しっとり雨

一日しっとり雨降り、ようやく梅雨らしいお天気です。 猛暑日連発、6月なのに熱帯夜でヨレヨレだった庭の植物も人もホッとひと息。 湿度が高いのは大の苦手なはずなのに、玄関までのアプローチに沿って伸びすぎた枝葉を切りながらときどき深く息をすると、しっとりした空気が胸の奥まで潤すようです。

6.20雨の紫陽花

兄の祥月命日の法要が今週末にあるため、このところ家の中をひたすら掃除。 照明機器の上や壁のホコリをぬぐい、ついでにエアコンのフィルターを水洗い、洗面所まわりもキュッキュッ拭き掃除して。 姪たちのために夏布団を押し入れからひっぱりだして晴天の日に干して、ついでにリビングの敷物も干して。 エアコンがとんでもなく汚くなっていてビックリ…そういえばここ3年掃除していなかったかも。 そういう気力が身体のどこにもひとかけらも残っていなかった丸3年間を経て、ようやくやろうという気持ちになれました。 よかった。 そういえば、ガリガリにやせてしまった身体も最近急速に元に戻ってきました。 お遍路宿で男の人たちと同じだけガッツリ食べたあたりからかな。

今日は仏壇とそのまわり、わが家唯一の和室をとことん掃除。 身体を動かしている方がいい。 どうしようもないことを考えなくていいから。 明日はお供えの精進料理のお膳を用意して…姪たちにはどんな料理をつくればいいかな。

6.20雨の紫陽花2

私の誕生花で、兄が一番好きだったという(亡くなってから姪に教えてもらいました)紫陽花が満開の季節。 こんな風に紫陽花が咲き揃った古びたわが家に、兄は帰ってきたかったんだろうな…。
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読めば必ず文楽がみたくなる 三浦しをん「仏果を得ず」

三浦しをんの「仏果を得ず」が文庫化されている…でもなあ、この表紙の感じからして、いつも以上に漫画チックなんだろうな、私には合わなさそう…。 本屋さんで平積みされていて、買うか買わないか何度も迷った末に「文楽を題材にした青春小説ってどんなものなんだろう?」という好奇心に負けて買いました。



30歳の健は文楽の養成所出身の若手義太夫。 文楽とは無縁だった不良高校生の健は修学旅行で文楽を嫌々ながら鑑賞することになり、師匠となる銀太夫の語りに雷に打たれたように魅入られ、それ以来寝ても覚めても頭の中は文楽でいっぱい。 ある日、銀太夫から三味線弾きの兎一とコンビを組むことを厳命される。 気むずかしくて心を開かない兎一との関係や、語るべき登場人物に思いを重ねられない文楽修業の悩みは尽きなず、さらに突然目の前に恋まで降ってきて…。

伝統芸能・文楽の異色で、かつ王道の青春小説です。 文学としての深みはないけれどスラスラと読みやすくて、読後感もさわやか。 各章が有名な演目にからんだ設定なので、読み進むうちに自然にまったく知らない文楽の世界に触れることができて、読めば必ず文楽をみたくなります。 文楽の予備知識ゼロだったせいか、ちょっと出だしに戸惑いましたが、あとは三浦しをんらしく読みやすさ抜群(キャラが漫画っぽいのが少し気になるけれど)。 肩が凝らないおもしろい小説が読みたい人におすすめです。

主人公が突如、自分でもおかしいと思うほど義太夫で頭がいっぱいになってしまうという心境、なんとなく分かる気がします。 いま、私は書道で頭がいっぱい…て単純なだけ?(笑)

6.17紫陽花

土曜日はほんとうにひさしぶりに一日しっとり雨降り。 連日の猛暑日とカラカラ天気でグッタリしていた植物も人も少し息を吹き返せたけれど。 今年の紫陽花はせっかく一番きれいなときに雨がまったく降らないまま満開を過ぎてちょっとかわいそう。

今朝は4時起きでコンフェデレーションカップ観戦。 ああ、なんか以前の日本に戻ってしまってる…。 守備と攻撃をつなぐ人がいないのね。 遠藤も香川も何もできなかった。 ぐったりして、また寝直したら一日が短かった。

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Category: 三浦しをん

暑すぎ

12日は32℃あったとか。 日中は蒸し暑くて息苦しいくらいだし、夜になっても2階の自室は28℃を下回りません。 いまから熱帯夜だなんて(涙)。 暑いのが苦手なので、夏になる前にすでに夏バテしそうです。 半紙を買いに行くつもりだったのに、暑さでグズグズして出かけるタイミングを逸してしまいました。 うだ~っと何もしたくない午後、父親がいつまでも冬布団と毛布を離そうとしないのを(老化で体感温度がおかしくなっているのか?)無理やり引きはがしてジャブジャブ洗濯。 ちょっとスッキリしました。

