歩く、歩く

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか? 予定がない私は連日ホネに負荷をかける+日光浴+ついでに買い物=散歩しています。

4.29新緑の真如堂

昭和の日は真如堂へ。 紅葉の名所だけど、新緑の季節は人影なし。 お天気なのかと思って家をでた瞬間から小雨で、いつものように本堂前のベンチに座って憩うことはできなかったけれど、生まれたての新緑が目に心地よくて満足。 この日は散歩+スロースクワット30回+片足立ち1分を3セット。

ネットでさらっと調べただけだから正しいのか判然としませんが、紫外線が強い季節は雨や曇りの日でも屋外にいることで日光浴効果はあるとか。 ちなみにガラス越しでは効果なしみたい。 それと、UVカットのローションを塗っていては効果ないんだろうな…うーん、悩ましいところです。

4.30狸谷山不動院

今日はもったいないほどの快晴だったので、本当にひさしぶりに狸谷へ。 バセドウ病が発覚してから一度も下から全部歩いてお参りできていませんでした(初不動のがん封じ祈願の際は坂の下から送迎バスに乗ったし)。 意識してやや早足で向かいました。 家からもほどほど距離があって、転がり落ちそうなほどの急坂と250段の石段でホネに負荷はバッチリのはず。 平地は足どり軽く、でも階段になるとてきめんに脚の筋肉が弱っていることを感じました。 脚は重くても心臓バクバクにはならなかったので、バセドウは本当に落ち着いたんだなと実感。

知らずに行ったのですが、いま特別に内陣参拝ができる期間で(ゴールデンウィーク中?)、初めて間近にお不動さまにお参りできてよかったです。

4.30白のタツナミソウ

山ではずっと高い梢のまたその上で山藤の淡い紫が風に揺れて、ときどきフッと甘い香りが運ばれてきました。 途中の住宅街の中では、足下に小さな白いタツナミソウをみつけたり

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空き地に繁茂したナニワイバラが見事に咲きそろっているのに見惚れたり。 梨木香歩「海うそ」を読み終わった直後だったので、何をみても小説と重なるところがありました。 本の感想はまた後日に。

今日はよく歩いたのでスクワットはお休み。
Category: 日々の記録

ひさびさの達成感!

やーーっと完成しました、ウールの分厚いカーディガン。 夏日がもう目前の今頃になって(汗)。 着られるのは半年後。

4.28カーディガン完成

かぎ針編みでセーターを編んだことがなかったので、もう四苦八苦七転八倒…何度も放りだしかけたのをなんとか片をつけました。 前身頃と後ろ身頃をつなぎ合わせるだけでグッタリ。 袖を半返し縫いでつけるのは棒針編みでしたことがなかったので(棒針編みでは目を拾ってはぎ合わせていました)、まち針でブスブス指を刺しながら、もう必死! とにかく必死。 どこをどうしたらいいのか、さぱりわからないから必死。 どうにかこうにかくっつけ合わせて。 前立てと首回りの目を拾うのもひと苦労どころではありませんでした。 だいたい、この編み方で合っているのかどうかもわかりません。

何度も何度もほどいては編み直して、また編み直して。 もうどうでもええわい!つながればいい!と最後はやけっぱち(笑)。 そしてスナップボタンを1個つけるのに1週間、2個で2週間以上かかりました。 だいたいね、かぎ針編みの目の構造がさっぱりわからないのに、糸の太さが指定と違うから、テキトーに目数や段数を変えたから、頭の中は常に「?」と「!?」。 はあ、がんばりましたよ、私。 完全に自己満足(笑)。

写真ではうまく色がでていなくてグレーにみえますが、もう少しピンクが混ざっています。 母が編みかけて放置していた毛糸に、白い毛糸を買い足して2本取りで編んで少し明るい感じになりました。 母が毛糸を買ってから熟成させること、40年くらい(!)でようやく形になりました。

とにかくできあがった、それが一番。 ああ、達成感ってなんてすがすがしいんでしょ。 ずっとリビングの椅子の下に転がっていた毛糸と編みかけのカーディガンが入った大きな袋がなくなって、ものすごくスッキリしました←これ、大事。

