元気をもらえた映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

金曜日に映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」をみてきました。 評判がいいのも納得、いい映画でした。 みようかどうしようか迷っていたのですが、映画館の大きなスクリーンでみてよかった。 スターを追悼するドキュメンタリー映画で元気をもらうとは思っていなかったのですが、映画が終わったら、不思議に前向きな気持ちになっていました。

11.21THIS IS IT

マイケル・ジャクソンのファンではありませんでしたが、大学生だったときにマイケルが大ブレイクしたので、思い出のいろんなシーンとマイケルの音楽が強く結びついていて、マイケルの音楽を聴くと、大学での日々が鮮やかに思い出されます。 初めてマイケルを知ったのは「ビリー・ジーン」でした。 甲高い声で叩きつけるように歌うマイケルはまだ少年の面影が色濃くて、年上と知ったときは本当にビックリしました。 その頃のマイケルをとてもチャーミングだと感じていたワタシの目には、その後どんどん顔形が変わって、どんどん白くなっていったマイケルは違和感の塊みたいで、ワタシの中では「理解できない人」になってしまっていました。 数々の奇行、自分を愛せない感じはみていて痛々しいばかりでしたし。 でも、この映画でマイケルの繊細な人間性に触れられて認識が変わりました。 訃報を聞いたときは「プレッシャーに耐えられずに自殺したんじゃないか」と思ったんですが、この映画でのリハーサル風景をみたら、彼が自分で死を選ぶはずがないことは一目瞭然。 マイケルはものすごく本気だったんですね。 真剣に完璧なショーをやり遂げようとしている意欲がひしひし伝わってきました。

音楽にもダンスにも演出にも完璧を求めるマイケルの姿勢はとてもすがすがしく、妥協を許さないけれどもスタッフに対してけっしてキツイ口調にならないことに感銘を受けました。 特に女性ギタリスト、そして女性ヴォーカリスト(この人の歌よかった)とのシーンでは彼の優しさにジンとしました。 マイケルの心配りはすごいです。 あらゆる人に気を遣って、リハーサルで「もっとこうして」と指示を出すのにも「もっとよくしたいんだ、だから…」と言葉を選んで話すマイケル。 あんなに四方八方に気を遣い、そしてあれほどまでに完璧主義だったから、すり切れるほど疲れていても眠れなかったんだろうな。

マイケルをバックでもりたてるヴォーカリストやダンサー、ミュージシャンも、それぞれがマイケルのステージに立つことの喜びに輝いていて、特にバックダンサーたちの姿は青春群像のよう。 終盤の「ビリー・ジーン」のシーン、よかったなあ。 マイケルがいなくなって本番のステージに立つことはできなかったけれど、みんな、きっとそれぞれの場所でまたスポットライトを浴びようとがんばっているんだろうと思えて、そのことに元気をもらえました。

リハーサルだからマイケルが本気で歌ったり踊ったりしてるわけではないけれど、それでもショーにかける思いは伝わってくる佳作です。 映画館でみるのがおすすめです。 マイケル、ステキな音楽とたくさんの思い出をありがとう。

■たくさんの拍手をありがとうございます。 古い記事にいただいた拍手もとてもうれしいです。

■Tさん、ハリネズミくん、気に入ってくださってありがとうございます。 ハリネズミははやりすぎていまさら…とも思ったんですけど、ほめていただくと単純なワタシは地上10センチくらい浮き上がって喜んでます。
Category: 映画

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する