妄想に手が追いつかず

うだうだと妄想ばかりして手は動かず。 今日は、長期間放ったらかしにしているものに細々と手を入れて、とにかく完成形にすることを自分に科してみました。 明るいうちに写真が撮れそうもなかったので、まずは今年の初めに作ったものを集めてパチリ。

11.30羊毛平面

左下のペンギン(あ、足を付けるの忘れてる!)と羊以外は、ほぼ1年前に作ったもの。 目や花心だけ付けてなかったり、いずれも中途半端なままおいてありました。 雪ウサギの目は赤いビーズにしたかったんだけど、家にあるものは小さすぎたので赤い羊毛で妥協。 なんかいまひとつかわいくない千鳥にビーズで足をつけたら、かわいさアップしたような気がして自己満足(気のせいか?)。 今年の初めに羊毛熱に浮かされていたときは、帯留を作ろうと和風のモチーフをあれこれ考えていたんだっけ。 ようやく帯留にする自分なりの最善策を考えついたけど、バッジでもいいかもなあ…と、また考えがフラフラ。 迷いすぎて完成品にならないのよね。 早く1個でも完成させて、帯留として使ったらどうなるか実体験してみなくては。 羊毛フェルトのバッグは持ち手にする革テープを自宅の在庫品から発掘しただけで満足して、結局、革に穴を開けて縫う作業は延期(こればっかり)。

11.30ヤブランの実 11.30アスパラガスの実

つややかに黒々としたヤブランの実を見ると、いつも「ぬばたま」という言葉を思い浮かべます。 調べてみたら、ほんとうはヒオウギの実のことだそうです。 祖母が大好きだった和菓子の名前で「ぬばたま」という言葉を知ったのですが、日本的な「漆黒」を表現するのに一番ぴったりくる気がします。 右の赤くて小さいのはアスパラガスの実。 熟して赤くなるとペッパーみたいです。

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■Tさん、北欧ファブリックがお好きなら「IGELKOTT」のホームページ、きっと楽しめますよ。 お店が遠方で行けないのが残念なような、それで物欲刺激されなくてちょうどいいような。

お気に入りトートバッグ

植木屋さん&父親PCのお守りやら布団干しやら、なにをするでもなく右往左往しているだけで日が暮れて、簡単な仕事も片づけられず。 ネタがないので、先日ギャラリーで一目惚れして連れ帰った「IGELKOTT」のトートバッグをパチリ。 トートバッグが欲しいとかれこれ1年くらい思っていたんです。 でも、なかなか気に入るのがみつからなくて。 思っていたよりもひとまわり大きいけど、買ってよかった!

11.26トートバッグNEW

ブルーグレー、やさしいカーキ、焦げ茶色…大好きな色ばっかり。 北欧らしいスッキリ大胆なプリントといい柄の出し方といい、好みど真ん中。 ディープパープルのコートにもツイードのジャケットにも合うし、満足です。 難点は、大きくてなんでも入るからといい気になって荷物が重くなること。 1泊くらいの旅にもこれで行けそう。 ああ、どこか知らない町へふらりと行きたいなあ。

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ひさしぶりに着物雑誌

外仕事の後(今回は締切が驚くほどゆるゆるで気分もゆるゆる)、ひさしぶりに街中の大きな本屋さんに立ち寄って、フェルトのハウツー本から海外の手芸雑誌、文庫や新書までじっくり眺め回してきました。 買ったのは着物雑誌の「別冊七緒」1冊だけ。 お金よりも収納を考えて、昔ほど気楽に本が買えなくなってきたのが悲しい。

