もう少しで完成

今年の初めから刺しているものが、ようやく完成間近まできました。 単調な模様を一色で刺していると、だらけて間違えてしまったり(間違いが許されない図案なのでほどくしかない)、夏はとても刺繍する気になれなかったりで、ちっとも進まなくて飽きて放置。 秋になってやっとやる気が出てきて、暇をみつけてちょっとずつ刺していました。 まだ完成ではないんだけど、ひとまずアイロンをかけて写真をパチリ。

11.30刺繍の途中

さて、これは何になるでしょう? ワタシにしては珍しく初めから使い道が決まっていて、長方形のデザインを正方形に変えて刺しました。

あとホントにもう少しなのに…すべての仕事が団子になってやってきたせいで、来週の終わり頃までお預けに。 さっさと仕上げないと、また死蔵品になっちゃいそう(汗)。 そういえば、フェルトの花もまだ形に仕上げてないなあ。 さらに羊毛フェルトで帯留めを作ろうという野望もあったなあ。 それより、そろそろ年賀状をどうするのか考えなくちゃなあ(大汗)。 いや、その前に、目の前に突如突きつけられた締切をどうにかせねば(←あまりにも過酷なため意識が飛んでしまい、意外にのんき)。 担当者に素直に謝られたら、怒れなくなってしまった…素直に謝るって、とても大事なことですね。 ワタシも謝らなくてはいけないときは、言い訳せずに潔く謝ろ。

■Tさん、ふふふ…やっぱり「家守綺譚」は気に入られましたね。 大人になってもどんぐりを拾っちゃう人、猫や犬に普通に話しかけてしまう人は、あの世界にはまっちゃいますよね(笑)。 そうなんですよ、しばらくあの本の世界に留まっていたいと本気で思っちゃいますよね! ワタシと綿貫くん、かぶってますか、やっぱり(笑)。 犬のゴローもお隣のオバサンもいいんですよねえ…。 実は文庫本を買って、あまりにも気に入ったので単行本を買い、最初の文庫本を人にあげてしまったため、もう一冊文庫本を買ったくらいお気に入りです。

落ち葉掃き

真冬並みに冷えこんだかと思えば、この2、3日は曇天のわりに寒くありません。 そのせいか、今年は紅葉が長持ちしています。 今週末も京都はまだ紅葉が楽しめそう。 週末には、また異様なほど人がいっぱい押し寄せるんでしょうねえ…。 でも、哲学の道の桜の紅葉は今年はぜんぜんダメです。 あまりに色づかないうちに散ってしまいました。

桜の紅葉って地味だけど、明るくてきれいですよね。 最近になって「桜の紅葉もいいよなあ」と思うようになりました。 これも歳のせいでしょうか? ここのところ毎日、桜の落ち葉掃きしてます。 すごく面倒で時間がかかる反面、掃きだすと無心の境地になれて、意外に落ち葉掃きって好きです。 きれいに掃き終わった瞬間に風が吹いて、ざあっとまた葉っぱが散ると空しいですけど(笑)。 
 
11.29柊の花

ふわっと、いい匂いがしてくると思ったら、いつのまにか柊の花が満開になっていました。 小さな小さな花なのに、とっても甘い香りがするんですよ。 今年はいつにもまして花付きがいいです。

ブログ拍手をたくさんありがとうございました! 拍手していただくと「毎日ちょっとでも更新しよう」とがんばれます。

■Tさん、「家守綺譚」を買われたんですね。 植物が好きな方なら、さらに楽しめると思いますよ。 庭で用を足している猫を見ると「なにしてるんだニャー」なんて実際に声に出して追っかけっこしまうワタシは大好きな1冊です。 わが家の柿の木は戦時中(!)に祖父が食料の足しになるようにと植えたものなんですよ。 たぶん、実がなる前に終戦になったと思いますけど。
Category: 日々の記録

旅の一瞬を切りとる 池澤夏樹「きみのためのバラ」

ものすごくひさしぶりに池澤夏樹の新刊本を買いました。 旅をテーマにした短編集であることと、装丁の美しさにひかれて。 むかし、とても好きだった作家なので、期待と不安の入りまじった複雑な気持ちで本を開きました。

11.27きみのためのバラ

「きみのためのバラ」は、短編の中に旅の途上で出会う一瞬を閉じこめた静かな世界でした。 どれも一応は物語なのですが、ストーリーというほどの起伏や意外な結末などはありません。 淡い淡い記憶…普通の人なら忘れてしまうようなエピソードを、過剰な装飾を排した端正な文章で永遠の一瞬として定着させているのは、さすが池澤夏樹。 ただ、エッセイや評論がとてもすばらしい作家なので、これならエッセイにしてもよかったんじゃないかという気がしました。 短編としては、ちょっと物足りなかったです。 旅の一瞬を小説化した作品としては、多和田葉子「容疑者の夜行列車」の方が奇妙な味わいなんだけれどよかったような(ずいぶん前に読んだからあやふや…)。

