中年のためのおとぎ話 石田衣良「40 翼ふたたび」

同世代が主人公だし、とひさびさに石田衣良の本を購入。 講談社文庫のムーミングッズキャンペーンにうかうかとのせられてしまっている自分が少し悔しい。 先日なにげく買った文庫本が珍しく講談社のばかりで、もう2冊買ったらノートがもらえると思ったら、つい。

40 翼ふたたび (講談社文庫)40 翼ふたたび (講談社文庫)
(2009/02/13)
石田 衣良

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大手広告代理店に勤めていた40歳の吉松喜一は、独立する先輩に誘われて転職。 ところが、大手とは違う経費しめつけの厳しさにへきえきして数ヶ月で退社してしまう。 ツテを頼って小さなデザイン事務所に間借りさせてもらっているみじめな境遇に、こんなはずではなかったと苦い思いを抱きつつ、40代をプロデュースするというブログを立ちあげる。 やがてブログを通して、時代の寵児から転落したIT長者や、ひきこもり、同級生からの依頼を受けるようになって…。

うわぁ~、もう、ひさびさのハズレでした。 文庫本の裏表紙には「感動長編」とありましたが、これで感動するほど無垢な40代がいるでしょうか? 著者は疲れたサラリーマンのために、人生もうダメかと思っても、次にはきっといいことやってくるよと励ましたかったのでしょう。 でも、いまの40代って、もっともっとビターな現実にさらされていると思うんです。 人を支えるのは結局は人と人のつながりなんだよね、というまっとうなメッセージに文句はありませんが、こんな安っぽい慰めの言葉みたいなものでお茶を濁している著者にガッカリ。
 
6.1ドクダミ


金曜日に突然体調を崩して発熱。 丸2日間まったく食欲がなくなり寝こんでました。 眠れないけれど、今日は熱もひいたから、しっかり食べなくちゃ。 いままでだって昔通り食べてるのに、どんどんやせて…これ以上やせたら、未体験ゾーン突入してしまう。 ちょっと怖い。


震災から3ヶ月経ちました。 理不尽な事故で兄を亡くした私でもこれほどボロボロなのに(家も日常生活にも直接的な支障がなくても)、震災で大切な人を亡くされた方々はどれほど心身が疲れているかと思うと胸が詰まります。 時間が経ったから落ち着くというものではなく、身辺が静かになってホッとした頃に精神的にドッと落ちこむこともあります。 私がそうでした。 被災者の方々が仮設住宅に入ってからのこと、とても心配です。 精神的にしっかりケアしてさしあげて欲しいです。 東北の方々を支援するためにも、まずは自分が立ち直らなくては。

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