いろいろありました

終末期の肺がんで入院していた叔父が底冷えの早暁、永眠しました。

その日は遠出の仕事の約束があって

1.25真冬の琵琶湖

鉛色の冬の琵琶湖を眺めながら北へ。 火の気のない中で長時間極寒に耐え(このときはちゃんと寒さに備えて厚着をしていたのでまだ耐えられました)、翌日はお通夜、翌々日はお葬式。 そして、お葬式の場で父が一時的に意識を失って救急車を呼ぶ騒ぎに…。 葬儀に母を残して、父に付き添って救急へ行き、休日で暖房のない寒い寒い廊下で薄い喪服の上にダウンコートだけはおって1時間半待たされたら、救急外来からケロッとして出てきた父よりも私の方が具合が悪くなりそうになって。

でも、仕事の締切は相変わらず厳しくて、2日間必死で脳みそを絞ってがんばりました。 仕事を納品して、たまっていた家事を片付けたら、じわじわ疲れがでてきてボーーッとしています。

1.26咲き初めの梅

今日、本当にひしぶりに青空が広がりました。 晴れ渡った空を見あげたら、お隣の梅が咲いているのに気づきました。

花が大好きだった叔父に梅や桜をみせてあげたかった。 おじ・おばの中で一番親しく行き来していた叔父が逝ってしまって寂しいです。 落ち着いてきたら、また更新しますね。 私は元気にしています。

Category: 日々の記録

切り絵強化月間

年末のメニエール病がどうもすっきり治っていないみたいで、いまひとつ元気がでません。 お正月明けても人混みの中にでかけるのがおっくうで初詣にもバーゲンにもいっさい行かず、さらに仕事がヒマヒマで、すっかり引きこもり生活。 でかけるのは近所での買い物かウォーキングくらい。

なんにもやる気がでないけれど、ただボーッとしているのも退屈だし…

1.13切り絵途中経過

というわけで、先日紹介した「切り絵作家gardenの素敵な切り絵図案集」で一番やりたかった図案に挑戦してみることに。 さて、何がでてくるでしょう?

こんなに細かい切り絵は絶対途中で失敗しちゃうだろうと、本を買って以来ずっと眺めているだけだったんだけど、やり始めたらすっかり夢中! 「そんな細かいことやっていたら肩凝るよ」と親があきれるほど、毎日2時間くらい集中して3日間コツコツ切り抜きました。

1.13切り絵完成

失敗せずに全部つながった状態で完成!! やればできるんだ、私でも。 感無量。 切れたからといって、どうという意味もないけれど、でもしばし達成感を満喫しました。 切っている間は他のことを何にも考えず頭が空っぽ、それがいいんですよね。

そして、ふと気づいたのですが、抗がん剤タキソールをしていた後もしばらく副作用で手がしびれていたことが嘘みたい! 抗がん剤投与が終わってから丸2年、指先までバッチリ繊細に動きます。 ああ、うれしい。

1.13窓に切り絵

この間ブログにアップした雪の結晶と星の切り絵は、さらに厚めの紙でたくさん作って窓に貼りました。 デコレーションというよりも、冬のこの時期に鳥が窓に激突するのを防止したくて。 野鳥の目に入ってくれますように。


これがベストセラー? 和田竜「村上海賊の娘」

本の感想をひさしぶりに書くのに、それも年頭に。 こんなに否定的なのもどうかとは思います。 でも、本屋さんで文庫本全4巻を定価で買って(2500円以上!)途中で放りだしたいのを我慢して、読み飛ばしもせずに最後まで読んだから言わせてください。 つまんないです!! 