11.27落ち葉

柿の葉がいつのまにか全部落ちていました。 今日は柿の木の下を重点的に掃除。 もっといろいろ書きたいけど、画面のちらつきがひどくて限界だ…。

■Tさん、いつも拍手をありがとうございます。 ワンちゃん、かわいいですよね。 抱きしめたい気持ちを必死で我慢しました(笑)。 三条通散策の参考になりましたか? 「松之助」は本当に手作りっぽいケーキですよね。 ああ、ワタシもひさしぶりでケーキを焼いてみたくなってきました。
Category: 池澤夏樹

今年の紅葉

京都は三連休で、どこもものすごい人出だったみたい。 ワタシは法事と母の買い物にお付き合いしたほかは、家でおとなしくしていました。

11.25紅葉

法事のあと、叔父や従妹&従妹の子どもたちと山科の毘沙門堂あたりまでお散歩。 毘沙門堂なんて地元の人しか知らない場所だったはずですが、観光の人が結構おおぜいいました。 狭い道なのに、みなさん、自動車で来られるので、小さな子ども連れにとっては歩きにくい道になってしまったのが残念です。 毘沙門堂の門前の紅葉、今年はぜんぜんダメでした。 写真は毘沙門堂からもう少し奥、「春秋庵」というお蕎麦屋さん付近。 夕暮れが迫る頃、梨木香歩「家守綺譚」の狸に出くわしそうな場所(笑)。 ここは竹林をバックにした紅葉がきれいでした。

今年はいっせいに色づかず、木によってバラバラ。 すばらしい紅葉は無理そうですね。

11.25チビワン

お散歩の途中で会ったワンコ。 つぶらな瞳がかわいい~! ご主人からもらったお古のズボンが寒さを防いでくれてるのね。 こういう素朴なワンちゃん、最近ではなかなか出会えないから、会えてうれしかった♪

PCのディスプレイのちらつきはますます悪化…もうダメなのか…。 目がすごく疲れる(泣)。
Category: 日々の記録

古き良きアメリカへの郷愁 ボブ・グリーン「ABCDJ」

5歳の時に出会った生涯の親友が、57歳で癌宣告を受けた―――ボブ・グリーン「ABCDJ」は、かけがえのない友人が亡くなるまでの1年足らずの日々を、名コラムニストが愛惜をこめて刻んだノンフィクションです。

11.24ABCDJ


400ページを越える長編は、少しずつ状態が悪くなっていく友人を見舞って語り合う現在と、子ども時代のエピソードで埋め尽くされています。 死を宣告された親友と過ごす時間を記録したものですが、グリーンの語り口はワタシがかつて読んだコラムよりもずっとサラリとしていて、悲しいながらも絶望的な暗さはまったくありませんでした。 子ども時代をともに過ごした故郷の小さな町を並んで歩きながら、目に留まる街角の店の1軒1軒、足元の枯れ葉1枚、窓から見える風景…ごくささやかなものにも、小さな思い出を共有しているボブとジャック。 お互いをとことん知っている二人だからこそ、つまらない励ましの言葉など口にせず、ただ少しでも多くの時間を一緒に過ごそうとするボブ。 冷静な文章がかえって内面の辛さを伝えて心を打ちます。

それにしても、この本は読むのにものすごく時間がかかりました。 非常に辛いことがテーマなので、ある程度は覚悟していましたが。 危惧したほど暗い気持ちにはなりませんでしが、一気読みするような内容ではありませんし、またこの本に書かれた過去の情景はアメリカ人にとってはたぶん胸を締めつけられるような郷愁を誘うのでしょうが、日本人にはそこまで感情移入できないエピソードがとても多くて。 子ども時代のいたずら、幼稚園の優しい先生の記憶、お母さんが焼いてくれたクッキーの匂い、子どもにとっては英雄だったスポーツのスター選手が平凡な店員になっている姿をみて感じたショック、禁止されているからこそ興味をかき立てられたアルコールやピンク映画、別々の大学に進んだことでそれまでの一体感が変質したことに気づく寂しさ…普遍的な友情のあり方もたくさん描かれていますから、不満というほどではないのですけれど。 でも、400ページはやっぱり長すぎるかも…読んでいて、途中でだれました。