4.28雨の日のナニワイバラ

今日は雨、雨、雨。 ナニワイバラが咲いているかなと庭にでて、雨の日の緑の鮮やかさに心潤されました。 ほころんだばかりのナニワイバラの花に水がたまっている。 それだけのことにしばらく見惚れて。 薄暗い雨降りの庭の中で、そこだけハッとするような一瞬の透明感とはかなさを目に焼きつけておきたくて。 傘をさしつつカメラをもって、びしょびしょになりながらあれこれ撮りました。

4.28クレマチス

咲きたてのクレマチスにも雨粒が。

4.28フタリシズカ

種が飛んできたのか、植えてある場所からずいぶん離れたリビングの前に、今年はフタリシズカがいっぱい咲いています。


傘さしてでもウォーキングしようかと思ったけど、無理せず今日は家でスクワットをゆっくり30回、片足上げ1分ずつを3セットだけ。 雨が降っていても紫外線はあるらしいので、写真を撮っていた20分ほどで多少なりとも日光に当たったことになったかしら。 バセドウ病のことより、今は骨粗鬆症のことで頭がいっぱい(汗)。

■いろいろ拍手をありがとうございます。 みなさま、楽しいゴールデンウィークを。 私は何の予定もありません。 がんばってウォーキングしよっと。

骨スカスカ!?

今日は6週間ぶりにバセドウ病治療の通院日でした。 お天気がよくて京都は最高気温は28℃だったそうです。 いつもの血液検査にプラスして骨塩量(骨密度)検査があったため、待ち時間は少々長め。 屋内にいるのがもったいなくて、川縁まで出てベンチでしばらくぼんやりしつつ、おやつタイム。 頭上ではトンビがみんなのおやつを狙ってピーヒョロロロ~と旋回していたので、大慌てで抹茶生どらを持参のお茶と一緒に。 いつものように病院までぶらぶら歩くだけで汗ばむくらいだったけれど、木陰には気持ちのいい風が吹いていて気分最高!

甲状腺ホルモンの値はばっちり基準値に入っていました。 前回まで測定不能なほど少なかった、脳下垂体からでているホルモンTSHも急上昇して3.290になっていました(基準値は0.350~4.940)。 これを受けて、メルカゾールは毎日3錠から2錠に減量。 よっしゃー!と心の中でガッツポーズ。

4.26ナニワイバラ

しかし、なのです。 ホネが…骨粗鬆症レベルでした(涙)。 バセドウ病だと新陳代謝が激しすぎて骨量が減ってしまうのですが、治療をすると骨量も持ち直すはず。 でしたが、閉経しているからか(私は抗がん剤治療の影響もあるんじゃないかと思うんですが)、骨量は相当ヤバイことに。

若い人と比べて(骨量は生涯で最高に多い年齢層と比較するのだとか…知らなかった)64%! 立派な危険ゾーン(69%以下)です。 同世代と比べても72%。 高齢者なら骨折レベル…ああ、そんなあ…。 で、週1回、骨粗鬆症治療剤ベネット錠17.5mgを明日から服用することになりました。 甲状腺ホルモンの値が正常になったのに、一難去ってさらにまた一難。 がっくり。

なんだかそういえば腰が少し痛いような…って、メンタル弱すぎ!(笑)

4.26ヒメウツギ

骨粗鬆症治療のために自分としては何ができるのか質問したところ、お医者さんからのアドバイスは次の通り。
●カルシウムをとるには小魚など、骨ごと食べるのが一番。 牛乳はあまり役に立たず(?)、ヨーグルトの方がまだいいかなというようなニュアンスでした。
●日光を浴びる。
●骨に負荷をかける運動をする。 散歩など屋外をよく歩くこと=日光+運動の両方ができるのでおすすめ。

先生としては、まずは薬、あとは食事でどうかするよりも日光を浴びる+運動の方が大事という感じでした。

紫外線防止しすぎてたってことかな?(要研究) もっとスクワットもがんばった方がよさそうだなあ。 明日からもっと毎日歩かなくては。 がんばれ、私!


