主役はおじさん! 映画「マイ・インターン」

今日も本降りの一日でした。 雨が降っていても楽しめることをしようと、レディースデイで映画「マイ・インターン」をみにいってきました。 公開してからずいぶん日が経っているのに、意外に人が多かった。

人気なのもわかります。 とにかく楽しい映画です。 すっごく深い哲学的な啓示とか、魂を揺さぶられるような感動とか、そういうものを求める人には不向きだけれど、純粋に娯楽として楽しみたい人にはぴったり。 爆発シーンも殺人事件もいっさいないどころか、悪い人が一人もでてきません。

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アン・ハサウェイ演じるジュールズは、自宅で一人で始めたネット通販で大ブレイクした若き女性起業家。 2年も経たないうちに社員が200人を超えるアパレルのネット通販会社を経営するキャリアウーマンであり、ステキな家には専業主夫となって子育てをしてくれている夫とかわいい娘がいるという、いわゆる「勝ち組」。 会社があまりにも急成長したためにテンパっているけれど、社長なのにクレーム対応の電話もたまに受けたりして、決して上昇志向が強い”イヤな女”ではない。 あくまでも現場が好き、働くのが好きなタイプ。 そこへ、退職後の人を再雇用する「シニア・インターン」制度で、初めてやってきた年寄りの新人がロバート・デ・ニーロ演じるベン。 若者ばかりの職場でも、飾らない人柄で周囲からの信頼を得ていくベン。 初めは煙たがっていたジュールズとも少しずつ打ち解け、やがてジュールズと会社の運命を変えていく…


11.18マイ・インターン

ダブル主役のロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ。 日本でのポスターは『プラダを着た悪魔』のイメージ寄りですが、どうみても、この映画はデ・ニーロおじさんのための映画。 英語版?のポスターのキャッチコピー、いいな。 いや~、デ・ニーロがこんなにニコニコ優しい笑顔の紳士を演じるなんて、ちょっとイメージと違うところがすごくよかった! 女の子もおじさんもハッピーになれる、世代を超えた友情の物語。 おじさんにも是非みてほしい映画です。 働く女性を取り巻く男尊女卑な考え方(アメリカにもあるんですね)、専業主夫&育メンのむずかしさ、退職後のシニア世代のやるせなさ、ママ友とのお付き合い…いまの社会の問題をうまく盛り込みつつ、上質なコメディーとしてうまくまとめているのも好印象でした。 最後の最後だけがちょっと納得いかないんだけど、ハリウッドらしいハッピーエンドで後味もよし。 専業主夫のだんなさんだけがかわいそうな気もします…。


11.18センリョウ


実際には、あんなおじさんはいません! 昔の仕事時代を引き合いにだして威張りもせず、つまらない仕事もニコニコしながら誠実にやって、自分の娘よりも若そうな女社長の仕事ぶりを高く評価して、まわりの若者たちの相談にも乗ってやって、やもめになっても家の中もきれいで…そんなおじさんいたら、私もお友だちになりたいわ!(笑) ファンタジーとして楽しめばいいのですよね。

仕事が大変な女性も、人生がちょっと退屈になったシニアも、楽しい気分になれる映画。 おすすめです。

Category: 映画

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