ボグ・グリーンはコラムニストですから、短い文章の中でこそキラリと光るセンスが感じられる気がしました。 最近すっかりご無沙汰しているうちに、グリーンはコラムよりも長編が主体になっていたのですね。 今回この本を読んでみて、グリーンらしさが発揮できるコラムの方がやっぱりいいと感じました。 むかし、何度も読んだコラム集「チーズバーガーズ」を再読してみようかな。 ささやかな人生のたったひとこまを切りとって、そこに温かな光を当てるグリーンのコラムはとてもステキでしたよ。

そうそう、この本を読んで一番すばらしいと思ったのは、実は駒沢敏器さんの翻訳! 硬すぎず崩れすぎず、コラムニストとしてのグリーンの個性を巧みに日本語に置き換えてある文章は、翻訳とは思えないほど自然で、すごくよかったです。

11.24小菊

野紺菊が盛りを過ぎて、だんだん寂しくなってきた庭では小菊がポツポツ咲いています。

きものは楽しいけれど

きものを着る練習をしようとして、半衿をかけ直さなくてはいけなかったことを思い出しました。 毎回お稽古のときになると「忘れてた!」と反省するのに、面倒でさきのばししてました。 風邪ひきかけで外へ出たくないし、それならばと一大決心で初めての半衿かけに挑戦(大げさ)。 ネットや本をみながら四苦八苦して、最後は「くっついてればいいんだ」と開き直って縫いつけました。 半衿って、すごく適当につけていいものらしいんだけど、適当に縫うとあまりにも凄まじい縫い目になるので、表も裏もかがりつけました。 あ~時間かかったなあ。 きものを着ようとすると、こういう手仕事は日常的にやらなくてはいけないんですよねえ。 たいへんだなあ。 いつか慣れるのかしら。 でも足袋と半衿は真っ白でないと、いくらきものがきれいでもおしゃれじゃないんですものねえ…がんばろ。

今まで、きものって漠然とみていただけだったのですが、いざ自分が着てみようとすると、色合わせがいろいろむずかしいです。 きものと帯の組み合わせも「?」だし、帯と帯揚げや帯締めの組み合わせも「?」。 家にあるものだけでなんとかしようとすると、微妙に色が合わなかったり。 祖母の帯留も使ってみたいけど、紐ないし。 本当に外へ着て出ようと思ったら、かばんもないなあ。 昔のきものは、袖が今のきものより長いし…。 でも、納戸の箪笥には、死ぬまできものしか着なかった明治生まれの祖母が母のために買ってくれたきものがいっぱい。 なんとかうまく組み合わせて、一回でも多く着たいです。 きものを着るたび、今でも懐かしい祖母の匂いにふわっと包まれるんですよ。 祖母が逝ってから20年以上経つのに。 香りの記憶ってとても曖昧なようで、こんなにもはっきりと輪郭をもって感じることもあるんですね。 おばあちゃん、ありがとう。 これからがんばって着るよ!

11.20千両

柿の実はそろそろ食べ頃らしく、昨日の朝からヒヨドリがキーキー大騒ぎしています。 そんなにもめなくても…ちょっと時間をずらせばみんな食べられるのに。 でも、食べたい時間はみんな一緒なのよね。 お昼の庭はとても静かで、日が傾きだす直前にはまた大騒ぎ。 カメラで狙ったら、みんな逃げちゃいました。 仕方ないので(?)千両の写真を。 つくばいの横、薄暗いところを真っ赤な実が明るくしてくれます。 でも、お正月までにヒヨドリに食べられちゃうかな。 南天はすでにほぼ食べ尽くされてしまいました。 鳥も食欲の秋なのね。

パソコンの調子が悪くてヒヤヒヤです。 ノートンの期限が切れて、しばらくフリーのソフトを使っていましたが、カペルスキーさんに乗り換えました。 仕事で添付ファイルのやりとりが多いし、そのデータをやりとりするデザイナーさんとか編集さんはリンゴPCを使っている人が多くて「自分のPCでは発症しないから」と完全に無防備な人が結構います(非常にはた迷惑な人たち)。 一度、ウィルスをリンゴPCの人にうつされて、長年使っていたパソコンが昇天してしまったことがあるので、やっぱりお金をかけて安心を買うことにしました。 で、カペルスキーさん。 すっごく軽いです! ノートンの異様なほどの遅さにキィーッとなることがたびたびでしたが、ストレス全然ありません。 ただ…なんだか、もともと調子が悪かったモニターが時々ものすごく変になります(大汗)。 画面が白くなっていって…もう、このままつぶれてしまうのではと心臓バクバク。 カペルスキーさんとの因果関係は謎ですが。 せっかく軽くて使い心地がいいのに。 どうなってるんだろう?
Category: 日々の記録

