はとグッズ!

たまたまネットをうろうろしていて見かけた豊島屋の鳩グッズ。 あまりのかわいさに胸を射抜かれて、ワタシの中の何かが吹っ飛んでしまいました。 金欠だろうと何だろうと欲しい~、と身もだえ(アホ!)。 鳩グッズは鎌倉本店でしか売っていない限定品と知ると、さらに欲しい感が高まって…豊島屋のHPを眺めては「欲しい~」とつぶやいておりました。 なんという偶然か、ちょうど同じ頃に鳩グッズをネットで見かけた友だちが関東へ行ったついでに鎌倉へ寄って、買ってきてくれました! ワタシのおバカな散財をご覧ください。

9.29はとグッズ

ボールペンの右に写っているのが「はとカー」。 ワタシのハートをわしづかみにしたヤツです(笑)。 ボールペンの先についているのですが、外してチョロQみたいに走らせることができるんですよ(だからどーした、なんて突っこまないでね)。 何の役にも立たないけど、このバカバカしいネーミングともどもたまりません。 仕事で疲れた神経が和みます。 はとカーの奥は「鳩三郎」。 鳩サブレーそっくりの質感と小ささがまことにかわいい。 その向こうはあぶらとり紙。 あぶらとり紙なんて欲しくないと思っていたのに、あまりにも芸が細かくてやられました。 中の紙は鳩のすかし入りなんです。 一番奥が鳩の形のクリップ。 本当は鳩グッズの全種類を大人買いしたかったんだけど、さすがにお財布の中身が気になって断念しました。

仕事の合間に何度も眺めてはニタニタ(気持ち悪い?)。 これで、これから10日間ほどの多忙期が乗り切れそうです。 Mさん、ホントにありがとう!(感涙)

鳩グッズが気になった方は豊島屋のHPを開いて、左上の豊島屋のロゴをクリック! 
Category: 日々の記録

生活を豊かにするデザイン 「生活と芸術 アーツ&クラフツ展」

うれしくない悲鳴をあげたくなるほど仕事が集中しても、今回は開き直ってしっかり(?)プライベートでの楽しみを優先しています。 この方式の方がストレスが発散できて、結局は「時間がない!」と崖っぷち状態に自分を追いこむことで、最近減退している集中力がグッと増すようです。 月曜の夕方までにできるかな、と不安だった仕事が日曜の夕方にほぼ終わりました。 要するに、近頃のワタシに足りないのは気合い…なのか。

土曜日は京都国立近代美術館の「生活と芸術 アーツ&クラフツ展」へ行ってきました。 開館と同時に入館して、じっくり気が済むまで堪能しました。 気づけば3時間以上が経過していてビックリ。 期待通りの充実した展覧会で、たっぷり楽しみました。 むふふ、満足満足。

「アーツ&クラフツ展」は、19世紀後半のイギリスで始まったデザイン運動=「アーツ&クラフツ」を紹介しています。 展示の中心はウィリアム・モリスと、彼と同時代のイギリス人の工房から生み出されたデザイン作品。 ウィリアム・モリスが目指した「アーツ&クラフツ」運動の思想を知ることができて興味深かったです。 単に美しいデザインを追求するだけではなくて、急激な工業化によって虐げられた人間性や手仕事の価値を再評価して、職人としての労働と生活に喜びを取り戻そうとした社会的な運動だったのですね。 建築の設計図、タペストリーや壁紙、ステンドグラス、家具はもちろん、時計や燭台、食器、本の装丁、精緻なカリグラフィー、アクセサリーまで、ありとあらゆるもののデザイン作品が展示されています。 モノトーンのハムレットのポスターもよかったなあ。 モリス時代のイギリスの過剰な装飾性を排したシンプルで、かつ心豊かになるような形と色は、フランスのアール・ヌーボーよりずっと好みです。 モリスの足跡をたどってイギリスを旅してみたくなりました。

9.27六花

アーツ&クラフツ運動が、ドイツやオーストリアをはじめ、北欧やロシアなどに広がり、それぞれの国で独自の展開をしたことも初めて知りました。 ドイツでは手仕事にこだわらず、デザインと品質の良さが保てる場合には積極的に工業化を受け入れ、庶民の生活によいデザインをもたらしたとのこと。 ドイツらしい考え方ですね。 展覧会の後半は日本での民芸運動に関する展示でしたが、民芸の展覧会をいろいろみているからか、物足りなく感じました。 河井寛次郎の陶器(すでにたっぷりみてしまった)と黒田辰秋の木工が多くて、ワタシの大好きな濱田庄司が少なかったのもガッカリの原因かな。 日本に関する展示では、民芸運動を結集した「三國荘」の再現がメインだったようですが、これは不思議なほど心に響きませんでした。 民芸運動がとても好きだったのですが、この展示を前にしてかえって冷めてしまったような気分になりました。 それまで誰も価値を感じなかった、庶民の生活に根ざした雑器類に新たな光を当てた柳宗悦の着想はよかったけれど、いつのまにか民芸の「作家」(職人じゃないんですよね)の作品は庶民には手の届かない、庶民の生活から離れてしまったものになってしまったのでは…と、そんなことを思いました。  そうだとしても濱田庄司の陶芸は本当にすばらしいし、もっともっとたくさんの作品をみたいのですけれど。

