体調より情緒が問題

あっと気づけば、あと24時間で年が明けてしまいそう。 メニエール病の一種(正しくは低音障害型感音難聴、または蝸牛型メニエール病)と診断されたと書いて以来、ずっと更新しないままになって、ご心配をおかけしました。 とりほさん、体調を気遣ってくださってありがとうございます!

なんとか普通に、年末のバタバタ慌ただしい生活を送れています。 一時はかなりしんどくて心身ともにヨレヨレになってしまい、仕事の締切に追い詰められて「クリスマスなんて大嫌いだー!」とイブの夜更けに一人でパソコン画面とにらめっこしながら、ぐれたりしていましたが(笑)。 やっと治療薬のステロイドを先生の指導通りに飲みきって、身体から薬が抜けたためか、精神状態もマシになりました。 検査の結果、聴力は薬が効いて戻ったようです。 でも、朝起きたときに耳が詰まった感じがまだ少し残っているような、以前からあった高音の耳鳴りがさらに激しくなったような。

メニエール病と診断されてから、頭がまったくまとまらなくなって仕事が進まずイライラしているところに、さらにイライラをあおるような高齢の両親のトンチンカン&自己中心的な言動が重なって、自分でもびっくりするほどのヒステリー大爆発。 で、そんな自分が嫌になってウツっぽくなり、クリスマスイブの夜中にバスタブに浸かって一人泣くという、なんかコントのようなシチュエーションに陥っておりました(笑)。 どうなっちゃったんだろう…と自分で混乱するほど情緒不安定。

落ち着いてからネットで調べてみたら、どうも治療薬としてステロイドを最初だけ結構大量に(30mg)服用した副作用だったらしい。 あー、夜中に泣いたりしてバカみたいだあ。 耳鼻科でのメニエール病治療としてはごく一般的な量で、副作用は人によって全然違うので、ステロイド=悪ってわけではありません、念のため。

12.30山茶花

耳鼻科の女医さんに「メニエール病は性格。生真面目なのがダメ」と諭され、最後には「お願い、自分の好きなことだけして! あなた、いろんなこと我慢しすぎ」と本気で心配されてしまいました。 抑鬱状態の沼にはまっていた頃+高齢の両親を一人で支えているのを知っておられるので、すごく心配してもらって。 先生、いつもありがとう。

でも、自分の好きなことだけするって…そんなこと…。


12.30黒豆

今年の丹波の黒豆はふっくらしてて、洗っただけでもすでに美味しそう。

一昨日は母と一緒に年末の食料品の買い物、昨日は母と一緒にお墓参り、今日はおせち料理作りで栗きんとんと黒豆、たたき牛蒡、菊花はす。 明日はお煮しめと紅白なます、鶏の酢醤油漬けを作って、ちらっと叔父の顔をみにホスピスへ行くつもり。

なかなか好きなことだけってわけにはいきません。 でも、好きなことだけしてる人なんている? 

12.30カタラーナ

私の目下唯一の憂さ晴らしといえば、おやつ。 北海道展で買ってきた花畑牧場のカタナーラと紅茶で、ホッとひと息。 濃厚だから、小さな一切れでも満足感あり。


先日、がん発覚から丸3年の検診は無事にクリアできました。 あれから3年、長いような、あっという間だったような。 CT検査結果にちょっとモヤモヤしたけれど、先生は「問題なし」といっているのだし、あれこれ気にしても仕方がないので、なるべく笑顔で目の前のことを一つ一つじっくり味わいながら生きていきたいです。

そんなこんなで今年も暮れようとしています。 みなさま、インフルエンザやノロウイルスにはくれぐれも気をつけて、どうぞ良いお年をお迎えください。 あー、お正月は何にもしないでダラダラするぞー!と自分に誓ってみる(笑)。
Category: 日々の記録

今度はメニエール

木曜の夜にデータを受けとって日曜の朝イチがデッドラインという超超特急仕事が終わった! 大嫌いなテープ起こしも必死必死でがんばって、珍しくも前倒しして土曜の夜遅くに終了。 ホッとして2日ぶりに光合成しようと散歩にでたら…あれ、なんか右耳が変な感じ。 ひょっとして突発性難聴!? 20代の終わり頃に一度なった突発性難聴にそっくりの、耳が詰まったような感覚に気づきました。 一晩寝たら治るかと思ったけど全然改善されていなかったので、今朝、近所の耳鼻科へ。