ひと仕事終了

土曜の夜は仕事をなんとかやりくりして、友だちを誘ってAricoさんのライブへ。 静かな音楽が古い町家の空間を満たしてステキな時間でした。 音楽のことはからきしわからないワタシなんですが、Aricoさんがピアノを慈しんでいる気持ちが伝わってきてジンとしました。 立派なグランドピアノではないけれど、人の想いがこもっているピアノをとても愛してられるんだなあ、そういう演奏家に奏でられるピアノも幸せだろうな、と。 町家オーナーである友だちの亡くなったお母さまのこと、隣で一緒に聴いている友だちの亡くなったご両親のことが(お会いしたことないのに)胸をよぎったりしました。

しかし、そんな優雅なひとときの前後は、ちっとも優雅でない仕事にがっちり拘束されていて。 リライト(資料を見て書くこと)は苦手&嫌いなので日頃なるべく避けているのですが、事情があってひさびさに引き受けました。 心頭滅却すればリライトもまた楽し…とはいきませんが、生活のためにはこういう仕事もしなくてはいけないのですよ。 仕事に貴賤はありません。 はあ~、なんとか終わりました。 で、プシューと夜更けに発泡酒(たまたまもらいものが転がっていたので)。 仕事が終わっての一杯は発泡酒でもおいしく感じますねえ(笑)。 でもなあ…細々とリライトしたお店で食事をすることは一生ないんだろうなあ…と思うとむなしい。 この仕事では高級店での夕食にも手が届かなさそうだし(ため息)。 あ、でもね、以前にちゃんと一度は取材はしてるんですよ(ワタシじゃない人が)。 一応、念のため。

11.18柿の実

柿の実がたわわに実っています。 でも、鳥ちゃんたちの食べ頃まではもう一歩らしいです。
Category: 日々の記録

三条通ぶらぶら散歩

木曜日は仕事の資料が届くのを自宅でじっと待っていても結局届かない予感があったので、ご近所友だちのRさんを誘って、ネットでお知り合いになったTさんが教えてくださった「北欧の秋冬刺繍展」を見に三条通へ。 ランチして、きれいな刺繍を見て、おしゃれなショップに次から次へと入って、ケーキ食べて、いっぱいおしゃべりして…はあ~っ、すっごく楽しかった! 三条通はますますいろんなお店が増えて、歩くのが楽しいです(ただ狭い道なのに車がいっぱい通るのがうっとおしい)。

三条通を寺町から歩き始めてすぐに、まずビーズショップJ4が気になって、狭いお店の中をくまなく見学。 ひと味違った大ぶりのガラス玉や金属のパーツがいろいろあって、少しだけ買っちゃいました。 うちに在庫がいっぱいあるのに…。

その後、柳馬場を下がって菜根譚でランチ。

11.15菜根譚

古い町家を使った中華料理のお店です。 コースもありましたが、お手軽な日替わりランチ(1200円)をいただきました。

11.15菜根譚ランチ

雰囲気が良くて落ち着けるし、そのわりにお手頃で満足しました。 その並びにある和紙雑貨のお店を隅々まで眺め回し、和紙を貼った筒にかなり心をひかれたものの、ぐっと我慢。 向かい側にはカエルにこだわった支店があるようでした。

11.15街角のカエル

それにしても、なぜカエルなんだろ?

刺繍展はほんとうにステキでうっとり♪ ネットでいつも眺めているデンマークの図案を刺した作品がいっぱいでした。 クリスマスの刺繍がたくさんあったためか、気分が晴れやかになるような明るく元気な色合いがあふれていました。 今まで細かいカウント数の布に刺した緻密な刺繍に憧れていましたが、大きな目の布に毛糸でざっくり刺してあると優しい風合いになることを発見。 来るべき老眼もこれなら怖くないかも(笑)。 Tさん、教えてくださってありがとうございました!

刺繍展で目の保養をした後は、三条通を西へぶらぶら散歩。 途中で、今度は北欧のすてきな布地が驚くほどたくさん揃ったお店shionoyaをみつけて興奮しちゃいました(笑)。 ぱっちり明るいプリント布でできた大きなトートバックが欲しい~ッ! けど、金欠なので必死で我慢。 ああ、でも欲しいなあ。 今度、三条通を歩いたら買ってしまいそう。 お次は三条高倉の北東角にあるDuce mix ビルヂングへ。 1階の「京都デザインハウス」は伝統の技を生かして作られた現代的なデザインの工芸品がずらり。 2階のアクセサリーショップでネックレスにまたまたグッと心ひかれて…でも見てるだけよ、我慢だ、我慢! と、このビル内をまた隅から隅まで眺めて、さらに向かい側の京都文化博物館内の入場無料のショップへ。 ひさしぶりに行った楽紙舘はそんなに広くないお店なのに、中には紙類(和風が中心)がギッシリ。 紙とか布に弱いワタシはいろんな風合いの紙や紙製品を眺めているだけでもワクワクでした。 さんざん眺めて、結局買ったのはお年玉用のポチ袋だけ。