6.12白の紫陽花

梅雨入りといっても、ほとんど雨が降っていません。 洗濯物が乾くのはうれしいんだけど、植物がみんなうなだれてしまって。 庭では色とりどりの紫陽花が満開なのですが、雨が降らないため元気がありません。 朝夕の水やりがたいへんです。 6月生まれなのに雨が嫌いな私は晴れてる方がうれしいけれど、とにかく暑すぎ! みなさまも熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね…といっても、関東は涼しいんだっけ(うらやましい)。
Category: 日々の記録

絵巻物の楽しさ発見 「ボストン美術館展」@大阪市立美術館

あっと気づいたら、大阪でやっている「ボストン美術館展」が16日(日)で終わってしまう! 美術鑑賞友だちMさんに誘われて日曜日に天王寺まで行ってきました。 会場に入った瞬間、あまりの混雑に気持ちがなえそうになりました。 第一展示室の仏画はみるのをあきらめて第二展示室へ。 ここからは、まあまだ許容範囲の混み方でホッ。

6.9ボストン美術館展5

最後の曽我蕭白の展示室は思ったよりも空いていて、ゆっくり鑑賞できました。 ま、蕭白は別に好きじゃないんですけどね。 「日本美術の至宝」といっても全体的に渋いラインナップでなんとなく地味な感じ。 平安時代から江戸時代までいろんな時代の絵画あり仏像あり絵巻物ありといろいろ盛りこまれた展示内容のせいもあるのかな。 でもそのおかげで期待していなかった絵巻物の本物を間近でじっくりみる機会を得られて、それがとてもよくて満足しました。

6.9ボストン美術館展1

パンフレットの真ん中あたりに載っている「吉備大臣入唐絵巻」がとっても楽しかった!

6.9ボストン美術館展4

ポストカードの一部を拡大。 本物はもっとずっと小さいです。 小さいのにどの人物もとても生き生きと描かれていて、吉備真備が囲碁対決で碁石を飲みこんでズルしちゃったり、ストーリーもすごくユーモラス。 平安時代の絵巻物に対する認識が変わりました。 それにしても、この描き方って漫画そのものでは?

6.9ボストン美術館展2

蕭白ってグロテスクでくどい描き方がどうも生理的にあんまり好きじゃない…と思いつつみていると、気になる屏風が。 上の写真は二つ一組の左側部分。 これって描きかけじゃないのよね? 輪郭をとらずに薄墨で描いたロバはいいけど、上の人物はどうなの。 ヘンじゃない?? 蕭白、まじめに描いてないよね? この屏風ってどこに飾られていたんだろう。 江戸時代の人はこういうのをシャレとして楽しんでたのかな。

6.9ボストン美術館展3

いままさにビワの実に飛びつかんとしているリス。 室町時代の作。 こんな楽しい掛け軸ならほしい。


6.9新世界

美術鑑賞後は美術館からすぐの新世界へ。 ウオ~、初めてのコッテコテの大阪!  週末の新世界は観光客でいっぱいでした。 ど派手さを競う看板や店構えは日本人にもちょっと異国情緒を感じさせます。 キョロキョロして適当に目に入った串カツ屋さんでランチ。 大きな声ではいえませんが、関西圏に半世紀も生きているのに実は天王寺に足を踏みいれるのは生まれて初めて。 JR天王寺駅では中央改札口がみつからず駅構内を右往左往、さらに天王寺公園の美術館下ゲートへの行き方がわからずウロウロ(汗)。 

ランチの後は、大阪駅周辺の再開発で話題のグランフロントへ。 実は私、大阪駅ビルも梅田の阪急百貨店も改装してからは一度も足を踏みいれたことがありません(私をおおよそ分かっているMさんもビックリ)。 たまにしか通りかからない大阪で、JRから阪急に乗り継ごうとして迷子になる田舎モンです。

6.9グランフロント

大阪っぽくないおしゃれさ。 しかし広すぎ&ものすごい人出で、予備知識ゼロで行ったら全体像がまったく把握できないままボーッとして終わり。 日曜日だからなのか、テーマパークかと思うほど人がいっぱい。 でも、店で買い物している人は少ない気が…。

6.9グランフロント2

カフェはどこも混んでそうだったので、通りかかった積水ハウスのショールーム(?)のカフェスペースでお茶。 心地いいごろ寝も体験させてもらいました。 ということで、出不精にしては珍しく盛りだくさんな休日を過ごせました。 Mさん、ありがとう!
Category: 展覧会

