ハンブルグの猫 ルイス・セプルベダ「カモメに飛ぶことを教えた猫」

ブログをさぼっている間に読んだ本をもう一冊。 リンクさせてもらっている
「P&M Blog」のpiaaさんのレビューを読んで、そういえばドイツでも話題になって
いるとずいぶん前に何か読んだような気がして、あちこち探し回って先日ようやく
本屋さんで実物をみられました。 本文中にも愛らしい挿画がたくさんあって、
そのままレジへ。 牧かほりの挿画が内容によくあっていて、とてもいい感じ。

8.21カモメと猫

舞台のハンブルグは昨秋訪れたところなので、よけいに親近感が持てました。
港町にしては猫の姿を見かけませんでしたが、観光客が行かないような
路地裏には個性的な猫たちがいるのかもしれませんね。 雄の黒猫が瀕死の
カモメに託された卵を、仲間の猫たちの助けを借りて温めて孵化させ、ついに
大空へと旅立たせるまでを綴った小説です。 雄が母親代わりにヒナを育てる
といったあたりはジェンダー問題にうるさいドイツ人が喜びそうだな、とか
いらないことを考えたりしながら読んでしまったワタシは、ひねくれ者かな。
あっさり読めて、実はなかなかに深いメッセージがこめられた小説なので
夏休みに読書感想文の宿題があるのに、まだ何も読めていない中高生諸君
にもおすすめです。 個人的には、ちょっぴりお説教くさいかな…とも
思えましたが、それはワタシがピュアでないからかも(笑)

さて、明日というか今日は映画&美術展へ。 進まない仕事を放棄して、
気分転換してきます。
Theme: 読書メモ | Genre: 本・雑誌

コメント

おはよう~^^
vogelさんの読書メモは,紹介されてる本のジャンルも広いし,流行(はやり)もんじゃないのが嬉しい。
ブログでレビューを書く方って,新刊チェックがすごいよね。
新しい本っていち早く読むには買うわけでしょ?
図書館で借りるにしても新刊はものすごい順番待ちだから。

その点,vogelさんのとこへ来ると,その本を買って読むとか読まないっていうより,レビュー自体を読み物として楽しめるっていうか,そんな感じがします^^

こないだ紹介してくれた「エイジ」ね。
長男は読み終えて,面白かったって言ってる。
次男も野球が終わったので,そろそろ宿題の追い込みにかからないと。
私は途中まで読んだところで子供に取られちゃって^^;
早く続きが読みたいんだけどね。

2006/08/22 (Tue) 06:56 | のんちゃん #- | URL | 編集

ちょうど感想文ネタに小6の下の娘が読んでいました。今日私の実家に遊びに行って読み終わったそうなのですが、私の母が読みたいといったそうで貸してきたそうです。

たしかに説教くさいところもありますし、人間に助けを求めるのに何もあそこまでしなくてもいいのではないかなどと思うけど、なかなかいい本です。ゾルバの他のお話も読みたい気がします。

昨日「猫語の教科書」という本を買ってきました。「猫の本」のカテゴリを作ろうかと真剣に考えている今日この頃です。

2006/08/22 (Tue) 21:27 | piaa #- | URL | 編集
流行ものには疎いので

のんちゃん、こんばんは。
次男くんの試合、残念だったね。 でも、部活を最後までやり遂げたことは一生の大切な記憶になるよ、絶対に。 いろいろたいへんなときなのに、子どもたちの応援に東奔西走するのんちゃんはいいお母さんだな~と、いつもブログを読んではしんみりしてます。

さて、ワタシの読書について。 そういえば、流行ものにはほとんど手を出してませんね。 本だけじゃなくて映画でも服でも、流行のものにはあんまり興味がなくて(笑) 本はただただ直感で読みたいものを読んでいるだけで、おもしろければジャンルはなんでもOK。 でも、日本語がひどい文章には拒絶反応が…。

ワタシのどーでもいいような読書メモを楽しんでいただいてるなんてビックリ(笑) あくまでも個人的な備忘録代わりなんだけど、そういってもらえると(単純なので)とてもウレシイです。

「エイジ」は長男くんに楽しんでもらえたようでよかった。 あの本は、中高生の微妙なお年頃の子どもたちが喜んで読んでくれる珍しい本。 主人公だけでなく、ひとりひとりの子どもがきちっと描けていて、とてもいいんですよね。

2006/08/23 (Wed) 00:51 | vogel #9JN9NMwM | URL | 編集
ゾルバの本

piaaさんの娘さん、この本で読書感想文を書かれるんですね。 感想文を書くのに、ちょうどいい本ですものねえ。 おばあちゃんと孫が同じ本を読んで、感想を語り合うのもいいな。

ところで、黒猫ゾルバの他の本もあるんですか? 気になりますねえ。 猫を題材にした本はいろいろありそうですね。 でも、個人的には川端康成がほんとうに変態的なのかどうか、piaaさんのレビューが楽しみです。

犬派のワタシは、ただいま、けなげな犬が出てくる本を読んでいます。

2006/08/23 (Wed) 01:02 | vogel #9JN9NMwM | URL | 編集

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