庭はいま白い花の季節。 じれったいくらい咲きそうで咲かなかったナニワイバラがやっと咲き始めました。 今年は花つきがよくてうれしい。 地を這うようなヒメウツギは、うつむき加減に白い小さな花をたっぷりつけています。 あれこれいっせいに咲きすぎて、なかなか写真のアップが追いつきません。


■以前のいろいろな記事にも拍手をありがとうございます! この歳で骨粗鬆症だなんて…(涙)。 嘆いても何も改善しないので、まずは自分でできることをがんばってみます。


Category: 甲状腺

思いがけないから楽しい

今日は本当にひさしぶりに外仕事でした。 仕事のために事前に本を読まなければならないのに、興味のないジャンルで気が進まず。 だいたい異様に遅読なのに、入手できたのが直前で「当日までに読み終われるのか?」というプレッシャーもあったのですが、なんとか前日に読了。 でもなあ、あんまり興味ないんだよなあ…こんな気持ちでうまく話が運ぶかなあ…と、自分の気持ちのありようが心配なまま現場へ。

結果的には、とてもいい感じで終わったみたい。 緊張しているから、自分ではうまくいったのかどうか、よくわからないのだけれど。 仕事の相手の方に付き添ってきた関係者に「いつもこんな風に仕事されているんですか? とても丁寧な仕事ぶりに感銘を受けました」と別れ際に笑顔で声をかけていただいて、本当にホッとしました。

かなーり鈍くさくて頭の回転がゆっくりなので(笑)、パッパッと的確なタイミングで鋭い質問をして核心にズバッと切りこむなんてことは逆立ちしてもできません。 だから、時間がない人、せっかちな人、自己プロデュースしすぎている人との相性は最悪(汗)。 鈍くさいから時間が許す限りじっくり相手の声に耳を傾け、その人自身が言語化できていないことを自分の言葉で表してもらえるように努力する。 今回会った方はそういうペースがぴったり合ったのでよかった。 なんとはなしに気が進まずに臨んだ仕事でしたが、楽しい現場でした。 やっぱり人って会うまでわからない。 だから、知らない人に会える仕事は楽しい(いつもうまくいくわけではないけれど)。

3.29バニーテール

今日は一日中、雨降りの暗い日でした。 せめて写真だけは明るいものを。 3月末に植物園で展示されていたバニーテール(名前もキュート)。 イネ科の雑草って嫌だなというイメージを覆す愛らしさにハート鷲づかみにされました。 こんなの欲しい!


■いつも拍手をありがとうございます。 ななしさんもいつも見てくれてありがとう!
Category: 日々の記録

少しでも安らかな夜になりますように

熊本の地震についてのニュースから目をそらすことができません。 どれだけ揺れたら終息するんだろう…。 阪神大震災の震度5弱が1回でも本当に怖かったのに、それがこんなに何度も何度も続くなんて。

毎夜のごとく昨夜も途中で目が覚めて、なかなか寝つかれなかったので、いつものように携帯でテレビをみてみたら。 九州のほぼ全域で震度5以上というニュースに凍りつき、その後すぐに緊急地震速報の警報音が鳴ったかと思ったら、さらに大地震が起こって呆然。

熊本に知り合いがいるわけではないけれど、いったい熊本はどうなってしまうのだろうと目が冴えて。 朝もずっとテレビでは地震のニュースが流れ、たびたび鳴る緊急地震速報の警報音にゾッとしながら、ますますひどくなっていく状況に神経をすり減らしながらも囚われていく。  ちょうど東日本大震災の時と同じ。

こんな状態に耐えられなくなって、でもお気に入りの陶芸家の作品展を眺めに街中へでかける気分にもなれず、とにかくテレビを消して家をでてウォーキングすることにしました。 ひさしぶりの真如堂コース。 陽ざしと風が心地よくて歩くのに最適の日和、途中のあちらこちらで花が咲いていて、早足で到達した真如堂はとても静かで。 芽吹いたばかりの蛍光色のようなカエデの緑に囲まれて、しばらく境内に座ってぼんやり。 ずっとザワザワ波立っていた心がようやく落ち着きました。

4.16蓮華


どうか今夜は少しでも安らかな夜になりますように。 もうこれ以上揺れないで、お願い…。
Category: 日々の記録

花散歩@植物園

花粉症の薬をしっかり服用していても、花粉がすごく飛んでいるのを感じます。 外出時には必ず顔半分を覆うような大きなマスク+だて眼鏡着用していても、鼻がむずむず、目がかゆい。 それでも抜けるような青空をみていたら、家にじっとしているのがもったいなくて、歯医者さんに行くついでに再び植物園へ。

