人生が交差するヨーロッパ鉄道の旅 映画「明日へのチケット」

大工さんのお茶の用意などで家に釘づけの毎日。 姪の受験のため、明日から母が東京へ行ってしまう。 さらに家から出にくくなりそうなので、午前中に気になっていた映画「明日へのチケット」を観てきました。 感想は「ふつう」。 期待したほどでは…星5つが満点としたら、星3つかな。

1.23明日へのチケット

3人の監督が共同で練りあげた映画で、ヨーロッパを走る1本の列車を舞台に互いに無関係な乗客3組をスケッチしたような感じ。 最後のエピソードが一番はっきりしたストーリーがあり、バラバラだった3つの物語がきちんと収まるところに収まって後味は爽やかでした。 登場するのは大学教授から貧しいスーパー店員の青年や移民、傲慢なおばさんと彼女にアゴでこき使われる無気力な青年など、さまざまな国籍と社会的地位と立場の人たち。 さまざまな人が乗り合わせる汽車旅ならではの味わいに満ちた映画です。 初老の教授が主人公となる最初のエピソードが、記憶と妄想を行きつ戻りつしてテンポがややもたもた。 全体的にもう少し絞ったら、もっとすっきりテンポよくなったのではないかと思いました。 途中でちょっと退屈だと感じた割には、見終わった後に不思議に濃い余韻が残った作品です。 思いがけず置いてきぼりにされて初めて他人の痛みに気づいた強烈に厚かましいおばさんが若い女性を見る眼差しの悲哀。 社会の不平等や格差に不意に気づいて、小さな勇気を振り絞った教授やサッカー好きの青年たち。 人生の苦みや社会のあり方が凝縮されたシーンがいくつもあって、いいエッセンスはあったのに、それが生かしきれていないみたいでした。

でも、ヨーロッパを鉄道で旅したことのある人なら、舞台となる列車の臨場感だけでも十分楽しめそう。 ギギーッという耳障りなブレーキ音や、列車がゴトゴト走る音、予約してある席と予約してない席が混在するややこしいシステム(指定席車両というものがないから)、車掌さんが改札に回ってくる雰囲気、冒頭のインスブルック駅に流れるドイツ語の構内放送などで、ヨーロッパを旅している気分がよみがえりますよ。


ひさしぶりに京都シネマに行ったら、いろいろおもしろそうな作品が上映されるようで楽しみ。

1.23カンバセーションズ

カンバセーションズ」は、友人の結婚パーティーで元カレ&元のカノジョに会ったら…という話のようです。 30歳の頃なら胸キュンの内容だったかな(笑)。 でも、ちょっとみてみたいかも。

1.23善き人ソナタ

善き人のためのソナタ」はドイツ映画。 またまた重苦しそうですが、旧東独の秘密警察については興味があるので見ておくべきかな。

1.23ジュテーム

パリは全然好きじゃないけど、「パリ、ジュテーム」はちょっと変わった映画みたいで気になる。

1.23ママのラブソング

ママの遺したラブソング」。 この作品はどんなのか不明ながら、チラシの絵にひかれるものが。

1.23しゃべれども

しゃべれどもしゃべれども」が映画化されたんですね。 原作は読んだけど、世の中の「大評判!」ほどには感動しなかった(いい小説だとは思うけど)から、これはみないだろうな。

1.23ロウバイ

お隣のロウバイがかわいく咲いています。 写真を撮っていて、ふと視線を感じて振り向いたら、あきれたような顔した大工さん(青年)が。 完全にひきこもりかニートと思われてるなあ(汗)。 大工さんは「これぞ男の仕事」って感じでカッコいい職業ですよね。 それにひきかえ、ただブラブラしているようにしか見えないほど、ダラダラ働いているワタシをお許しください(誰に言ってるんだか?)。
Category: 映画

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する