慈雨

春先の雨はまさに「慈雨」だなとつくづく感じます。 ひと雨ごとに草が芽吹き、かたかった蕾がゆるみ、枯れ枝はある日突然手品みたいに緑の新芽をわさっとだしていて。 雨が降るごとに、確実に驚くほどのスピードで季節が進んでいきます。 雑草であっても、若くて柔らかな緑が日に日に地表を覆っていくさまをみると心が弾みます。

療養生活を経て迎える春は何度巡ってきても新鮮で、自分の中の新芽も育っていくような晴れやかさがあります。 病気が発覚する前は、春先は春爛漫な空気に気分がついていけず、とても苦手な季節だったのに。 今年もまたこの花に会えたと、顔見知り(?)の花に見惚れる放心状態。 その心地よさ。 ありがとう、今年も咲いてくれて。

3.20サンシュウユ満開

庭のサンシュウユが満開になりました。 ぽわんぽわんと丸く咲く姿がかわいいなあ。

3.20乙女椿

こちらはぽってりとピンクが名前にぴったりの乙女椿。 咲きそうでなかなか咲かなかなくて、じれったかったのですが、雨上がりに蕾がホロッとほどけてきていました。 まだ花びらは3分の1ぐらいしかみえていません。

3.20スノーフレイク

スノーフレイクは植え替えもしないで放置していたのに、今年は花つきがいいです。 昔の女の子の提灯袖(古めかしい響き…笑)みたいで、けなげな風情。

3.20今日の庭仕事

今日は母と一緒に、昨日のお墓参りの帰りに買ってきた花をリビングの正面の花壇に植えつけ作業。 庭仕事は母がずっと一人でやってきましたが、母が一昨年腰を圧迫骨折してからは私が助手を務めています。 といっても、抗がん剤治療中は日焼けも虫刺されも土いじりも厳禁だったので、あまり庭仕事はできず役に立たなかったけど。 今年は初めてルピナスとスイートピーを買ってみました。 このルピナスはどれくらいの大きさまで育つんだろう? 花壇の中に去年買ったタイツリソウの新芽らしき小さな小さな芽吹きを今日発見して、母と二人で大喜び。 踏まないように針金でしっかりガードしてから庭仕事にかかりました。 タイツリソウだといいなあ。 昨日のお墓参りと今日の庭仕事、2日たっぷり母につきあったから、母がご機嫌でホッ。

春先に耕してふわふわになった黒い土を触っていると、人間も生物なんだなと肌で感じます。 ふわふわの感触が理屈抜きに気持ちいい。 犬みたいにふわふわの土の上でごろごろ寝転んでみたいかも(笑)。 こんな静かでささやかな日が本当の幸せという気がします。

Category: 日々の記録

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