心深い動物のようですから)。 もう一度罠を仕掛けても、イタチは引っかからないだろうな。 それに対して、猫は一晩檻の中を我慢しさえすれば、大きな肉が食べられると学習したかも(笑) 大工さん、お願いだからイタチを捕獲するのはあきらめてください! ああ、それにしもて、あの小さなニャッニャッの鳴き声…おいしくて満足だったんだろうな、あの野良猫。
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祇園祭の夜に

明日(17日朝)は祇園祭の山鉾巡行です。 今年は三連休と祇園祭の宵山がばっちり重なって、街中は観光客でごった返してます。 16日の夕方、母の買い物に付き合って大丸に行ったついでに四条烏丸までチラッと様子をのぞきに行きましたが、宵々々山が台風でダメだったために宵々山と宵山に人出が集中して、歩行者天国になる前なのに、すごいことになってました。 長刀鉾なんて「ちまき完売」ですって、宵山の前なのに。 ちまきは買えないし、長刀鉾の上には囃子方が乗っているのに演奏を全然しないし、「このままじゃ帰れないワッ!」となぜだか意地になって函谷鉾まで満員電車並みのサウナ状態の歩道をノロノロと歩きました。 こちらはまだ厄除けちまきがあって、母は思わず突進。 ちょうどNHKのカメラマンが厄除けちまき画像を撮ろうとしているところで、完全邪魔してるし、カメラの角に頭ぶつけそうだし、でもなんにも気づいてないし、母。 函谷鉾は祇園囃子を気持ちいいくらい元気に演奏していて、しばし聞き惚れてました。 雑踏に巻き込まれると帰れなくなりそうなので、そこで撤収。

7.16函谷鉾

15日の夜は大学時代のクラブ有志で飲み会。 ほとんど誰も京都に残っていないのだけれど、ひさびさに数名が京都に集まってがんがん飲みました。 アルコールに弱いワタシが、なぜかこの人たちと飲むといつも、気持ちよく(自分にしては)結構な量を飲んじゃえるのが不思議。 ビールたんまりに焼酎飲んで、今朝はすっごく目覚めがよかった(笑) みんなで祇園まで四条通の歩行者天国を歩きつつ、「京都は自分たちの時代より浴衣の子が増えたな。 やっぱりいいねえ、浴衣姿の女の子は」なんて感慨深げなおじさん(=同期)を眺めるのも、なんか感慨深かったです。 遠くなってしまった青春時代を思い出して、現在の自分たちを思うと、ちょっと寂しいような、切ないような。 そういう気分に祇園囃子はぴったり合うんですよ。 みんな長生きして、1年に1回くらい京都でお酒飲もうね。
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過剰なまでの語りの力 ウラジーミル・ナボコフ「ロリータ」

ウラジーミル・ナボコフ「ロリータ」を読み終わって数日、なかなかブログにアップできませんでした。 仕事もひとまず山を越えたので、書きにくい感想文に挑戦してみます。
 
ワタシが読んだのは新潮文庫から出た新訳(若島正訳)です。 単行本で新訳がでたとき、ネットで話題になっていたから気にはなっていたのですが、ようやく読みました。 前にも書いたように「ロリータ・コンプレックス」の語源になった本で、発表当時はかなりキワモノ扱いされたそうです。 40歳(くらい?)の主人公ハンバート・ハンバートが下宿の12歳の少女に恋をして、ついにはロリータを連れて広大なアメリカ内を逃避行…ストーリーを簡単にまとめると、こういうことです。 でも、この小説はストーリーなんてあんまり重要ではないように感じました。

7.11ロリータ

12歳の少女と肉体関係を結ぶ主人公の行為は、社会的には完全に「変態」。 でも、万が一ロリコン趣味の人が何かを期待してこの小説を手にとったとしたら、とてもガッカリするでしょう(笑) 直接的な描写はほとんどでてきませんし、ハンバート・ハンバートは(自分で自分の行動が異常なことだとわかっていながら)本気で一途にロリータを愛しているので、隠微な雰囲気は意外なほどナシ。 本当に、まっとうな「文学作品」なんですよ。

