ほんわか人情もの 畠中恵「まんまこと」

最近、集中力が低下していて読書がなかなか進みません。 気楽に読めるものがほしくて、本屋さんで畠中恵の文庫本新刊をみつけて買ってみました。 「しゃばけ」シリーズとは違う新シリーズ第1作らしいです。

4.30まんまこと

奉行所が裁くほどでもない町内の小さな問題やいざこざを調停する町名主という職が江戸にはあったそうです。 その町名主のせがれ麻之介が悪友二人とともに、持ちこまれる事件を解決していく青春人情時代小説です。

「しゃばけ」シリーズはあの独特の空気感が好きなんですが、これはなんか物足りなかった。 事件といっても殺人や傷害といった血なまぐさいものはいっさいなくて、ほのぼのとした青春ものの要素がこの小説のメインだと思うんですが。 そのわりにほのぼの感が足りないし、江戸っぽい情景も「しゃばけ」みたいに生き生きと立ち上がってこない。 町名主ということで、自分の町内という狭い場所が舞台になっているからかなあ。 「しゃばけ」はストーリーそのものよりも、主人公の生活している町のたたずまいや江戸の夜の闇の暗さが目に浮かぶように感じられるところが魅力と感じています。 妖怪が出てくる荒唐無稽さにもかかわらず、しっかり「生きていることの切なさ」も描かれているし。 そういう畠中恵らしさが出ていなくて残念でした。 シリーズ2作目も出ているようですが、それは買わないかも。

4.30オオデマリ

庭はいま白い花の季節を迎えています。 上の写真は「××ベリー」という名前で売っていたそうですが、大きくなっても実はいっさいつかない品種のようです。 オオデマリにも似ているけど葉っぱが違うから、結局、正体不明のまま。 一度枯れかけた後、元気を盛り返して、昨年あたりからいっぱい花を咲かせてくれています。

4.30白山吹

わが家の土には白い山吹が合うようで、あちこちで勝手に芽を出して増えています。

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Category: 畠中恵

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