突発性難聴ではなくて、メニエール病の一種で「低音障害型感音難聴」でした。 なんだよー、それ(泣)。

突発性難聴は普通は一生に一回しかならないそうです。 めまいがないタイプのメニエール病というだけ良かったけど。 「原因はストレスによる内耳の血流障害」とのこと。 はい、心当たりあります。 もうずっとストレス満載状態が続いていますから。 早く受診して症状も軽いから、たぶん薬で治るだろうだけれど、何度も再発することが多いとのこと。 土曜日の時点で薬が効いていなかったら「最悪、入院の可能性も」と脅されて、しおしおと家へ帰ってきました。 明後日の仕事がまた締切きつそうなのに、トホホ。

薬剤師さんにも「ぐっすり眠れたら、じんましんやメニエールは起こらないはずなんですけどねぇ」といわれてしまいました。 最近、また眠れなくなってきたんですよね。 睡眠導入剤ルネスタを飲んでも、寝入りはいいけど、2時間もしないうちに目が覚めてしまってなかなか眠れず、朝まで寝たり覚めたり。 神経が緩む時がない感じ。 なんだかなあ、どうなってるんだ、私の脳は。


というわけで、寝こむようなひどさではないものの、中途半端に冴えない気分。 年賀状のレイアウトができたので、年賀状書きでもして家でおとなしくしていることにします。

12.19柿の実とメジロ

写真は11月下旬に撮ったもの。 今年は山にもいろいろ果実があったらしく、恐れていた猿は柿の実を食べに来なかったようです。 小鳥たちに残しておいた小さな実に、毎朝ヒヨドリやメジロ、スズメにシジュウカラまでやってきて大騒ぎで喧嘩しながら、それぞれに大喜びで食べていて、それを眺めるのが楽しみでした。 いっぱいあった実も先週末で全部なくなって、翌朝はヒヨドリがピーピー大声で「なんで柿の実ないのー!」と怒って(?)ました。 メジロとヒヨドリの次のお楽しみは椿の蕾だな。 人間の観賞用に少しは残しておいてよね。


■たくさんの拍手をありがとうございます。 近頃、病気のことばっかりのブログになってしまって…自分でも嫌になります。 しばらく何も考えずにダラ~ッとしたいのだけれど、年の瀬でそうもいかず。 気温乱高下の中、みなさまも疲れをためこまないように気をつけてくださいね。

■京子さん、笑顔の日々が戻って本当に良かった! 私のブログを楽しみにしてくれている人がいると思う励みになります。 最近なかなか更新できず、宝くじ並みの頻度で申し訳ない(笑)。 病気ネタ以外にも書きたいことはいろいろあるのに、仕事とストレスであっぷあっぷしている間に年が暮れてしまいそう。 懲りずに時々のぞきに来てくださいね。

■椋鳥さん、羊毛フェルトって不思議な楽しさなんですよ。 針を使うといっても縫い物とは全然違って、どちからというと粘土で形を作るような感覚。 手芸というよりも工作。 ぜひ一度やってみてください。 椋鳥さんがみつけられた本「羊毛フェルトの愛らしい小鳥」、かわいいのが載ってそうですね。 私も今度本屋さんで探してみます。
Category: 日々の記録

通院デイ

今日は、3ヶ月ぶりの甲状腺の診察&乳がん経過観察の1年ぶりの胸部CT撮影のための通院デイでした。 病院の後、近所で買い物をして帰ってきたらもう日が暮れていて、病院だけで一日が終わった感じ。

12.13ヤツデの花

冷たい雨がしとしと降り続く、どんより暗い一日。 病院へ行く前に、庭に咲いているヤツデの花をパチリ。 傘をさしながら撮ったためピントが甘いけど、そんな日の記録として。

12.13通院デイ

病院通いの下がり気味なテンションを上げるため、禁断のおやつ(笑)を買ってしまいました。 抗がん剤治療中はどっしりとしたランチの後に大きなケーキをペロッと食べていたりしたのに。 バセドウ病治療の薬メルカゾールが効いて、やたらに太りやすくなり、最近はスイーツをやせ我慢中なんだけれど今日だけは特別ってことで。

甲状腺はついにメルカゾールが毎日1錠から3日に2錠に減りました。 やった! 2日連続で1錠ずつ飲んで1日休み。 とってもむずかしい飲み方。 絶対に途中で服用する日がわからなくなりそうなので、帰宅後すぐスケジュール帳に3ヶ月間、服用の日の印をつけ、錠剤にも飲むべき日付を全部書きこみました。 これで薬を忘れずに飲めるかな。