純粋芸術の絵画を鑑賞すると、ものすごく好きな作風で心から楽しくても、美術館から出る頃には心身ともに疲れ切ってフラフラになるのに(立体より平面の方が疲労度が高くなるのはなぜなんだろう)、デザインはただただ楽しいだけで疲れないんですよね。 絵は画家の魂がこもっているというか、人間存在そのものを賭けて描いてる”力”が鑑賞する人間を圧倒するんでしょうか。

9.27オ・タン・ペルデュ

展覧会の後のランチは、近代美術館近くの「オ・タン・ペルデュ」で。 ランチはキッシュ+ホタテ貝のムース+グリーンサラダ+ラタトゥユちょっぴり+ニンジンのサラダ+焼き菓子に飲み物がついて1500円でした。 微妙な値段設定ですが、見た目よりは食べ応えがあったし、気持ちのいいお天気の日にテラス席でのんびりできたので満足です。

その後は細見美術館のミュージアムショップをじっくり眺め、さらに足を伸ばして一澤帆布vs信三郎帆布の仁義なき兄弟喧嘩の現場を視察。 いつのまにか信三郎帆布が一澤帆布の並びに移転して、ますますヒートアップしてました。 一澤帆布の縫製などは以前と比べると、どうなんでしょうね? 信三郎帆布は一澤帆布時代に近い無地のバックが増えている気がしました。 地元の人はたいてい信三郎さんに同情的です(当たり前)。 ワタシもいつか帆布のバックを買うとしたら、信三郎帆布で買います。 でも、お値段がステキすぎて貧乏人にはなかなか手が出ません。 地元だから「いつかお金に余裕ができたら買おう」と思って、いつまでも買えないんです。 旅先だったら買ってるだろうな(笑)。 最後は古川町商店街近くの「六花」でおいしいコーヒーで、幸せなオフの一日が終了。 Mさん、一日つきあってくれてありがとう。 季候がいいうちに遠足に行きたいですね。
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うれしくない悲鳴

読み終わった中島京子「平成大家族」、池澤夏樹「パレオマニア」の感想がなかなか書けません。 また仕事が重なって、う~便秘になりそう(比喩じゃなくて現実に)。 来週は人間ドックがあるのに困るなあ、便秘は。 と、なにやら汚らしい話題ですみません。

週の半ばまでに連絡がないから「今週後半はオフね」と勝手に決めて、遊ぶ約束をいろいろした水曜日の夜、飛びこみで「急なんですが、やってくれませんか」と仕事の打診が。 日程がちょうど都合がよかったので、また広告系の仕事を受けてしまいました。 広告は苦手なんだけど、鹿児島行きの費用を捻出するためにも歯を食いしばってがんばらなくては…というのは大げさですが、「お金が必要」というモチベーションで、広告仕事に対する消極的な気持ちをカバーすることにしたわけです。 ま、そこまでならいいんです。 ちっとも無理じゃない日程ですから。 その30分後、「すみませーん、連絡が遅くなって。 この間の仕事、来週明けアップでお願いできますか」と電話がかかってきました。 うむむ。 「この間」ってね、アナタ、それは「お盆前」からストップしていた案件よね!? もうとっくにどこかへ消えた話だと思ってましたワ。 8月初旬にFAXで送ってきた資料なんて紙がすっかり変色して、先日、机の上に堆積している紙類を整理していたときに、もう少しで捨ててしまうところでしたのよ(ムッキー!)。

10月中旬までスケジュールがパンパンに詰まりました。 レギュラー仕事はどこに挟まるんだろ(冷や汗)。 10月半ばはフェルトの1日講習会に参加したいと思っていたのに。 行けるかなあ。 いやいや、申し込んでしまえばいやでも時間は空くもの…ですよね、きっと。 申し込んでしまおう。
 
9.26ホトトギス

今朝は強い雷雨で、午後はどんより曇ったまま。 薄暗い庭でホトトギスがいっせいに開花していました。 ちょっとピンぼけなんだけど、今日の暗いお天気が伝わる写真をあえて選んでみました。 この2、3日で一気に秋になって、何を着たらいいのかわかりません。