1日のシメは、ずーっと前から一度食べてみたかった松之助のアップルパイ。 

11.15松之助

紅玉を何個使ってるんだろう? 甘酸っぱいリンゴを堪能しつつ(おいしかった。けど、あまりにも長いこと味を妄想していたからか感動するほどではなかったけど)、おしゃべりは止まらず。 ワタシたちはどうしてこんなに話すことがあるのか…不思議なくらい。 とっても満足した休日でした。 Rさん、つきあってくれてありがとう! 今度はどこに行く?(笑)
Category: 日々の記録

近頃のお気に入りメニュー

父の心筋梗塞騒ぎ以来、以前にもましてすっかり外食をしなくなったわが家。 高血圧&高脂血症の父は「脂っこいものダメ、塩辛いのもダメ」ということで、わが家ではもともと揚げ物はごくごくたまにしか作りませんでしたが、さらに気を使わなくてはいけなくなってしまい、夕方になると「今晩は何を作ろう?」と頭を悩ます日々です。 晩ご飯の献立が浮かばず、仕事が手につかなくなることも(笑)。 まもなく80歳になる母は料理が得意だったのに、近頃では完全に主体性もやる気も失ってるし。 料理は気分転換になるので嫌いではないのですが、毎夜毎夜知恵を絞ることが(特に仕事の締切が迫っているときには)イヤになることもあります。 でもまあ、どうせやるなら楽しまなくちゃ損!

というわけで、母がテレビで見たという料理のレシピをネットで調べたりしつつ、新たな晩ご飯メニュー開拓に精を出しています。 市販のマヨネーズや豚カツソース、カレーのルー、ダシの素の味が嫌い、と自分で自分の首を絞めているのですが、見た目はイマイチでも手抜きナシ(というかできない…自分が食べたくないから)←忙しいときは「バカだなあ」と我ながら呆れることに。

最近、一番のお気に入りは「ゆで豚」。 いや~こんなに簡単なのに、どうして今まで作らなかったんだろう? 適当に作ってみて臭みが抜けなかったらイヤだな、と思っていたんですが。 脂身の少ないブロック豚肉の表面をフォークでプスプス突いて塩を軽くすりこみ、鍋に水たっぷりとぶつ切りのネギ・薄切りの生姜数片を入れて、落としぶたをして1時間コトコト煮るだけ。 中まで火が通ったら、熱々を醤油とお酒のタレにつけて1晩置いたら完成。 臭み全くなし、超あっさり仕上げで、そのままだけじゃなくていろんな料理に使えそう。 おいしそうなブロック肉が安くなっていたら、お試しあれ。 あと、豚肉メニューでは、翌日臭くても支障がないときは雲白肉(ゆんぱいろう)もお気に入り。

NHKでやっていた「里芋のケシの実揚げ」もめちゃくちゃおいしかったです。 揚げ物だけどあっさりしてました。 里芋って嫌い(外食で出てくれば食べますけどね)なので自分から料理に使うことはなかったのに、これなら何度でも食べたい! わが家にはケシの実がなかったのでエゴマを使いましたが十分おいしくて、母も大喜び(父は味音痴だから何を食べても著しい変化はみられず)。 料亭の料理みたいに本格的な味でした(というか船場●兆で食べるよりは数段おいしいはず)。 ただし、これは下準備に少し手間がかかります。 お暇なときにどうぞ。 同じ里芋料理のイタリアンの方もやってみました。 素材がおいしいので、おいしいに決まってます(笑)。 でも、新鮮な驚きの味!ってほどでは。

叩いてつぶしたレンコンをたっぷり入れて味噌をちょこっと足した、合い挽き肉のつくねも、レンコンの甘みが生かせておいしかった!