鴨川沿いの「半木(なからぎ)の道」の枝垂れ桜は日曜くらいが見頃だったみたい。 植物園の中は花と新緑でいっぱい! 何もかもがいっせいに咲きだしていて、1年で一番ステキな季節かも♪


以下の写真は月曜日の写真です。

4.12八重紅枝垂れ桜

植物園内は八重紅枝垂れ桜が満開。 青空をバックにすると何をみても美しい! 昨日でぎりぎり見頃という感じだったので、今日あたりは散り始めているかもしれません。

4.12カエデの花

木々が一気に芽吹いて、若くて柔らかそうな新緑が陽に透けてとってもきれい。 地味で誰も足を止めていないけれど、みんなの頭上でカエデが赤い小さな小さな花をひっそり咲かせています。

4.12ルリカラクサ

花壇にはみずみずしい空色が印象的なルリカラクサ(ネモフィラ)。 大きなオオイヌノフグリみたいで、かわいい。

4.12シャクナゲ2

もうシャクナゲが満開でビックリ!? 早くない? 大きな木に囲まれた一画は足下には一面にシャガが咲きそろい、周囲にシャクナゲが咲き乱れて、ちょっとモネの絵にありそうな光景でした。 時間があって、もっと暖かかったら(月曜日は震えあがるほど寒かった)、こんなベンチでのんびりしたいな。 

4.12シャクナゲ

大ぶりの花で、なんとも繊細な淡いピンクのグラデーションがステキなシャクナゲ。 「芳子」という名前だそうです。 作った人の奥さんの名前かしら?

4.12チューリップ

北門近くのこの一画は、季節ごとに群生した花がみごと。 この日はすごい強風でチューリップがみんななびいている…指がかじかむほど寒かった。


4.12ドウダンツツジ

あれ、ドウダンツツジもすごい満開!

4.12ミツバツツジ

薄暗い木立の中にパッと目をひくミツバツツジのピンク。 よくよくみると、もう咲ききっています。 ミツバツツジって桜が散った後に咲くはずではなかったかしら? 今年は何もかもが同時に咲いてるみたい。

4.12ヤマシャクヤク

山野草を集めた一画でみつけた、このまん丸の花はいったい何? 子どもの拳くらいの大きさがあります。 名札がなかったので帰ってからネットで調べたら、ヤマシャクヤクのようですね。 この花の命は短くて2、3日で散ってしまうとか。 これは咲く寸前。 咲いたら見事だっただろうな…惜しい。  

4.12芽吹き

ケヤキ(たぶん)の芽吹いたばかりの新緑を眺めているだけでも、気分が晴れやかになりました。 花粉に負けず、でかけてよかった。


抜歯して1週間。 抜歯したところもきれいに治ってきているとのこと。 がんやらバセドウ病やらなっても、基本的な回復力はかなりあるようで、それだけでもホッとしました。 抜歯後に血がなかなか止まらなかったときはちょっと焦ったけど。 歯の磨き方もいいとのことで、これはたぶん乳がん治療のおかげ。 抗がん剤治療を受けるにあたって、きっちり歯を磨くように厳しく指導されたので。 歯磨きとスキンケアだけは、抗がん剤治療を経てかなり真面目にやるようになったんですよ。 でも、結局は歯を抜かれたんだけど。


■いつもブログ拍手をありがとうございます。 最近、お腹がぷよぷよになって完璧な洋梨体型になってきました。 食欲に負けないように節制しないとヤバイことになりそうですが、気分は上向きです。
Category: 日々の記録

悲しみのさじ加減 吉田篤弘「空ばかり見ていた」

この1年ほど、吉田篤弘の作品をぼちぼち読んでいるのに、なかなか感想が書けないまま。 というのも、初めて読んだ「針が飛ぶ」があまりにも好みにぴったりで、それ以後に読んだものは期待が高すぎるからか、いまひとつピンとこなくて。 世間で人気の「つむじ風食堂の夜」もうーん、悪くないけど、別に特別というほどでもないなあ…という感想。

最近少しずつ読んでいた「空ばかり見ていた」は、ひさしぶりに私の好み寄りでした。

4.5空ばかり見ていた

父が遺した東京の下町の理髪店を閉め、ホクトは流しの床屋として世界をさすらう。 自分が切りたいと願う人の髪だけを、自分が好きな場所で切りたいと願って。 あるときは主人公が読む物語に登場する人物として、あるときは主人公たちの傍らを通り過ぎていくだけの点景人物のように、時代も性別も年齢も国もさまざまな人たちと淡く関わりをもつホクトをめぐる12編の短編集。