図書館で借りたのなら、ここまで否定的に思わなかったかもしれませんが、文庫本化されて2500円って、私にとってはずいぶんな値段。 本屋大賞はもう読まない方がいいかも。 しかも、吉川英治文学新人賞まで受賞したってどういうこと?(この賞は信じていたのに)

1.10村上海賊の娘

織田信長に攻められ、陸海からの兵糧を止められた大坂本願寺。 多数の信徒たちが立てこもる本願寺から支援の要請を受け、兵糧を運ぶ毛利家・村上海賊の連合軍を待ち受けるのは、信長方についた大坂泉州の海賊たち。 村上海賊の首領である能島村上家の姫・景(きょう)を主人公に、現在の大阪湾岸で両雄が激突した海戦=木津川合戦を描く歴史小説。 気性が荒く海賊働きが大好き、瓜実顔が美人だった時代には醜女(しこめ)で嫁のもらい手もないような景は、自ら無謀な戦いに身を投じていく。 景が血みどろの戦場で目にしたのは…。

村上水軍に興味があったので、文庫化を楽しみにしていました。 でも、この小説のどこがおもしろいんでしょう? なぜこんなにも売れたのか?? Amazonの感想をみると、好きか嫌いの真っ二つ。 私と似た読書傾向の人には向かないと思います。

いつもだらだら長文の感想を書く私がいうことではないかもしれませんが、「村上海賊の娘」は冗長すぎます。 おもしろく読めた人は斜め読みができる人、どうでもよさそうなところはサッと読み飛ばせる人なんだと思います。 著者は史料へのこだわりがよほどあるらしく、どうでもいい細かいところでもいちいち原文まで引用して本文中で解説していて、それがものすごく邪魔なんです。 特に冒頭の1巻はたくさんの人物の紹介と、当時の大阪湾岸の地形のくどくどしい解説(ブラタモリかッ!)ばかりで、話がほとんど進まずイライラ。 3巻からやっと少し話が動きだすという異様なスローテンポ。 ものすごくたくさんの史料を読みこんだとしても、それを感じさせずに、現代人が違和感なく読めるようにするのが小説家の仕事なのでは? 著者の経歴をみて、もともと脚本でデビューしたと知って納得。 調べたことをもっとバッサリ捨てるべき。

1.11テイカカズラ

主人公の景にもまったく魅力が感じられませんでした。 女ながら戦闘本能全開の直情型という設定が悪いとは思いませんが(「エイリアン2」のバスケスは結構好き)、読んでいると景は単なる世間知らずのおバカさんにしかみえません。 話をおもしろくするために無理やり女を主人公にしたという感じ。 第2巻の鉄砲衆・雑賀党を率いる鈴木孫市とか、敵方の眞鍋海賊を率いる眞鍋七五三兵衛の方がずっと生き生きしていて、主人公が登場しないシーンの方がおもしろいってどういうこと?(笑)

もう一つ、無駄に残酷な描写がイヤ。 モリで百姓数人を串刺しとか、首が飛ぶとか、手首を切り落とすとか、縦に真っ二つとか。 その合間に妙にコミカルな描写が混じって、生理的にダメでした。 海賊ってそれくらい残酷だったのかもしれないし、著者は血みどろの戦いの無意味さを描きたかったのだろうとは思うけれども、でもなんだかなあ。

唯一、後味が悪くないエンディングが救いでした。 でも、この最後のシーンってハリウッド映画によくあるよねえ。 一番嫌なヤツを殴り倒して、一人黙って去って行く…映画のように映像が目に浮かびました。 さすが脚本出身だ。

エンターテインメントに徹した小説は決して嫌いではないんですけどね。 例えば、歴史をベースにしたケン・フォレットの「大聖堂」はとてもおもしろかったです。 2500円あれば、もっと良質な読書ができたはずと思うと悔しい(笑)。 話題作だからやっぱり読んでおきたいという方には、図書館で借りることをおすすめします。

と、著者に長々と文句をいうような冗長な感想ですみません。 この小説を楽しく読める人もいるんでしょうけれど、私には合いませんでした。 村上水軍という素材は良かったのにな、残念。


写真の赤い実はテイカカズラ。 秋は葉っぱの陰で、きれいなまん丸だったのが、冬枯れの季節になって、あっという間に全部ヒヨドリのお腹に収まってしまいました。 リビングの真ん前にある実を、臆病なヒヨドリが決死の覚悟で(?)何度も飛んできてはついばんでいたから、よっぽど美味しいみたい。


