何かに似ている

今週は休薬期間として点滴は1回休み。 血管をチクチクされないと思うだけで、ちょっとホッとします。 私の場合、タキソールは3週続けて1週休み=1クールで、全部で4クールの予定。 休薬期間をはさむことで副作用も軽くなるとのこと。 骨髄抑制で減った白血球などが、休みを入れると復活するようです。

乳がん闘病ブログをいろいろみていると、みなさん、休みを入れずに12回連続して点滴している人が多くて、初めは「どうして私は休み休みでいいんだろう?」と疑問を感じていました。 主治医に「休んでも効果は変わらないの?」と質問したところ、「変わりませんよー(ニコッ)」とのこと。 トリプルネガティブ乳がんの場合、術前に化学療法をする人が多いようだけど、術前だと体内にがん細胞を抱えたままだからなるべく早く抗がん剤で叩いた方がいいのかも。 私は先に全摘手術してリンパ節転移もなかったから、のんびりしていてもOKなのかな。

5.26ドクダミ


そのおかげか、主治医にも先週「副作用は軽い方ですね」とやや不思議そうにいわれました。 なぜ不思議? 神経質そうな顔してるから、もっと重いだろうと思ってた??

ただ、脱毛だけは免れられなくて、髪の毛はタキソール3回目を打った後(初めての投与から23日目くらい)にドッと一気に抜けて、1週間くらい何が何だかわからないほど抜けて。 地肌がみえるほどにハゲて、鏡をみるたびショックで涙ぐんでいました。 でも、なんとなくそれでハゲ止まっている。 それから3回点滴しても、それ以上あまり減らない。 なんか、すごく中途半端。 ツルッと尼さん状態になった方がマシ。 まばらに髪があって、かえってみっともない!

こんなの、やだー(涙)と嘆いているお風呂上がりの私の頭をみて、母は「あら、でも、なんかふわふわした毛があって…かわいいわよ…お猿さんみたいで」と。 お猿さん!? 慰めになってないし!

何かに似ていると思ってたけど、そうか、オランウータンの赤ちゃんにそっくりなんだ…こんな感じ→ (でも、ムムちゃんみたいに愛らしくはない)
あるいはTINTIN(タンタン)? イメージできない人はこちらを→ 
たこ八郎か鶴瓶か?

鏡に映る自分はもはや女にはみえず、おっさん姿にいまだにギョッとする有様。 髪の毛で、見た目の性別って変わるんですねえ。 いっそ剃ってしまおうかと何度も思いつつ、なんとなく放置。 これほど抗がん剤に打ち克っている私の髪の毛はいったいいつまでがんばるんだろう?と、それがちょっと気になってきて。

5.26ツユクサ

Category: 脱毛・発毛

ひさびさに病院でないところへ

月曜日はウィークリータキソール6回目の点滴でした。 今回は便秘以外はそれほどしんどい副作用もなく、ずっと倦怠感はあるものの意外に元気。 とはいっても何も楽しいことがないのでブログを書く気力はでなくて。 家事以外は何をするでもなく、ただただダラ~と時間をやり過ごしている感じ。

今日はひさびさに病院以外のところへ。 バスと電車を乗り継いでの外出って何ヶ月ぶり?

5.23青空のバラ園

仕事がらみの顔だけだせばいい会議へ(もちろんノーギャラ)。 ウィッグをかぶって電車に乗るのも仕事の場に出るのも初めてでドキドキ。 帽子をかぶっていれば「カツラ!」という違和感はそれほどないけど、仕事では帽子をかぶるわけにはいかない。 みんな大人だから(乳がんであることは隠してないので)ウィッグについてはコメントなし。 でも、違和感あるよなあ…。  あとでトイレの鏡でみたら、微妙にちょっと後ろにズレてた(汗)。

高齢の抗がん剤経験者に「元気そうだね。顔色もいいじゃないの。やっぱり若い人は違うな」と驚かれました。 顔色は良くないけど、お化粧で少しはカバーできるから、こういう場合は女性の方が助かります。 その後、みんなと一緒にランチも普通にペロッと平らげて。 ウィッグじゃなかったら、がん患者にはみえないだろうな。

5.23バラ園2

解散後は、すぐ近くのバラ園がちょうど見頃を迎えていそうだったので寄り道。 ホントは一人でボーッとしばらく琵琶湖を眺めていたかったんだけど、仕事関係者と一緒だったので(それもあまり花に興味がなさそうな)ササッと見て回って終わり。 いいお天気だったし、のんびりしたかったな。 ちょっと残念でした。

