ひさびさの本屋さん

水曜日の午前中に大工さんがやってきて、穴が空いてしまった私の部屋の天井を補修。 作業前にちゃんと室内にシートを張って、作業が終わった後はしっかり掃除機をかけてくれました。 でも、部屋の床は歩くと砂っぽいジャリジャリした感じだし、棚の上や小物の間はうっすらホコリまぶし状態だし、おまけに床の上には天袋から引きずりだした細々した死蔵品がどっさり。 ルーズなワタシでもさすがに気になって、部屋の半分を徹底的に拭き掃除して片付けをしていたら、映画「マリー・アントワネット」に行くタイミングを逃してしまいました。

木曜日は仕事で出かけて、帰りにひさびさに本屋さんに寄ったら、欲しい本がありすぎてウロウロキョロキョロ。 お財布が寂しかったので、ものすごく厳選して(?)、前から買うと決めていた「興亡の世界史/アレクサンドロスの征服と神話」、k.m.p.「旅のコーフン」(漫画嫌いな母がすでに夢中で眺めてます)、小川洋子の新書「物語の役割」を購入←すばらしくバラバラなラインナップ!(笑)

ほかに気になった本をメモしておくと
■辻惟雄「奇想の系譜」………「読書夜話」のぎんこさんの感想を読んで美術が好きなので興味を持ちました。 1365円!という値段にひるんで保留。 ちくま学芸文庫ってどうしてどれもこんなに高いの。 文庫じゃないでしょ、この値段は。
■佐野洋子の文庫本「私の猫たち許してほしい」………昔から佐野洋子の文章がとても好き(絵は「100万回生きたネコ」しか知らない)。 これは初エッセイの復刻版だそうで、店頭でパラパラと眺めたところ、まだ佐野洋子らしい、あの粘っこい独特の文体ではないようで即購入とはなりませんでした。 同じちくま文庫の新刊で「友だちは無駄である」というのも並んでいましたが、これは対談形式みたいで、独特の文体が堪能できないから買わず。
■ウィリアム・トレバー「聖母の贈り物」………帯のキャッチコピーにひかれました(うろ覚えで再現できないのが残念)。 有名人が話す言葉よりも「普通の人がたどる一生」が気になるタイプなので。 でも、2520円(涙)。
■ニコール・クラウス「ヒストリー・オブ・ラヴ」………これも店頭で現物をみたら急に読みたくなった本。 何代にもわたる壮大な長編が好きだから気になりました。
■桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」………女3代記らしい。 有吉佐和子「紀ノ川」が好きだったからなあ。 ちょっと気になる。
■森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」+万城目学「鴨川ホルモー」………我が家に一番近い大学の学生が主人公で、百万遍や吉田山が舞台らしい。 それだけで読みたいけど買うのはためらわれて、図書館の予約を調べたら、みんな考えることは同じ。 地元が舞台だからでしょうね、ものすごい数の予約が入っていてダメ。

最近、ネットで評判でも、実際に読んでみると自分の肌に合わない本が続きました。 やっぱり、なるべく本屋さんの店頭で背表紙を眺めながら、直感で自分が読みたい本を探す方がやっぱりいいのかなと思い始めています。 みんな好みはまちまちですものね。 昨日、仕事へ向かう途中に読みはじめた三浦しをん「格闘するものに○」が予想に反して(笑)おもしろくて、拾いものをした気分。

本屋さんで読みたい本をどっさり眺めて心地よく興奮(?)して、帰宅後はひたすら確定申告のために領収証と書類の整理に励みました。 が、ためてしまった経理の帳尻あわせがサクッと仕上がるはずもなくて。 まだしばらく確定申告と戦わなくてはいけません(憂鬱)。 1月下旬から、ようやく懸案の「自分の仕事」に取りかかろうとしているのに、やろうとすると急な仕事やら確定申告やら、出鼻くじかれっぱなし。 昨日は舞い込んだ仕事依頼を泣く泣く(ウソ)断ったんだから、これから気合い入れてがんばろう! 断った理由がT松和平がらみの仕事だったから、ということは担当者には内緒。 T松和平とS戸内寂聴だけは生理的にキライで、どうしてもイヤなのよ、ゴメンナサイ。

2.8磁器人形

映画が観られないなら、せめて気分だけでもアントワネット風に、と人形棚に戻す前の陶磁器人形をパチリ。 ウィーンかどこかのおみやげにいただきました。 こんな壊れやすそうなものを紙にくるんで持って帰ってきたのが、優雅な気配のいっさい感じられない「ただのおじさん」だったことに子ども心に驚いたっけ。 子どもの頃は、このひらひらのドレスがすごく気になって、親が留守になるとこっそり人形棚をあけて何度も何度もそっと触った記憶が。
Category: 日々の記録

コメント

 こんばんは。
vogelさんがあげてらっしゃる本、私もどれも読んでみたいなあ。「興亡の世界史」のアレクサンドロスの巻は面白いらしいですよ。図書館で借りてみようかなと思います。「赤朽葉家の伝説」もなんだか評価高いって聞いて、気になってるけど…うーんどうなんでしょう。「夜は短し歩けよ乙女」は表紙がいいですよね。疑り深い私は表紙だけいいんじゃないの…と心の底で思ってますが(笑)どうなんでしょうね。本屋大賞になったらまた売れそう…。
ネットも便利ですけど、やっぱり自分で本を手に取ってみることが一番いいのかもしれないですね。

2007/03/05 (Mon) 23:42 | ぎんこ #emXmKJzE | URL | 編集

ぎんこさん、こんばんは。

「奇想の系譜」は、ぎんこさんが教えてくださったように単行本を図書館で借りてみようと思っています。 ありがとうございます。

「アレクサンドロスの征服と神話」は買ったことで満足してしまい、まだ読んでいません。 この著者がアレクサンドロス大王の母親について書いた本がおもしろかったので期待して買いました。
「夜は短し歩けよ乙女」は表紙がいいですよね。 でも、ワタシも疑り深いので、買うのはどうかな?と迷ったままです。 どうなんでしょうね。

一番気になっている「聖母の贈り物」を買わなかったのは(1)値段が高い(2)装丁がイマイチ。 「イラクサ」のような美しい装丁なら、内容なんてわからないままでも値段が多少高くても、つい買ってしまうのに。 タイトルに合わせたのでしょうが、あのおどろおどろしいような聖母像では…もう少しなんとかならなかったのかしら、と思いました。 装丁って本当にだいじですね。

2007/03/06 (Tue) 21:20 | vogel #9JN9NMwM | URL | 編集

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