全編を通してハンバート・ハンバートの一人称で語られる顛末は、主人公の錯綜した精神状態を顕微鏡でのぞきこむように描写したり、瑣末な事実や風景まで詳細に書いたりして、けっして読みやすい文章ではない。 けれど、過剰なまでに溢れでる語りの文体こそが、この小説の味わいどころなのだと思います。 ロリータの立場からすれば、主人公の行為はやはり虐待なのではないかというワタシの心情とは裏腹に、饒舌で執拗な語りの力に圧倒されて、いつのまにか主人公の目線に立っている自分に気づいたり。 あまりにもロリータを愛しすぎて少しずつ狂気にからめとられていくさまは哀れさえ感じさせました。 ただ、男性の感想に「哄笑を誘う」とか「腹を抱えた笑った」というようなものがありましたが、女性が読むと(懸念したほど不快ではないけど)笑えないです。

(ロリータにすればはた迷惑な愛ながら)これは恋愛小説であり、逃避行部分はロードノベルでもあり、どういう結末を迎えるのかというサスペンスもしっかりあり、ヨーロッパとアメリカの対比もあり…いろんな要素を盛りこみすぎたようにも思えて、スッキリしない読後感が残りました。 ある程度、翻訳小説を読み慣れた人でないと楽しめなさそう。 訳者あとがきには「読み終えたら、訳注を参照しながらもう一度読み直してみるとおもしろい発見がいろいろあるはず」というようなことが書いてありましたが、ワタシは一度読んだら、もういいかな。 キライじゃないけど、好きでもない。 他に読みたい本がいっぱいあるから。
【追記】
文庫本をこれから読む方は、大江健三郎の解説を先に読んではいけません。 ストーリーを追う小説ではないとはいえ、全編について完全にネタバレしていて、初めて読む人の楽しみを奪うような内容ですのでご注意。

7.11ギボシ

雨に打たれてギボウシがうつむいて咲いていました。 漢字では「擬宝珠」だそうです。 強い台風が日本を直撃しそうですね。 雨が降り続いている九州に、これ以上甚大な被害が出ませんように。 

「ロリータ」を読み終えて、これで「テヘランでロリータを読む」が読める、やれやれ(笑)。 でも、その前に一昨日、本屋さんでサイモン・シンの「暗号解読」の文庫新刊をみつけたので、当面はそちらを優先。

ジムはやっぱり気持ちいい!

仕事は粗書きできたので「1日寝かす」と誰にともなく言い訳をして、ジムへ行ってきました。 ホントは午前中に祇園会館で映画「マリー・アントワネット」をみて、ジムへ行って、その帰りに美容院に寄って…と思っていたんだけど、意外にお天気がいいので洗濯したり手洗いしているうちに時間を過ごしてしまって。 結局、ジム以外は机上の空論でした(←出不精のワタシはいつもこのパターン)。

京都にしては涼しいのに、ここのところ熟睡感がなくて、起きてもなんかグッタリ。 湿度が高いせいもあるんでしょうが、運動不足が原因なのは自覚しています。 ジムへ行って40分間「ロリータ」を読みながら自転車漕ぎ。 書名は絶対に見られたくありませんが、意外にも言葉遊びのような文体が自転車漕ぎに向いていたみたい。 いつもよりカロリー消費できました(笑)。 本を読みながら自転車漕ぎをしたのは初めてでしたが、文体によっては案外良さそう。 息が長い文体だと合わないかも。 とにかく、ただ黙々と自転車漕ぎをするのは退屈すぎて、30分以上やる気になれないのです。 簡単な筋トレをした後、入念に20分以上かけてストレッチ。 最後に大浴場で汗を流して、う~体がほぐれて気持ちいい! 最低でも週に1回くらいは体を動かさないとダメですねえ。

7.9アガパンサス

アガパンサスはそろそろ満開です。 ひとつひとつの花にも存在感があって、なおかつ全体で丸く咲きそろう姿も美しいし、すっくり茎を伸ばした姿が背筋を真っ直ぐにした女の人みたいでキレイ。
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仕事をさぼって

