絵巻物の楽しさ発見 「ボストン美術館展」@大阪市立美術館

あっと気づいたら、大阪でやっている「ボストン美術館展」が16日(日)で終わってしまう! 美術鑑賞友だちMさんに誘われて日曜日に天王寺まで行ってきました。 会場に入った瞬間、あまりの混雑に気持ちがなえそうになりました。 第一展示室の仏画はみるのをあきらめて第二展示室へ。 ここからは、まあまだ許容範囲の混み方でホッ。

6.9ボストン美術館展5

最後の曽我蕭白の展示室は思ったよりも空いていて、ゆっくり鑑賞できました。 ま、蕭白は別に好きじゃないんですけどね。 「日本美術の至宝」といっても全体的に渋いラインナップでなんとなく地味な感じ。 平安時代から江戸時代までいろんな時代の絵画あり仏像あり絵巻物ありといろいろ盛りこまれた展示内容のせいもあるのかな。 でもそのおかげで期待していなかった絵巻物の本物を間近でじっくりみる機会を得られて、それがとてもよくて満足しました。

6.9ボストン美術館展1

パンフレットの真ん中あたりに載っている「吉備大臣入唐絵巻」がとっても楽しかった!

6.9ボストン美術館展4

ポストカードの一部を拡大。 本物はもっとずっと小さいです。 小さいのにどの人物もとても生き生きと描かれていて、吉備真備が囲碁対決で碁石を飲みこんでズルしちゃったり、ストーリーもすごくユーモラス。 平安時代の絵巻物に対する認識が変わりました。 それにしても、この描き方って漫画そのものでは?

6.9ボストン美術館展2

蕭白ってグロテスクでくどい描き方がどうも生理的にあんまり好きじゃない…と思いつつみていると、気になる屏風が。 上の写真は二つ一組の左側部分。 これって描きかけじゃないのよね? 輪郭をとらずに薄墨で描いたロバはいいけど、上の人物はどうなの。 ヘンじゃない?? 蕭白、まじめに描いてないよね? この屏風ってどこに飾られていたんだろう。 江戸時代の人はこういうのをシャレとして楽しんでたのかな。

6.9ボストン美術館展3

いままさにビワの実に飛びつかんとしているリス。 室町時代の作。 こんな楽しい掛け軸ならほしい。


6.9新世界

美術鑑賞後は美術館からすぐの新世界へ。 ウオ~、初めてのコッテコテの大阪!  週末の新世界は観光客でいっぱいでした。 ど派手さを競う看板や店構えは日本人にもちょっと異国情緒を感じさせます。 キョロキョロして適当に目に入った串カツ屋さんでランチ。 大きな声ではいえませんが、関西圏に半世紀も生きているのに実は天王寺に足を踏みいれるのは生まれて初めて。 JR天王寺駅では中央改札口がみつからず駅構内を右往左往、さらに天王寺公園の美術館下ゲートへの行き方がわからずウロウロ(汗)。 

ランチの後は、大阪駅周辺の再開発で話題のグランフロントへ。 実は私、大阪駅ビルも梅田の阪急百貨店も改装してからは一度も足を踏みいれたことがありません(私をおおよそ分かっているMさんもビックリ)。 たまにしか通りかからない大阪で、JRから阪急に乗り継ごうとして迷子になる田舎モンです。

6.9グランフロント

大阪っぽくないおしゃれさ。 しかし広すぎ&ものすごい人出で、予備知識ゼロで行ったら全体像がまったく把握できないままボーッとして終わり。 日曜日だからなのか、テーマパークかと思うほど人がいっぱい。 でも、店で買い物している人は少ない気が…。

6.9グランフロント2

カフェはどこも混んでそうだったので、通りかかった積水ハウスのショールーム(?)のカフェスペースでお茶。 心地いいごろ寝も体験させてもらいました。 ということで、出不精にしては珍しく盛りだくさんな休日を過ごせました。 Mさん、ありがとう!
Category: 展覧会

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