11.26別冊七緒

てほどき七緒 5万円で着物入門」。 ひさしぶりの着物系です。 安く気楽に着物を楽しもうというところにひかれて。 5万円でひと揃えするには実際にはリサイクル着物しかなさそうですが、母親の着物を古びさせないコーディネイトのために小物だけ新調するとか、気楽なウールや木綿の着物を作るとか、半幅帯やバッグを手作りして楽しむ…なんていう内容で眺めているだけで楽しいです。 さらに、なんとなくモヤモヤと疑問があった草履についての記事もあって、なるほどなるほど。 前から気になっていた木綿の着物、やっぱり欲しいなあ。 木綿の着物=ジーンズ感覚なんだそうですが、ジーンズが第2の皮膚と化しているワタシにとっては、ひょっとして一番よく着る機会がある着物になるかもしれないな。 欲しいなあ…と妄想をふくらませて眺めるだけで楽しめる雑誌って、すごくひさしぶり。 1400円もするけど買ってよかった。

11.26柿の実

今日から植木屋さんが来て、すでに柿の木も石榴の木もバッサリ。 今年はたわわに柿の実がなったのに小鳥が来ないなあと思っていたら、今朝は植木屋さんに向かってヒヨドリがキーキー大騒ぎ。 上の方の実は少し残しておいてと頼んでおいたから、心配しなくてもいいよ。

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ぼやぼや

あいかわらず頭がボーッとした状態が続いています。 完全にぼけぼけの脳みそですが、仕事のときだけは意外にしっかりフル回転してくれるから、やっぱり気合いの問題なのかもしれません。 でも、いまはあんまり気合いを入れたくない感じなんです。 いいよ、いいよ、そういうときもあるよ、好きなことしてハッピーでいられるならぐだぐだしてたって、と自分に言ってやりたい。 あんまり自分を追い詰めないように、なるべく肩の力を抜いていようと。 その反面、ギャーッ!なんて言いながら必死に仕事をしたい気持ちもどこかにあって、そろそろ「仕事をください」と売り込みをするべきかなあ…なんて、思いは千々に乱れて、なかなか眠れません。

11.25ヤツデの花

ぼんやりしていてもできること、ということで、羊毛熱は続行中。 ぼんやりしすぎて、あいかわらずウェットフェルトで失敗続きなんですが、うまくできないから意地になってやってます(笑)。 ずっと新しいポケットティッシュ入れが欲しいと思っていたので、羊毛で作ってみようと、初心者のくせに本も何も参考にせず適当にやり始め、1時間以上かかって長方形に作ったはずが正方形にできあがってしまいました。 せっかく柄を入れたのに。 悔しいからリベンジで無地のものを再度つくり、ようやく長方形に仕上げました。 無地ではつまらないので、しっかり乾燥後、ニードルで模様をつける予定。 うちのタンブラー式洗濯機は脱水機能がぜんぜんダメで、自然乾燥するしかなくて、乾燥にやたら時間がかかります。 連休中は自宅に籠もって(どうせそこいら中、観光客+渋滞だらけだから)、羊毛でバッグ本体を作ったんですが、まだ乾いていなくて持ち手もついてません。 ビーズを縫いつけないまま放置してるコサージュもあるし、ニードルでサクサクしてブローチかストラップかと迷っているものもあるし、耳と目鼻以外はできあがってるリスもいるし。 そのうち、あれこれ仕上げたらブログにアップします。 いつか羊毛で着物にも合うバッグも作りたいなあ(妄想爆走)。 あ、年賀状のトラも縞模様を入れるだけとなったままの状態で放置! これを一番にやらなきゃ(汗)。 でもその前に、まずはレギュラー仕事を片づけなくてはね。

写真はヤツデの花。 この丸い形、とってもユニークで大好き。 明日から植木屋さんが来て、またすっぱり切られちゃうのかな。 さて、そろそろ寝ます。 近ごろ、寝るのが遅すぎ!

