ジグソーパズルを埋めるように 湊かなえ「花の鎖」

読みたい本がひとつもみつからない、ショッピングモール内の不思議な本屋さんで、店頭にどっさり平積みしてある中から選んだのが湊かなえ「花の鎖」。 すごいベストセラーを連発しているけど、この人が書くものってドロドロでちょっと…だったのですが、カバーに書かれているあらすじをみて「これなら読めるかも」と買ってみました。



両親を亡くし、さらにいま唯一の身内である祖母までが癌と宣告された梨花。追い打ちをかけるように倒産で仕事まで失ってしまってお金に行き詰まい、ふと母に毎年豪勢な花束を贈り続けた謎の人物「K」に金銭的助力を頼もうとするが…。 梨花と、子どもができずに心が晴れない専業主婦の美雪、絵画教室の講師と和菓子屋のアルバイトをする紗月という3人の女性の話が交互に描かれていきます。 3人を結ぶものとは? 「K」はなぜ花を贈り続けたのか?

伏線がいっぱい散りばめられていて、ひと言でいえばパズルのような小説。 ミステリと呼ぶほどの謎があるわけではないので読了後のカタルシスがあるわけでもなく、深い読後感があるわけではありません。 でも、作中でいっぱいでてくる「K」を頭文字にもつ人物の中の誰が問題の「K」なのか、花束の意味は何なのかをひたすら追って読みました。 読ませる力のある作家なんだなとは思いました。 血なまぐさくないし後味も悪くないので、退屈しのぎにちょうどいい感じ。

10.6金木犀
 

9月下旬から仕事がギューッと詰まって、複数のまったく関係ない仕事が同時進行。 先週は大嫌いなテープ起こしに集中。 今週月曜日はお昼と夜に別件の仕事が…む~、頭が煮えそう。 いえいえ、実は言うほどじゃないんです。 夜は打ち合わせを兼ねた会食なんだから。 ただ最近、歳のせいか、頭のキャパがすぐにオーバーして煙が出そうになるだけ。

アベノミクスだかなんだかしらないけど、私の仕事は今年に入ってからめっきり減りギャラは確実に下がっている(怒)。 ニュースをみると福島の原発からは連日、汚染水が漏れまくってて、いまだに有効な手立てもみつからないままというのも腹立たしい。 誰だ、オリンピック招致で自信満々に「Under control」なんて言ったのは! 視察に行っても「5号機・6号機の廃炉」って…そんなことより壊れている原子炉の方が緊急の課題でしょう? 仕事で気が立っているからか、見せかけのパフォーマンスばかりでイライラしっぱなし。 本気で世界恐慌が心配な今日この頃です。


■いろいろな記事に拍手をありがとうございます!

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する