抗がん剤ラストから丸3年 普通に元気です

3年前の10月20日、抗がん剤治療の最終回でした。 辛い抗がん剤治療を予定通り最後までやり遂げた達成感は今も忘れられません。 でも、抗がん剤のさまざまな辛さはもう実感として思い出すことができないほど遠くなりました。

あれから丸3年、すっかり元気です。 兄が急逝して心身ともにヨレヨレになっていた頃よりもずっとずっと元気。 仕事もすっかり本調子に戻り、本当に「普通」の生活を送れています。

現状をまとめると

●髪質=脱毛前のしっかりとした直毛と比べると、細くてコシのない髪質になって、伸びるとビミョウなウェーブがでてくるため、思い切りショートにしています。 髪の毛があるだけで十分。

●白髪対策=白髪は脱毛後すごく増えましたが、加齢のせいかもしれません。 ヘアカラーには発がん性があると気にする人もいますが、私はウィッグとサヨナラした時から1ヶ月半に1度くらい美容室でカラーとトリートメントをしてもらっています。 治療が終わってから、確か新聞記事でお医者さんが「地肌につかなければ毛染めしても大丈夫」とコメントしているのを読んで(出典があやふやなので、気になる人は自分で情報をチェックしてくださいね)、白髪を気にしているよりも、美容室で手入れしてこざっぱりしていることで精神的にもいい状態でいられると考えてのこと。 脱毛する前よりも、髪の毛にかけるお金をけちらなくなりました。 だって、1本残らず抜けてからまた生えてきてくれた大事な大事な髪なんですもの。

●眉毛・まつげ=脱毛前より薄くなりました。 が、以前があまりにもゲジゲジ剛毛多毛だったから、ちょうどいいくらい。 眉毛は以前よりいい感じで気に入っています。 抗がん剤の副作用の中で唯一よかったこと。

●手足のしびれ・味覚障害・静脈炎=手足のしびれ・味覚障害は抗がん剤治療終了後ほどなく、まったくなくなりました。 抗がん剤が通過した血管は主治医が驚くほどひどい静脈炎を起こして、赤黒くカチカチに硬くなっていましたが、復活。 今年の春頃から血液検査は、手の甲からではなく腕の通常の位置でとれるようになりました。 相変わらず血管が細くてとりにくそうではありますが、柔軟性は大丈夫とのこと。 主治医に「これだけひどい静脈炎だと、とても3年くらいでは元に戻らない」と言い切られていたのに、案外早く元に戻ってよかったです。

●思考力の低下=加齢の影響がありそうなものですが、意外にも最近は思考力や集中力、決断力は罹患以前よりもいい感じ(がん発覚前は、兄の死のショックから立ち直れずひどい抑うつ状態で頭の中は最悪だった)。 記憶力は…トシですね。

●抗がん剤の置き土産??=抗がん剤治療後に発症したバセドウ病は、治療薬メルカゾールを2年足らず服用していて甲状腺ホルモンは安定しています。 バセドウ病を治療したらとても太りやすくなって、生まれて初めて体重を気にする日々。 大好きなご飯やスイーツを少しだけ我慢。

ずっと心にひっかかっていた「トリプルネガティブ乳がんは3年以内の再発率が他の乳がんタイプに比べてかなり高い」という、治療中から目の前にそそり立っていた高い高い壁をいつのまにか越えて、「再発したらどうしよう」という恐怖が最近急速に遠ざかっているのを感じます。 だからといって、4年目以降は絶対に再発しないというわけではもちろんないのだけれど、気に病んでも心身に悪い影響しかないでしょうし、気にしない気にしない。


10.22貴船菊

雨続きになる直前に撮った貴船菊。 リビングの前に自然に生えて、なんの手入れもしないのに、毎年可憐な花を咲かせてくれています。 はかなげな風情だけれど、実はなかなかに強い。 こんな風に生きたいなあ。


抗がん剤治療ラストから4年目の第1日に、新しい講座に通い始めました。 今までとはまったく違う世界へ一歩踏みだしてみました。 新たなことに挑戦しようという気持ちになれた、そのことが素直にうれしい。 うまくいくのか、楽しめるのか、まったくわかりませんが、ドキドキするのはこの年齢になると新鮮な体験です。 何を始めたのかは内緒! いつかうまく軌道に乗れたらご報告します。 いつのまにかうやむなになっていたら、温かくスルーしてやってください(笑)。


今夜はこのあたりも暴風雨で、今まで聞いたことがないような風の音がしています。 携帯に避難勧告の着信音も何度も鳴るし(同じ区内でもわが家からは遠いエリア…なんていってたら、うちの学区も!)。 眠れるかな。 崖や川に近いところに住んでいる人は怖いでしょうね。 甚大な被害がでませんように。

■いつも拍手をありがとうございます。 無事に丸3年が経過しました。 5年生存率をわずかでも押し上げられるように、5年間しぶとく生き延びるのが次の目標です。

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