オバカ?

きょうは、オバカ…叔母か…オババカの話。

昨春、就職した姪3号。 まだ社会人として丸1年経たないのに、完全に即戦力として職場でバリバリ仕事をしています。 仕事のたいへんさを聞くたびに、過労で体をこわすんじゃないかと遠くからハラハラすることしかできない叔母です。 はぁ~、心配だわ。

そんな心配をよそに、姪3号、ホントにがんばっていて、なんと今春のブランドのポスターに姪3号の商品を使ってもらったとのこと。 これはもう見にいかなくっちゃ!ということで、土曜日のストレッチ教室の後、思いっきり場違いなOPAにおばさんひとりでGO。

3.25JBポスター

ありました。 ハイ、店頭に大きなポスターが。 それが上の写真(会社のHPから拝借しました、スミマセン)。 ブランドアイコンに使ってもらえるなんて! すごい! 偉い! めちゃくちゃ場違いなおばさんとして、若い店員さんたちに思いっきり冷たい視線を浴びつつ、店頭をウロウロ。 姪っ子のデザインした靴が目立つ場所に飾ってあって、しばしジーン。 ひたすら前だけを見て突き進んでいくところ、お父さんにそっくり。

3.25雑誌掲載

雑誌でも姪の靴が2つもモデルさんに履いてもらって紹介されていました♪ このサボなら、私でも無理したら(いや無理か…)履けるかなあ、買って販促に貢献しようかなとか、いろいろ思ったのですが、周囲からの冷たい視線に耐えきれず撤収(笑)。 携帯で写真を撮りたかったけど、そんな勇気もなくて、上の写真もブログから拝借。

買ってやろうという方はこちらへ←ブランド名を載せると検索に引っかかるので。

以上、オババカでした。

■ブログ拍手をありがとうございます。
Category: 日々の記録

風景画でない北斎 「北斎」展@京都文化博物館

木曜日、母につきあって「北斎」展をみてきました。 25日(日)で終わるとあって、会場はすごい人。 ひとつずつ丹念にみようと思ったら、ものすごく時間がかかりそう。 お正月明けに伊勢丹で「北斎の富士 富嶽三十六景と富嶽百景」展をみていたし、北斎に特に強い思い入れはないので、サッと見て回って気になったものだけピンポイントで鑑賞しました。

北斎は富嶽三十六景が余りにも有名で、「風景画の人」と勝手に思いこんでいました。 今回の展覧会でも中心は風景画。 その中に数点、花や生物を描いた浮世絵があって、それがすごく私にとっては新鮮でした。

3.23北斎展

花鳥風月の枠の中で、風にあおられた牡丹と蝶を描くことで、直接的には描けない「風」を表現しようとしたり、亀と藻のゆらめきで「水中」の世界を表そうとしたり。 生物のポーズはどれもとてもむずかしい瞬間を選んでいて、北斎のデッサン力の的確さを改めて認識。 濃紺をバックにした鷽(ウソ)と枝垂れ桜の、ハッとするほどのストレートな美しさ。 富嶽三十六景はアングルの新奇さが命。 そんな北斎がこんなに繊細なきれいなものを描いていたなんて。 おもしろくはあっても、絵画的な叙情に欠けているようにずっと感じていたので、北斎の別の面を初めてかいま見た思いです。

北斎がもし若冲みたいにお金持ちの旦那だったら、ひょっとしたら若冲みたいなマニアックな絵を描いたんじゃないか…そんな想像もしてしまいました。 機会があれば、北斎の静物や生物の肉筆画をみてみたいものです。

あ、それと、北斎の有名な作品群は50歳を超えた頃から制作されたのですね。 90歳まで生きた北斎。 80歳を超えてあちこちに旅をしていて(江戸時代の人なのに!)、すごい。 人生、50歳から開ける人もいるんだなあ…と、年表を前に感嘆していたおじさんに胸の中で激しく同意(笑)。