連続した内容ではなく、1編ずつ登場人物も場所も味わいもバラバラで、ストレートな物語もあれば、シュールな味わいのものや寓話のような変化球もあって、ちらちらとそこここにホクトが顔をのぞかせる、ゆるーくつながる連作集です。 この作家の作品は、ごく普通に起承転結がある小説が好きな人にはおすすめしません。 この人の独特の浮遊感、そしてヨーロッパの洒脱な映画を思い起こさせる淡々とした味わいが、私の好みには合うみたいです。

最後の1編「リトル・ファンファーレ」がよかった。 この話は割と普通の小説形式。 パリの街を背景に風にはためく白いシーツ、その音が聞こえてくるようで、空を見上げるホクトの胸に去来するものが静かに映画のワンシーンのように心に刻まれて。 砂浜で女の子の髪を切る「海の床屋」も好き。 どちらにも私好みの”透き通るような悲しみ”の余韻があってステキでした。 そう考えてみると、「つむじ風食堂の夜」は私好みのこういう悲しみのエッセンスがちょっと足りなかったのかも。

あとがきによると、著者は行きつけの床屋さんで髪を切ってもらっている心地よさと、萩原祖太郎の「猫町」にインスパイアされて、この不思議な味わいの短編集を紡いだそうです。 それだけのことから、これだけいろいろな切り口を考えつくとはなかなかの妄想力。


4.5山桜満開

わが家の山桜は咲き始めて、あっという間に満開になり、昨日の激しい風雨ですっかり散ってしまいました。 今朝は一面の薄紅色の絨毯。 ほんのひととき、夢のようにきれいでした。


抜歯後は3日ほどだるくて眠くて、入浴後はちょびっと痛くなりましたが、あまり痛みが強くならないうちに痛み止めを飲んだら、さほど苦痛もなくやり過ごすことができました。 今日からやっと本調子に戻った感じ。 でも、花粉がきつそうだったので家の中でできることだけ。 セーター類を次から次へと手洗いしたり、たまっていたアイロンがけを片付けたり、脚立に乗って照明のメンテナンスをしたり、少しだけ庭の手入れをしたり、水回りをきれいにしたり、貯蔵食料品のチェックをしたり。 寒さが去った今頃になって、ウールの分厚いカーディガンの仕上げに四苦八苦したり(汗)。 細々としたことばかりだけれど、何かしら作業ができて満足です。


Category: 吉田篤弘

やられた…

歯医者さん通い2回目で、下の歯を抜かれてしまいました。 差し歯が抜けたのですが、その下が虫歯でぼろぼろになっていて差し歯を支えられないということで抜歯。 抜かれるかもな、とうすうす予想はしていたものの、今日あっさり抜くとは想定外でした。 もう一本の虫歯を治療してからかなと思っていたんですが。 腕のいい先生なのに、歯の根の形が下ぶくれでとても抜きにくかったそうで、かなり時間がかかりました。 「これだけ時間かけないと抜けなかったから、痛みがでるかもね」と(涙)。 仕事もバセドウ病の治療も暇なときで、本当によかった。

でも、お腹はへりへり、食い意地は多少の痛みではまったく減退せず(甲状腺ホルモンが下がって基準値内になってからも食欲あり過ぎ!)、自分でつくった普通の夕食(鯛のあら炊き+ゴボウ、カボチャの煮物、シメジとホウレンソウのお吸い物、ご飯)をしっかり食べ、食後にはおやつのパウンドケーキまで(笑)。

ご飯を食べる間は忘れていた痛みが食後に強くなってきそうだったので、我慢せずに痛み止めを飲みました。 お風呂には入れないし、今日はもう早く寝ちゃいましょう。


4.2眠りの友

最近の安眠の友。 友だちRちゃんからもらったアロマと、母がお年玉にくれたシロクマの抱き枕。 これくらいの抱き枕が術後にあったらよかったな。 全摘手術後に母が買ってきてくれた本格的な抱き枕は巨大すぎて邪魔で…ごめん。 Rちゃん愛用のアロマは生活の木の「Break Time」。 ラベンダーとシトラスのブレンドが、ラベンダー単体よりも優しくて、毎晩ほのかな心地いい香りに包まれて眠りに落ちています。 Rちゃん、ありがとう!


