夏の終わりの気配

8月に入ってから親戚の法事に始まり、お墓参りや和尚さんの来訪に備えて、お供えの花やお菓子を買いに走ったり(計3回)、家の中や庭をしっかり掃除したりで(いつも手抜きだからたいへん!)、たいして何もしていないのに右往左往して落ち着かず。 気づけば、もう8月も半ば。

8.13蓮の花

8月上旬、お寺の行事で早朝にお墓参りへ。 お寺に咲いていた名残の蓮一輪。 今年はあまりの暑さで出かける気力がなえてしまって、蓮も睡蓮もみていなかったので、一輪でもみられてよかった。


8.13お盆のお供え膳

お供えのお膳の用意も慣れてきました。 小さな小さな器に盛るとおままごとみたい。 そういう風に思うだけで、義務感じゃなくて楽しさも味わえる。 今年のメニューはご飯に枝豆添え、冬瓜と油揚げのお吸い物、胡麻豆腐、煮物(高野豆腐・かぼちゃ・干し椎茸・ニンジン・モロッコインゲン)、キュウリとキクラゲの酢の物。 鰹節は魚だから精進料理ではNGとの母の指導に従って、お汁と煮物のお出汁は昆布と干し椎茸の戻し汁。 仏様のお下がりをお昼にいただきました。


今朝はちょっと早めに家をでて銀閣寺の門前へ。 大文字の送り火の護摩木を書きに行ってきました。 最近急激に足腰が弱った母も炎天下をよろよろとでも自力でなんとか往復歩けました。 すごく時間がかかったけど。 2年前には抗がん剤FECの副作用がひどくて寝たきり状態だった私も今では完全復活して、今年も母と二人で行けたことに感謝。

8.16大文字の送り火 護摩木書き

午前9時頃は混雑も暑さも少しはマシでした。 とはいっても、銀閣寺参道の坂を上がったら汗ダラダラ。 熱帯夜が続いていて、朝でも暑い!暑い!

書道はたった1年しか習わなかったけど、こういうときに筆と墨で文字を書くことに躊躇しなくなったのがちょっと嬉しい(また書道やりたいな)。 


護摩木書きの後のお楽しみは…

8.15柑橘と梅のかき氷

かき氷@銀閣寺参道のお店。 地元で観光客向けのお店に入ることがないから、こういうこともなんだか新鮮。 柑橘と梅のかき氷は酸っぱくでサッパリ。 シロップだけでなく梅味のゆるいゼリーがかかっていて美味しかった。 身体の中からひんやり冷やされて母も元気がでて、晩ご飯の買い物をして帰宅。


夕方までは平穏だったのに、送り火点火の20分前から突然の大雨と雷! ものすごい雨脚で大文字山自体がみえません。 NHK-BSの生中継をテレビでみると大文字山(如意ヶ嶽)で点火しているようなんだけど、まったく何にもチラッともみえません。 子どもの頃から毎年みていて、これほどの雨は初めてでした。 15分後くらいにもう一度ベランダにでてみると、雲の切れ間から一瞬だけ「人」みたいに火がついているのがみえましたが、それだけ。 猛暑の中で送り火の準備をしてこられた方々のご苦労を思うと、なんでこんなタイミングで大雨なの!と悲しくなります。

横の古いアパートが建て直されると、来年からはもう家から大文字の送り火をみることはできないかもしれない。 最後だからしっかりみたかったのに。 残念。


毎年送り火が終わると、夏の終わりももうすぐ。 実際にはまだまだ厳しい残暑が1ヶ月以上続くのですが、夏が終わる気配を急に強く感じるようになります。 昨日と同じ蝉時雨もなんとはなしに寂しげに響き、電線に並んで賑やかにおしゃべりしていたツバメの姿がいつの間にか消えて、ふと気づけば日暮れがずいぶん早くなっていて、夜には虫の声が聞こえてきて。 送り火が終わると、心の奥がしんと静かになります。 夏の終わりって寂しいような、心細いような…小さな子どもに戻る気分。
Category: 日々の記録

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