きもの日和

夏のような暑さと桜が咲く頃のような肌寒さが交互に訪れる天候不順が続いていますが、昨日はひさしぶりに5月らしい爽やかな晴天。 友だちに誘ってもらって南座で歌舞伎をみてきました。 お天気がいいから、ものすごくひさしぶりにきものを着る気になり、前夜、大騒ぎして母のタンスの肥やしを引っかき回し。 昔ながらの伝統に従って袷でいいかな、でも初夏並の気温ならみなさんは単衣を着るのか…と手当たり次第に引っぱり出して眺めていたら、すっかり忘れていた母の娘時代の単衣を発見。 おお、なんだか得した気分だわ。 私も20代に着たことがあるんですが、それをアラハン(=アラウンド半世紀)でまだ着ようとしている…いいのだろうか?(汗)。

結果的には袷で正解でした。 夜なんて肌寒いくらいでしたから。 全身、母からの借りもの。

5.15藤色着物

帯締がちょっといがんでますねえ。 でも、4時間の観劇+その後飲んだり食べたり、バスにも乗ったりした後なんですが、着崩れがほとんどありませんでした。 よかった、ホッ。 衿も珍しく左右がきちんと合ってるし。

5.15藤色着物2

長時間座っていたからか、裾がちょっとズロッとのびていますね(汗)。 やわらかもんだから、もう少し衿を抜けばよかったと反省。 でも、お太鼓はほぼ完璧(自己満足)。 帯締を何色にするか悩んだんですが、若緑でよかったみたいですね。 深紫に若緑の色あわせなんて、西洋的な色彩感覚だったらありえない組み合わせなのに、日本の色って不思議。 奥が深いです。

実は着付けをすっかり忘れていて、1時間30分もかかってしまいました。 名古屋帯ならまだしも二重太鼓に結ぶのはやっぱりちょっとたいへん。 初めて締めた帯だからよけいに、たれの長さの加減がよくわからず3回も結びなおしました。 最初なんて帯枕の当て方が逆になって、帯の上がV字型になってた(恥)。 ようやく「できた!」と思ったら、机の上に帯板がポツン。 あわわ、忘れてた…と大急ぎでもう一度結び直し。 涼しい日で本当によかった。 散らばっている小物を片付けていたら、あれ、そういえば補正を全然身につけていない…(汗)。 もういまさら長襦袢から着直すわけにもいかず。 長時間のおでかけに着崩れたらどうしようと心配だったんですけど、きものがしぼのある滑りにくい生地だったため大丈夫でした。

以前たいへんお世話になったお茶の先生に劇場でばったりお会いして、「まあ、きれいに着てるわね」とほめていただきました。 うれしいなあ。 やさしい先生にお会いしたら、お茶への未練がチラッと胸をよぎりました。 ただお茶を習い始めると他の趣味の時間がまったくもてなくなりそうで、それがネックです。 いまはずっとずっと前から習いたかった書道を始めようかと本気で思っているところ。 習い事2つは時間的にも金銭的にも無理だからなあ。
Category: 日々の記録

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