サボってないで、そろそろ仕事再開しないと。
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お墓参り

先週の義姉の祥月命日に続いて、お彼岸なのでまたお墓参りに行ってきました。 お墓参りって、毎度のことながら行くまではおっくうで、行くと気が済むのか、不思議に気分がすっきりします。 義務を果たしたと思えるからでしょうか。

お寺にはぽつぽつと真っ赤な彼岸花が咲いていました。 ふと、先週末のNHK-BS2「俳句王国」(ワタシが密かに大好きな番組)で主宰が選ぶ十選句にあった投句を思い出しました。

赤き血を分けたる子なし曼珠沙華 (松下弘美さんという方の投句)

主宰の特選3句には選ばれなかったんですが、すごく印象的でした。 彼岸花(曼珠沙華)って、そういうことを思わせる花ですよね。 この句を詠まれた方の気持ちがとてもダイレクトに伝わってきました。 不妊症で悩んでいる友だちはワタシの手紙を読んで何を考えたかなあ…。


9.23ホトトギス白

我が家の草むらのような庭では、この秋初めてのホトトギスが咲きました。 咲たての純白の花にさしかかる陽ざしはすっかり秋。 急に日暮れが早くなったように感じられます。

明日はいよいよお茶の最終回。 長いと思っていた半年なんて、あっというまでした。 明るい先生のお人柄と、一緒にお稽古をした人たちの和気あいあいとした雰囲気がとても魅力的で、驚いたことにサボりのワタシが皆勤賞(笑)。 「このメンバーのままでずっとお稽古できたら楽しいのにね」と、みなさん、思うことは同じようです。 明日が終われば、みんなバラバラ。 お互いに個人的な話はほとんどしなかったし、これをきっかけに付き合いが始まるわけでもありません。 でも、お稽古のときは一緒にやっていて、ほんとうにとても楽しかった。 一期一会とはこういうことなのかな。 名残惜しく思うとは、通い始める前は思ってもみませんでしたが、ほんの少し茶道に触れるきっかけになって、やってみてよかったとしみじみ思います。 ただ、お茶会やそのためのきもの、お道具、お免状と果てしなくお金がかかる沼のような一面があるので、年中金欠のワタシはこのあたりでやめておいた方が無難なのかもしれません。
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旅は計画が楽しい

わけあって10月末に鹿児島に行くことになって、かなりワクワク。 用事を済ませた後はどこへ寄ろうか、あれこれ妄想中。 九州は大分・熊本・長崎あたりをずっと昔に2回くらい旅したことがある程度で、それ以外はいままでご縁がありませんでした。 日帰り出張した宮崎は旅をしたことにはなりそうもないし。  大河ドラマの「篤姫」で鹿児島はえらく盛りあがっているそうですが、別に篤姫ゆかりの地を訪ねるつもりはなくて、「海より山派」のワタシは指宿温泉より霧島温泉に心ひかれ、霧島でのんびりすることにしました。

父は昨年、心筋梗塞であやうくドイツで死ぬところだったのに、まったく懲りていなくて「今年はオーストリアのチロルの山奥へ旅行する!」とずっと言い張っておりました。 が、個人の完全フリー旅行=チロルの山奥まで3人分の重い荷物をワタシ一人で運ぶなんて絶対に無理!!(空港から全行程にわたってタクシーをチャーターするなら別だけど、それは金銭的に無理)。 だいたい父の心臓が長いフライトに耐えられるのか、もしも辺鄙な村でまた心筋梗塞を起こしたらどうするのか…そんな心配しながらの旅なんて楽しくないです(本人はまったく心配していませんが)。 とにかく、今年は霧島でがまんしてもらうことに。 はじめは屋久島へ行こうかと考えていたのですが、近頃では両親ともに平地でも歩くのがだんだんしんどそうなので(80歳を超えたら仕方ないのでしょうね)、もっとボーッとできる方がいいだろうと霧島に決定。

しばらく仕事の連絡待ちで宙ぶらりんな状態だったのをいいことに、ネットで情報収集にいそしんでおります。 せっかくそんな遠くまで行くなら、ワタシ一人ならそこいら中を歩き回りたいところなんですが、両親の付き添い役なのでぐっと我慢です。 でも、なんにしても旅の計画を立てるのはそれだけで楽しいです。


9.22盗人萩

引き続き、庭の雑草シリーズ。 母は「野生の萩」といっていましたが、ネットで調べてみると「山萩」ではなく、「盗人萩(ぬすびとはぎ)」のようです。 楚々とした咲き方とは裏腹に、これも繁殖力がものすごいそうです。 種ができたら、すぐに刈り取ってしまわないと、庭中が盗人萩になってしまうとか。 すでに、ゲンノショウコが庭のあちこちで勝手に増殖してるのに(汗)。 ゲンノショウコはかわいい花を咲かせているけれど、花壇の中の株は「ごめんね」と謝りつつ抜きました。 花を集めてミルクピッチャーににさしておいたんですが、夕方には散ってしまいました。 ゲンノショウコの小さな小さなピンクの花びらはハート型なんですね。 初めて気がついた。
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素朴に力強く生きる農夫の父子物語 ロバート・ニュートン・ペック「豚の死なない日」