■いろいろな過去記事にも、たくさんの拍手をありがとうございます。

ひさびさに切り絵

お正月、本当に何もしていなかったんだっけ…と一生懸命考えたら、これをやっていたのでした。 前日にやっていたことさえすっぽり忘れている自分が不安だ。

1.5切り絵 1.5切り絵2

ものすごく、ひさしぶりに切り絵。 本当は編み物がしたかったんだけど材料が手元に揃っていなかったし、ミニチュア家具のキットに手をつけようかと思ったものの、材料を広げた状態で途中でご飯作る時間になって片付けるのは面倒だし。 手軽にできて中断してもかまわない手仕事をちょこっとだけやりたい気分だったので、切り絵をしてみました。 小さい画像だとアラが目立たなくていいな。

以前、一目惚れして買った「切り絵作家gardenの素敵な切り絵図案集」から。 左の画像の左2つ、雪の結晶と星の図案は「かわいい切り紙レッスン」掲載。

 


gardenさんのはあまりにも素敵すぎて、初心者は素敵に切れない細かい図案に挫折して、100円ショップで黒い紙を買ったのに放置。 鑑賞本と化していたのを思い出して、本棚から引っぱり出して。

あー、やっぱりうまく切れない! というか、何の修業もせずに突然やってみて、初心者がきれいに切れるはずがない。 何事も練習して手が慣れないと上手にはできません。 器用な人なら最初からうまく切れるのかもしれないけれど。 今回もあっちに手をつけてみたり、こっちの図案に浮気してみたり。 むずかしそうと思ったものが意外に簡単だったり、簡単そうと思った図案に苦戦したり。

切っている間は集中して無心になれるのがいい。 でも、素材の手触りとして、私は布とか糸とか羊毛が理屈抜きに好き。 無心になれる手仕事なら、毛糸をひたすら巻きつけるポンポン作りの方が紙を切るより私には合っているなあ。 でもでも、せっかく本を買ったから、gardenさんの本の表紙の切り絵をいつかやってみたい。 黒い紙、まだまだいっぱいあるし(汗)。


1.5シクラメン

母がお正月前に買ったシクラメンがびっしり花を咲かせて、冬枯れの季節を華やかにしてくれています。


■たくさんの拍手をありがとうございます。 過去記事もいっぱい読んでくださった方、ありがとう! 何かの参考になれば幸いです。 この数年、本当に辛いこといろいろあったけれど、そして今もあちこち細かい不調はあるけれど、私は元気にしていますよ。

食っちゃ寝の三が日

年末のヨレヨレを脱するべく、年明けはひたすら家でダラダラ。 元旦から3日間は連日思いっきり朝寝坊(こんな年明けでいいのだろうか?…汗)。 あとはおせち料理を重箱に詰めたり(これが案外手間がかかる)、お雑煮を作ったり、すぐに食べられるものを切って盛り付けたり。 年末におせち料理に時間を費やしたので、3日間は煮炊きは最小限しかしません。 サッカーの天皇杯決勝と箱根駅伝をのんびりテレビ観戦して、あとはテレビをみるでもなく、いったい何をしていたんだっけ?? ただただボケーッ(笑)。

自分の備忘録として、お正月に食べたものいろいろ。

1.1年越し蕎麦 1.1お屠蘇

年越し蕎麦は毎年、京都風のニシン蕎麦。 年末に親戚からもらった自家菜園の九条ネギどっさり入り。 近所のスーパーで買った奥出雲の生蕎麦が美味しかった。 晩ご飯を普通に食べた後、22時頃に2人前の蕎麦を3人で分けて食べたんだけど、90才近い両親も私と同じだけペロッと食べてる…これって、かなりすごいことなんじゃないのだろうか。

元旦はまず結び昆布と小梅入りの大福茶を飲んでからお屠蘇。 お屠蘇って毎年思うけど、とってもスパイシーでエスニックな香り。 意外にグリューワイン(ドイツでクリスマスシーズンに飲むスパイス入りホット赤ワイン)に風味が似ていると思うのは私だけ? 清酒じゃなくて、みりんで出した甘いのが好き。