11.13ベゴニア 11.13ゼラニウム

昨夜は寒くなったので、ぶり大根。 昔はあんまり好きじゃなかったんだけど、ぶり大根食べて「あ~日本人でよかったあ」と思うようになったのは歳をとったってことか?(笑) 今夜は今シーズン初めての鍋料理。 さて、明日はなに作ろうかな。 おすすめの料理があったら教えてください。
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おとなになって気づくこと 恩田陸「黒と茶の幻想」

リンクさせていただいている「P&M Blog」のpiaaさんが書かれたレビューに興味をひかれて、恩田陸「黒と茶の幻想」を手にしました。 ワタシにとっては初・恩田陸です。 恩田陸は人気作家過ぎて気後れしてしまい、今まで読まずにいたので、いい機会になりました。 おもしろく読みましたが、感想の書きにくい作品です。 

11.11黒と茶の幻想

大学時代の友人である男女4人が、30代後半になって一緒に屋久島の縄文杉を訪ねる旅を描いた小説です。 全編に小さな謎が散りばめられてはいるものの、ミステリではありません。 4日間にわたって深い濃密な森を歩き、だらだらと4人のおしゃべりが続くばかり。 それでも、ちゃんと読ませてしまう筆力はなかなかなものです。 他愛ないおしゃべりの断片、息苦しいほどの緑に囲まれて歩き続ける身体感覚、圧倒するほどの屋久島の自然…読みながら、主人公たちと同じように、いつのまにか自分まで心の奥底、記憶の闇の中をのぞきこんでしまうようで、ワタシは読むのに結構時間がかかりました。

小説は4部構成で、旅のメンバーひとりずつが語り手になりつつ、旅を時系列で追うという凝った作りです。 かなり大きなウェイトを占めていた謎は第3章で説明されてしまい(それが真相かどうかはまた別のこと)、最も客観的な立場にいた節子が語り手になった第4章を迎えます。 どんな終わらせ方になるのか?と思っていましたが、最後が節子になったことで、読後感がとてもよくなっていました。 過去の恋愛感情をそれぞれ胸に秘めつつ、おとなとして相対する距離感は、誰でもどこかで体験しているもの。 ほろ苦さ、腹立たしさ…生々しく追体験するような感覚になる部分もありました。 おとなになることで失ったものもあるけれど、おとなになったからこそ気づくこともある。 おとなになることに否定的でないスタンスがよかったです。 旅の終わりは、意味もなくみんなで大騒ぎしながら飲んで、そのまま24時間営業のコーヒーショップで朝を迎えた学生の頃をふと思い出したりしました。

ただ、全編にウンチクというか雑学の数々を盛り込んでいるのは、個人的にあまり好きではありませんし、自然の情景描写もあまりにも書きこみすぎて冗漫になっている気がしました。 屋久島を「Y島」、縄文杉を「J杉」と表記している意図も??(素直にそのまま書けばいいと思うのですが)。 piaaさんも書かれているように、第2章はちょっと違和感がありました。 無理やり「謎解き」にしようとしすぎたような。 結局、この作品は気に入ったとも気に入ってないともいえず…なんだか微妙。 恩田陸と同じ1964年生まれ前後の人なら、「懐かしいあの頃のメンバーで旅をしたら…」という疑似体験ができそうです。

11.11クチナシの実

庭ではクチナシの実が色づいてきました。 今年は石榴も花梨も柿もクチナシも大豊作です。 毎朝、ヒヨドリとメジロが柿の食べ頃チェックにやってきますが、突っついて食べたのは1個だけ。 まだ収穫期ではないようです。

人間ドック

木曜日、朝8時30分から人間ドックを受けてきました。 半日コースなんですが、胃カメラとか婦人科検診とかで結構疲れました。

去年と同じ病院なので様子がわかっていて、それだけでもちょっと気分的に楽でした。 とはいえ、去年は思いがけず乳ガン検診で引っかかって、頭の中真っ白になったりしましたが。 今日は去年とは違うお医者さんが乳ガン検診の担当だったのですが、「う~む、これは本当にビミョーだなあ」と言われました。 去年と大きさが変わっていなさそうだから、まあいいか…という感じで結果は曖昧なまま。 念のため、外来で受診してマンモグラフィーと超音波で再度調べてもらいなさいとのこと。 なんだかなあ…でも、初めて言われたときほど動揺しないもんですな。 婦人科検診も去年と違うお医者さんで、去年より痛いッ! で、子宮内の超音波画像を今年は見せてくれて、「きれいな子宮ですよ。 横の黒いのが卵巣ね。 あ、ちょうど排卵日ですね」となぜだかお医者さん(男性)は爽やかな笑顔。 あの…不妊治療に来てるんじゃないんですけど。 といっても、各人が持って歩いている人間ドックの用紙には既婚・未婚は書いてないし、仕方ないのかなあ。 でも、婦人科の廊下に座ってる時間が一番いやかも。 幸せそうな妊婦さんと並んで座ったり、妊婦さん向けの大きなポスターしか見るものがない空間にいることが、子どもが好きなのに産めなかった身にすれば、なんとなく悲しいです(不快なわけじゃないけど)。

