雑草に関心のない人向き 吉本由美「みちくさの名前。雑草図鑑」

熱だして、でもぜんぜん眠れなくて、静かだと耳鳴りがひどくて苦痛だし、せめて本でも眺めて気を散らそうと吉田由美「みちくさの名前。雑草図鑑」の残りを夜通し読んでいました。 集中力がないから休み休み、うつらうつらしてはまた目がさめて、ぽつりぽつり読む感じで。

みちくさの名前。―雑草図鑑みちくさの名前。―雑草図鑑
(2011/04/14)
吉本 由美

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これは『ほぼ日刊イトイ新聞』サイトでの連載を単行本化したもの。 コンクリートの割れ目で咲いているような、道ばたでよく目にする雑草の名前がわかったら、ちょっとステキ。 そんなノリで書かれた本です。 臨場感のある文章はたぶんネットでみているといいのでしょうが、活字にするとなんとはなくまどろっこしい感じ。 とりあげている雑草は本当に基本的なものが多いので、いままで雑草なんかに見向きもしなかったような人向けかな? 糸井さんの「花の名前を知っているだけで好感度が上がる」という言葉は深く同意しますが、ちょっと雑草に興味がある初心者レベルの私でも知っているものがほとんどで、物足りなく感じる内容でした。 ひとつひとつの植物の後に書かれているエッセイも、別に心ひかれるほどでもなくて。

■気になったことを備忘録としてメモ。
チガヤおよびニナガが群生している風景、ハルノノゲシの花と秋の紅葉。 一度、自分の目でみてみたいな。

この本で一番不満なのは、写真がわかりにくいこと。 本文の紙質のせいもあるのでしょうが、かんじんの植物の細部がはっきりせず(表紙の方がずっとハッキリ見えてるなんて!)、これで副タイトルに「雑草図鑑」とするのはどうかと思います。 おしゃれな造本にこだわるあまり、一番大切なところが抜けてしまっている気がしました。 植物の写真自体も全体像がつかみにくい素人っぽいものばかりだし。 ま、おしゃれな本をパラパラめくって、興味を持てば自分で図鑑を買って調べましょうというスタンスなのかもしれません。 それにしては1700円は、懐が寂しい身にはちょっと高すぎ。

6.12ブローディア

本当に雑草のことを知りたい人は、ひきやすい小型の野草図鑑を本屋さんで手にとって探すことをおすすめします。 どれを買ったとしても、それ1冊では満足できず(自分が知りたいものがみつからなくて)、次から次へと植物本の沼にはまってしまうことになるのですけれど(笑) この2年ほどで小型の野草図鑑を数冊も買ってしまいましたが、あいかわらずわからないもの多数。 そして、調べてもすぐに名前を忘れてしまうもの多数。 初心者には、花の季節ごと、あるいは花の色ごとに分類してあるものが調べやすいと思います。

上の写真の花はブローディア(のようです)。 母が数年前に花壇に植えたまま忘れ去っていたのですが、今年ひさしぶりに花を咲かせました。 名前は忘れたというので、 園芸品種の図鑑のページをひたすら繰って探しました。 間違ってたら、誰か教えてください。


胃腸もゆっくり回復してきた模様。 明日は、ここ2ヶ月くらい迷いに迷っていた白髪染めをしてきます。 この半年でびっくりするほど白髪が増えてしまい、ついに染める決心をしました。 一度染めると止められなくなるし、体質的に皮膚が弱いから、染めることには抵抗があったんだけど、法事もあることだし。 髪の色が本当に真っ黒なのに、それが中途半端に白髪まじりの状態って、やっぱり小汚く見えるような気がして。 はぁ~、美容室へ行くのって、どうしていつもこんなに決心がいるんだろう?


■いつもいろんな記事に拍手をありがとうございます。

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