ふらふらしてる40代に共感 山田詠美「無銭優雅」

山田詠美の最新刊「無銭優雅」を買いました。 山田詠美は特に好きな作家ではありません。 ずっと昔に「蝶々の纏足」「色彩の息子」を読んだだけ。 そのときの感想はキライではないけれど好きでもないという程度。 その後、続けて本を買おうとは思いませんでした。 ところが、新聞の書評を読んでいた母が「この主人公、あんたに似ているみたい。 読んでみたい」とリクエスト。 確かに、主人公の立場はワタシに近いようです。 だいたい「無銭」で「優雅」だなんて、ワタシみたい(笑)←ウソ! ただ、お金も地位もないけど、あまり気にしていないのは本当です。 それと、ブログを読んでいる友人・知人はみんな「vogelちゃんのブログだけみてると、どんな優雅な人やろ…て思えてくるわ」と異口同音。 その後で必ず「でもねえ…ホントはねえ…ぐふふ」という笑いがつくんですけど。

4.1無銭優雅

主人公の女性・慈雨は父親にお金を出してもらった花屋さんを友人と共同経営しています。 お金はほとんど儲かりませんが、親と同居しているので食べるのには困りません。 ただ、家の中での立場は弱い。 お兄さんたちには「いい歳をして、ふらふらしてる」などと言われるし、親には「早く嫁に行け」と40を過ぎてるのに言われています。 いやね、この設定だけで「ワタシのこと?」という感じ。 でも、小説自体は延々と主人公が恋する男への想いを独白するスタイルで、べったべたの恋愛小説風。 塾の講師で、主人公と同じように「しっかりしたオトナ」と世間から認定されていなさそうな男性がどんなにステキな恋人かという言葉が小説の大半を埋め尽くしていて、正直、読んでいる最中はちょっとうんざりしました。 「恋のない人生はありえない」と思っている人は、こういう本を読むと楽しいのかしら? というか、この主人公たちより若い世代がおもしろく読む本なのか?? いい歳してても、中身は意外に若いのね、とか思うのか??? だんだん読むのがイヤになってきたところで(全体の3分の2くらい読んだところ)やっぱり甘いだけの恋愛小説じゃないんだと納得しました。 独白風の文体も生理的に違和感があるし、もともと恋愛体質じゃないワタシはどうしても詠美ワールドにはついていけません。 歳をとった親への気持ちには思いっきり感情移入しましたが。 けっして悪い小説じゃありません。 ただワタシには合わなかったというだけのこと。 人はみんな生きて、いつかは死んでいくもの…そういう諦観を作者は書きたかったのかな、と思いました。 親にはあんまりすすめられない内容だけど、どうしようかしら。
 
 
4.1雪柳

昨日も今日も雷が鳴って突然激しい雨が降ったり止んだり。 一日中、薄暗いお天気で肌寒かったです。 やっと我が家の雪柳が咲きました。 鴨川沿いなんてもうずいぶん前から雪柳が満開だったのに。 あそこの雪柳は驚くほど茂って、白い花のかたまりは遠くからみると、なんだかSF映画にでてくる未知の生物みたい。 繁り過ぎもあんまりよくないですね。

4.1キノコ

湿度たっぷりだからか、気持ち悪~いキノコが庭の真ん中にニョキニョキ出てきました。 うっ、ジッと見ると鳥肌!

コメント

おはようございます。
かたまってない雪柳、初めて見た気がします。
素敵ですね♪

2007/04/03 (Tue) 06:53 | mygo #- | URL | 編集

mygoさん、こんばんは!
我が家の雪柳はショボ過ぎるんですけどね(笑)。 あんまりひょろひょろ細長く伸びるので丈を詰めたら、今年は例年以上にパラパラッとしか咲きませんでした。
雪柳は花だけでなく葉っぱも繊細で緑が明るくて、お気に入りです。

2007/04/03 (Tue) 23:55 | vogel #9JN9NMwM | URL | 編集

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