映画「Dr.パルナソスの鏡」

金曜日で打ちきりになってしまう映画「Dr.パルナソスの鏡」を友だちと誘い合わせて滑りこみでみてきました。

テリー・ギリアム監督が好きとかヒース・レジャーのファンというわけではなく、目当ては急逝したヒース・レジャーの代役として登場するジュード・ロウ(それも男前鑑賞ではなくて、ポスターにあった異様にいやらしーいニヤニヤ顔をみたくて)…という異端的なワタシたち。 ギリアム・ワールドについていけなかったらどうしようとちょっと心配していたんですけど、杞憂でした。 かなーり濃い個性的な世界観なんですが、意外なほど抵抗なく映画の世界に浸ってたっぷり楽しめましたよ。

2.25パルナソスの鏡

馬車で町から町へとさすらうDr.パルナソスと娘たちは、不思議な鏡の中で別世界を体験できるというふれこみの舞台を唯一の出し物とする旅芸人一座。 博士は悪魔と取引をして不死を手に入れたものの、娘が16歳の誕生日を迎えたら、悪魔に娘を引き渡すという約束を密かにしていました。 娘の16歳の誕生日を目前としたある日、首つりをしていたトニーという謎めいた青年を助けたことから、平和な一座に波乱が起こり…。 はたして娘の運命は?

鏡の中も、旅一座が暮らす馬車も、登場人物の服装も、なにもかもがものすごく独特の世界です。 でも、映画でなくては表現できない世界で素直に楽しめて、見終わった後は不思議な満足感がありました。 おんぼろな馬車の中のギューッと狭くてごちゃごちゃした生活空間が妙に居心地良さそうで、あんなのに乗って旅してみたいかもと夢想したりして。 ジュード・ロウのにやけた顔をみたときは、思わず笑っちゃいました。 ただの男前じゃなくて役者なのが好きだわあ。 鏡の中の世界が近頃の「いかにもCG満載」という感じとは少し違った美しさがあって(CGなんでしょうけど「絵画的」という友だちの言葉に深く納得)、映画館の大きなスクリーンでみてよかったと思います。 「お人形さんのような」という言葉がぴったりの女優さんも、舞台の安っぽい作りも、人形芝居を思わせて、それがエンディングにうまくリンクしているなと感心しました。 ヒース・レジャーが急逝しなかったら、話の筋は変わっていたのかな?

隣に座っていたおばさま方は、どういう内容かも、ヒース・レジャーが急逝して3人の俳優が友情出演したことも(ヒースの遺児に出演料を寄付したんですよね)知らなかったらしくて(鏡の中に入るたびに顔が変わることの意味がわからないでしょうね)、終わった瞬間に「わけわからんかったなあ」と話してられました。 普通の物語でないとイヤという人は受けつけられないのかもしれませんね。 Mさん、次は「シャーロック・ホームズ」でジュード・ロウ鑑賞しましょうね♪


フィギュアの真央ちゃんのフリー演技がみたいのに、午後は飛びこみの仕事があってでかけなくてはいけません。 メダルはどうでもいいから、自分のベストを尽くして笑顔で終わって欲しいなあ。 真央ちゃんのスケートが特に好きというわけじゃないけど(実力ではキム・ヨナが上だと思う)、ものすごいがんばりやさんの悲しい顔を見るのは辛いので。

■拍手をいっぱいありがとうございます。 お返事はまた後ほど。
Category: 映画

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する