理数系人間が「フェルマーの最終定理」を読むと

完璧文系のワタシがむさぼり読んでいる姿をみて、骨の髄まで理数系の父も
読みたくなったサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」。 やはりとても
おもしろかったようで一気読みしてました。 「感想は?」と尋ねたところ、
最大の驚きは「数学があれほど嫌いだった娘が、どうしてこの本をそれほど
興味深く読めるのか?」だったそうです。 「ほんとにおもしろかったか?」と
何度も何度も訊かれました(笑) そして父なりの結論は「やっぱり、ウチの
娘は変わっている」ということらしい…。 「1+1=2」を理屈で分かろうとして
結局、算数の初歩で挫折した娘の存在は、理数系人間の父にとっても
ある意味挫折だったみたいです。 とにかく、理数系の父からすると
理数系の人が読んで楽しめるのは理解できるけれど、数学が分からない
人が読んで、いったいぜんたいどこの部分にそれほど感動するのか、
理解不能なんですね。

たった一つの問題に7年間もひとりきりで集中して考え続ける、ということは
理数系の父からみても、非常に深い感銘と尊敬の念を覚えることだったらしい。
いたく感動して、自分もなにやら古いボロボロのノートをどこかから引っぱり
だして、むかし解けなかった問題を解こうと計算してました。 わずか1日で
あきらめましたけど(笑) それでも理数系としての面目を保とうとしたのか、
「最後に載っていた補遺くらいなら、ほとんど分かるな」と、どこか自慢げに
ひとりごとのようなふりをしながら大きな声で言ってました…。 お父さま、
そんなもの、文系のワタシは理解する気もないし読む気もなかったわよ、
もちろん。 さて「フェルマーの最終定理」を読み終わった父は、早速
サイモン・シンの最新刊「ビッグバン」を本屋さんに買いにいって、文庫の
棚ばかり探して手ぶらで帰ってきました。 「え、アレは単行本か?」と
ガッカリ。 そのうち耐えきれずに単行本を買ってくる気配が。 新潮社の
思うつぼにはまってるな。 ふふふ…そして、ワタシの思うつぼ!

8.5足長さん

今日は母の具合がさらに悪くて、一日中救急に行くとか行かないとか。
どうもお医者さんに処方された新しい薬が合ってないみたい。 一昨日から
「もう一度、お医者さんに相談に行ったら?」とすすめていたのに、土曜日
の午後になって病院が閉まってから「気分が悪い」と言い出すし…今夜は
ちゃんと眠れるかな。 明日は少しは気分よくなるといいんだけど。
来週は仕事の締切が重なっているのに…こういうときに限って具合が悪く
なるのよね(泣)。 子どもと同じだな、たぶん。

「あっさりしたものが食べたい」と母が言うので、夕方、少し涼しくなって
から大急ぎで往復30分のスーパーまで買い物に。 大きな袋をぶら下げた
影をパチリ。 足が長いゾ。

コメント

 こんばんは~。
vogelさんパパも「フェルマー」お気に召したようで嬉しいです。しかも「ビッグバン」にも興味を…?ここは「暗号解読」もぜひおすすめしたいですね~。文庫になってませんけど…(新潮社に直訴しようかな!)
何年か前に読んだのですが、今、中高年の間で数学を解くことがちょっとブームらしいです。学生の時は時間制限があったり成績に響くから、面白くなかったけれど、長くゆっくり考えて、答えをみつけるのはパズルみたいに楽しいことなんだそーで。私は無理っぽいですが、そーいう楽しみもあるよな~と思いました。

2006/08/07 (Mon) 21:20 | ぎんこ #emXmKJzE | URL | 編集

ぎんこさん、こんばんは。
父もサイモン・シンが描く世界にハマりましたよ、みごとなくらいに(笑)。 ぎんこさんのおかげです。 「暗号解読」にも心ひかれている様子。 父が買ってくることをかなり期待しています。 本を買いたくなるおまじないってないかしら?

中高年に数学がブームなんですか。 ボケ防止にもよさそうですよね。 ぎんこさん以上に、ワタシは一生やる気になれないけれど。

2006/08/07 (Mon) 23:28 | vogel #9JN9NMwM | URL | 編集

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