昨日今日と、京都にしては珍しく涼しくて(といっても29℃以上あるのですが)、カラダがホッとしたのか、かえって暑さバテしています。 ホントは吠えて噛みつきたかった仕事をまとめなくてはいけないのに、完全に思考停止状態。 開き直って、ナボコフの「ロリータ」を読んだり、読んだまま放置してあった「ミーナの行進」の感想をブログに書いたりしています。 「ロリータ」は読むのにすごく時間がかかります。 が、なにやらひきつけられて続きが読みたくなる不思議な小説です。 ロリコンの語源となったことで有名なため、タイトルだけでいろいろ妄想をかきたてそうですが、実は変態的な部分を期待して読むと完全に裏切られます。 性描写はほとんどなしですからね、念のため(笑)。 そういう描き方は「ツ・イ・ラ・ク」によく似ている。 姫野カオルコは「ロリータ」を読んでますね…て、作家なんだから古典的な名作を読んでいて当然ですが。

7.7ノカンゾウ

今日もこのあたりは意外に晴れていて、庭ではノカンゾウが元気に咲いています。

Tさん、拍手&コメントをありがとうございます! ブログに付いているウェブ拍手は、使い方がワタシもいまだに謎なんです。 受け付けなかったのはfc2のブログサーバーがおかしいんですよ、絶対に。 ところで、フレメやエヴァを刺してられるんですね。 フレメって図案も花糸もいいですよねえ(ウットリ)。 刺したい気持ちはいっぱいなのですが、散財してしまう危険と肩こり(涙)でなかなか…。 手芸はやりたいことはいっぱいあるのに、最近すっかりご無沙汰です。 何か作りたいなあ。
Category: 日々の記録

懐かしい時代の余韻 小川洋子「ミーナの行進」

春先に買った小川洋子「ミーナの行進」をやっと読みました。 「博士の愛した数式」と「偶然の祝福」がとてもよかったので、小川洋子に対する期待がふくらむ反面、「あれより気に入る小説にはそうそう出会えるものじゃない」とも思えて、期待はずれだったらイヤだな…となかなか読み始められずにいた小説です。 でも、いったん読み出したら、たいして劇的なことが起こる物語でもないのに一気に最後まで読んでしまいました。

3.24ミーナ

ほわんと心温まる小説です。 主人公である中学生の朋子が、家庭の事情で芦屋に住むお金持ちの伯母さんの家に預けられた1年間の出来事が、ゆっくり静かに語られていきます。 サスペンスや過剰な演出は一切なくて、引き出しの奥から出てきた子ども時代に大切にしていたビー玉を、そっと手のひらにとって慈しむような感覚。 朋子と一緒に、今はもうそこにはない時代を懐かしむ気持ちにさせられます。 朋子が親元を離れているという設定と、朋子の回想として語られることで、小説全体にほのかな陰影がつけられているところに、(ワタシがイメージするところの)小川洋子らしさがありました。 ほんの少しでも違っていたら「中学生のあの頃は楽しかった」という脳天気な懐古主義に陥りそうなのに、小川洋子の手にかかると美しい「時間の結晶」に変化するのですね。

ローザおばあさんがドイツ人であることや、ハンサムな伯父さんが不在である理由、ミーナとマッチ箱のエピソードなど、すてきな要素をうまく盛りこんであるのですが、でも…「博士の愛した数式」ほどピタッとはきませんでした。 ちょっとうまくまとまりすぎているような感じで。 暗い話は読みたくない、温かい話で和みたい、という気分の人におすすめです。 それにしても、先日読んだ姫野カオルコ「ツ・イ・ラ・ク」とは真反対の世界(笑)。 中学生が読んでも安心な本ともいえますが、この小説の味も「ツ・イ・ラ・ク」同様、ある程度の年齢から上でないと本当にはわからないのではないかという気がします。 ワタシの中学時代はもちろん「ミーナの行進」の世界の側でしたから、主人公の朋子が憧れの図書館司書のお兄さんと話すシーンなんかは、なんだか甘酸っぱいような昔懐かしい気持ちになりました。