3.23コチョウワビスケ

きょうは一日冷たい雨。 仕事が前日になって突然、先方の都合で延期になって、一日ぼんやり。 気が向いたら、山積みの刺繍キットをチクチク。 庭の植物はこの雨でいっせいに芽吹きそう。
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ベストセラーの謎 五木寛之「下山の思想」

本は気が向いたときにぼつぼつ読んでいる程度ですが、感想がなかなか書けません。 ひさびさに書くのだから、これがおすすめ!という1冊をあげたかったのですが、最近、心に響く本に出会えていません。 読んだ本の個人的な備忘録代わりに、ごく簡単に(といいつつ、短く書けるかなあ…)。

まずは、五木寛之「下山の思想」。 まったくもって私らしくない本です、ハイ。 実は発売直後に、本屋さんで平積みされていたらしく、父が何気なく買ってきたもの。 「あんまり面白くもなかった」といいつつ、無理やり貸してくれました。



高度経済成長期を経て、日本はこれから少しずつ国家として下降していく。 震災を経験したいま、いつまでも経済成長の幻影を追い求めず、成熟した社会を目指すべきである。

五木寛之がこの本で言いたいことはこれだけ。 おっしゃりたいことそのものには賛同する気持ちも多少ありますが、とにかく著者がお年のせいなのか、何度も同じようなことが繰り返し繰り返し書かれていて閉口しました。 そのうえ、後半は明らかに内容と関係のない雑文で、靴へのこだわりを書いた文章なんて、ただページ数を増やすために突っこんだとしか思えません。

新書の形をしていますが、震災や原発事故を受けて書かれたエッセイです。 あっというまに新書が1冊読めたという満足感だけは誰にでも与えてくれる本なので、そういう動機の方には胸を張っておすすめできます。

こんな本がベストセラーの上位にずっとランクインしているって、すごく謎。 読みたい人は、誰かに借りましょう。 値段ほどの価値ありませんから。
  

■拍手をありがとうございます。

■ぎんこさん、しょぼい手作り品をほめてくださってありがとうございます♪ うれしくて調子に乗って材料の在庫をガサガサ引っかき回してます(笑)。

ちまちま手づくり

春がきた。

そう感じたら、とってもひさしぶりに少し手を動かしてみたくなりました。 仕事も確定申告も憂鬱な諸々のこともひとまず片付いて、ほんとうにひさびさにのんびり。 次の仕事の約束もぽつぽつ入ってきて、でもまだ少しの間はのんびり休養にあてられる日があって、このまま仕事がなかったらどうしようと不安になることもなくて。 いまの私にはちょうどいい感じ。


3.16携帯ストラップ

いまさらスマホでなく携帯を買うのか、という冷たい視線を浴びつつ年明けに買った携帯電話。 なかなか気に入るストラップがみつからず、ストラップなしでいたら何度も滑り落ちてしまうので、あわててチャームを購入。 手持ちのビーズとただつないだだけ。 ハンドメイドというほどのこともありません(汗)。

ウサギとカメがセットになったチャームがかわいい。 祖父の座右の銘「ゆっくり急げ」を思い出させてくれるので、しばらくはこれをつけておこう。 このチャームはビーズ・パラダイスで。

ひまになる前に、ストレスが高じてネットに逃避して、ついポチッと買い物してしまい…結構、材料ばかりあれこれ買ってしまった。 上のチャーム1個にひかれただけだったのに、気がつけばチャームだけでも20個くらい買ってしまった私。 バカバカバカ! 手芸材料の在庫が…なんとか、あの山を減らさなくては(焦)。


しょぼいストラップだけではあまりにも…なので。
前につくったものもみてやってください。

3.16ビーズネックレス

ずっと前に貴和製作所で適当に買ったビーズを適当につないだだけのネックレス。 あとで何気なく買ったストライプのカーディガンがまったく同じ色合いだったことに自分でびっくり。 