暖かい日にはリビングやキッチンの窓を磨きまくったり、玄関周りを拭き掃除したり、表通りに面した駐車スペース前のジャバラにこびりついたコケを拭き取ったり(これがすごく面倒!)。 甲状腺ホルモンが低下気味のせいか、がんばると翌日は疲れてボケボケになっていたり。 あとは親が溜めこんだ膨大なモノをなんとか少しでも処分して減らそうと努力したり(捨てるように説得するだけでもたいへん!)、年賀状用に羊毛フェルトをチクチクしたり。 なんだかんだと忙しいような、ボンヤリしているような毎日を送っています。

とりあえず元気にしているご報告だけ。

■たくさんの拍手をありがとうございます。 北斗さんも元気に現場復帰したようですね(みてないけど)。 「がん=死」という一般的なイメージを明るく裏切ってくれる人が増えるといいなあ。 私もそうでありたいと思っています。 CTに何も写っていませんように!


Category: 日々の記録

「緩和ケア」という言葉の響きが重すぎて

週末は2週間ぶりに叔父のお見舞いに行ってきました。 叔父は思っていたよりもずっとずっと元気で、終末期とはとても信じられないほど。 本当に驚きました。

10月半ばに入院した頃よりも顔色いいし、ちょっと肉付きが良くなって顔が丸くなった印象。 お医者さんから「片肺が完全に潰れてしまった。残った方の肺には間質性肺炎があるので、明日どうかなっても不思議ではない」と言われてから1ヶ月近くが経過しているけれど、あの頃よりもずっと楽そう。 上半身は動かさない方がいいらしいけど、足は動かすようにとお医者さんから指導されたそうで、腹筋運動みたいに両足を揃えて勢いよく数回上げ下げしても、酸素吸入しているとはいえ息も切れない。 だいたいが酸素マスクがとれて鼻チューブだけになってるし。ベッドに仰向けに寝たまま、窓からみえる雲を眺め、自分が山で撮った大好きな山野草や山脈の写真をみながら毎日スケッチを楽しんでいるそうです。

12.07ヒイラギの花


最近の緩和ケアってすごい。 一般に漠然とイメージされているよりもずっとずっと進歩している。 叔父は病院へ行きたくないから、ずいぶん長い間苦しかったりしんどかったりを誰にもいわずにじっと我慢していたらしい。 で、苦しいのを我慢していることで全身が弱って免疫力が低下→そうなると体内のがんは増殖力が増す、という悪循環に陥って、がんが予想以上のスピードで進行してしまったと思われます。 それが、入院して緩和ケアとして(緩和は治療ではありません)ごく少量ずつ腹部からモルヒネを入れることで苦しみがなくなって、全身状態が改善→一時よりも体調が安定ということのようです(叔父自身も「そうだと思う」といってました)。

緩和ケア=死ぬ間際の人が受けるものと、がんに罹患するまでは私も先入観をもっていました。 でも、本当はそうじゃないんですよね。 国立がん研究センターの「がん情報サービス」ホームページ内の「がんの療養と緩和ケア」を読めば、病気にともなう痛みは我慢せずに薬を使って取り除いた方が生活の質が上がることがわかります。 海老蔵の奥さんもブログに「我慢せずに、もっと早くに痛みを取り除いてもらえば良かった」と書いていました。

叔父が肺がんの積極的な治療をすべて拒否していると、叔母から聞いた時に「治療を一切しないのなら、緩和ケアの外来や病棟がある病院に変わった方がいいのでは」と提案したのですが、叔母は夫ががんだというだけで頭がいっぱいで「緩和ケア」という言葉の響きを耳にしただけで拒絶反応が起きたようでした。 緩和ケア=不吉と思いこんで。 「まだそこまで悪くない」と気を悪くしたみたいだったから、説明したり、私が通っている病院にあった緩和ケアのパンフレットを渡したりもしたけど、聞く耳をもたない感じで。 きっと叔母は読まずに叔父の目に触れないうちにと慌てて捨てたんだろうな…。 自分の親だったら、もっとしつこく説得しただろうけど。

12.07スノードロップ

もしも、自分や家族にがんがみつかったら、なるべくたくさんの正確な情報に目を通してください。 告知された直後は混乱していてとてもその気になれないでしょうけれど、少し落ち着いたら、治療について考える段階になる前に一通りの知識を身につけておくことが現代の患者&家族には求められています。