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Category: 日々の記録

元気をもらえた映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

金曜日に映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」をみてきました。 評判がいいのも納得、いい映画でした。 みようかどうしようか迷っていたのですが、映画館の大きなスクリーンでみてよかった。 スターを追悼するドキュメンタリー映画で元気をもらうとは思っていなかったのですが、映画が終わったら、不思議に前向きな気持ちになっていました。

11.21THIS IS IT

マイケル・ジャクソンのファンではありませんでしたが、大学生だったときにマイケルが大ブレイクしたので、思い出のいろんなシーンとマイケルの音楽が強く結びついていて、マイケルの音楽を聴くと、大学での日々が鮮やかに思い出されます。 初めてマイケルを知ったのは「ビリー・ジーン」でした。 甲高い声で叩きつけるように歌うマイケルはまだ少年の面影が色濃くて、年上と知ったときは本当にビックリしました。 その頃のマイケルをとてもチャーミングだと感じていたワタシの目には、その後どんどん顔形が変わって、どんどん白くなっていったマイケルは違和感の塊みたいで、ワタシの中では「理解できない人」になってしまっていました。 数々の奇行、自分を愛せない感じはみていて痛々しいばかりでしたし。 でも、この映画でマイケルの繊細な人間性に触れられて認識が変わりました。 訃報を聞いたときは「プレッシャーに耐えられずに自殺したんじゃないか」と思ったんですが、この映画でのリハーサル風景をみたら、彼が自分で死を選ぶはずがないことは一目瞭然。 マイケルはものすごく本気だったんですね。 真剣に完璧なショーをやり遂げようとしている意欲がひしひし伝わってきました。

音楽にもダンスにも演出にも完璧を求めるマイケルの姿勢はとてもすがすがしく、妥協を許さないけれどもスタッフに対してけっしてキツイ口調にならないことに感銘を受けました。 特に女性ギタリスト、そして女性ヴォーカリスト(この人の歌よかった)とのシーンでは彼の優しさにジンとしました。 マイケルの心配りはすごいです。 あらゆる人に気を遣って、リハーサルで「もっとこうして」と指示を出すのにも「もっとよくしたいんだ、だから…」と言葉を選んで話すマイケル。 あんなに四方八方に気を遣い、そしてあれほどまでに完璧主義だったから、すり切れるほど疲れていても眠れなかったんだろうな。

マイケルをバックでもりたてるヴォーカリストやダンサー、ミュージシャンも、それぞれがマイケルのステージに立つことの喜びに輝いていて、特にバックダンサーたちの姿は青春群像のよう。 終盤の「ビリー・ジーン」のシーン、よかったなあ。 マイケルがいなくなって本番のステージに立つことはできなかったけれど、みんな、きっとそれぞれの場所でまたスポットライトを浴びようとがんばっているんだろうと思えて、そのことに元気をもらえました。

リハーサルだからマイケルが本気で歌ったり踊ったりしてるわけではないけれど、それでもショーにかける思いは伝わってくる佳作です。 映画館でみるのがおすすめです。 マイケル、ステキな音楽とたくさんの思い出をありがとう。

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■Tさん、ハリネズミくん、気に入ってくださってありがとうございます。 ハリネズミははやりすぎていまさら…とも思ったんですけど、ほめていただくと単純なワタシは地上10センチくらい浮き上がって喜んでます。
Category: 映画

こぎん刺しのポーチ

もう長いこと、ハンドメイドをしていませんでした。 春先に身近な人がふたりも相次いで急逝してから、ずっと何かを作る気持ちが湧いてこなかったんですが、秋の深まりとともに手作り熱が少しずつ復活してきました。 とはいっても、近ごろまったく集中力がなくて、なかなか完成形に至らなくて。

リンクさせていただいている、とりほさんに励ましていただいて、やっと(本当にやっと!)こぎん刺しのポーチを1個形にしました(ぜーぜー)。 とりほさん、ありがとう! こんなのができました。 初めてのフェリシモ体験です。 すでにキットの在庫が2個(汗)。 柄がかわいいので、とりあえず6回全部を受け取るつもり。 でもがま口のポーチばっかり6個も作りたくないから、布を買ってきてアレンジしてみようかな(と妄想だけが暴走)。

