仕事中

ぼちぼち仕事が入って、その間にストレッチと書道の教室に行ったり、知り合いの写真展や陶芸展をみたり。 年明けから忙しすぎず暇すぎずほどよいペースで暮らせていて、2013年はいい感じにスタートできました。 年が改まるというのは精神的にいい区切りになるものですね、やっぱり。

書道(というよりお習字)は予想以上に楽しい♪ たっぷり墨を含ませた太筆で大きな字を書くのって、絵を描くのに近い感覚なんですね。 ただ碑文の字を真似して書くといっても、けっしてコピーにはならないわけで。 何度書いても下手だからスーッと筆を走らせた瞬間に「あ、しまった!」と思うんだけど、絶対に後から修正できない、一回きりという感じがなんかとても好き。 ふだんは何事もこねくり回してしまう性格なんだけど(特に仕事は)、筆をもつとおおらかになれる気がします。 まったくの初心者で、まだ迷いがないからかもしれませんが。 早く仕事を片づけて練習したいな。



1.29雪の北国街道

昨日は仕事で湖北へ。 雪の風景をみるだけでテンションが上がります。

1.29雪景色の木之本

お昼ご飯の後、北国街道沿いの古い町並みをほんの一瞬だけ散歩。 こういう時間がとても楽しい。 ネタを仕こんだので本日は終日家で仕事。

1.30高田さんの小皿

お茶の時間は、高田志保さんの小皿の使い初め。 鉄釉に銀彩のストライプも、切ったような四角い形もすてき。 鍵善の鍵餅をのせてみました。 お皿に対してお餅がちょっと大きすぎかな(笑)。 鍵餅って知らなかったけど、いただきものを食べたらすごく上品な美味しさで感激。 今回は展覧会の帰りに祇園で買ってきました。 お皿にもお餅にも満足。

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梅の香り

長浜での仕事が早く終わったので、盆梅展に行ってきました。

1.24盆梅展3

まだちょっと時期が早いかなと心配しつつ会場に入ったのですが、みごとに咲き揃った鉢もいくつかあって結構みごたえありました。 200年とか300年の梅の古木ってちょっとおどろおどろしいイメージだったけど、古木でありながらダイナミックな樹形で花をたっぷり咲かせていて、みているだけでニコニコな気分に。

1.24盆梅展4

中心が淡い緑で凛とした白梅。 咲きたてだから、とってもきれい。

会場に一歩足を踏みいれたら、「馥郁」とはこういう香りなのね!と納得。 なんともいえず優しい、梅のいい香りに包まれて足がくぎ付け。 こんなに梅の香りをいっぱい吸いこんだのは人生初のこと。 いつまでも花の前で犬みたいに鼻をクンクンさせている怪しい人になってしまった。

1.24盆梅展2

背景の日本庭園は木に雪吊りがしてあって、北国の冬の風情もたっぷり。

1.24盆梅展6

写真では色が違ってみえるのですが、寒い季節にみる深紅はひときわ印象的でした。

1.24盆梅展5

深い深い赤。 この梅をみたら、庭に紅梅が欲しくなってきた。 会場を出たところで売っていた梅の盆栽、結構お手頃なものも多かったのに荷物になるからと買わなくて後悔! 買えばよかった。

いい香りに包まれながら、きれいな花を心ゆくまで愛でて、心にたっぷり栄養補給ができました。 もう少し咲き揃った頃にもう一度行きたいくらい。 次行くときは鴨鍋、ビワマス、地ビール、老舗和菓子店のカフェ…湖北の味覚も堪能したいなあ。

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普通な日々の大切さ 吉田修一「横道世之介」

話題になっていた吉田修一「横道世之介」が文庫化されていました。 吉田修一はあんまり相性がよくないからなあと敬遠していたんだけど、読み始めたらこれが意外におもしろくて。



地方から上京した大学1年生男子がボーッと周囲に流されるようにしながら、少しずつ東京での日々になじんでいく1年間を描いた青春小説です。 目的意識も欲もあんまりない平凡な男子大学生の日常をコミカルにふわふわと優しく描いた長編。 