それと、ミーナの家で飼われているポチ子が、梨木香歩「家守綺譚」(小説自体の味わいは全然異質なんだけれど)に登場する犬のゴローに匹敵する、いい味を出していて、動物好きの心くすぐります。 装丁がとても美しく、挿画に統一感があってステキで、ずっと持っていたい本です。 

6.25ドクダミ

この小説は谷崎潤一郎賞を受賞していますが、谷崎潤一郎賞についてはずいぶん前にココに書いた通りの印象を今回も持ちました。 谷崎潤一郎は好きなんだけどなあ…なぜだか谷崎潤一郎賞はワタシの好みに合わない。 選考委員はいったい誰なんだろう? というよりも、ワタシの好みが一般人よりかなりずれているのかも(汗)。

この本はずいぶん前に読み終わっていたのですが(たぶん「ツ・イ・ラ・ク」のお口直しに読んだはず)、感想を書きかけて途中で止まっていました。 気に入っていないわけではないけど大絶賛というほどでもなく、なんとなく感想が書きにくい本でした。 そんなわけで、庭の花の写真も今のものではありません。 6月上旬、木漏れ日の中で咲くドクダミがけなげだったので、写真はそのままでアップします。
Category: 小川洋子

午前1時のアイスクリーム

こんばんは。 午前1時を回ってから食べるハーゲンダッツのショコラクラシックは禁断の味がします。 寝る前にこんなの食べちゃ、体に悪いことは重々承知の上で、でもこれくらい濃厚な甘いものを食べないと寝られない気がして。 最近、就寝前の缶ビール1本を自主規制しているのですが、夜中まで必死で仕事をすると寝付かれなくなって…つい。 ごめんなさいッ!て、誰に謝ってるのかな、ワタシは。 近ごろの仕事は超特急仕上げが多かったけど、今日のは史上最短締切記録の更新かも。
明日の仕事は、10日前に担当者が「すぐに資料をお送りします」といったきり、なしのつぶて。 昨日、「2日後に迫った仕事の資料はどうなったんですか?」と催促したら、今日ドサッと届きました。 「明日までに読んでおいてください」ってさ。 いくらヒマそうに見えても、ワタシにも都合ってものがあるんです。 今日は他の仕事の約束が入っているのよ、読んでなんかいられないワンワン…と、まだ駆け出しの担当者くんに吠えて噛みつきたい、真夜中のステキな気分でアイスクリーム。 甘いものを食べたら、ちょっと落ち着きました。 明日(というか今日)があるので、そろそろ寝ます。 といっても、たぶん寝つかれないから本でも読むか…。

7.4クチナシ

昨日「このあたりは梅雨らしくない」と書いたら、今日はしっかり本気で雨が降りました。 雨に打たれながら開きかけた八重のクチナシが愛らしくて、バスを待つ間に庭でパチリ。 バス停の至近距離に住んでいると便利です。
Category: 日々の記録

キノコぞろぞろ

九州は大雨のようですが、このあたりはあまり梅雨らしくありません。 昨夜はたっぷり降ったけれど、朝にはやんでいたし。 一日中雨に降りこめられる、という日はほとんどありません。 むしむししてやりきれない気分になるものの、京都にしたらまだマシな方です。 目先の締切をひとつクリアしたこと+寝不足+ジム=昨夜はひさびさにぐっすり深く眠れました。 やっぱり運動って必要ですねえ。 そろそろ水着を買ってプールにも入ってみようかな。 もう何年泳いでいないのか覚えていないくらいだから、水着もキャップもゴーグルも買わなくてはいけない。 ジム用のパンツもすっかりボロになっちゃったしな…どっちを買うべきか。 高校時代、水泳部で来る日も来る日も泳いでいたプールの跡地にできたジムに通っているワタシ。 行動半径、狭すぎでしょうか?