11.19こぎん刺し

アップで写真を撮るとアラが目立つので、これくらいが限界デス。 思ったよりずっとずっと手強かったですよ、こぎん刺しは。 ただ糸を横に渡していくだけっていう単純な刺し方のため、糸の引き具合が悪かったり、糸によりが少しでもかかっていると、針目がすごく汚くなってしまうんです。 クロスステッチなどで糸をきつく引きすぎるクセがあるので、「ゆるめに」と意識しすぎたらぜんぜんきれいに刺せなくて、最初に刺した半分をほどいてやり直しました。 一目だけのステッチが布目にめりこんでしまってむずかしい。 土台になっているコングレスという布もあんまりよくないのかも(と布のせいにする)。 本来のこぎん刺しと同じように、麻布に刺したらどうなんだろう? よけいにむずかしいのかな?

こぎん刺しの汚さをごまかそうと、羊毛フェルトで適当に作ったハリネズミを添えてパチリ。 羊毛フェルトって、適当でいいのがワタシに合ってるのね(笑)。 ハリネズミさんの背中の毛は、中学生の頃に母が編んでくれたセーターの残り毛糸(物持ちよすぎ!)。 数十匹は生み出せそうなほどあります。 こぎん刺しのポーチにまったく無反応だった母が、ハリネズミをみて「こんなブローチがあったら、私でも今すぐ付けたい!」とえらく気に入って胸に当ててみてました。 フェルトに毛糸を組み合わせるのもなかなかよさそう。 実は下に敷いてあるフェルトのマットが一番手間と体力がかかってます。 でも、とっても地味。 いつの日にかハンドメイドフェルトのバッグを作るための修業…なんだけど、しんど。 このマットの後、バッグつくりに挑戦してあえなく失敗しております。

11.19コギク

小菊が枯れ葉色の庭でパッチリ咲いています。

子どもの孤独が心に刺さる ル・クレジオ「海を見たことがなかった少年」

毎日、なんだか気分がすっきりしなくてうだうだ。 ブログもすっかりサボり癖がついてしまいました。 自分自身の気分がどんより低調を維持しているような状態なのに、高齢の両親に振り回されて、あっというまに一日が終わってしまいます。 まだ介護をしなくていいだけありがたいと思わなくてはいけないのでしょうが、ひとりで耳がすごく遠い年寄りふたりを相手にするのはとても疲れます。 怒鳴りたくないけど、怒鳴らないと親には何も聞こえなくて、怒鳴ると自分が一番気分が悪い…完全に悪循環。 読書もまったく集中できず…ああ、これが更年期うつってやつなんでしょうか(ため息)。

そんな状態で、ごく薄い文庫本なのに読むのにとても時間がかかったのが、ノーベル賞作家ル・クレジオ「海を見たことがなかった少年」。 なので、この感想はあまりアテになりません。

11.18海を見たことが

筋というほどの筋はなく、どちらかといえば美しい文章とイメージを味わう短編集です。 主人公はいずれも少年や少女。 好きな要素がたっぷりで、ずっと読んでみたくて本屋さんで探しまくった本だったのですが、ワタシの肌には合いませんでした。