主人公・世之介の人生とつかのま交わって、いつのまにか自然に離れていった男女。 ときどき、そういう人たちの20年後が差しはさまれつつ、外から眺めた世之介がふわっと描かれていて、その視点が独特でした。 平々凡々な大学生の日常がどこまでも続いているんだけど、自分も同じ空気を吸っているような気分にさせられて読ませます。 世間知らずなお嬢さま・祥子ちゃんのエピソードがとてもよかった。 バブル時代を知っている人なら、さらに懐かしく楽しく読めると思います。 ただ…最後の最後、きれいにまとめようとしすぎて、そこがちょっとイヤ。 職業も何だかなあ、都合よすぎ。 あのまま、のほほんとした大人になった世之介に会いたかった。

このオチで「よかった」と思える人は幸せな人。 著者は普通な日々がどれくらい尊いことかを伝えたかったのかも。 普通じゃない体験をしてしまった私には…。 アルジェリアでのテロのニュースを聞いているだけで、胸がとても痛い。 家族の方々は現場から遠く離れた場所でいま、どんな気持ちで1秒1秒を過ごしておられるかと想像するだけできりきり胸が痛い。 こんなとき、外務省は会議だかなだんかしてるばっかりでなんの頼りにもならないのだから。


1.17ジョウビタキ

近頃、毎日のように来ているジョウビタキ。 手前にボケて写っているテイカカズラの赤い実、誰が食べているのかと思ったら、かわいいこの方でした。 庭のあちこちを行ったり来たりしつつ、さりげなくジワジワと赤い実に近づいて、最後は驚きの早業。 去年の冬は野鳥がおかしいほど来なかったから、今年は来てくれてうれしいよ。

ドキドキ体験

書道の講座に行ってきました。 仕事以外でこんなにドキドキしたことあったかしらと思うくらい、ドッキドキしながら筆をもって字を書いてきましたよ。 筆でもペンでも習いたいものを教えてくれる教室なので「太筆で漢字が書きたい」と言ったら、先生「へぇ-」。 意外だったみたい。 もっと実用的な書を希望する人が多いのかな。 ん-、自分の名前くらいは細筆できれいに書きたいけど、細筆って肩こりそうだから。

1.15ヴィオラ

楷書からやるのかなと思ったら、いきなり隷書から。 予想外だけど、楷書よりずっと楽しそう♪ 隷書っておもしろい書体だなとずっと思っていたからウレシイな。 楷書みたいに堅苦しくなくて好みです。 母に見せたら「え、最初からそんな変わった字を習うの?」と驚いてましたが。 次々にお手本を書いてもらいました。 次までにお稽古していこう。 ほかの方は臨書されてました。 流派とか関係なく、中国古典の臨書なのもいい感じ。 教室の日に外仕事が入りませんように。

前から習いたいとは思っていたんだけど、昨秋、母のお付き合いで行った承天閣美術館の「會津八一展」が予想外に興味深くて「いつか、こんな風にのびのびと読みやすくて自分らしい字を筆で書けたらいいなあ」と思ったのでした←筆ももったことないくせに目標高すぎ。


仕事のヒマなうちにと確定申告の準備を始めたけど、面倒で気持ちがなえます。 日頃からちゃんと記録しておかない自分が悪いんですけど。

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深呼吸

うだうだ引きのばしていた仕事を金曜のお昼頃やっと片づけ、義理のボランティア仕事もなんとかこなして、土曜日は呼吸法&ストレッチ。 心身がとろ~んとほぐれてすごく気持ちくて、帰りのバスの中でもずっとうとうと。

気持ちよくほぐれたところで、思いきってお習字の教室も申し込んでみました。 「とりあえず興味をもったことはなんでもやってみる」が今年のテーマなのでどんな先生なのかもわかんないけど、楽しくやりましょうという感じの講座を選びました。 家にある筆(新品の太筆やら細筆やらなぜかいろいろあった)と、父が30年前に中国みやげにくれた墨(ずいぶん熟成されて成分が変わっていないだろうか…)を持っていってきます。 筆をもつのなんて小学校のお習字以来。 ドキドキ。