帰宅後もドッと疲れがでるほどでもなく、一瞬横になりたい誘惑に駆られたけど、そのまま家事をして晩ご飯も作って…意外に平気。 ひさびさの社会との接点を無事にクリアできて、自分の体調にホッとしました。


■たくさん励ましの拍手をありがとうございます。 なんとか割と普通に過ごせています。
Category: 治療と仕事

洗濯三昧

連日青空が広がって湿度も低くて、まさに五月晴れ。 気持ちよく洗濯物が乾くとそれだけでも気分が上がります。 ベランダでお日さまを浴びながら洗濯物干して、ジケジケした自己憐憫の気持ちを吹き飛ばしました。 やっと今頃になって(!)毛布を次々に洗って、さらにウールのセーターをどっさり手洗いしてはスチームアイロンかけて。 日曜日はガッツリ洗濯三昧。

ホントは抗がん剤で肌が日光に対してビックリするほど過敏になっているから、極力陽ざしを避けるべき(今までは日焼けに対してまったく無関心・無神経だったのに)。 腕もあまり使うとすぐにだるくなるんだけど。 それでも身のまわりがほんの少しでもスッキリして気持ちよくなりました。 魂の垢も少しは洗い流せたかな。

5.18アヤメ

好き放題に茂っていたアヤメ。 今年の春、母が花壇を整理して全部抜いちゃったんだけど、勝手に花壇の外へ移動していた株が花を2輪咲かせました。 毎年、こどもの日の頃に咲いていたのに、今年はずいぶん遅いです。

5.18寄せ植え

母の日の「ドロナワ」寄せ植え。 カーネーションもラベンダーも機嫌良く咲いてくれています。


さて、明日は抗がん剤タキソールの6回目。 やっとタキソールの折り返し地点。 タキソールが終われば、次はさらに強力な抗がん剤FECが待ち構えているし。 まだまだ先は長いなあ…。

タキソール5回目 副作用というより落ちこみ

月曜日はウィークリータキソール5回目の点滴。 前回の針刺し失敗のことを主治医に言いつけて(笑)、今回は初めて主治医が診察時に針刺し。 すんなり針が入れば、手首でも全然痛くないのね、やっぱり。 2週間ぶりだけど、看護師さんはしっかり覚えていて、「今日は○○先生に入れてもらってきたのね。 これからずっとそうしてもらった方がホントいいよー」と笑ってられました。 そして、私の真後ろでは「ごめんね~、もう一度チクッとしますね」という男性医師の声が。 前回とは違うお医者さんだけど、失敗している様子…気の毒。

乳がんの場合、術後は採血も点滴も血圧測定もすべて健側の腕しか使えません。 抗がん剤を入れると血管がだんだん硬くなるそうで、同じところには刺せない。 失敗されるとそれだけ刺すところがなくなってしまうので、痛いだけじゃなくてホントに困るんですよね。 その上、「タキソールが漏れると壊死」なんて聞いたら、たぶん緊張のせいで前回の点滴翌日は気持ち悪くなるし口内炎はできてるし、舌の上にびっしり苔が生えて味がわからなくなるし。 今回は採血なしで針刺しも問題なし。 それだけでもずいぶんストレスが軽減されました。 やれやれ。


それなのに、今度は無神経な父親の態度に耐えられなくなって、一昨日と昨日はものすごいネガティブ思考で最低最悪の気分に。 もともと非常に自己中心的な人だっただけど、80代後半になって情緒面で幼児化が進んでいる感じで手がつけられません。 人から同情してもらいたいらしくて、娘が乳がんで胸を全摘して抗がん剤でハゲて、どんなに自分がかわいそうか(かわいそうなのは娘ではなくて自分)誰彼かまわず大声で(それも表通りで)深刻そうに、そしてなんだかちょっと嬉しそうというか得意そうに話す…家に出入りする職人さんから保険のセールスの人にまで! 特にコソコソ隠そうとは思わないけど、そこいら中の人に言いふらさなくてもいいでしょと怒ると逆ギレ。 どんどん劣化していく両親を、抗がん剤治療しながらひとりで支えるのはしんどいです。

