国内の旅もまた愉し 杉浦さやか「週末ジャパンツアー」

昨日ブログに書いたk.m.p.とともに、新刊が出ると気になるイラストレーターが杉浦さやかです。 イラストとエッセイが融合したスタイルが楽しくて、どちらも好きです。 いずれも旅を素材にしている著書が多くて「旅にでたい!」と思わせられたり、旅の疑似体験ができるところが楽しい。 k.m.p.はちょっと毒舌というか、普通の人はなかなかいえない本音を包み隠さず、潔く吐露しているところがおもしろいのに対して、杉浦さやかはもう少し「いい子」系(?)。 あんまりイヤだったところには触れず、おっとりとした感じが魅力です。 とはいっても、著者の独自の視点や価値観がしっかりあるので、読者に媚びるような意味での「いい子」ではありません。

4.8Jツアー

最近、杉浦さやかは海外旅行の著書が多かったのですが、今回は身近な国内旅行がテーマ。 絵の雰囲気も以前のカワイイにやや寄りすぎより、少しオトナっぽくなったみたい。 表紙よりも中のイラストの方がサラッと書かれていて、色合いも淡くていい感じです。 イラストもコメントも情報も、とにかく全編を通してぎっしり。 しっかり楽しませてくれます。 パラパラと気軽に読めて、本気で読書はしたくない今のワタシにピッタリ。

まだ全部を読み通したわけではないけれど、杉浦さやかが好きな「こけし」を訪ねた旅の記事は特によくて、こけしにまったく興味がなかったワタシでも「おお、ステキ。ワタシも東北でこけしを探したい」と本気で思ってしまったほど。 やはり書き手がほんとうに好きなことは、読者にもしっかり伝わるものなんですねえ。 同じタッチのイラスト、同じような言葉なのに、その背後から著者の熱意がオーラとなって出てくるみたい。 そのためか、こけし探訪の旅のほかでも、おおぜいの友だちと一緒に行った「ハトヤで慰安旅行」や、友だちと2人旅の「神在月のご縁ツアー」、「よくばり夏休み」は読んでいるワタシにも旅の楽しさがストレートに伝わってきました。 それとは反対に、担当編集が一緒に旅した「蒸して蒸されて九州」はいまひとつ。 やっぱり「お仕事」モードなのが如実にでているのかしら?

それと「旅のスタイル」と題したコラムが興味深かった。 杉浦さやか本人と担当編集者の旅の姿を写真入りで紹介しているのですが、杉浦さやかには、大荷物を一生懸命自分でもって歩く旅をずっと続けて欲しいと思いました。 カノジョが担当編集みたいな「金満スタイル」になったら、だれもカノジョの著書を読まなくなるだろうな。 お金をかけるだけが楽しい旅ではない。 それをこれからも体現して欲しいです(k.m.p.も)。


4.8御所あられ

本日のお茶の時間は、御所之園茶舗の「御所あられ」。 先日の御所の出店で、桜が咲いている京都御苑みたいな美しい色合いにひかれて買ってました。 サクッとした口当たりとほんのりとした甘み、濃厚な抹茶の風味相まって上品なあられです。 とっても気に入りました。 御所之園茶舗なんて全然知りませんでしたが、今度はお店に買いにいってみたいです。

4.8山桜

我が家の山桜も満開になりました。 母が「選挙の投票がてら桜をみにいかない?」と言っていたのに、自分の仕事に集中していたので断ったら、すごくいじけてました。 80歳近くなったら、はたして来年も桜がみられるのか…そんなことを考えていたとしたら悪いことをしてしまったかなあ…と思うと後味が悪い。 でもね、仕事に集中しているときは少しくらい遠慮して欲しいのよ、家で仕事をしている身としては。 そういうところ、仕事をしていた父親は空気が読めるみたいだけど、母はなんの容赦もなくアレコレ話しかけてきてイライラ。 ときどきキィーッとなって、とても後悔します。

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