気になる展覧会がいろいろあって、ゴリラの赤ちゃんが大きくならないうちに動物園にも行きたいし、雪の中をスノーシューで歩いてみたい、雪見露天風呂の温泉につかりたい…と身近なやりたいことから妄想系まで頭をぐるぐる。

1.12プリムラ・ジュリアン

冬の寒さに負けず咲いているプリムラ・ジュリアン。 年賀状でヘビが抱いている花のモデルにしました。 冬枯れの庭の陽だまりでいっそう温かくみえる濃い黄色から元気をもらっています(今日は雨だけど)。 

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実は芥川賞っぽい 磯崎憲一郎「終の住処」

前の記事で西加奈子の「炎上する君」を「和風マジックリアリズム」と書いたら、昨年読んだ磯崎憲一郎「終の住処(ついのすみか)」を思い出しました。 芥川賞受賞で話題になっていた短編が文庫化されたので購入。



「妻はそれきり11年、口を利かなかった――。」なんていう帯のキャッチフレーズをみて、中年サラリーマンが主人公というから直木賞っぽい作品だと思いこんでいましたが、読んでびっくり。 正統派芥川賞作品。 ストーリーではなく、文体と文章表現にこだわった小説でした。 最初から最後まで改行がないまま、ごく短い短編の中で何十年ものときを描いているんですから。

短いからサッと読んでしまって、何日か経ってから「何かに似ているなあ」と後から気になって…考えてみたら、これってガルシア=マルケスの「族長の秋」へのオマージュなんだろうなと。 小説の長さはずいぶん違うけど、改行なしという文体のが同じだし、主人公の「俺様」目線で独りよがりに語られる話の滑稽さとその後に漂う哀しさや孤独感。 そんな風に「族長の秋」と対比させて考えると、読んでいたときよりも読み終わってから味わいがじわじわ増した感じ。 この作品にガルシア=マルケスのスケール感を期待してはいけませんけど。 好きかどうかといえば特に好きじゃないけど、それなりにおもしろかったです。

1.9南天の実


一昨日、本屋さんでみつけた柳広司「ジョーカー・ゲーム」の文庫本。 父が好きそうと思ってすすめたら、はまってます。 やっぱりね。 私が読み始めた「横道世之介」も、つかみはバッチリ。

仕事は集中力が欠如してなかなか進まず。 そんなときは、ちょっといつもと違う料理をつくるのが楽しい(単なる現実逃避)。

今日の晩ご飯は豚肉+ゴボウたっぷり+エリンギ+白菜+コンニャク(要するに冷蔵庫で余っていたもの)の豆乳鍋。 いつもは出汁+豆乳なんだけど、なんとなく味つけが物足りないので中華風にしたら美味しかった! 野菜を少量の水で炊いてから豆乳をたっぷり入れ、豚肉に火が通るまで加熱。 味つけは味噌(うちは山吹味噌だから)やや多め、豆板醤は隠し味にちょこっと入れて、醤油をほんの少し、胡麻油・すりごま・小口切りのネギを最後に加えてできあがり。 いままでつくった豆乳鍋よりずっと美味しくできました。 小さな満足♪

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和風マジックリアリズム 西加奈子「炎上する君」

本屋さんの店頭で目にとまった文庫本、西加奈子の短編集「炎上する君」。 ずっと以前に「さくら」を読んだだけで、特に読みたいと思わずにいたんですけど、あまり重くない(重量的にも内容的にも)文庫本を読みたい気分だったのでなんとなく買いました。



収録されている短編はいずれも不思議なテイスト。 ちょっとだけ寓話風味をまぶした物語です。 主人公は自分を取り巻く人や環境とうまく折り合いをつけられないような、生きることに不器用な人たち。

最後の短編「ある風船の落下」が一番気に入りました。 全体を通して淡々と乾いた語りで、最近よくある安易な「泣けるいいお話」というのではないところがよかったです。 ただ、文章の味わいというか、生理的な好みというか…この人の不思議テイストが私にはピタッとこなかった。和風のマジックリアリズムとでもいったらいいのかな? 南米の小説は自分が生きているところとはあまりにも違うから、日本人の私が読むとよけいに寓話感が強まるのかも…とこれを読んで気づきました。 身近な風土が背景だと、なんとなく生々しい感じで浮遊感が薄まるような。 最初の「太陽の上」が「あなた」を主語に書かれていて、この手法は多和田葉子の「容疑者の夜行列車」と同じなんだけど、やっぱりそれだと多和田葉子の文章の方が密度が濃くて心ひかれるものがあったなあ。  