胃カメラは去年からで2回目。 喉の麻酔が気持ち悪くて、一日中のどがイガイガしてる感じ。 そして、カメラが胃から十二指腸へと押し入っていくような感覚が今もお腹に残っている…。 えずくのを我慢してると涙が出てくるし、麻酔のせいで口から唾たれてるし、すごい顔してるんだろうなあ(笑)。 お医者さんって美人のこういうときの顔見てガッカリするんだろうか…とか、バカなことを考えたり。 去年と同じく胃に小さなポリーブがあって、今年は生体検査するとのこと。 たいしたことはなさそうだけど、検査費で4000円の追加…懐が痛い。 そして最後に内科のお医者さんのところで、それまでに出ている検査結果を教えてもらったら、また血尿と細菌反応。 腎臓が弱いのは生まれつきなんだけどなあ。 歳をとると、叩けばいくらでもほこりが出てくるようです。 あ~やだやだ。
 
11.8ピラカンサの実

8日は一日いいお天気で、真っ赤に色づいたピラカンサの実が秋の日射しを受けて、いっそうきれいに見えました。

そうそう、実は身長がまた伸びてついに160センチを突破! 信じられませんが、40の大台を越えてから2センチも背が伸びた…姿勢が良くなったから???

■Tさんも水で揉む方のフェルトを体験されたのですね。 あれって、すごい肉体労働ですよねえ。 軟弱なワタシは専用の針でチクチクしてフェルト化させる方が楽しいです。
Category: 日々の記録

メンテナンス中

パソコンの中にたまっていたデータを整理中。 画像をCDに焼いたり、不要なデータをチェックして消去したり…思っている以上にたいへんでグッタリです。 ブログもいつのまにか読書の項目ばかり増えてきたので、カテゴリーを細分化しました…が、分け方がこれでよかったのかどうか?? う~ん、分類するのってむずかしい。

11.7フェルトの花

この数日ちょっと空いた時間に羊毛をニードルでチクチクして、思いつくままに作ったフェルトの花。 さて、これで何を作ろうかな。 豆本の続きもやりたいのに、違うものに手を出しちゃった。

明日は朝から人間ドック。 21時以降は飲食できないから、そろそろ寝よう。

続編は必要だったのか? スザンナ・タマーロ「わたしの声を聞いて」

スザンナ・タマーロの「心のおもむくままに」は一生大切にしたいと思うほど好きな本です。 その後、タマーロの新作を心待ちにして次々に買ったものの、「心のおもむくままに」のようにピタッとくる作品には出会えないまま、すっかりご無沙汰していました。 先日、ひさびさに本屋さんに行ったら、店頭に「心のおもむくままに」新装本と並んで「『心のおもむくままに』待望の続編」と銘打った新刊をみつけました。 「心のおもむくままに」はあれだけで完結している作品だと思っていたのに。 葛藤の末、買って帰りました。
 
11.5わたしの声を

読んでみて…う~む、期待していたものとは全然違いました。 「わたしの声を聞いて」を書く必要はほんとうにあったのだろうか? タマーロ自身も「心のおもむくままに」は完結した作品だとして、続編を書くことに乗り気ではなかったと、訳者のあとがきにありました。 読者の要望に応えて書いたそうですが、前作が大好きだった読者にとって、この本は蛇足だと感じました。 前作が好きな人にはおすすめしません。

祖母の視点から語られる娘世代との断絶、そして冷たい葛藤を経てもなお静かに娘の全存在を受け入れて生きていく物語が、非常に繊細な言葉で紡がれていた「心のおもむくままに」。 寄る辺のない心細さを抱えながらも、人はひとりきりでも前に向かって生きていくものなのだという温かなメッセージが心にしみました。 続編となる「わたしの声を聞いて」は孫娘の視点から語られます。 反抗期で祖母の想いに背を向けていた主人公は、唯一の肉親であった祖母を亡くして…。 幼い子ども時代に喪った母の足跡を探し、誰かもわからない父を求める孤独な心の旅が始まります。

「心のおむむくままに」以外の作品に対して抱いた不満と同じ展開でした。 傷ついた子どもの視点で語られるタマーロの作品には、「心の…」にあった人生に対するひたむきさや肯定感が足りないように思います。 傷があまりにも深くて「なぜ私は生まれてきたのか?」という問いにこだわり続けているのが、読後の爽快感を削いでしまうみたいです。 「わたしの声を…」後半にあるイスラエルへの旅の部分は、小説というよりもほとんどエッセイ。 ホロコーストや宗教への根元的な問いかけは、適当な宗教でのんきに生きている日本人(少なくともワタシ)には共感しにくいです。 それにしてもタマーロもユダヤ人なのか…ユダヤ人って何?

