ピンクに癒される

今日、仕事の取引先から思いがけずお見舞いのお花が届きました。 明るいピンクのアレンジメントはいまの私の気分にぴったり! 

10.5ピンクの贈り物

ケイトウの花に、いまはこんなステキな色もあるんですね。 ケイトウに対するイメージが覆されました。


「早くお元気になってください。お会いできる日を楽しみにしています。」というメッセージカードが添えられていて、思わずウルッ。 こんな風に気遣っていただけることは、吹けば飛んでいってしまう弱小フリーランスにとってはほんとうに、ほんとうにありがたいこと。 この感謝の気持ちをずっと忘れずにいたいです。

抗がん剤治療で仕事が以前のようにできず、完全ひきこもり生活を強いられているがん患者にとって、社会的に「忘れられていない」というサインはとてもとてもうれしくて心強いことです。 副作用で身体がきつくなると気持ちまで荒んでしまって、友人・知人・社会全体から忘れ去られた感が強まって(みんなは体調が悪そうだから遠慮しているだけなんだとわかっていても)、気分が落ちるところまで落ちてしまうことも。 だから、こういう心遣いがよけいに胸にしみます。 がん告知直後の混乱状態のときではなくて、もう少しで社会復帰できそうという頃というのも絶妙のタイミング。 こんな風に接してくれるのは、取引先の担当者が早期乳がんサバイバーで、トップの方も抗がん剤治療経験者だからなのかもしれません。

「仕事はあなたにとって何ですか?」  先日、診察後にがん患者へのアンケート調査に協力したときの質問のひとつです。 収入や業績のためというよりも、私にとっては社会という人間関係への扉。 楽しいことばかりではなくても、一緒に仕事をしている人たちと何かを分かち合っている感覚が私にとってはとても大事なことだったのだと、がんになって知りました。 お金も業績も、死ぬときにはもっていけません。 その人がいなくなって、残るのはその人がいたという記憶だけ。 それなら、人としてちゃんと生きて、人ときちんと関わって生きていきたい。 そんなことを美しい花をみながら、一日考えていました。


【追記】
翌朝読み直してみると、「これから仕事がんばるぞー!」という決意表明みたい?(笑) いまの気持ちは「仕事バリバリがんばる」というのとはちょっと違います。 仕事での人間関係を大事にするといっても、過剰適応してストレスを抱えこむようなことはしたくない。 仕事がすべてではない。 そんな気がしています。 仕事の人間関係を大事にしながらも、プライベートをもっと楽しみたいです。
Category: 治療と仕事

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