日々の食を大切にする心 平松洋子「忙しい日でも、おなかは空く。」

タイトルと装丁にひかれて即買いした平松洋子の文庫本「忙しい日でも、おなかは空く。」。 食のエッセイにはあまり心ひかれないのですが、これはとても楽しかった!



ややこしく手をかけるのではなく、ほんのひと手間かけることで食材の味をグッとひきたてる食べ方や、意外な組み合わせの妙、食器のしゃれた使い方など、ちょっとしたヒントが散りばめられたエッセイ集です。 雑穀米のおにぎり、豆腐のオリーブオイルがけ、レモンを料理やご飯にキュッと一絞り、スパイスを効かせたドライフルーツ漬け(自家製ラムレーズンは常備しているけど)…う~ん、やってみたい!

日常の料理、そして料理に向かう心をほんの少しリフレッシュしてくれます。 グルメ本のような美味についての異様な執着にはちょっとついていけないんですが、この本のように「ふだんの食」を大事にする(でも、むずかしいことをするのではない)スタンスにはとても共感できました。 押しつけがましさも一切なし。 忙しくて料理したくないようなとき、あるいは料理がマンネリでやる気がでないとき、読み手にそっと寄り添ってくれる本です。 読了後はひとり暮らしをしている姪にあげようかと思って買ったのですが、やっぱりこれは手元に置いておきたい。

4.2庭梅

今夜はちょっと肌寒いので石狩鍋。 冷蔵庫の中の食材で簡単に作れるし。 野菜はお出汁で煮て、ジャガイモだけは電子レンジでチンして後から塩鮭とともに加え、山吹味噌と吟醸酒粕を溶き入れて完成。 適当に作ったけど、味のバランスがよくて美味しくできました。 料理が美味しくできると、それだけでなんとなくニコニコ上機嫌。 子どもの頃は粕汁も石狩鍋も嫌いだったのに、いまは大好き。 味覚って変わるんですねえ。

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