5.16サポナリア

昨日は薄暗い雨の日で、気持ちもじっとり暗くなってしまい、抗がん剤開始以来初めて(料理と最低限の家事以外は)布団の中で一日過ごしました。 生まれて初めて、生きているのが面倒くさいと本気で思ってしまって、ちょっと危ない精神状態でした。 お天気が回復すると、寝ているのにも飽きたしバカバカしくなって、洗濯したりおつかいにでかけたり。 ナメクジみたいな気分には天日干しが一番効きますね(単純)。

母が「ピンクのかすみ草」といっている一年草、今年も種から育ててかわいく咲いてくれました。 地味な庭がパッと明るくなりました。 ネットで調べてみるとナデシコの1種で、「サポナリア・バッカリア」というみたい。

5.16カラー

冬越しで葉っぱが2枚しか残っていなかった和蘭海芋(オランダカイウ=カラー)。 気温上昇とともに急激に元気になって、いつのまにか花を咲かせていました。


そんなこんなで、5回目の点滴の副作用は前回より軽い感じです。 職人さんの仕事も終わって大型ゴミも無事に出して、ようやく家の中も少し落ち着きました。

■拍手をたくさんありがとうございます。 

母の日に

ご心配をおかけしました。 ブログで愚痴った後、母に向かって大爆発(汗)。 ガンになってから初めて親に対して自分の思いを口にして、お風呂の中でワーッと泣いたら、心の中にずっと居座っていたしこりのようなものが少し流れた気がします。

母に「我慢しすぎ」といわれました。 見た目が元気そうだから、元気だと思ってたみたい…もう高齢だから、自分の心身のことだけでも精一杯なんでしょうね。 兄嫁がガンであっというまに亡くなり、兄が事故で急逝して、残った娘の私までガンだから、「なんで私だけがこんな目に遭うの!」と理不尽な運命に怒りを感じるだろうし、その感情だけでいっぱいいっぱいなんでしょう。 母親として本当にかわいそうだと思います。 

母の日には毎年シックな花束を贈っていたけど、今年はそんな手配もできず。 近所のお花屋さんで買ったカーネーションを小さな寄せ植えにしてみました。 夕方になって大慌てで植えた(これぞ泥縄)ので写真は撮れず。


5.11母の日カード

近所の雑貨屋さんでみつけたかわいいカード(グリーンの方)を添えました。 手描きの丸いイラストの方は自分のために。 こういう説教臭い言葉ってたいていは、天の邪鬼なので「きれいごといって…ケッ」などと思うんだけど、これはかわいくて思わず買っちゃいました。 母もカードがかわいいと喜んでくれました。 よかった。


5.11エニシダ


明日は5回目のタキソールの点滴。 そろそろ寝なくては。

コメントと拍手をありがとうございます。 お返事、ちょっと待ってくださいね。
Category: 日々の記録

疲労感

87歳と86歳になる両親はそれぞれひどく耳が遠くなってしまい、どちらもますます頑固。 朝から晩までお互いに大声で(難聴レベルに耳が遠くなった父はどんどん声が大きくなって)非を責め合って(聞こえないから意思の疎通ができず絶えずトラブル勃発)、それを端で聞いているだけで神経が疲れます。

その上、よりによって私が副作用で弱り始めた頃に突然、ずっと放置してきた隣家との境界線に塀を建てる工事を工務店に頼んで、家の周りやら家の中を工事の人が出たり入ったり。 もう10数年前から「ちゃんとしておこう」といくらいっても取りあわなかった父なのに、なぜこのタイミングで? 母も腰痛で動けないのに「いろいろためこんだ大型ゴミを出さないと」などと言いだして。 手術と副作用で重いものが元のように持てない身体になってしまったけど、それでも「朝、起き上がるだけで激痛が走る」などという母に重いものの移動は無理だから、結局移動させるのも、その後に掃除機かけるのも私。 「今でなくてもいいでしょ?」と何度言っても聞く耳持たず。 2人とも、私がガンになったから突然何か整理したくなったのか??