1.1おせち

わが家のおせち料理。 黒豆、きんとん、お煮しめ、菊花はす、叩きごぼう、紅白なます、菜の花の辛子酢醤油和えは自家製。 あとは宇和島の紅白かまぼこ、二傳のだし巻きたまご、スモークサーモンの昆布巻き、田作りの代わりに小鮎の佃煮、いくらの醤油漬け、スモークサーモンは頂き物や買った物を適当に詰めました。

今年初めて料理の本の通りに、こんにゃくをサッと熱湯に通してから、から煎りという下準備をしたら、お煮しめのこんにゃくがかたくなりすぎず、すごく美味しくできました! おせち料理は昆布巻きなどが入るので(バセドウ病の治療中のため、大好きな昆布を自主規制中)、お煮しめは蒸し鶏を作った時にでたスープを昆布だし代わりに使用。 コクがあって美味しくできました(自己満足)。


1.1お雑煮 1.2晩ご飯
1.2お煮しめ 1.3すき焼き風

わが家は鰹出汁のおすましに牛肉と白ネギだけのお雑煮。 晩ご飯には蒸し鶏の酢醤油漬け、かぶら寿司(糀漬け)、千枚漬け、黒豆、頂き物の即席のおすまし。

お煮しめの器は矢島操さん作。 作品展でパッとみた瞬間に「お正月のお煮しめを盛りつけたい!」と一目惚れした土もの。 秋に買って、お正月まで使うのを待っていました。 きれいな器に盛るとご馳走っぽくみえるし、器が変わると気分も変わっていいです。

3日の晩ご飯は冷蔵庫の中にあった牛肉の切り落としと豆腐・菊菜・エノキ・下仁田風ネギですき焼き風の煮込みと、白菜とトマトにカボスを搾ったドレッシングのサラダ。 手抜きだけど美味でした。


1.1アイス+キャラメルジャム 1.3低糖質ロールケーキ

おやつにハーゲンダッツのバニラアイスに「パティスリー・エス」の濃厚だけど甘くないキャラメルジャムを添えて。 別の日は、年末に買っておいたパティシエ鎧塚さんの低糖質ロールケーキを食べて(抹茶クリームが濃厚でしっかり食べた気がします)、カロリーコントロールをしているかのような気分を味わったり。

あとは…2日に入院中の叔父の顔を見に行っただけ。 10月半ばに緊急入院して、10月末までもたないかもとお医者さんからいわれていたのに、叔父は入院当初よりもずっと元気になって多少は身体を起こすこともできるようになり、機嫌良く年を越しました。 77才の誕生日も迎えられる。 本当によかった。


1.1元旦の宵

元旦の夕暮れが穏やかできれいだったので、ベランダにでてパチリ。 まだ青みが残る時刻の、暮れなずむ空の透明感がすごく好き。 静かで平和で、しみじみありがたいです。


■たくさんの拍手をありがとうございます。 今年は病気ネタ以外の話を増やしたいと思っています。 よろしくお付き合いくださいね。

■京子さん、楽しみにしてくださっているとお聞きすると更新の励みになります。 いつも温かいメッセージをありがとうございます。 たいへんだった治療を経て、明るい気持ちでお正月を迎えられて本当によかったですね。 今年こそ、身近に楽しいことをいっぱい探して、毎日を笑顔で過ごしていけるようにしますね。 アドバイスをありがとうございます。

Category: 日々の記録

良い年になりますように

1.11酉年の年賀状


あけましておめでとうございます。

2017年、”7”がつくからいいことありそう。
なんの根拠もないけれど、でも信じたもの勝ち。
いいことを胸いっぱいイメージして生きていきたい。

明るい朝を呼びこむ雄鶏に願いをこめて
楽しいことがいっぱいありますように。
世界中が平和で穏やかな一年になりますように。


悲しくて苦しくて泣きたい夜も時にはあるけれど、
明るい朝の陽ざしを全身に浴びて
ジケジケ気分は天日干ししちゃいましょう。
明けない夜はありません。


もともと単純なので、新しい年が明ければ、気分一新。
今年は笑顔で好きなことだけ(!?)がんばります。


今年もマイペースの更新になりそうですが、どうぞよろしくお願いいたします。