評価急上昇!

もう半月も前のことですが、「毎日が敬老の日」状態とブログに書いた直後、伯父の法事でひさしぶりに父方の親戚と会食しました。

ひとまわりほど年上の従兄姉たちはみんな社会人として立派に活躍してきた人たち。 伯母は90歳目前になってもお勉強大好き。 そんな親戚の間で、私はずっと「定職に就かずぶらぶらしている人」と低評価なのはビシビシ肌で感じていました。 なので、なんとなく会食に行くのは気後れがして、さらに、ふだん決して足を踏み入れることのないような高級なところでの会食で、それも気が重い…。

ところが。 人工内耳手術をしても結局ほとんど何も聞こえていない父と、かなり耳が遠くて思い込みが激しくなった母の間に座って、みんなとの会話の仲立ち=「日本語×日本語の同時通訳」(笑)を食事の間中していたら。

会食が終わる頃には、みんなから大絶賛&大激励!? 「一人でこれだけ手のかかる二人の面倒をみているなんて、なんて偉いの!」と。 兄が亡くなって親の面倒で手助けしてもらえる人がいないこと、さらに2年前には手術&抗がん剤治療をしつつ、こんな風に親の世話をしていたこと、わかっているから「本当にたいへんだよね」とみんなからねぎらってもらいました。 特に、足が不自由な伯母と同居して世話をしている従姉(元バリバリのキャリアウーマン)からは「あー、わかるわー。 一緒に住んでると、年寄りはすんごいわがままだし、ほんっっとーにたいへんよねー。 それを一人でやってるんだからスゴイよ」と涙を浮かべて声をかけられました。

後日、さらに電話で伯母に初めてほめられた(笑)。 「まだ介護は必要ないからたいへんさはマシな方だと思います」といったら、「確かに身体介護はしていないけどね、でも、あなたは十分にやってあげてるわよ」と評価は天井知らずのうなぎ登り。 あまりほめられたことがないから、なんだかお尻のあたりがむずむずかゆくなりそうでした。 

10.12貴船菊

ときどき「父か母、どちらかが寝たきりになったり認知症になったらどうしよう」とか「自分が万が一再発したら、親の世話はどうすればいいんだろう」という不安が突然どこからともなく湧いてきて、そのあまりの重さに押しつぶされそうになるけれど。 誰かにほんの少しでもその重さをわかってもらえるだけでも、ずいぶん慰められたり、心が穏やかになるものですね。 たいしたことでもないのに褒めちぎってくれた親戚に深謝。 ありがとう。

がんの罹患がわかってからは、基本的には先々のことは考えないことにしています。 先のことをあれこれ考えて憂鬱な今日を過ごすよりも、目の前の平穏をしっかり味わって生きていきます。 もしも親がどうかなったら、それはそのときに考えればいいこと。 90歳近くなっても寝たきりでも認知症でもなくて、付き添わなくても自分であちこちでかけられる現状はとてもありがたいことだと思っています。
Category: 日々の記録

コメント

私も、、、

私もvogelさんを尊敬していますよ。両親も同じような年齢です。父は要介護。母が気丈に頑張っている事と、自分が乳がんに罹患した事を言い訳に、どこか介護から逃げているような気がしていました。

今日から、気持ちを改めます。

2016/10/13 (Thu) 05:54 | みゆ #CDBf6aqo | URL | 編集
No title

みゆさん、おはようございます。

子どもが早くに家をでている場合は、親も自立心が強くなるみたいですよ。 老親の世話をしなくてはいけないのは、いつまでもズルズルと家に居残ったため。 自分の行動のツケですね。

ご両親はきっと何よりも、みゆさんの身体を心配されておられます。 まずは自分のパワーを充電するのが第一。 充電が完了したら、ときどき元気な顔をみせてあげてくださいね。 みんな事情はそれぞれなので、無理のない範囲でできることをすればいいと思いますよ。

親子共倒れしないクールさも必要だと感じています。 私は耳の遠い両親と日々ギャーギャー喧嘩してストレス発散しています(笑)。


今日はいいお天気になりそう。 これから小旅行気分で遠出の仕事に行ってきまーす。

2016/10/14 (Fri) 09:26 | vogel #9JN9NMwM | URL | 編集

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