高密度な映像美体験 映画「アバター」

友だちに誘われて、ふたつ返事で昨日みにいった映画「アバター」。 こういう娯楽系映画は誰かと一緒にみたい派です。 ストーリーや映像についての辛口評をたくさん目にしましたが、ワタシは結構楽しめましたよ。 この映画は、割高料金を払っても映画館でみるのが断然おすすめです。 めくるめく映像美をみるだけでも十分に価値があると感じました。

2.10アバター

あちこちで紹介されているのでストーリーは省略(手抜き)。 特に語ることはありません。 感情を描くシーンが少なくて、登場人物を誰も好きになれませんでしたが、たぶんこれ以上映画を長くしたくなかったんでしょう(ゴーグル着用時間の限界を考えて)。

ワタシがみたのは吹き替えの3D版。 ふだんは眼鏡をかけていないのですが、映画や展覧会では眼鏡がないとみえない近眼なので、3Dゴーグルと重ねて着用しました。 やっぱり重かったです。 後半はずり落ちてくるゴーグルと眼鏡を引っぱり上げるのがうっとうしくて違和感は最後までぬぐえず。 それでも、奥行きのある美しい映像を浴びるように感じられて、3Dでみてよかったと思いました。 まったく違った世界を「体験した!」という痺れるような感覚を味わえた3時間足らずでした。 ただ、常に極度の疲労状態の目を抱えているせいか、30分を過ぎたあたりから終わるまでずっと涙ダラダラ(泣くというのではなくて)。 高密度な異世界の映像に文字通り目を見張ってしまい、まばたきが少なくなってドライアイ状態になったためかと思われます。 みおわった後は目と脳がものすごーく疲れてしまい、帰ってからPCを開く気にもなりませんでした。

映像は本当にすごかったです。 特に、深海の生物を思わせる植物の描写がきれいでうっとり。 あの世界に住む原住民(?)が植物とつながる姿、ちょっと羨ましかったです。 あんな風に植物とつながれたら、すごく気持ちよさそう。 ただ、異世界の造形はジブリを思い出させるものがとても多くて、「ジブリはやっぱりすごいなあ」と感心。 「ナウシカ」「もののけ姫」を彷彿とさせるシーンが多かったです(ファンじゃないワタシでも)。 そのほか、「エイリアン2」とか、オマージュ的にいろんな映画の要素が散りばめられていたような。

いろいろ感じるところがあった映画ですが、一番最後に心に残ったのは「よくこんな映画をアメリカでつくったよな」ということ。 だって、他の惑星に侵略的に攻めこむ人間側は「海兵隊」ですよ、「海兵隊」。 「地球○○隊」とかいう名称じゃなくて。 ということは、あれは「地球人」の総意というよりも「アメリカ」のエゴだということがハッキリしている。 アメリカ批判そのものと感じたのはワタシだけでしょうか? 原住民が暮らすジャングルをへりで焼き払うシーンは、ベトナム戦争を彷彿とさせました(ベトナム戦争世代じゃないのに!)。 そもそも、原住民はどう見てもアメリカ先住民を思わせる風俗ですし。 最終的に悪役をひとりにしたことでお茶を濁してはいますけれど、キャメロン監督はアメリカ人の傲慢さに我慢がならないのではと思わされました。 こういう描き方をしてもアメリカで大ヒットというのは、アメリカがそれだけ懐が深いってこと?
Category: 映画

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