工芸の粋を堪能 「近世 都の工芸」展

木曜日は京都文化博物館で「近世 都の工芸~京の美意識と匠の世界~」展を、美術館友だち(?)のMさんとみてきました。 陶芸・染色・漆器など、美しい工芸品の数々はいくらみても飽きず、とってもすてきでした。 平日なので空いていて、いい感じでじっくりゆっくりジロジロ眺めていたら、いつのまにか3時間半が経過していてビックリ! 友だちが企画している展覧会なので、ホントは会場が大入り満員の方がいいんだけれど。 展示内容が著名人の作品を集めた展覧会とは違うため、一見するとやや地味にみえるのですが、展示品のセレクトはかなりいいと感じました。 高レベルな展示品をいろんなところから借りてくるのはずいぶんたいへんだったろうなあ。 でも、こういう企画展を自分でやれるってすばらしい。 いい仕事してるなあ…と羨ましかったです。 31日(土)まで開催中です。 渋い工芸品に興味のある方にはおすすめです。

3.23工芸展

光悦や乾山、光琳だけでなく、無名の職人が作ったものもたくさんありましたが、それがどれも技術の点でも意匠の点でもスゴイんです。 ワタシは蒔絵のさまざまな手法を使って夕顔の葉をびっしり描いた渋い渋い漆器の天目茶碗が一番印象に残りました。 小袖の大胆な構成と愛らしい柄も気になったし、光琳の水紋を写した「流水図乱箱」の着想と表現力にぐぐっとひきつけられ、鶴を簡略化して描いた「刈田鶴蒔絵硯箱」の画面構成と意匠に驚き、青木木米の作陶の美しさを再確認し…。 工芸品が好きなので、もうそれはそれは目の保養になりました。 最後のエピローグは古文書風の展示なので、さらに地味なコーナーなのですが、よくみるとなかなか興味深かったです。 小さな和綴じの本は、各地の名産品や土産物が列記されていて、まさにガイドブック。 京都土産のページには水菜とか桂あめとか、びっしり並んでいました。 ほかにも、京都のどの通りで何が買えるかを解説した本は、商売ごとの挿絵付き。 ビジュアル重視の編集方針は昔あったわけですね。 江戸時代の人たちもこういう本を持って京都へ買い物に来たんだなと思うと、なにやらほほえましいです。

3.23工芸展2

あれもこれもすてきだったと思い出していると、図録を買えばよかったなあ…と後悔。 買いに行こうかな。 

3.23チューリップ

チューリップはもう咲ききって終わりに近づいてきました。 チューリップはこんなにとんがった花びらのものよりオーソドックスなのが好みなのに、我が家の庭に咲いたのはこの1種類だけ。 知人がくれた球根が好みのじゃなかったのに、捨てるのがかわいそうだからと植えたもの。 何年も咲いています…好みじゃないチューリップだけが。 こういうところが割り切れないから、我が家の庭はいつもごちゃごちゃ。

Category: 展覧会

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