インターネットにあふれる「これでがんが克服できる」とか「これさえ食べれば、がんが消える」とか「放置していれば、がんは自然に消える」といった根拠不詳の情報じゃなくて(今ちょうど、うさんくさい「まとめサイト」が話題になってますよね)、情報の発信元を確認して、ちゃんとお医者さんが監修した正しい情報を精査して読んでください。


叔父ももう少し早くからせめて緩和ケアだけでも受けていたら、寝たきりになるのを遅らせられたんじゃないかとも思えます。 でも、それはしょせん結果論。 叔父は苦しいのを隠して、ギリギリまで妻とあちこち旅行して大好きな山の風景を眺められたのだし、早めから緩和ケアを受けたとしても「こんなケアをしなかったら、もっとたくさんのことが自由にできたんじゃないか」と後悔したかもしれません。 「自分が決めた」ということで辛い現状でも納得ができるのだと思います。 叔父自身は放置していてももう少し長く元気にしていられて、いよいよダメになってからでも何らかの治療の選択肢は残されていると期待していましたが、残された選択肢はモルヒネによる緩和ケアだけ。 ものすごい葛藤があったのでしょうが、叔父も叔母も「自分が選んだことだから仕方ない」とあきらめがついたようです。 すべては自己選択、自己責任。 厳しい時代に生きているのですね、私たちは。

叔父は緩和ケアを受けたことでお医者さんが初めに宣告した余命よりも2ヶ月近く生き延びていて、今の救急病棟から他の病院のホスピスへの転院ができるほどに(!?)安定しています。 移送するのは絶対無理といわれていた状態だったのに、お医者さんにうながされて半月以上後の転院手続きを始めました。

最後まであきらめてはいけない。 けれど、痛みや苦しみはどうか我慢しないで。 がんの治療をするかしないかはその人の考え次第で、いいも悪いもありません。 でも、適切な緩和ケアを受けた方が生活の質が維持できるはずなので、緩和ケアを頭から否定しないで考えてみて欲しいです。


今年は柊(ヒイラギ)がひさしぶりにいっぱい咲いて、前を通ると甘い匂いが漂ってきます。 蜜蝋みたいな意外にも強い香りです。 顔を近づけてクンクンしようとすると葉っぱの先で鼻をチクッ(笑)。 結構痛い。 楠の木の下、いつのも場所に今年もスノードロップが咲いてうれしい。 去年は1輪しか咲かなかったから、数輪は咲きそうで母もニコニコ。


■たくさんの拍手をありがとうございます。 仕事の予定が二転三転して、最悪キャンセルの可能性もでてきてイライラしつつも、ぼちぼち元気にしています。

ひさしぶりの解放感!

大急ぎの仕事、なんとか締切に間に合わせられました。 あー、ねむー…なんていっても、実は夜更かししても、翌朝は仕事したくなくてダラダラ朝寝坊してたりしたんだけど。 そればかりか、お気に入りのテレビドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール」もしっかりみてたりしたんだけど。 でも、がん罹患以降では自分史上最高に長時間持続して思い切り仕事に集中したと思います。 ああ、私にもまだこれくらい集中力があったんだなあ、と感慨深いです。

12.2うたた寝猫

今の私は、この方と同じくらいねむねむ。

12.2ヒメツルソバの群生

ニャンコが乗っている塀の下はヒメツルソバがびっしり花を咲かせていて、かわいい。 仕事をメールで送って近所を散歩。 2日間家にこもった後の、この解放感がたまりません。 サイコー! 家に帰ったら、担当者からものすごく珍しく「良かったよー」とお褒めのメールが来ていて、しみじみうれしい。 これで1年間やや大きめのコーナー(あくまでも当社比)の担当が決まったようでウシシ。


12.2PAULのシュトーレン

仕事が終わった日のおやつに、今年初めてのシュトーレンも食べました。 バセドウ病治療の薬が効いてからやたらに太りやすくなって、生まれて初めて食べ過ぎないように摂生しているので、近頃ケーキ類は自主規制中なんだけど、仕事がんばったご褒美(笑)。 このシュトーレンはPAULのもの。 ドイツのシュトーレンとはちょっと香料や風味が違うけれど、まあまあ本物に近い味でした。

さあ、寝よう。 いつもよりは忙しい12月。 次の仕事までのフリータイムをしばし満喫しよう♪


■励ましの拍手をありがとうございます。 薬を飲みながら仕事をして、なんとか体調不良を乗り越えられました。
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