同じ著者の「パワナ」は好きだったんだけどなあ。 読み終わった後、どうして共感できなかったのか、ずっと考えていました。 文庫の解説でも言及されていた宮沢賢治の「風の又三郎」やミヒャエル・エンデ「モモ」、そして「星の王子さま」と、この短編集はとても似た世界なんですね。 どれも名作として知られているものばかりなのに、正直にいうとこれら全部がワタシは苦手なんです。 嫌いというのではなくて、苦手。 物語世界にまったく入りこめないんです。 みんなに愛されている名作なのに、どうして好きになれないのか…不思議だったんですが、「海を見たことがなかった少年」を読んだ後にあれこれ考えてみて、ようやく原因がわかった気がしました。 主人公たちはみんな子どもなのに、圧倒的に孤独、少なくとも精神的には「天涯孤独」な境遇。 そこに、喉の奥に刺さった小さな小さな魚の骨のような違和感を覚えていたんだと気づきました。 まだ保護されるべき幼い子どもがたったひとりで生きているというシチュエーションが、生理的に(理性とは関係なく)受け入れられなかったらしいです。 だって冒頭の「モンド」からして悲しすぎる。 モンドみたいな子どもに出会ったら、何も言わずギューッと抱きしめたくなります、きっと。 そんなわけで、読書としては楽しめませんでした。 たぶん「風の又三郎」「モモ」「星の王子さま」が好きな人なら、とっても好きだと思いますよ。

11.18ヒイラギ

これはヒイラギの花。 雨が降りだす前、小さな花が密やかに咲いていました。 見落としてしまいそうなほど地味な花。 なんともいえない甘い香りで気づきました。 庭では冬の花が咲きだして、やっと雨が上がったから写真を撮りたかったんですが、母の頼み事でネット検索に明け暮れて、結局、今日は庭にでる時間がありませんでした。 こぎん刺しのキットもようやくひとつ仕上げられて写真に撮りたかったんだけど。 明日は撮れるかな。 羊毛の方は失敗を恐れずあれこれ試した結果、失敗だらけ(涙)。 コサージュを作っていたはずが、やっぱり毛の生えたものの方が楽しくて、いつのまにまた立体をサクサクしてしまっています。 年賀状のトラも作らなくちゃ(汗)。

ギャラリーめぐり

ひさしぶりに友だちや従妹と長電話したり、ブログのサーバーが不調でログインできなかったりで、サボってしまいましたが、元気であれこれやっています。 今週はすっかりギャラリーづいて(?)、個展や工房展を訪ねて大阪や大津まで足を伸ばしました。

水曜日は母と連れだって知り合いの個展をみるために、ひさびさに梅田の阪急へ。 展示の詳細はコチラ。 一年中サンタを描いている人です。 少し画風が変わって明るい印象を受けました。 ご本人は歳で目が悪くなって、さらに体調も思わしくない時期があったそうで、以前のように細かく描きこむことができなくなったと嘆いてられましたが、ほんの少しスキやゆるみがあるくらいの方が、みる人には心地いいということもあるんじゃないかな。 ワタシは以前よりも好きかも。 特徴のブルーもいっそう透明感が増して、きれいでした。 17日(火)まで開催していますので、梅田の買い物のついでにでも気軽にのぞいてみてください。

金曜日は図書館へ行ったついでに、散歩がてらテクテク歩いて出町柳のギャラリーへ。 八ヶ岳にあるハンドメイドバッグのショップ「IGELKOTT」の展示販売をのぞいて、一目惚れしたバッグをお持ち帰りしてしまいました。 秋になってから財布の紐がゆるみっぱなし(汗)。 秋って一年の中で一番おしゃれしたくなる季節なんですよね。 こちらは16日(月)まで。

今日は今にも雨粒が落ちてきそうな空をにらみながら、先日仕事でお話をうかがった染織作家さんの工房展を訪ねて大津の膳所(ぜぜ)へ。 膳所って近いけど、あまり用事がなくて行ったことがありません。 ガッタンゴットンと大津の住宅街をのんびり進む京阪電車に乗っているだけでも、生活圏とは違う場所へでかけていく楽しさでワクワク。

草木染めの優しい色合いの染織作品は思った以上に点数が多くて見応えがありました。 会場の蘆花浅水荘は大津市出身の日本画家・山元春挙が大正時代に建てた別荘で、国の重要文化財。 ふだんは予約しないと見学できないのですが、工房展の間はオープンされていて誰でも見学できます(作品が所狭しと並べられていますが)。 さまざまな趣向を凝らした茶室があって、数寄屋造りの建物も興味深かったです。 こちらの工房展は明日の15日(日)まで。