11.5馬酔木の蕾

馬酔木の木をよくよくみたら、なんと蕾が! 来年の春に咲くために、もうこんなときから準備しているんですねえ。 きれいな花はほんの一時期だけれど、その前にみんなが気づかないところで長い時間をかけて蕾を抱えて過ごしているなんて。 植物を見習いたい。

次の読書はpiaaさんのレビューに刺激されて恩田陸。 前からずっと気になりつつ、まだ読んだことのない作家です。 ぶあついからしばらく楽しめそう。

東ドイツのスパイの実態 熊谷徹「顔のない男」

父が買ってきた本を、強引に借してくれました(笑)。 

父「読み終わったから、どうぞ」
ワタシ「おすすめなの? おもしろかった?」
父「う~…(沈黙)…おもしろくないこともないけど、すごくおもしろいというほどでもない」
ワタシ「じゃ、読まなくてもいい」
父「東ドイツ地域を何度も旅してるんだから読んでみたら? 読んで損するってほど、ひどいことはないし…(だんだん気弱)」
ワタシ「じゃ、どうおもしろくなかったの?」
父「こういうのがジャーナリスト的な文章なのかなあ。 これだけのネタがあるのなら、なんかこう、もうちょっとおもしろく書けたんじゃないかあ…」

熊谷徹「顔のない男 東ドイツ最強スパイの栄光と挫折」を読み終わってみると、父が言っていたとおりの感想でした。 素材はいいのに調理法が平凡な料理を食べたときみたい。 素材はいいからまずくないんだけど…もったいないなあ、という感覚。 本の帯に「佐藤優氏推薦! 秘密の扉に閉ざされたインテリジェンス世界の掟が明らかにされる。」とあって、佐藤氏って誰??とピンとこなかったのですが(常識的に知られている人なのか?)、鈴木宗男問題で捕まった元外務省官僚でした。 「インテリジェンス」という言葉も外交関係者の業界用語?それともワタシがもの知らず?? なんかピンときませんでした。

11.4顔のない男

内容は東ドイツのスパイの元締め的存在だった男の実像に迫る…といったところです。 どんな風にスパイを潜入させたのかとか、協力者にするために西ドイツ政府関係期間に勤めている独身の秘書に狙いを定めたとか、一般人が知らない実態が書かれていておもしろかったです。 ノンフィクションをへんに脚色してドラマチックにするのはいかがなものか、とは思うのですが、この本の場合はもう少し盛りあげてもよかったんじゃないかなあ。 冷戦(なぜ著者はいつも「冷たい戦争」と表現していたのだろう?「冷戦」でいいんじゃないの?)に祖国が引き裂かれて、歴史の波に翻弄された一人の男、という描き方もできただろうのに。 お涙ちょうだいみたいにしたくなかったのかな? 著者はドイツ滞在が長くて、ドイツ人についてよく知っているのはわかるのですが、「ドイツ人は几帳面だから」という紋切り型の表現が多くて、ジャーナリストに徹するなら、そういうステレオタイプな書き方は控えた方が説得力が増した気がします。 とはいえネタは悪くないので、分断されていたときのドイツについて興味がある人は読んで損はしませんよ。

11.3野紺菊2

週の半ばに植木屋さんがきて、ジャングル状態だった庭がすっきりしました。 いまは野紺菊が咲き揃っています。 今年はホトトギスが繁茂しすぎて、野紺菊が減ったみたい。

先日の仕事はひさびさに夜が明ける気配を感じる時間までジタバタ。 結局、思考力がストップしてしまい朝になってから仮眠。 「午後まで待って!」と連絡して、約束より数時間超過して終わりました。 は~疲れた。 きものの着付け教室に行っていた分、遅れた…(汗)。 そして、着付けの仕方は仕事のせいでキレイさっぱり忘れてしまった(汗)。 帯の結び方…記憶喪失。

11.3夕空

家に籠もってばかりなので、今日は百万遍の知恩寺で開催されている古本市へ歩いて往復してみました。 お天気のいい週末なので、老若男女でかなり賑わっていました。 辻邦生とか池澤夏樹の美本があれば…と思ったのですが皆無。 おかげに散財せずに済みました。 ほこりっぽくて、アレルギー体質なワタシは目鼻がグズグズに。 う~やっぱり古本って苦手だ。 帰ってきてご飯を作ろうとしたら、あんまり夕空がきれいで思わずパチリ。 秋が深まってきましたね。

■Tさん、拍手とコメントをありがとうございます。 仕事って好きなことでも疲れますよね(実感)。 プライベートでリラックスしてくださいね。 いつも写真をほめてくださってありがとうございます。 励みになります。