3.16水色セーター

このセーターは1年以上前に編んだもの(載せてなかったっけ?)。 四半世紀にわたって編みかけて放置していたものを全部ほどいて、まったく違う形にテキトウに編み直し。 本も型紙もなしに編んだ割にはまともにできました。 色も形も気に入ったけど、素材が悪くてチクチクするのが残念。 死蔵品をひとつ消化したことで達成感あり。


昨年の今ごろはレース編みな気分だったのですが、今年の春、気になるのは「紙」。 描いたり切ったりしたい気分です。 で、単発のごく簡単な水彩画レッスンを予約してみました。 フェリシモでも切り紙細工をオーダー。


みなさんは、この春、なにか新しいこと始められますか?

■いつも拍手をありがとうございます。

それでも春はくる

大震災から1年。

3月11日に自分の思いを書きたかったけれど、いまもまぶたに焼きついた津波の映像が生々しすぎて言葉になりませんでした。 いまも多くの方が困難な状況にあることをニュースやテレビの映像でみるたびに、悲しみで押しつぶされそうになります。 忘れないから、そこに苦しんでいる人たちがいることを。 なにもできないけれど、せめて忘れないから。

震災特集番組で、「1年経って、気持ちが少しだけ整理できました」というゲストの声を受けたアナウンサーが「前向きになれてきたということですか」と聞いているのをみて、なにもわかってないんだなあと部外者の私でも思いました。 1年で気持ちが切り替わるなんてことはありません。 悪夢のような現実を受け入れるしかないのだと、どんなに泣いても大切な人は帰ってこないのだと、あきらめる気持ちに1年でやっとなるんだと思います。 人によって全然違うでしょうけれど、私は一周忌が終わってから虚脱状態に襲われて、長い長いトンネルに入ってしまった気がします。 精神的に疲れたとき、どうしても眠れないときは、早めにお医者さんにみてもらってください。 精神力で悲しみを克服しようと、どうかがんばらないで。


3.14ミヤマカタバミ

兄がいなくなってから2度目の春。 庭の木陰で小さな小さなミヤマカタバミが今年も1輪だけ花を咲かせました。 去年の春は何も感じられなかった。 でも、今年はうれしい。 ミヤマカタバミがまた花を咲かせたことが。 また春がめぐってきたことが。 うれしくて、しまいこんでいたカメラを手に、ひさしぶりに地面に這いつくばって写真を撮りました。 去年は飾らなかったお雛様を今年は飾りました。 陽射しが明るく春めいてきたのもうれしい。 そんなささやかなことがうれしい。 そして、うれしいと思える自分がうれしい。

東北で苦しんでいる人たちにも、いつか心から明るく暖かな春をうれしいと思える日が来ますように。
Category: 日々の記録

工芸好きならワクワク 「模様をめぐって」展@京都市美術館

バンザーイ! 終わった!
やっと仕事が終わった~!
ああ、しんどかった。 現在、私が仕事をもらえるアテがある3ヶ所からほぼ同時に仕事のお話が来て、同時進行というのが苦手な鈍くさい体質なのでホントに疲れました。 仕事があるっていうのは、とてもとてもありがたいんだけど。 年明けから仕事がだらだら続いて、気分が切り替えられなくて。 精神的にきつかった。 仕事が片付いて丸2日間は頭と目が極度に疲労してて、ただただボーッ。
でも、終わった瞬間、仕事の辛さはケロッと忘れられるので大丈夫(笑)。

ひさびさにまったく予定も今後の締切もない午後。 月曜日から急に暖かくなって、家にじっとしているのがもったいない気分。
本屋さんに行こうかと思ったのだけれど、結局、ひさしぶりにキレイなものがみたい気持ちが強くて、ぶらっと京都市美術館コレクション展第2期「模様をめぐって」へ。

3.6京都市美術館 3.6模様をめぐって

火曜日の午後だから?ガランとした美術館。
美術展がいつもこのくらい空いていたら、みやすいのに。 とはいうものの、観覧者より係員の方が多いくらいっていうのは…と美術館が気の毒になるほど空いてました。

