なんでこんなことを


こんな急坂を登りながら、なんでこんなことをしてるんだろうと、ふと自分がバカに思えることも。でも峠を越えると、こんな風景がまだ残っていたの!と感激するような、美しい山あいの集落が待っていたりします。今日はそんな風景を前に、やさしい阿波ことばのおばあちゃんとお話ししながらハッサクをいただいて。その後、思ったよりも早く20キロ歩けてしまって、静かなお寺の門前でアイス屋さんのお兄さん・お姉さんとゆっくりお話したり。急がないことで豊かな時間がもてて満足。

お遍路って、うっかりすると単なるスタンプラリーになってしまうんですけど、仕事じゃないんだから急ぐ必要なんてないんだなあと4日目にして実感しました。今日、宿に着く時間が早すぎるときづいて宿をキャンセルしてもっと先まで行くかどうか思案していたとき、偶然初日からずっと宿が一緒だったおじさんと会ったんです。健脚なのに道端で時間つぶしをされていて。「昨日あれだけ歩いたんだから、今日はこれくらいでいいですよ」と言われてハッとしました。ひとつでもたくさん、ひとつでも早くと欲張る気持ちが自分の中にあった。早く回ったから価値があるわけでもないし、歩いているからエライわけでもない。うーん、お遍路は深い。

あともう少しで今回は打ち止めです。
Category: 日々の記録

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