義姉の祥月命日(18日)にお墓参りに行ったり、台風が来るかとやきもきしたり、友人の町家でパーティーがあったり、うろうろしているうちに時間が経ってしまってブログの更新もサボり気味(汗)。 このあたりは台風の影響はほとんどありませんでした。 さわやかな台風一過を期待していたのに、今日も蒸し暑くて31℃もあったとか。 いいかげん、うんざり。 そろそろきものを着たいのになあ。 読書も手仕事もなぜかヒマになったのに進みません(そんなものですよね)。

「P&M Blog」のpiaaさんが読んでられたロバート・ニュートン・ペック「豚が死なない日」を図書館で借りてきました。 

9.20豚の死なない日

昔、話題になっていたときに気になりつつも、表紙の暗い感じをみてワタシは買わずじまいでした。 読んでみて、表紙がすべてを物語っていると感じました。 ちなみに、この表紙をみて題名からpiaaさんはハードボイルドだと思いこんでられたそうです(笑)。 なぜ!? ※勝手な思いこみによる事実誤認がありましたので一部加筆修正しました。 piaaさん、スミマセン!

とても短いお話なので、ストーリー紹介はしません。 宗教的な戒めを守って清貧を貫く農夫と息子の物語です。 「貧しい」ということがどういうものか、そして生きるために繰り返される営みと厳しさが、アメリカの田舎を舞台に無垢な子どもの視点で語られていきます。 父子の心の交流と切なさが胸に迫りますが、安っぽいお涙頂戴ではありません。 とつとつと、切々と、しみじみと、生きることの苦さが語られるのですが、父親の不器用でまっすぐな生き方と息子に向ける大きな愛情に心がじわっと温まりました。 ただ、以前に読んだ(そしてこの本を読む前に予感していたとおり)ラリー・バークダルの「ナゲキバト」と同系列の小説だったので、なんとはなしに既視感がありました。 大好きなアリステア・マクラウドの「冬の犬」なども同じテーマですし。  読む順番が違ったら、もっと感動が深かったかもしれません。


9.20水引草

まだまだ続く雑草シリーズ。 今日は水引草です。 花が小さくて茎が細くて、一眼レフじゃないカメラではなかなかうまく写せません。 薄暗い木陰の茂みで、手ブレしないように足を踏んばって写真を撮っていると、蚊の襲撃でたいへん。 ソックスの上から土踏まずをかまれて痒いです。

予想外にむずかしい

本屋さんで見かけたクラフト本がおもしろそうだったので、まず図書館で借りて吟味しました。 絵本と化すクラフト本が多くて収納場所がなくなってしまい、近頃は買うことにかなり慎重になってます。

ひも結びで作った和風小物がどれも魅力的に見えて「さあ、どれから作ろうかしら♪」とやる気満々で、目についた手芸屋さんにちょこっとしかなかった手芸用ひもを購入。 しかし、やはりそう簡単ではなかったのですよ、コレが。 細いひもの方が繊細なものができてステキ、などというのは素人考えでした。 細かくあっちこっちに通したりするのがたいへんなこと! もともと結ぶということが異様に苦手(脳のどこか、図形認識力とかに故障があるのではないかと思うほど)だからかもしれませんが、途中で何度キーッとなったことか(笑)。 仕事で疲れきった直後なのに、本の返却期限が迫っていたため、やらざるをえませんでした(バカ!)。

9.16結び小物

キーッとなりつつ作ったもの。 ねじれたり、いろいろ不具合なところはあるんですが、ワタシはこれが限界。 とにかく在庫になっていたビーズパーツが使えてうれしいです。 しかし、金魚とか千鳥とか、季節が過ぎたところ?(汗) 太いひもも結ぶのはそれなりにたいへんでした。 このモチーフは何に付けようかな。

参考にしたのは、この本です。

9.16きもの小物

不器用な初心者にはむずかしかったです。 とてもセンスよく作品が並べられているので、すごくいろんなバリエーションがありそうでしたが、ワタシが一番作りたかった根付はよくよく見ると結び方のバリエーションが意外になかったです。 ひもの色やビーズパーツによって雰囲気はいろいろ変えられそうですが。 買おうかどうしようか…悩ましいところですが、とりあえずは気が済んだってことで我慢します。 本を買うと、また材料がほしくなって悪循環になりそうだし。