これから読もうかなと思っている方は、絶対に巻末の解説を先に読んではいけません。 どれもとても短いお話なのに、ご丁寧にあらすじがきっちり全部書かれているので。 こんな解説、ありえない。


1.7街路樹

世の中は今日から本格的に仕事が始まったようですが、今年の私は「え、いまやっと仕事始め?」って感じ。 今年は2日から仕事を始めて5日は午前2時まで粘り、6日の午後早めに完了。 なかなか私にはむずかしい内容だったので必死。 「集中できた」という感覚がとてもひさしぶりに味わえて、ひさしぶりに締切ギリギリでない時刻に仕上げられた自分に満足しました。 こういう感覚って、とても大事なんですね。 ずいぶん長いことトンネルの中状態だったので、自分の仕事ぶりに満足するというほどでもないけど、達成感というか、きっちり一区切りついたという気持ちがすがすがしい!

ということで、今日はオフに。 運動不足解消のため、本屋さんを目指して片道2.5kmを大股で歩いて片道30分。 汗ばむくらいのペース。 夕空を見あげたら、街路樹に花? 花殻? 冬空をバックにしたシルエットがきれいでパチリ。 ついでに、ブログにひさびさに読書記録を書いてみました。

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八坂さんに初詣

今年は1月3日に初詣に行きました(ごく普通のことなのに、行ったというだけでなんとなく自慢気な心もちの私)。 初詣はずいぶんひさしぶりな気がします。 ひきこもり生活から脱するのが今年の目標なので、キーンと痛いような底冷えにひるまず出かけましたよ。

1.3八坂神社1

両親も一緒に行くので風邪などひかせたらたいへん。 上賀茂神社や下鴨神社よりは寒くないだろうと考えて八坂神社へ。 むちゃくちゃ寒いのに、元旦じゃないのに、人出はなかなかにすごかった。 

1.3八坂神社3

人が多すぎて何も撮れない…。 だいたい群衆の中で立ち止まれない。 それでも、頭上には気持ちのいい冬の青空が広がっていて気分晴れ晴れ。 ひさしぶりでひいたおみくじは「吉」でした。 以前、北野さんに初詣に行ったときに凶をひいたことがトラウマになって、しばらくひく気になれなかったので、吉でもすごくうれしい。 ていうか、小吉とか末吉しかひいたことがないので吉でもえらくいいように感じます。 八坂さん、ありがとう。 

1.3八坂神社2

境内の一画に人垣ができていて、なんだろう?とにじり寄っていったら、きれいなお姉さんたちが。 なに?なになの?? 夕方のニュースでかるた会があったと知りました。

姪たちが来なかったので静かでやや物足りないお正月でしたが、姪たちがいない分、自分が大晦日に必死でつくったお節を例年になくたっぷりゆっくり味わえました。 これはこれでよし。 それはいいんだけどね…仕事が…2日からテープ起こししたのに、明日締切なのにいまだ終わらず(泣)。 明日の晩はゆっくり寝られるんだから我慢我慢。


■新年早々に拍手をありがとうございます!
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あけましておめでとう!

2013年賀状

あけましておめでとうございます。


いつも仲良くしてくださっているみなさん、ひっそり読んでくださっている方、
ほんとうにありがとうございます。
なかなか更新できないのにのぞきに来てくださる方がいる、
世の中の片隅にひっそり生息している人間を気にかけてくれている人がいることの温かさをこの2年つくづく感じました。
今年も仲良くしてくださいね。


身近でもっともっと楽しいことをいっぱい探しにGO!な気分の年明けです。

まずは仕事の宿題をササッと片づけて、あれこれ気になっている展覧会&大好きな陶芸家の個展へ行って。 読書+手芸にもまた少しずつ気持ちが向かっている予感。 今年こそ呼吸法に加えてお習字も! あ、その前に部屋の模様替え…で、その前に本の処分…できるかな(汗)。
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