■いろいろな記事に拍手をありがとうございます。 歯医者さんの後は遠回りしてお花見に♪なんて甘いこと考えていましたが、それどころではありませんでした。 みなさん、こんなことにならないように虫歯はさっさと治しておきましょうね。
Category: 日々の記録

治療終了からほぼ1年半の主治医診察

先週木曜日、乳腺外科の主治医の診察でした。 トリプルネガティブ乳がんの場合はホルモン薬などの投薬治療がないため、私がかかっている病院では、無治療になると経過観察は半年に1回だけ。 無治療になった当初は、病院に行くのは嫌にくせに、主治医に会うことが急にほとんどなくなると、それはそれで一人で放りだされたみたいで心細かったりして。 勝手なものです(笑)。

前回の主治医診察は12月末。 本来は次は6月末か7月頃のはずでしたが、バセドウ病の治療の経過も知っておきたいとのことで、3ヶ月後の今日が乳腺の診察日になったわけです。

触診と問診だけで、あっさり終了。 あやしいシコリはなし。 「傷はおかげさまで全然痛くないです」「ストレッチで肩や腕の動きは左右ほぼ同じくらい、まったく痛みなくできています」ときっぱり言ったら、喜んでた(たぶん)。 傷に痛みがあると訴える人がかなり多いそうです。 「ストレッチはなるべく早くから、よく動かすといいんですよ-。早くから動かしておいて良かったですね」とニコニコ満足そう。

バセドウ病発症原因については「抗がん剤治療中も、vogelさんは他の人に比べてかなり元気だったのにね。 そんなに弱ってなさそうだったのに、なぜ、それも治療が終わって時間が経ってから発症したのか??」と不思議がられました。 TSH=脳下垂体からでるホルモンが「0.001未満」というデータに「こんなに低い数値、あまりみたことがありません」と驚かれ、「うーん、バセドウの治療はかなり時間がかかりそうですねえ」と。 一生のおつきあいを覚悟しないとダメそう…。 

3.31桃の花

ひょっとして主治医が転勤になったらどうしようと、ちらっと不安がよぎりましたが(年度末だし)、別にその気配もなくてホッ。 病院内で出世してくだされば、患者としてはそれが一番。 じわじわと院内での地位が上がっているようなので、このままゴールなるか…先生、がんばって残ってね。

主治医のいうことならなんでも一も二もなく信じるというわけでもないけれど、医師と患者としての信頼関係はこの2年あまりで築けていると感じています。 私の胸に巣くっていたがん細胞のことだけでなく(病理の検体があれば、医学的事実は別の医師でもわかるはず)、治療中の様子をみているから、私がどんな性格なのか、どういう反応をするのか、人間性の部分もだいたいはわかってもらえているという安心感があります。 患者としては、もうしばらく(できればずっと)今の主治医にみてもらいたい。


いつもの病院までの川沿いの散歩道、木曜はまだ染井吉野も枝垂れ桜もまだ全然咲いていなくて拍子抜け(今は満開だろうな)。 エナガと会った小さな梅の木は花がすっかり終わり。 雪柳以外、何も咲いてないなあとがっかりしていたら、まだ若い桃の木がちょうど目の位置で、ぷっくりとした丸みのあるかわいい花を咲かせてくれていました。 今年はスモモと桃を改めてじっくり眺められて、それぞれの愛らしさを再認識しました。 年間パスを買ったから、近々もう一度スモモを眺めに植物園に行こうかな。

■いろいろな過去記事にもたくさん拍手をありがとうございます!

■名なしさん、いつも見守ってくださってありがとう。

■京子さん、拍手コメントをありがとうございます。 京子さんのところにも、コゲラが励ましに来てくれたんですね。 私もまったく一緒! 治療を始めたばかりの頃、一度だけ手が届きそうなほどそばに来てくれたんですよ。 病院へ行きたくない、点滴なんか受けたくない、と後ろ向きだった気持ちをそっと支えてもらった気がしました。 偶然、まったく同じ体験をされたなんて不思議。 小鳥は自由で軽やかで、そしてはかなげで、でも明日のことも遠い未来のことも憂いていない、この瞬間を精一杯生きていて、ときどきはちょっと楽しげで(他の生物もそうなんですけど)。 いいですよね。 いっぱいキレイなもの、かわいいものを眺めて、いっぱい脳内の快楽物質をだして免疫力アップ目指しましょう!