これからこの本を参考にやってみようという方にアドバイス。 ひもはケチらず、本に書いてあるより数センチは長く切った方がずっと結びやすいですよ。 長すぎたら最後まで結んでからギリギリのところで切ればいいので。 最初、書いてある通りに切って作ろうとした初心者のワタシは、ひもの最後がとても結びにくくて四苦八苦しました。 ピンセットなんて持ってないし。

9.16秋海棠

秋海棠がぽつぽつ咲いています。 うつむきかげんの花をのぞきこむと、金平糖みたいなかわいい花心がポチ。

気になる本いろいろ

読みたい本がないなあと思っていたんですが、最近急に読みたい本があれこれ目につくようになってきました。 ちょっと元気になってきたかな。 以下は自分のための備忘録として。

■マリオ・バルガス=リョサ「楽園への道」 ずっと読みたいと思いつつ、集中して読めるまでおあずけ。
■イサク・ディネセン「アフリカの日々」 美しい映像の映画が印象に残っている。
■カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」 うっすらと聞こえてきたテーマに躊躇してたけど、文庫本化されたのなら読んでみたい。
■チェーホフ「チェーホフ・ユモレスカⅠ」 文庫本をみけけて衝動買い。
■トルストイ「アンナ・カレーニナ」 光文社古典新訳文庫からでたこと、知らなかった。 新潮文庫で挫折したワタシでも読めるだろうか。
■角田光代「薄闇シルエット」 好きなのかどうかわからないけれど、現代作家で一番気になる存在が角田光代かも。
■角田光代・岡崎武志「古本道場」 この文庫本も衝動買い。 未知なる古本屋さんワールドが知りたくて。
■山本文緒「アカペラ」 近頃、名前を聞かなくなったと思ったら、鬱を患ってたんですね。 特に好きというほどでもないけれど、気になる作家のひさびさの新作。
■中島京子「平成大家族」 ネットで評判よさげ。
■エドヴァルド・ルトヴェラゼ「アレクサンドロス大王東征を掘る」 大王さま関連は一応何でも読みたい。

なんだか、まだ読みたい本があった気がするんだけど思い出せない(汗)。 いま読んでる池澤夏樹の「パレオ・マニア」、なかなかおもしろいですよ。 そろそろ「ファウスト第二部」も読まなきゃ。 最初の50ページほどで止まったまま。 

9.14ススキ

今夜は十五夜。 このあたりは冴えわたった名月が眺められました。 月光浴しながら眠れるかな。 我が家のススキもいつの間にか穂がでていました。 空の青さと高さはすっかり秋ですね。 でも、日中は32℃くらいあるんですけどね。

猛暑が去って、きものを着たい季節になってきました。 でも、単衣ってほとんどなくて、また捨てる保留缶をごそごそひっくり返していたら、母が娘時代に着ていた昭和なお召しを発見。 単衣の長襦袢がないし、無理矢理に絽のこれまた古い長襦袢を着用することに。 帯はどうしようかなあ…などと考えたり、ひも結びで根付けを作ったり、ひさしぶりに塩瀬の半襟をかけたり。 のんびり、だらんとしたまま、あっというまに一日が過ぎていきます。
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一服の清涼剤! 佐藤多佳子「黄色い目の魚」

最近、ちっとも自分の好みにピタッとくるような本に出会えなくて、読書の気持ちがなえていました。 でも、やっとすごくひさしぶりに「大好きだ!」といえる本に巡りあえました。 佐藤多佳子「黄色い目の魚」です。 本を読んでいる間の幸せな気分が心地よくて、読み終わってもしばらく本の世界に浸っていたかった。 16歳の高校生を主人公にしている青春小説に、40代の自分がここまでどっぷりはまるとは。 いまだに不思議なんですが、とにかくワタシは好きです。


9.12黄色い目の魚

表紙がね、なんだか「40女には入りこめない世界」感を醸しだしてます。 それに、ずっと以前に佐藤多佳子は「しゃべれどもしゃべれども」を読んでいたんですが、評判がいい割にワタシの好みではなかったこともあって、買うのをずいぶん迷いました。  どうも「いい人」しか出てこない小説は、人の悪いひねくれ者のワタシには「しょせんキレイごと」と思わせてしまったようで。 でも、まあ「新潮文庫の100冊」に入っているなら読んでみようかなくらいの気持ちで、あんまり期待していませんでした。

主人公は絵を描かずにはいられない木島悟と、まわりのすべてに意味もなく苛立っている村田みのり。 小説はそれぞれの子ども時代から始まり、やがて高校で同級生として出会うことに。 ふたりの独白を交互に繰り返す章立てで、16歳の日々が高校生のみずみずしい視点で語られていきます。 何事にも本気になれない自分に嫌気がさしたり、自分が何をしたいのかなかなかみつからなかったり、描かれているのは誰でもが経験した不器用で平凡な青春。 たいした波乱もありません。 ああ、それなのになぜだか胸がキュン。 読んでいる間はリアルに追体験している心地でした。 とても読みやすくて平易な小説なのに、どういいのかを書くことがとてもむずかしいです。 解説で角田光代が絶賛している気持ち、わかるなあ。 いま高校生の人から、かつて高校生だった人(40代でも全然大丈夫)まで、みなさんにおすすめします。

