ボーダレス・アート 何ものからも自由であること

先日、障害者の作品を展示するギャラリー「art space co-jin」の近くに用事があったので、ふらっと立ち寄って開催中の「nu-tan」展をみてきました。 NHKの「探検ばくもん」で障害者アートに興味をもつようになって、以前にものぞいたことがあるギャラリーです。 今回の企画展は刺繍が中心で、これがとってもステキ! ギャラリーの方に制作の様子などいろいろ解説していただきながらみられて、一層興味深かったです。

布一面にびっちりと施された刺繍の色も形も手法も、とにかく自由。 常識にとらわれていると、自分でいろいろな制約をこしらえてしまうところを、ヒョイッと軽やかに飛び越えている。 その天衣無縫な自由さに、こちらの気持ちものびのびしてきて、ああ、もっともっと自由に表現していいんだよなと目からウロコ。 刺繍(あるいはボールペンで隙間なく描かれた線画や陶芸作品も)していることが楽しくて楽しくて仕方ないという感覚が全体から伝わってきます。 指導のスタッフも愛情と理解と美的センスがあるんだろうな。 8月21日(日)まで開催中。

このギャラリーで作品をみていて、昨日感想を書いた小説「ことり」のことを思い出しました。 小説の中で、障害者であるお兄さんがわずか数個だけ作った小鳥のブローチを。


障害者に対する残忍な事件、そして南ドイツで続発するテロや銃の乱射事件…連日、あまりにもむごいことばかりが報道されて、テレビをみるたび気持ちが下がります。 特に相模原の事件はあまりにもむごすぎる。

犯人は措置入院から2週間足らずで退院、あとの公的なフォローはまったくされず、親は見て見ぬふりなのか危険な精神状態なのに一人で放置、気をもんでいた周囲の友だちは法的には無力、そして誰も責任を取らない…兄の事件とまったく同じ。 兄の事件の加害者を措置入院から退院させた精神科医のコメント、現地の報道をネットを通して読みました。 「とても明るい好青年で、他人を傷つけるようにはとてもみえなかった。治ったと判断した」と。 薬物依存もあったのに野放しなのも同じ。 退院後に継続的に治療を受けさせていたら、事件は起きなかったかもしれない。 襲われて恐怖の中で命を落とした方、心身に深い傷を負った方、その家族の無念を思うと本当に、本当にやりきれません。

…重い話はやめましょう。




7.29入道雲

真っ白な入道雲をみていたら、かき氷にみえてきた。 暑い暑いところでかき氷食べたいなあ(クーラーのきいた室内でかき氷は寒すぎて苦手)。

京都は連日の猛暑で、もうクーラーのきいた部屋からでる勇気がありません。 ホネ強化のための運動もサボって家でダラダラ。 熱帯夜で眠りが浅いのか、日中もボーッとして何もしないまま一日が終わってしまうのがなんとも不甲斐ない。 でもまあ、まずは夏バテしないように体力温存が第一なので無理はしません。 良質のタンパク質と野菜をたっぷりの食事だけはとにかくしっかりとって、酷暑を乗り切ろうと思います。 ああ、瀬戸内国際芸術祭に行きたいなあ…。


■いつも拍手をありがとうございます。 みなさまも夏バテしないように気をつけてくださいね! 暑い中で抗がん剤治療中の方、たいへんですよね。 私も2年前の夏はウィッグがめちゃくちゃ暑くて、副作用でものすごくしんどいし泣きそうでした。 でも、2年経った今はケロッとしています。 抗がん剤治療が終わったらまた元気になれる、自分を信じてあと少しだけの我慢。 がんばってください!

Category: 日々の記録

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