行列するほどでは 「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」@京都市美術館

京都市美術館でやっている「ルーヴル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画」を木曜日の朝一番でみてきました。 展覧会のホームページに「水曜か木曜の朝9~10時頃は比較的楽にみられる」とでいていたので、開館する9時に美術館前で友だち2人と待ち合わせ。 15分くらい前に着いたら、すでに10数人が並んでいてビックリ。 噂に違わず、すごい人気のようです。 ヨーロッパの17世紀の絵画なんて、みんなホントに興味あるの?? ルーヴルのブランド力のなせる技か?といいつつ、友だちと一緒なら…と出かけたんですが。

7.30ルーヴル

開館と同時に入ったので、それほど混んでいなくてストレスなくみられましたが、10時30分くらいから急に会場内が混んできました。 11時前に第1室まで戻ったら、すでにものすごく混んでました。 絵の前はギューギュー詰め。 ちなみに母はタクシーの運転手さんに「土・日だけはルーヴル展にいったらあきませんよ」と言われたそうです。 美術館の外に延々と行列らしいです。

この展覧会の売りは、ポスターにも使われているフェルメールの「レースを編む女」なんでしょうか。 小さいとは新聞で読んで知っていましたが、想像以上に小さい! もしかしてチラシは絵を拡大してあるのでは。 で、小さくてもひきよせられる絵はあるんですが、このフェルメールの絵からはそういうオーラがまったく感じられませんでした。 「ふーん」で終了。 会場が空いていて、押し合いへし合いしないでみられたからいいけど、ジッと行列に耐えた末だったら腹が立つかも(笑)。

7.30ルーヴル2

フェルメールもルーベンスもレンブラントもラ・トゥールもそれぞれほぼ1点ずつしかありません。 体系的に絵画を鑑賞するというよりは、絵画を通して当時の風俗を知るという目で見るとおもしろいような内容でした。 そもそも17世紀の絵画って日本人には(少なくともワタシには)インパクトのないジャンル。 宗教画なんかも「ふーん」という感じで軽くみる程度で終了。 かなりいろんな作風があったことを初めて知ったのが唯一の収穫かな。 印象派につながっていきそうなタッチもあれば、ルネッサンスをひきずっているようなのもあれば、精密に描きこみすぎてシュールレアリズムを彷彿とさせるようなものまで、いろいろ。 正直言って、無理に行列に耐えてまでみるほどの価値はないと思います。 興味がある人は美術展のHPで混雑状況をチェックして、空いていそうなときを狙っていきましょう。

7.30ルーヴル3

展示内容はいまひとつなのに、ショップコーナーは異様に充実。 ルーヴル美術館展の金平糖とか、ルーヴル美術館展限定の今治製タオルハンカチとか、50円切手10枚のシート1500円(高すぎる!)とか、展覧会とコラボレートした高い(値段が)靴とかバッグまでありました。 でも買ったのはポストカード4枚だけ。 中野京子「怖い絵」「怖い絵2」に紹介されている絵が何点かあったので、本をもっている人は行く前にチェックしていくと興味深いかも(左下の絵も触れていたはず)。 ワタシは内容をさっぱり忘れていて残念でした(図書館本はこういうときダメですね)。
Category: 展覧会

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