フェミニズム再考 k.m.p.「ぐるぐるしてる、オンナたち。」

年末、気楽に読める本を…と探していて本屋さんでみつけたk.m.p.の新刊。
2人で、おうちで、しごとです」のような楽しいイラスト満載エッセイを
期待していたら、全然違いました。

1.6ぐるぐる女

ものすごく真面目なフェミニズムの本でした。 イラストを多用して親しみ
やすいのだけれど、いつものニタッとするようなユーモアは少なくて、
ひとりの女性として直面する「仕事と結婚」「結婚の形態」「姓の選択」
「家事の分担」など、結婚にまつわる諸々の困難と素朴な疑問に真っ向から
取り組み、考えぬいた彼女たちなりの結論が書かれています。 「2人で、
おうちで、しごとです」で知った彼女たち2人の関係が驚くほど濃密で、
本の中でチラチラッと登場する「カレ」らしき男性たちと、どうやって
折り合いをつけているのだろうかと気になっていたのですが、それに対する
答えもあって、胸の中でモヤモヤしていた疑問が「なるほどね」と解消した
点が個人的によかったです。

最近、あまり耳にしなくなったフェミニズム。 声高に男性中心主義社会と
戦っていたおばさまたち(上野ちづことか)は近ごろはどんな主張をされて
いるのだろう? 特にフェミニズムに興味がなかったので近ごろの動向が
分かりません。 この本の中でk.m.p.の2人が書いているように、最近の
若い女の子は結構保守的な方向へ戻っている気もします。 昔ほど必死に
戦ったり主張したりしなくてもよくなったのかもしれませんね。 それなら
それでいいようにも思えます。 近ごろの若い男の子はホントに家事でも
嫌がらずにやる人が、ワタシの世代よりはずっと増えているとも感じますし。
でも、k.m.p.の2人の生き方はまだまだ世間的には認知されない少数派で
きっといろいろ周囲から言われてイヤな思いをしてるんだろうな。

ワタシ自身はもう結婚や出産について悩む年齢を通り越してしまったので、
身につまされることはなくて、「いいじゃないの、なんのかんの言ったり
戦ったりしても愛想を尽かさず、そばにいてくれる心優しいパートナーが
いるんだから。 うらやましいよ」という感想でした。
帯にも書いてあるとおり、30代の女性で結婚と仕事にはさまれて悩んでいる
人におすすめです。 まじめだけど、けっしてこむずかしい内容ではない
から気楽に手にとってみてください。 むしろ男性に読んで欲しいかも。

1.6千両

つくばい近くの千両。 いつのまにか、ずいぶん鳥に食べられてました。

1.6万両 1.6黄色千両

左は、我が家の庭のあちこちに勝手に生えてる万両。 鳥の糞に混じって
いたんでしょうね。 何十万両も実ってる庭…なかなか豪華(笑) 右も
勝手に生えた黄色の千両。 南天は全部鳥に食べられてしまったけど、
枝振りの悪い松を一枝切って千両と万両と合わせて、お正月の花は自家製
でばっちりでした。
Category: k.m.p.

コメント

e-250私もこの本、読みました。でも私の場合はこのおふたりと対角線上にいる立場であるせいか、ちょっと痛いというかキツイ感じに思えました。納得は出来るんですけどね。そこまで書かなくちゃいけないいろんな場面を経験されているってことかもしれませんが。
ただ、結納を「女を捧げものにしている」みたいな書き方をしているのにはやり過ぎのような気がしました(私も結納はやっていないけど)。昔から日本にある風習を否定するのはどうかなーと。

ところで私の京都行きですが、3月ぐらいを考えております。私の体調いかんになるので申し訳ないのですが。その時は早めにご連絡しますのでよろしくお願いします。

2007/01/08 (Mon) 16:20 | とりほ #yl2HcnkM | URL | 編集

■とりほさん

この本の内容は結構過激ですよね。 予想していたのとまるで違って驚きました。 ワタシも「そこまで言わなくても…」と思う部分もありましたよ、嫁姑の関係とか。 実の母娘だからといって必ずしもいい関係とも限りませんしね。 2人も書いているように「人それぞれの生き方を尊重する」ってことがいいたかったんでしょうが、ちょっと表現がキツイと感じるところもありましたね。

とりほさんがおっしゃるように、k.m.p.の2人はまわりから相当ヤイヤイ言われて、イヤな思いをしているんでしょうね。 事実婚とか別居婚だと、一般的に理解してもらえないことも多いのかも。

京都へ来られる折は、お互いに体調次第ってことで(毎年、春先は花粉症で弱っとります…とほほ)。

2007/01/08 (Mon) 22:30 | vogel #9JN9NMwM | URL | 編集

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