忙しい一日 「院展」+「北欧モダンデザイン&クラフト展」

母と行く約束をしていた「院展」に、今日ようやく行ってきました。 院展は現代の日本画の傾向がうかがえておもしろいのですが、今回はハッとするような絵に出会えませんでした。 重鎮の先生方の作品もいまひとつ小粒な感じで物足りなかったです(何様なんだ、ワタシは)。 平山郁夫さんもひさびさにトルコのエフェソス遺跡を描いた大作を出してられたのですが、遺跡の列柱にはかつての作品とは違って、なんというか「重さ」がなくて積み木みたいに見えて…。 やはり高齢になると、体力的に大きな画面の隅々まで濃密に埋めつくすのはむずかしいのかな。 その真反対に、大観賞受賞の番場三雄(だったっけ?ちょっとあやふや)の作品はすごかったです。 にごった色も異国の題材もワタシの好みじゃないんですけど、でも好き嫌いを超えた「絵の力」が画面の隅々にまでみなぎっていて圧倒されました。 水牛だかヤクだかの群像を後ろからとらえている画面の切り取り方もすばらしくて、力強さが印象的でした。 入選しただけで隅こっに展示されていた東儀恭子「宝探し」がワタシは気に入りました。 波打ち際で何かを探している犬を描いているのですが、波打ち際の海水と砂浜の配置や描き方がステキでした。 もっとこの人の作品をみてみたいなあ。 あとは、写真でもなく洋画でもなく「日本画で描くこと」の意義を感じさせる作品が少なくて残念でした。

「院展」だけのつもりだったのですが、同じ京都市美術館内で「北欧モダンデザイン&クラフト展」をやっているのを知って、母がそれもみたいというのでついでに鑑賞。 こちらはいま注目されている北欧家具や食器・ガラスなどの工業製品が展示の中心でした。 いま注目されているジャンルなので、わりと既視感のある展示物が多くて、展示の切り口も会場の形状と合っていないのか、錯綜していてちょっとわかりにくかったです。 プラプラ眺めて楽しむのにちょうどいいくらい。 いつもの美術展のように疲れなくて、それはそれでよかったです。 ショップが充実していたら買いたくなるかも…と心配(?)していたのですが、財布の紐がゆるむようなものが並んでいなくてホッ。 というわけで、Mさん、誘っておきながら勝手に行っちゃいました。 ゴメンナサイ!!

美術鑑賞のあとは四条河原町へ出て、高島屋の「月ヶ瀬」であんみつ食べて一服。 ひさびさでおいしい~! 「月ヶ瀬」のあんみつはワタシにとっては永遠の定番、いくら食べても飽きない味です。 四条河原町の近くに本店があるのですが、ワタシは一人でも入れる雰囲気の高島屋内の店がお気に入りです。 その後は、テフロン加工のフライパンやらキッチンバサミやらお風呂の温度計やらスリッパやらトイレ掃除の道具やら所帯道具ばかり購入して、大急ぎで帰宅して晩ご飯作って、NHKの乳ガンの番組を見てちょっと気になって、明日の仕事の資料をイヤイヤ読んで。 珍しく右往左往の一日でした。 もともと家でボケッとしているのが好きなので疲れました。 

10.2ホトトギス

庭ではホトトギスが咲き急ぐように次々に開花しています。 気候がおかしいと、花を咲かせる時期が短くなって植物もなかなかたいへんそう。
Category: 展覧会

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