「濱田庄司の眼」展@大山崎山荘美術館

花粉症が終わったと思ったら、新型インフルエンザ騒ぎで行きそびれていた大山崎山荘美術館での「濱田庄司の眼」展。 体調が復活してふと予定表をチェックしたら、会期終了目前! 6月7日(日)まで。 以前、大阪での「濱田庄司/堀尾幹雄コレクション展」をみて、濱田庄司が収集していたものにおおいに興味をもった美術鑑賞友だちMさんとワタシにとっては、すごくタイムリーな企画です。

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建物自体がこぢんまりしていますから、展示品はそれほど多くありませんが、日曜日でもゆったり眺められて満足。 濱田庄司は美術品など貴重品のコレクターとはまったく違い、「自分が負けたと思ったもの、自分には作れないと思ったもの」を手元に置いて、自分への戒めというか理想の形として愛玩していたそうです。 陶芸研究のためにイギリスに滞在しただけでなく、世界各地をほんとうによく旅していたんですね。 そして、古道具でも新しいお土産品でも「そのときの自分の心をつかんだもの」という価値基準で、陶磁器だけでなくガラス器、木工品、家具や染織品など、驚くほどたくさんの世界各地の民芸品を収集。 それらをしまいこまず、日常にどんどん使って「自分で育てる」のが濱田庄司流だったようです。 濱田庄司の陶器と同じように、収集品もおおらかで力強いものばかりでした。 明治時代の瀬戸焼としては珍しい少しくすんだ色合いの大皿がステキ! 濱田庄司の作品も少しですがみられて満足。 まだまだショージ熱は続きそうです。

上の写真にも写っている、緑に囲まれたテラス席でお茶とワインケーキ。 暑からず寒からず爽やかな風が吹いて、美しい緑を眺めながらのティータイムは開放感いっぱいで、カラダの芯からほぐれていく感じ。 「青春18切符で砥部焼めざす? それとも益子?」とMさんと妄想をふくらませて、むふふ。

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庭園の睡蓮は咲きたて。 新館のモネの絵もキレイだけれど、本物の1回きりの美しさには負けるかも。 画家は自分の筆で、そういう瞬間を永遠にキャンバスの上に閉じこめたいんでしょうね。

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開き始めたところのアジサイも愛らしい。 微妙な色もステキでした。 展覧会そのものだけでなく、大山崎の山が緑に輝き、山荘の庭園の新緑のみごとなグラデーションを眺められただけで、ちょっと遠出して良かったと思えました。 肺の中までクリーンになった気がしました。 Mさん、つきあってくれてありがとう! 今年の夏こそ、砥部へ買い出しツアー決行しましょう♪

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Category: 展覧会

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