11.14膳所城跡

工房展を満喫した後、京阪の瓦ヶ浜駅へ戻る途中にある膳所焼美術館にも心ひかれたんですが、急に広がってきた青空に誘われて湖岸の散策路を歩くことに。 大津市の琵琶湖岸は「なぎさ公園」としてきれいに整備されていてウォーキングにぴったりです。 青い空と琵琶湖が目の前いっぱいに広がって、吹いてくる風も寒くなくてすがすがしい! いい気分で膳所城跡を経て、プリンスホテルを横目に、湖岸に沿ってどんどん歩きました。

お腹がペコペコになったところで、「ヴュルツブルグハウス」が目に入って、ここでお一人さまランチ。

11.14ヴュルツブルグハウス

ひさしぶりにかなりドイツ本場っぽい味のソーセージとザウワークラウト&ポンフリを味わえてにんまり。

11.14ランチ

ただ…ホントはドイツビールが飲みたかったんだけど、昼間から女ひとりで真っ赤な顔になるのは恥ずかしいので自制しました。 ああ、ケストリッツァーの黒ビールかヴァイツェンビールが飲みたかったなあ(涙)。 代わりに頼んだアップルジュースがドイツの味だったらよかったんだけど…日本ではあの味には絶対に出会えません。 なぜかしら? ランチ後はさらに浜大津まで湖岸をテクテク。 帰宅後に地図で確認すると、昨日今日と2日続けて1日6kmくらいは歩いていました。 よく歩きました。

11.14琵琶湖

なぎさ公園は気持ちよく歩ける環境が整っていて、大津の人がうらやましくなりました。 山に囲まれた京都ではみられない大きな風景に、心が気持ちよく空っぽ。

11.14紅葉 11.14紅葉2
11.14シロツメグサ 11.14タンポポ

京阪+地下鉄で烏丸御池へ戻って、さらに羊毛屋さん「金の羊」展へ。 こちらは羊毛を紡ぐクラスの作品展。 いいなあ…とは思うのですが、ワタシはフェルトだけで十分。 これ以上、手を広げないようにと自分に言い聞かせる。 帰りはLOFTに寄って羊毛用にデジタルクッキングスケールを購入(うちは超旧式の計量器しかないんです)。 洋服を買うときはケチケチしてあれこれ迷うくせに、手芸の素材だと財布の紐がゆるゆる~。

今夜は親が法事で留守で、気分もゆるゆる。 好きな時間にご飯食べたりお風呂に入ったり、ものすごくひさしぶりに(2年ぶりくらい?)自分のペースでのんびりしています。
Category: 展覧会

羊毛熱再び

結局、仕事は月曜日の朝になってから、やっぱりあれもこれも盛りこみたいと午前中いっぱい手直しにかかって、担当者さまから催促されてしまいました。 オフっていう感じではなくなって、でも開放感いっぱいで気分のびのび。 ひさびさに午後は台所のシンクでウェットフェルトで悪戦苦闘。 羊毛をこすって縮めるのはむずかしいですねえ。 何年ぶりかでの再挑戦。 初心者向きの簡単な長方形のマットにしたのですが、横方向はどんどん縮むのに縦方向はまったく縮まなくて、意地でがんばったのですが、長方形のはずがいつのまにか正方形のようになってしまってあきらめました。 腰が痛いし、腕は少し筋肉痛。 ウェットフェルトは本当に体育会系で、へなへななワタシには無理なのかなあ。 できれば実用性のあるウェットフェルトもできるようになりたいのになあ。 憧れのトートバッグ、いつか自分の手で作りたい。