大正から昭和の半ば頃の陶器を中心に、京都市美術館が所蔵している工芸品を展示。 平成の作品もいくつかありました。 ひとりの名人とか、ひとつの手法、ひとつの時代に的を絞っている展示ではないので、一見すると散漫な気がしたのですが、それがかえって楽しかったです。 いろいろな時代の、名前も知らなかったような人たちの作品が並んでいることで、工芸にどれほど多彩な表現方法があるのか、改めて目を開かれる思いでした。

昭和の初めって、かなり自由で新しい作風のものがつくられていたんですね。 現代の作家が忘れてしまったような、のびやかさがあってステキ。 あと、制作年をしげしげ見ていたら、昭和20年につくられた乾漆鷲置物というのがあって。 つややかな鷲の表現がみごとで、どっしり重厚ながらも悲しげな鷲に目が釘づけ。 作者の奥田究果(信吉)の没年も昭和20年。 どんな境遇で、どんな気持ちで、「なんの役にも立たない」といわれそうなオブジェをつくったのか、なんて考えてしまいました。

ほかに印象的だったものを備忘録としてメモ。
・山覚太郎「漆兎屏風」 ウサギがとにかくかわいい
・森野嘉光「塩釉刷毛目竹に鳥花瓶」 なんともいえず美しい淡いサーモンピンク。塩釉でこんな色が出るの?とビックリ。
・近藤悠三「赤絵良寛詩壺」 大好きな近藤悠三。 染付が有名だけど、赤い書の豪快な美しさにうっとり。
・山田(てつ)「ダリア文扁壺」 赤っぽいベージュの地に白い泥絵の掻き落とし技法がいい味。 形と模様もいいバランス。
・藤本哲夫「Work '99-Ⅳ」 作品名がこれだったと思うけど…自信なし。 布一面に施したミシン刺繍が絵筆のタッチみたい。 抽象的なんだけど、抽象画よりすんなり受け入れられるのは私だけか?
・加藤宗厳「猛想」 鍛金でつくった牛のオブジェ。 こういうの好き。 牛で「モウソウ」というタイトルも(笑)。
・西嶋武司「遊覧飛行」 2枚の型だけでこんな風に表現できるのですねえ。 のびやかで楽しい型染め。
・宮崎芳郎「港」 全面に刺繍。 撚りのあまい糸を使ったモザイク風な表現に目からウロコ。 モチーフよりも、刺繍でこんな表現ができることが強く印象に残る。
・楠部彌弌「蘭花花瓶」 花を活けることは無視した完璧な細首のフォルムと、蘭の花を描いた上に透明釉を流してわざとにじませてある、そのにじみ具合がすごい。 欲しい。

とにかく工芸が好きなので、じっくり楽しめました。 仕事でよれよれだった心に、じんわり栄養がいきわたった感じ。 入館料500円でこの内容なら、私は大満足。 絵画と違って工芸品はどんな名人がつくったものでも、眺めて疲れることがないのも、気分転換にぴったりでした。


せっかく春っぽい気分になってるのに、建物の写真だけじゃ味気ないな。
ということで、もう半月以上前の写真(しかも母が慣れないデジカメで撮影)を。

3.6母誕生日ブーケ

母の誕生日に贈ったブーケ。 お気に入りの花屋さん、プーゼでアレンジしてもらったもの。 半月以上経っても、2輪ほどダメになっただけで、まだキレイに咲いてます。 プーゼは独特の色合いのバラを中心にニュアンスのある花が豊富、かつ新鮮なお花が揃っていてステキ♪ お金に余裕があったら、月に2度ほどこんな花束を家にいけたい…。 ママン、次は母の日まで待ってね(汗)。

■たくさんの励ましの拍手をありがとうございます。 古い記事への拍手もすごくうれしいです。
Category: 展覧会