絵を鑑賞したり描いたりするのが好きな人なら、さらに共感できると思います。 ワタシはもともと絵を描く人の心境に寄り添うような小説(辻邦生「廻廊にて」、サマセット・モーム「月と六ペンス」、オルハン・パムク「わたしの名は紅」などなど)が好きなので、よけいに胸に響いたのかもしれません。 それと、この小説の主人公・みのりが唯一心を開いている叔父「イラストレーターで漫画家の透ちゃん」の存在感も、共感できるポイントだった気がします。 自分が小さな子どもの頃に15歳年上の従兄とものすごく仲がよかったことと重なったり、あるいは姪たちにとっての自分が自由で気ままに生きている透ちゃんの姿に重なっているように思えたり。

「しゃべれどもしゃべれども」を読んで、佐藤多佳子って別にそれほど好きじゃないなと思っていたんですが、これがおもしろかったから「一瞬の風になれ」も読みたくなりました。


9.12金水引草

今日の写真もまた雑草です(笑)。 調べたら、金水引草らしいです。 明るい黄色の小さな花が並んでいてかわいい。

不妊に悩んでいた友だちに悩みに悩んだ末、ワタシの率直な意見を書いた手紙を出しました。 書くのにさんざん悩み、それを投函するまでにまた3日間迷いました。 友情にひびが入ったとしても、友だちとして意見を求められたのだから、逃げずに自分の意見を伝えるべきだと考えました。 仕事が一段落して、悩みの種だった手紙を投函して、ひさびさに美容院へ行って髪をショートカットにしたら、気持ちがさっぱりしました。

不倫話は苦手 井上荒野「ベーコン」

先日、感想を書いた「ごめん」と同時に、井上荒野の短編集「ベーコン」を読んだら、どちらも不倫の話がずらずら。 不倫のオンパレードで、もういいよって言いたくなりました。 これほどまでに不倫をモチーフにした話ばかり集中して読んだのは初めてです。
  
9.8ベーコン

直木賞をとった井上荒野の小説を初めて読みました。 もっとどろどろと生々しい不倫の話かと思ったら、意外にそうでもなくて、スケッチのように人生の(たいていは苦い)一瞬をさらりと切り取った短編でした。 ただ、どれも不倫がからんでくるので、もうなんか不倫でおなかいっぱい(笑)。 そのせいか、どの作品もタイトルに食べ物が並んでいるのですが、ぜんぜんおいしそうな印象が残りませんでした。 実は読後1週間経ったら、どの作品もどんなストーリーだったか思い出せません。 日本語の流れはとても心地よかったから、いつかまた読んでみたい気もしますが、とにかく今は「不倫はもういいです!」という気持ち。

思いがけず不倫話対決になりましたが、内容の充実度は原田マハの「ごめん」、日本語のよさでは井上荒野に軍配が上がりました。

不倫話にうんざりして、次は青春小説を読みました(極端なワタシ)。 すごくすごくよかったです! 近いうちに感想を書きますね。

9.8白芙蓉

2日連続で秋本番のようにさわやかで、気持ちも晴れ晴れしました。 とはいっても、仕事で軟禁生活が続いて、だんだん心身ともに疲れてきました。 お茶に行った以外、あまり外に出てない。 靴を最後に履いたのはいつだっけ。 ああ、気晴らしがしたいなあ。 それなのに、また次の仕事がスタンバイしている…ありがたいけど、なんでこんなに重なるの。


■takakoさん
いつも拍手をありがとうございます。 実はワタシも「ゲンノショウコ」だと知らなかったんですよ。 野草図鑑で調べました。 ピンクの花の方が多いそうですが、我が家の庭で咲いているのは白ばかりです。 雄しべの青がキレイですよね。

人生の半ばを過ぎて

昨日、友だちから電話がかかってきました。 事前に「いつなら電話してもいい?」とメールで尋ねてきたから、「いまは仕事が詰まってて、午後はワタシの仕事のゴールデンタイムだから、それ以外ならいつでもいいよ」と返事したのに、なぜかワタシのゴールデンタイムにかけてきました。

そして、暗い暗い声で不妊について切々と話をされました。 不妊治療って辛いんですよね。 いつも前向きで、ものすごくパワフルな友だちでさえも、あんな風に追い詰められるのだから、どれほど精神的にも肉体的にも辛い体験なんだろうとゾッとしました。 ただ聞くだけでも、相手にとっては救いになるのかもしれないと思って、ひたすら聞き役に徹した2時間。 ああ、ワタシの仕事…。 カノジョは勤め人だから「日曜は休み」とすりこまれているのかもしれませんね。