11.10サザンカ

雨が降りだす前に、カメラを持ってひさしぶりに庭をうろうろ。 もう1週間ほど前から山茶花が咲き始めています。 いつもよりずいぶん早い気がします。 「初嵐」という名の白い椿は、10月下旬に2、3輪咲いたし(メジロかヒヨがつついて傷だらけで写真が撮れませんでした)、今年は紅葉も冬の花も例年より早いです。

ピンクの山茶花をみたからか、火曜の午後はワタシにしては珍しくピンクの花を羊毛で作ってみました。 作りだすと夢中になって時間を忘れてしまい、ふと気がつけば外は真っ暗。 この間からほんの少しずつ、今までと違う作り方をやってみたくて試行錯誤しています。 ウェットとニードルを組み合わせて、実用性のあるコサージュや帯留・リングを作りたいんですが、自分が漠然と「こうしたい」と考えているようなやり方はどの本にも出ていないんです。 あれこれ試して、いままでネックになっていたことが乗り越えられそうな予感が♪ 先日、知り合いの羊毛作家さんから「あなたの年賀状、あれだけ立体ができるんだったら教えたりできるよ。プロよりうまいよ」と言っていただいて(もちろんリップサービスだろうけど)、ちょっとうれしくて(単純!)。 妄想だけが暴走して、作る手が追いつきませんが、なにかできたらアップしますね。

■Tさん、いつもありがとうございます。 今年は、京都の紅葉はすごく早く色づき始めていますが、おっしゃるとおり紅葉というよりも茶色っぽく枯れた感じで、あまりきれいになりそうもありませんね。
Category: 日々の記録

なんとかなったのかな

はぁ~っ、終わった…のかな、ホントに。 鬼のような締切の仕事だったんだけど、なぜだか今回は信じられないほどすんなりできた気がする…気のせい?なにか大切なことをすっぽり忘れているのか? すんなりできすぎて、なんだか不安。 速く書けるようになったのではなくて、あきらめが早くなったのかも。 過剰な思い入れや意気込みはときには邪魔になるものだけれど。 ほどほどの冷静さとほどほどの熱意がなくては、いいものはできないと常々思っているのですが、今回のワタシはどういうポジションにいるのか自分でも判然としません。 話を聞いたのは工芸家の方だったので、得意分野ではあったはずなんだけど…とにかく明朝まで熟成させて、朝一番に読み直して問題なければ、納品しよう。


11.8ナンテンの紅葉

この南天の葉っぱだけが紅葉しています。 たわわな実とともに、とにかく真っ赤! 真っ赤すぎて絵になりませんね。 実がたくさんつきすぎて枝が折れてしまいそうなほど。 鳥(たぶんヒヨドリ)は南天の実が大好きなようで、いつもはすぐ平らげてしまうのですが、今年はいろんな実が豊作らしくて、いまのところ見向きもしていない様子。 そういえば柿も豊作なのに、今年はいつものようにいろんな鳥が食べにこないな。 うちの小さな柿より、もっともっと大きくて甘いのがそこいら中に実っているのね、きっと。

週末は仕事で完全に監禁状態だったから(といっても洗濯したりご飯作ったり掃除したりするだけの余裕が今回はあったのが驚き)、明日はオフ! ひさしぶりに水を使ったフェルトの修業をしてみようかな。
Category: 日々の記録

ぼちぼちやってます

昨朝は寒さに震えながら外仕事、本日はそのまとめ。 なにやらぼけぼけしている近ごろにしては珍しく、今日は仕事に集中できて、予定よりも早く4時頃には先方にメールで送ってとりあえず完了。 やればできる子なんだよ、ワタシだって(と必死で自分に言い聞かせてみる)。 明日はまた外仕事…気合いを入れて週明けの締切を乗り切ろう。

昨日、仕事仲間の新刊本を書店で買って帰り、夜更けにぱらぱらページをめくりながら寝酒をちびりちびり。 ああ、ちゃんと仕事してるんだなあ、一冊丸ごと本当に自分ひとりでまとめて立派だなあとしみじみ眺めました。 それにひきかえ自分はなにをやってるんだ、などと自己否定的なことは考えず、友だちの成功を素直に喜べた自分にちょっとホッとしたりして。

