不思議な仏縁で

10月19日の深夜、ネットでうろうろしていて偶然、1年に1度、10月20日にだけ公開される秘仏の写真をみかけました(ホントは浄瑠璃寺に行こうかと思って情報を探していたのに、秘仏公開つながりで)。 一般的な憤怒の摩利支天像とは違ってとても穏やかで、仏様を乗せている台座の四方八方向いているイノシシが愛らしくて妙に心ひかれました。 1年に1日だけ御開帳だなんて、みにいこうと決めていても用事があったりしてなかなか行けないもの。 ちょうど次の日に何も予定がないのは、みに行けってことかも…と不思議なご縁に導かれるように、建仁寺塔頭の禅居庵にある摩利支天堂へ向かいました。 実は摩利支天堂が建仁寺のどの辺にあるのかもよくわかっていなかったのですが。

10.20建仁寺

めったに入らない建仁寺の境内。 広々していて、観光客があまりいなくてとても静か。 花街・祇園のど真ん中にいることを忘れさせる凛とした禅寺らしい佇まいです。

10.20摩利支天堂

摩利支天堂だけは建仁寺の塀の外にあるんですね、知らなかったわ。 ご本尊の摩利支天像は絶対秘仏で、毎年ご開帳されるのは御前立の像。 ご開帳というからその日は1日中みられるものと思っていたのですが、お堂の中に上がらせていただいてもまったくみえません。 あきらめて帰ろうかと思ったら、10分ほどで法要が始まるとのこと。 せっかく来たから参列させていただくことに(足のしびれが心配でしたが)。 結局、小1時間の法要後、参列者は内陣の台に上がって間近に摩利支天像を拝ませていただけました。 とても優しい感じの小さな摩利支天さまを拝観でき、法要の儀式も興味深かったし、さっさとあきらめて帰らなくてよかった。
 
10.20摩利支天根付

仏像はあまりはっきりわかりませんが、こんな感じ。 絵はがきがなかったので、プリティすぎる根付だけいただいてきました。 あとはお線香とお灯明、お賽銭で秘仏に出会えた御礼を。 特別拝観といって高い入場料を取っている寺院もあるんだから、それと変わりないくらいに。 オトナですから。

ところで、法要前に内陣に座った女性、雑誌でみたことあるなあ、誰だっけ?誰だっけ? ひょっとして書評家の豊崎社長?などと気になって気になって。 法要の前にご住職からご紹介があり、現代アートのMAYAMAXX(マヤマックス)さんと判明。 そうでした、美術雑誌で何度もみかけてました、失礼しました。 マヤマックスさんが描かれた絵馬を奉納されるということで、間近で拝見できたのも嬉しいおまけでした。 かわいい絵馬は絵馬堂にかけて公開されるそうです。

微妙な年頃のせいか、ここのところずっと気分がシャッキリせずにいるんですが、いままで足を踏みいれたことのないところへでかけて、いい気分転換になりました。 摩利支天のお導きですね。 摩利支天は勝利と開運の守護だとか。 なにかいいことあるかも。
Category: 日々の記録

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