いまは不妊治療でも、やろうと思えば代理出産までできる世の中だから、かえって選択肢が増えて悩ましいようです。 だんなさんは「子どもがなくてもいい」と思っているようなのに、本人が出産に異様にこだわっていて、なんと言ったらいいのか分からなくなってしまって…。 高齢出産はリスクが高いし、ましてや遺伝子的につながりがない子を産むなんて、なんだかすごく変な気がするんですが、そういうワタシの感覚はおかしいですか?? 前にも一度書きましたけど、子どもがない人生はそれほどまでに何かが欠如した人生なのでしょうか? もちろん、子どもを産んで育てることは何にも代え難い経験でしょう。 できることなら、したいです。 でも、できないのなら、しなくたっていいじゃないかと言ってはいけないですか?

カノジョは「ふつうに簡単に子どもができてしまった人がほとんどなのに、なぜワタシはこんなに辛い思いをしなくてはいけないのかと思ってしまう」と言います。 でもね、アナタ、ワタシが独身だから子どもがなくても辛くないだろうと思っているのですか? 独身だから産まなくても仕方ない、と思っているのですか? 独身女だって、同じくらい「子どもがほしかった」と思っていると想像したことはないのですか? あまりにも辛い経験をして、視野が狭くなっていることは自分でも分かっているようだから、そんなことは言いませんでしたが。

人生半ばを過ぎて「こんなはずじゃなかった」と思うことはいくらでもあります。 口に出して言わなくても、みんなそれぞれに辛いことを背負って生きてるんです。 健康で生きているだけでもありがたい、家族や友だちが病気でないだけでも幸せ…そう切実に思います。 いまそこにある、ささやかな幸せに感謝できるくらいには、ワタシも大人の諦観を身につけたのかな、と思います。 思い通りにならない毎日をなんとかつつがなく送っていくのが人生なのかなって。

以上、夜更けの愚痴でした。 仕事…ま、いいっか。 そろそろ寝よう。
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現代女性の胸のうち 原田マハ「ごめん」

気が遠くなりそうなほどの猛暑+姪っ子の心配で、読書熱も手作り熱もすっかり冷え切ってしまった最近のワタシ。 あまりに重い内容には耐えられそうもなくて(そのわり「そして殺人者は野に放たれる」なんて読んでましたが)、でも軽すぎると物足りなくて、無いものねだり状態が続いています。

ここらでちょっと気分を変えたくて、今まで読んだことがない作家の小説でおもしろそうなものがないかと、ネットを徘徊。 原田マハの「ごめん」がよさげだったので、図書館で借りました。

9.6ごめん

「ごめん」は女性を主人公にした4編からなる短編集です。 現代の働く女性を主人公にしているのですが、不倫がモチーフの根底にあるために、恋愛小説に興味がなくて、かつ不倫にまったく同感できないワタシは感情移入ができませんでした。 ぶつ切れの短文を重ねた、なめらかさが欠如した文体に違和感を覚えたり、「不倫なんてするから…」と、読んでいるときは否定的に感じていたはずなのに、独特の余韻を残すから不思議です。 はっきりとした結末がなく、どの主人公もひとり立ちつくしているような終わり方なんですが、ひとりでしっかり困難を乗り越えていってくれそうな強さを感じさせるからか、後味が悪くない。

4編の中では、短編小説らしい企みと答えが用意されている「最後の晩餐」が一番気に入りました。  短編を読みつけている人だと、すぐに展開がわかってしまいそうだし、少しセンチメンタルなんだけれど、舞台となっているニューヨークの雰囲気がとてもよかった。 著者はNYで美術の勉強と仕事をしていたそうで、「借りもの」でNYを舞台にした作品とは一線を画す、しっかりとした核があるというか…NYに対する、愛情とは言い切れない複雑な感情を抱いているのだろうと推察しました。

表紙は高知の風景です、たぶん。 高知を知ってる方なら「ごめん」はすぐにピンと来ますよね。 そう、アレと謝罪の「ごめん」をかけているのです。 内容とうまくリンクした、つかず離れずのタイトルのセンスがなかなかいいな、と思いました。 原田マハって、本を読むまで知らなかったのですが、作家の原田宗典の妹なんですね。 若い頃、原田宗典の小説で好きなものがあったからビックリ。 日本ラブストーリー大賞を受賞して作家デビューしたとのこと。 この経歴を知っていたら読まなかったかも。 すごく好き!というのではないのですが、また気が向いたら読むかも。