はらはらと舞い散る桜

書きたいことはいろいろあるけれど、今日も桜ネタ。 ようやく見頃を迎えた京都の桜の話を。 ちょっとした穴場を発見しました。 

木曜日は3ヶ月ぶりの主治医の診察でした。 せっかくの桜の季節に病院からまっすぐ家に帰る気になれず、哲学の道を散歩して帰ることに。 哲学の道の南端、若王子神社の裏に桜苑があると先日知って、どんなところなのか気になっていたんです。

若王子神社の境内から坂道をほんの少し上がって高台へ。 小さな看板がでていたけど、本当にこんな細くてほの暗いような道の先に桜苑なんてあるんだろうか、と不安になりつつ行ってみると…

ぱっと広がった視界を埋め尽くすように、濃いピンクの桜の林が出現! 木曜日の時点で満開でした。

3.31若王子神社の桜苑

小さな古いデジカメでは全然うまく撮れなかったんですが、暗い木立に囲まれたこぢんまりとした高台に陽光桜ばかりが記念植樹されているんです。 上の写真のような桜の木立にぐるっと囲まれて、眺める人たちみんな言葉少な。 驚くほど国際色豊かな観光客でごった返して、さっさと歩けないほどの哲学の道と違って、ここはまだ人が少なくて静かに心ゆくまで桜を眺めていられました。

何よりステキだったのは、頭上でメジロやヒヨドリが花の蜜を吸いに枝から枝へと移るたびに、はらはらと濃いピンクの花びらが舞い散る風景。 桜吹雪ではなくて、小鳥が動いたときだけ、はらりはらり。 ずっとみていても飽きることのない、今、この瞬間だけの美しさ。 目に焼きつけてきました。

3.31陽光桜

紅が濃い陽光桜。 大ぶりの花がふんわり丸く咲く姿は桃の花っぽい。 木の形も花の趣も染井吉野とは全然違います。 写真でみるとややくどい印象ですが、実際にみるともう少しかわいい感じです。

哲学の道は法然院より南はほぼ満開。 それより北は満開の木もあれば、ほとんど咲いていない木もあって、かなりばらつきがありました。 それにしても、すごい人! すごい外国人! あまりの人混みで写真を撮る気がなくなりました。


4.2さまざま桜

桜の季節より少し前、毎年、母が取り寄せるのが伊賀上野の紅梅屋「さまざま桜」。 実物よりずっと大きく写ってしまいましたが、お干菓子です。 山芋の風味がとてもよく、薄くて堅焼きの独特のお菓子。 松尾芭蕉の「さまざまのこと おもひ出す 桜かな」にちなんでいるそうです。

兄が亡くなる何年か前、お茶人さんに外国人の親友と二人で招かれた兄から「何を手みやげに持って行ったらいいか、さっぱりわからない」と相談されて、本格的なお茶席に詳しい友だちに知恵を貸してもらいました。 その友だちが「さまざま桜がいい」ときっぱり言い切ってくれたので、兄は早速それを取り寄せて持参しました。 お茶の心得などカケラもない兄と外国人の二人でしたが、心のこもった堅苦しくないおもてなしで、本当に楽しいひとときが過ごせたと、とてもとても喜んでいました。

毎年、このお菓子を食べるたびに、珍しく素直にうれしそうな声でお茶席の報告をしてきた兄のことを思い出します。


さまざまのこと おもひ出す 桜かな

当たり前のことを当たり前のように詠んだだけのような一句。 芭蕉が若き日に仕えた主君(若くして死去)を偲んで詠んだと記憶しています。 年齢を重ねて、ずいぶんたくさんのものを失ってきて、ようやく芭蕉が当たり前の言葉で表現した万感がわかるようになりました。 桜を見上げるたびに、この一句が心に浮かびます。 頼りにしていた妻を喪い、ままならないことが多かった兄の人生にも幸せな時間があったのだと思える、そんな思い出があることに私が救われているのだなと。
Category: 日々の記録