11.5フェアトレードチョコ

シサム工房で買ったフェアトレードの紅茶とチョコレート。 素直な味わいのアッサムは朝の紅茶にぴったり、オーガニックで100g700円は結構安いかも。 またリピートしたくなりました。 チョコレートは小さい割に値段が高いけど、濃厚な味で満足感あり。 シナモンよりオレンジが気に入りました。

■Tさん、するどい!(笑) 羊毛チクチクはお察しの通り、オレンジ色の物体です。 でも、集中力が続かず、また違うものに手をだしてしまって。 オレンジ色のヤツ(?)はいったいどんな風になるのか、今のところワタシにもさっぱりわかりません(汗)。
Category: 日々の記録

オランダ絵画から紡ぎだされた小説 デボラ・モガー「チューリップ熱」

なんの予備知識もなく図書館でたまたまみつけたデボラ・モガー「チューリップ熱」。 タイトルをみて、ひょっとしてチューリップを媒介にして広まる病気の話?なんて想像しながら取り出してみると、表紙の装丁が退廃的だけど素敵。 パラパラとページを繰ると、いくつもオランダ絵画のカラー画像が入っていて美術書みたい。 これが小説?と気になって借りてきました。

10.31チューリップ熱

スペインから独立して市民階級が台頭した17世紀のオランダを舞台に、豪商の若き妻と肖像画家の不倫の顛末を描いた小説です。 美しく敬虔なカトリック教徒だった人妻は画家との道ならぬ恋に溺れ、やがて望まない妊娠をしてしまった女中を利用して年配の夫から逃れようと画策するが…。

いい意味でも悪い意味でも、ものすごく映画的な小説というか、映画を小説化したかのような感じを受ける本でした。 スピルバーグが映画化権をもっているというのもうなずけます。 この本なら、素人目にも脚本化するのもとても簡単そうに思えます。 前半が少々だるくて、深みがほんの少し足りないような読後感でしたが、エンターテイメントとしてはおもしろく読めました。 オランダ絵画からインスパイアされた小説で、かつ各章の前に当時の格言や画家の言葉を入れた額縁のような構成(当時は絵と格言で構成された本があったとか)も凝っていたため、なんとなく文学的なものを期待していたのですが、これは完全にエンタメ系でした。

一気に興隆してきた市民階級の需要を受けてオランダ絵画が描かれた時代背景、トルコから伝来したチューリップが人気となり、やがて投機対象となりチューリップ・バブルに湧いた歴史的事実が、この小説を通してすんなり頭に入りました。 最近みた「ルーブル美術館展」や、中野京子「怖い絵」シリーズの影響で、これまでそれほどオランダ絵画に興味を持っていなかったワタシも楽しめたのかも。 たしか「怖い絵2」に載っていたと記憶しているんですが、年寄りの金持ちと若くて不幸そうな顔つきの妻のオランダの肖像画が、ものすごくこの小説に似通っていて、ひょっとして著者はあの絵を見て小説を考えついたのでは…なんて想像したり。 さしはさまれているさまざまな絵から紡ぎだされたような小説なので、フェルメールをはじめとする17世紀のオランダ絵画に興味がある人に特におすすめです。

11.1センリョウの実

センリョウがすっかり色づいています。 例年よりずいぶん早いなあ。 お正月までもつんだろうか?

みなさん、いつも拍手をありがとうございます。 ちょこちょこでかけて買い物したり友だちと会ったり羊毛チクチクしたりしてるんですが、なんとはなしにブログはサボり気味。 集中力に欠けて読書もほとんど進まず。 これがトシってやつらしいです…とほほ。 連休明けはきつい締切の仕事が重なってるのに、大丈夫なんだろうか、ワタシは。