9.6ゲンノショウコ

昨日はあまりにも仕事をやる気になれなくて、時間がないのはわかっているのに、庭で草ひきに精を出してしまいました。 頭が重いのは、イネ科の雑草がはびこっているせいかと思って。 抜いても抜いてもきりがありません。 ひさびさに庭をうろうろして写真を撮りました。 雑草のゲンノショウコがあちこちでパッチリ咲いていてかわいい。 これを抜いておかないと、今度はゲンノショウコだらけになるのかな。

「いまどきの若者は」なんて言わせない

一日中、むだにジーッとパソコンとにらめっこして肩を凝らせて、こんなに進まないのなら、うっとうしく伸びている髪を切りにいけばよかったと夜中に激しく後悔しているvogelです。 こんばんは。

一昨日、生まれて初めてお濃い茶をいただきました。 「夜、眠れなくなるかも」と先生が言われたので、それをとっても期待していたんですが、お稽古から帰る途中のバスの中ですでにうつらうつら。 夜は眠くて眠くて、いつもよりずっと早く10時に寝てしまいました。 おかしいなあ。 ひさびさにものすごくしっかり寝たから、頭の回転がよくなるかと思ったのに、そうでもなくて。

それにしても福田首相辞任、驚きました。 安倍さんに続いて「やりかけて放りだす」パターン。 近頃は一国の首相だって職務の途中で投げ出すんですね。 そんなに気力や体力がない人は最初から首相になってはいけませんよ。 政治の連続性ってどうなるのよ?  もともと日本の政治って「50年後の日本はこうあってほしい」という明確なビジョンもなしに、目先のことを行き当たりばったりでやってるみたいだったけど。 あ、それともトップなんて誰でも同じなのかな。 官僚が書いたものを読んでるだけ?…などと、夜中にひとりで憤ったりして、でもなんだか空しいなあ。 次は誰がやるのか、もうどうでもいい感じ。 でも、全身から権力欲がほとばしり出ている小池女史はイヤ~。 変節しすぎで気持ち悪い。 そういえば1年以上前に兄が「あの人(小池サン)、総理大臣ねらってるらしいよ。 総理がやりたくってしょうがないのがむき出しなのが、かわいいじゃない(笑)。 権力のにおいに、ものすごく敏感なんだよな」と言ってたっけ。 アメリカ在住の友だちが「民主党支持だけど、ヒラリーは嫌い」といってるのを聞いて「初の女性大統領になるなら、いいじゃないの」と思ったけど、アメリカ人の目に映るヒラリーさんはワタシの目に映る小池サンと似ているのかも。

首相でさえも職務をあっさり投げだす国なんだから、新卒採用されて5ヶ月で辞めてしまった姪なんてたいしたことないのかもしれないと思えてきました。 ぐずぐずと雨っぽい毎日&仕事を辞めて家に帰ってきた姪の心配で、気分までぐずぐず。 8月中ずっと悩んで暗くなっていた姪のことを気にしていて、なんか精神的に疲れ気味。 姪よ、この挫折を糧にして強くなっておくれ。

写真がないとつまんないですねえ(ため息)。 
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腰が痛い

丸4日間、家にこもって仕事をしていました。 ご飯を作っている以外はほとんど座りっぱなし。 腰が固まってしまったみたいに重痛い。 肩こりは2日目には鉄板のように凝ってしまい、いまはもう無感覚になりつつあります。 とりあえず、急病騒ぎに巻きこまれた仕事は半ば苦し紛れだけど、なんとか形をつけて締切に間に合わせました。 なんくせつけられそうなイヤな予感。 でも気にしないで、次の仕事にかかってます。 こんなにヨレヨレなのに、明日はお茶のお稽古にいくつもりです。 こういうときは、少し無理をしてでも、たまには家から出た方が心にも体にもよさそう(と誰にともなく言い訳)。 読んだ本の感想も書きたいんだけど、余裕がありません。

と、ものすごくたいへんそうなこと書いてますが、仕事の合間に、庭に次々に来る鳥を眺めたりしてるんですよ。 余裕ありますね(笑)。 朝は森の中のようなさえずりが山の方が聞こえてくるし、セキレイのような小鳥(目が悪いのではっきりわかりませんでしたが)が遊びに来てくれたり。 先日巣立ちしたヒヨドリの子は、いまも朝と夕方にやってきて、大好きな泰山木に止まって餌をねだってピーピー大騒ぎ。 しまいに、隣の木にいたメジロのカップルやスズメの親子にけんかを売ってる。 あんまり騒いでると、カラスに見つかっちゃうよ。

9.2ヒヨドリの実

じゃーん、初公開、ワタシの手…じゃなくて、ヒヨドリの子がいつも止まっている泰山木の下にいっぱい落ちている実。 これを食べてるんですね、きっと。 なんの実だろ?
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