夕食を作るまでは結構それでも元気で、それなりに手をかけたグラタンや煮込みも作れたものの、夕食後、初めてダウン。 「いま家の中がバタバタするのは苦痛」と頼むと、「それならそうとはっきり言いなさい」と逆ギレされてしまった。 何度も言ってるけど、聞こえてないの?? 高齢の両親を支えながら抗がん剤治療に耐えていけるのか…ちょっと弱気になってしまいました。

5.9立浪草


免疫力アップには笑いが一番だというけれど、私がガンになってから家の中が殺伐としてしまって、笑顔がどこにもない…悲しい。 せめて工事だけでも早く終わって欲しい。 夜中の愚痴でした…すみません。

タキソール4回目

先週月曜日は抗がん剤タキソール4回目の点滴でした。

いつも通り、血液検査→主治医の診察→化学療法室で点滴のフルコースです。 いつも通り「血管がみえにくい」と戸惑われつつも、採血は無事終了。 血液検査の結果良好&相変わらず副作用が少ない患者で、主治医はニコニコ。 白血球や赤血球、その他もろもろのデータ(腎臓や肝臓関係の数値も)がその前に1週休薬期間があったことで平常値に戻っていてホッとしました。 これで、次回から採血は免除とのこと(1クールに1回でいいらしい)。

しかし、その後まさかの展開に…。

点滴の針刺し担当医が下手過ぎ! いい歳のおじさんなのに! 顔みて「ベテランそう」と安心していたのに! 結局、針刺し2回失敗して液漏れ、3回目はさんざんどこに刺すか思案した末に、痛点に刺さったのか筋肉注射されたときのように痛いッ! 点滴ってたいして痛くないと思っていたけど、今までで一番痛かった…それも刺している間ずっと。 「あ、ごめんね、痛いとこに刺しちゃったね。ごめんごめん」って謝ってくれなくてもいいから、もっと上手に刺して! 看護師さんもあきれてフォローできない状態。

でも、多少痛いだけならいい…それだけなら我慢します。

看護師さんに「今まで2回漏れていたのはタキソールじゃなくて吐き気止めとか副作用止めの薬剤だから、後ですごい色になるけど大丈夫。 でも、タキソールはごく少量でも漏れると細胞が壊死するから、漏れているとたいへんなことになるんです。 痛かったら言ってください」なんて解説されながら点滴を受けて。 痛いけど、これって刺したところが痛いだけ? それとも漏れているから痛いの?? 3回目に刺したところからタキソールが漏れていたらどうしようとズーッと気になって気になって、神経クタクタ。 液漏れかどうか確かめては刺し直しで時間のロスがやたらにあって、終了したのもいつもより遅くて。 もうグッタリ。

タキソールの溶液のアルコールが回ったのか、タキソール投与を受けてから初めて少し足元がフラフラしました。 帰宅後、胸の奥の方からこみあげる嫌な感じ…かすかな吐き気。 いままでこんなことはなかったのに! 気持ち悪くなるかならないかは、やっぱりかなり気分的なものに左右されるんだということを実感しました。


5.5二人静4


点滴の液漏れはその後すごい様相を呈して、1週間経っても消えるどころかますます濃い紫色になってます。 来週までに消えるんだろうか? 汚い腕の写真をみたい、好奇心いっぱいの人だけ続きをクリックして。

やっと脱したかな

4月28日にタキソール4回目の点滴投与を受けて1週間。 3週続けて1週休んだ後だから「きっと楽勝だわ」なんて思っていたのに、楽勝どころか…(詳しくは後日)。 脱毛に直面した精神的な落ちこみ+今までよりもきつくなってきた副作用、さらに追い打ちをかけるように母が体調不良で寝こむ寸前という状態で、再び家事全般を一人でしていました。 でも、副作用についてはたいしたことない方だと思います、身体はぼちぼち動かせるので。 今週はGWのため点滴は1回休みでやれやれ。

日曜はやっと体調が落ち着いてきた感じ。 ものすごくひさしぶりにカートを引っぱって近所へおつかいにも行けました。 4回目でいろいろ出現してきた副作用の備忘録については、また明日にでも。


GWといっても、相変わらずひきこもり生活でつまんないな。 庭を掃除したり草ひきしたり、体調と相談しながら毎日少しだけ。 術側の左腕は浮腫になりやすいから重いものを持つのは厳禁、そして右腕も副作用のしびれを悪化させないためには重いものは持たないようにということで、毎日の水やりもちょっとたいへんになってきました。

5.4ナニワイバラ

ナニワイバラが咲き始めました。 真っ白な一重のバラ。 野性味が強くてトゲがすごくきつい。 うっかりしていると痛い目に遭うけど、清楚な佇まいで大好き。

5.4エニシダ

門先のエニシダも咲き始め。 蕾がいっぱいついているので楽しみ。 顔を近づけると甘い香りがします。

5.4オダマキ

いつのまにか減ってしまった(世話をしないから当然だけど)オダマキ。 やっと紫が咲いてくれました。 ピンクはどこへ??


とりあえず生存報告。
Category: 日々の記録