7.3キノコ1 7.3キノコ2

7.3キノコ3 7.3キノコ4

たっぷりの雨の後は、庭がキノコ栽培場と化します。 昨年みつけた「キツネノハナガサ」みたいにキレイなのはあんまり生えず、背筋がゾッとするようなキノコが出てきたりします。 写真のはシメジ風、椎茸風、毒キノコ風など、まだカワイイのばかりです。 菌類なのか、蛍光塗料のような真っ黄色の、自然のものとはとても思えない色のワケのわかんない未確認物体がある日突然ベタッと両手分くらいの大きさに広がっていて、それは直視するのが怖いくらいでした。 気持ち悪すぎて写真を撮る気にもなれない。 母が遠くから長い棒きれでこそげとって捨てましたが…アレはいったい何だったんだろう?

7.3露草\\

お口直しに、雨粒をつけた露草。 蒸し暑い季節は青い花にひかれます。

ほんとうにひさしぶりに街中へ出たら、河原町商店街のアーケードにもデパートにも祇園囃子のコンチキチンが流れていました。 祇園祭ももうすぐなんだなあ…独特のちょっともの悲しい旋律はテープで流れていても、やっぱり好き。 普通はテープでエンドレスで流れてるBGMって、耳障りだったりするんだけど、祇園囃子なら「それもよし」と思えます。 もしかしたら山鉾を見ることよりも祇園囃子を聞くことで、ワタシは「祇園祭だ!」と実感しているのかもしれません。
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ジムで肩こり解消

ちょっと更新が止まってしまいましたが、誕生日のショックで気を失っていたわけではなく、家に立てこもって仕事や用事をこなすだけで時間がどんどん過ぎてしまっただけです。 たいしたこともしてないのに(ため息)。 昨夜はひさしぶりに仕事がどうしても片付かず、早朝4時までこんをつめていたため、神経が張りつめてしまって寝付かれず。 いっそ起きていようかとも思ったのですが、脳みそと目は煮えるほど使ってクタクタなので(たいした仕事もしてないのに)、とにかく横になっていました。 熟睡感がないまま暑さに追い立てられてイヤイヤながら起床。 そしたら、またテレビから「おしりかじり虫~」が聞こえてきて…やめてくれ~ッ!

とりあえず目先の仕事が一段落なので、お昼ごはんを食べてからもダランと「スタジオパークからこんにちは」を見ていたら、今日のゲストは石田衣良でした。 器用な人なんだなあ、ホントに。 でも、連載10本同時進行を支えるだけの読書量が背景にあるんですよね。 しかし、1日に90枚って…そんなに書けるのか?? 書き写すだけでも時間足りないんじゃないの? 「ピークを15年後くらいに持っていきたい」と。 今がピークじゃないワケね、すごいなあ。 ものすごく好き!という作家ではないんだけど、なんか気になる人です。 番組を最後まで見て、頭はボーッとしているし、肩は鉄板みたいにコチコチになっているので、気分転換を兼ねて10日ぶりにジムへ。 たっぷり汗をかいて、ゆっくりストレッチしてきました。 肩こりが緩和されて、いまはものすごく眠いです。 このまま寝てしまいたい。 ただいま、お風呂の順番待ち。

7.2アガパンサス

アガパンサスが咲き始めました。 涼しげで爽やかな色は眺めているだけでも浄化作用がありそう。 昔、一緒に仕事をしたバリバリのキャリアウーマンが道ばたの花を見て「アガパンサスがキレイねえ」とつぶやいたのが、すごくカッコよくて名前を覚えました。 仕事のできるクールそうな女性が花の名前にも詳しかったりするのって、同性から見てとてもステキ。 風の便りで、あまりのハードワークに燃え尽きそうだときいたけど、今はどうしているかなあ? 仕事していてもしていなくても、元気でいて欲しいな。

みなさま、誕生日ごときに動揺してオタオタしているワタシへの温かな励ましと思われるウェブ拍手、ありがとうございます。
*Tさん、もっと若いと想像していただいていたのに、うふふ…実は意外に歳くってます。 気だけはまだまだ若いんですけどね(笑) これからも遊びに来てくださいね。
*Bさん、誕生日きっちりに届いたカードにウルウル。 本当にありがとう! また、ゆっくり話したいわ(いつになることやら?)
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