書道ズハイ

6月から始めた行書は、書聖といわれる王羲之(おうぎし)の「蘭亭序」を臨書。 今年の初めに東京国立博物館で行われた特別展、いまだったらわざわざでも東京へ行って食い入るように鑑賞したいところです。 その頃は筆をどうもったらいいのかも分からず、滴るほどたっぷり墨を含ませた大筆はまったく制御不能で、筆と悪戦苦闘しているといった感じで鑑賞するどころじゃなくて。

6.6初めての行書

へたくそな字を思いきってのせてしまう(笑)。 「之」がまるで違う! 画数の少ない文字の方がむずかしいです。 でも、初めて書いたいじけたような字よりはこれでもずーっとまし。 先生のように流麗に書けたらなあ(うっとり)。 王羲之の字より(真筆は一切現存しないそうですが)先生が書いてくださった字の方がずいぶんやわらかな感じ。 4世紀に中国の人が書いた文字をお手本にして、21世紀の日本に生きている私が同じ字を書こうと練習している…そう考えるとなんとも不思議な感覚。 表音文字しかない言語の人ならもっと不思議に思うだろうな。

6.6隷書の練習

これは隷書「曹全碑」の臨書のおさらい。 踊りだしそうな「漢」とか、字っぽくない字の方が書ける気がする。 字というよりも筆で絵を描いている感覚に近いからかも。 大事なのは線。 字の形にとらわれてはいけないのだそうです。 次々に書いていると疲れてくるはずが、先日は書くほどに一点一画に集中してだんだん楽しくなって、これはランナーズハイ状態? 父に「4時間近くもそんなに肘をあげた姿勢で、集中して字を書いてて肩凝らないの?」と不思議がられたくらい。

6.6色づく紫陽花


着付けに茶道、そして今度は書道と、別に「和のお稽古事」にこだわったわけでもないのに、気がつくとこのところなんとなく日本的なことばかり習っている(それもいい歳になってから!)。 習ってみて感じたのは着付け=ファッション、茶道=パフォーマンス、書道=アート(「茶道は総合芸術だ」とお叱りを受けそうですが)。 美術が好きな私にはやっぱり書道が一番合ってるみたいです。

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積もる話

なかなか会えなかったご近所友だちRちゃんを誘って、ひさびさに近所でランチ。 恵文社一乗寺店へ行くたびに前を通っては「どういうレストランなんだろう?」とずっと気になっていた「ラベルベーヌ」へ。 おしゃれな感じなんだけど外からは店内が全然うかがい知れず、営業しているのかどうかも分からないような佇まいなんです。 思いきって入ってみたら、店内の雰囲気もお料理もお店の方の温かいサービスもとってもステキ! 何度も素通りせずにもっと早く入ればよかった…。

5.30フレンチランチ 5.30ランチデザート

2000円のランチコースのメインとデザート、ほかにサラダとミネストローネ、飲み物付き。 ひさしぶりに自分では絶対に作れないプロの味を堪能した!という満足感いっぱい。 デザートもいま思い出してもうっとり(笑)。 ダックワースって好きじゃないと思ってたけどイメージと全然違ってウマイ! いままで食べたのはきっとまがいものだったのね。 ランチでも真っ白な糊のきいたテーブルクロスがかけてあって、それもすごくステキ♪ 店内も華美じゃなくてシンプルでそこはかとなくヨーロッパぽくて、とても気に入りました。 今度は両親を誘っていこう。


5.30ツバメのマグカップ

お互いに積もる話がいっぱいあったので、近くのカフェでまた長々とおしゃべり。 マグカップのツバメがかわいい…ほしいなあ。 Rちゃんと手づくりの話をしたら、なんか急につくりたい欲求がムクムク湧いてきました。 放置しているこぎん刺しキット、羊毛フェルトで全干支網羅の野望、エコアンダリアをかぎ針編みして夏のバッグ、でも実は棒針編みもしてみたかったりして…あ、その前に部屋の片づけ!(いつになったら終わるんだ?)

Rちゃん、たっぷり付き合ってくれてありがとう。 今度は話が積もりすぎないうちに(?)会いましょうね。

6.2スカシユリ

最近ひまなはずなのに時間がないなと思ったら、書道のお稽古しているからでした。 隷書を卒業して行書へ。 行書って想像以上にむずかしい…うむむ。 いままで書いた隷書を全部おさらいという宿題もあって、今日は50数枚書いたけどまだ終わりません。

■いつも拍手をありがとうございます。
Category: 日々の記録