アニメは子ども向きと侮ることなかれ 映画「ズートピア」

うかうかしている間に映画「ズートピア」が上映打ち切りになりそう。 家の中で親と顔を突き合わせていることに耐えられずイライラが募って体調不良に陥ったりしていて、とにかく何も考えず気分転換がしたくて行ってきました。

ポスターの絵には全然ひかれなかったけれど、実際に映画をみたら、キャラクターがものすごくキュート! 冒頭、主人公=ウサギの女の子ジュディの顔のアップで、瞳の美しさと緊張するとヒクヒクするピンクの鼻にハートを鷲づかみにされました。 そして、思いがけず深いテーマを扱っていて、とってもよかった! 評判がいいのも納得。 満足感いっぱいの映画でした。

7.9ズートピア2

ね、かわいいでしょ? 警察官の服装の時が一番かわいい。

動物を擬人化して描くのって特にいいと思わなかったけれど、この映画での描き方がとても巧みで感心しちゃいました。 それぞれの動物の前足の特徴を残しつつ、とてもうまく「手」の感じにデフォルメしてあって、途中でジーッと手ばかり眺めたくなったりして。


小さくて弱いウサギは不向きと決めつけられていた警察官に憧れて、ついにウサギで初めて巡査に採用されたジュディ。 どんな動物も平等に平和に共存している理想郷の大都会ズートピアで、期待に胸をふくらませて夢への第一歩を踏みだした田舎娘ジュディを待っていたのは、理想郷の裏に隠された大きな社会的矛盾だった。 署長からカワウソの失踪事件を48時間以内に解決するように言い渡されたジュディは、詐欺師のキツネ=ニックに助けを求め、二人は思いがけない大きな陰謀へと巻きこまれていく…。

7.9ズートピア

表面的な平等とは裏腹に、社会に存在する差別や偏見という大きなテーマに真正面から取り組んでいて、大人は考えさせられる映画でした。 肉食獣vs草食獣になぞらえた人種差別、ジェンダーやハンディキャップ、見た目で貼られるレッテル、そして狭い正義感の落とし穴…深い内容です。

それと同時に、小さなギャグも散りばめられていてクスッとさせられ(特に運転免許試験場のシーン)、ジュディのスマホはアップルではなくニンジンマークで、肉食獣のスマホは肉球マークなのをみつけてニヤリとしたり、エンドロールのコンサートシーンでダンサーの虎のマッチョぶり&衣装にニヤニヤしたり。 すみずみまでしっかり描きこまれているので、終わった後にもう一度じっくり細かいところまで眺めたいと思ったほど。

ジュディ&ニックのコンビがいい味をだしていて、大人も子どもも一緒に楽しめる奇跡的なレベルに脱帽。 とてもいい気分転換になりました。 おすすめです!

 
Category: 映画

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する